ようこそ、保健所情報支援システムへ。~平成28年度地域保健推進事業(全国保健所長会協力事業)~

健康危機管理ニュース

感染症・健康危機管理ニュース

*感染症・健康危機管理ニュース 5月10日 緒方剛
保健所などの関係者に、健康危機に関する新規の国・自治体関連情報及び事例をご紹介しています。
このページの短縮URL http://www.support-hc.com/index.php?

WHO https://www.who.int/emergencies/diseases/novel-coronavirus-2019/situation-reports/
ニューイングランド医学雑誌 https://www.nejm.org/coronavirus
ランセット誌 https://www.thelancet.com/coronavirus?http://www.support-hc.com/index.php?%E4%BF%9D%E5%81%A5%E6%89%80%E6%83%85%E5%A0%B1%E6%94%AF%E6%8F%B4%E5%B0%82%E7%94%A8%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%88dgcid=kr_pop-up_tlcoronavirus20
検査 https://coronavirus.jhu.edu/testing/international-comparison
ワールドデータ https://ourworldindata.org/grapher/full-list-total-tests-for-covid-19
ワールドメータ https://www.worldometers.info/coronavirus/

保健所の 麻しん対策チェックリスト

管内の新型コロナ感染症の同居家族である濃厚接触者における二次感染率 http://www.phcd.jp/02/t_covid/pdf/20210319.pdf?20210323

新型コロナウイルスPCR 検査の実施時期について 
http://www.phcd.jp/02/t_covid/pdf/20210201.pdf

土浦市におけるcovid-19 アウトブレイクの感染源と対応 http://www.phcd.jp/02/t_covid/pdf/20210115.pdf

日本のcovid-19症例における診断の遅れの高い割合 
https://www.mdpi.com/1660-4601/17/22/8655/htm
https://www.carenet.com/news/general/carenet/51261

自治体のコロナウイルス感染症発生状況サイト

厚生労働省通知 
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00214.html
新型コロナウイルス感染症対策本部 https://corona.go.jp/expert-meeting/
新型インフルエンザ等対策有識者会議 https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/yusikisyakaigi.html
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-kousei_127717.html
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00256.html
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/newpage_00036.html

新型コロナウイルスのPCR検査の考え方

感染経路不明のCOVID-19症例における「診断の長期の遅れ」はその後の倍加時間と逆相関する 
(国際環境研究公衆衛生誌/日本 本サイト管理者)
3月29日での倍加時間は、千葉県の4.67日から愛知県の22.2日までの範囲にあった。ピアソンの積モーメント相関(p値= 0.00182)および性・年齢を調整した重回帰分析(相関係数-0.729、95%信頼区間 -0.923― -0.535、p値= 0.0179)を用いて、感染経路不明患者における「診断の長期の遅れ」の割合は、その後における10を底とする倍加時間の対数と、逆の相関をしていた。
https://www.mdpi.com/1660-4601/18/7/3377/html

5月7日 新型コロナウイルス感染症まん延防止等重点措置に関する公示の全部を変更する公示(案)(新型コロナウイルス感染症対策本部)
まん延防止等重点措置を実施すべき期間
令和3年4月5日から5月31日までとする。
宮城県については、感染状況等に特段の事情がない限り、令和3年4月5
日から5月11日までとし、期間の延長は行わないこととする。
沖縄県については、令和3年4月12日から5月31日までとする。
愛知県については、令和3年4月20日から5月11日までとする。
埼玉県、千葉県及び神奈川県については、令和3年4月20日から5月31
日までとする。
愛媛県については、令和3年4月25日から5月31日までとする。
北海道、岐阜県及び三重県については、令和3年5月9日から5月31日までとする。
https://corona.go.jp/expert-meeting/pdf/sidai_r030507.pdf

5月6日 抗原定性検査を活用した検査戦略案 (新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード)
複数の軽症状者が確認された場合には、職場等に所属する医師又は委託された医療機関が抗原定性検査を実施し、その結果、陽性者が発見された場合には、職場において広範囲に PCR 等検査を実施する。
政府広報を通して、軽い症状の場合でも受診をすることを呼びかける。
検査費用に関しては、基本的には行政検査とする
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000776510.pdf

5月6日 直近の感染状況の評価等 (新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード)
緊急事態宣言が発令され 10 日強経過し、 緊急事態措置区域とされた地域(東京、大阪、京都、兵庫)では、夜間滞留人口の減少がみられ、先週今週比の低下の動きもみられる。 しかし、東京では感染者の増加傾向が継続 し、まん延防止等重点措置区域とされた埼玉、千葉、神奈川でも横ばいから微増。関西 でも 横ばい若しくは減少の動きが見られるが、医療提供体制は危機的な状況が継続 。今回、変異株( VOC) の置き換わりが進む中で、まん延防止等重点措置の効果が一定の範囲にとどまったことを踏まえ、GW 期間終了後の言わば平時における強い対策が改めて必要である 。
まん延防止等重点措置区域とされたその他の地域 において、愛知では引き続き増加、沖縄では減少傾向であるものの、依然として約 30 人を超える高水準となっており、 感染抑制につなげるための効果的な対策が必要 。
福岡、北海道など新規感染者数が高い水準にあり、かつ急激に増加 ・継続している地域では 、医療提供体制への負荷も既に大きくなりつつあり、 感染抑制につなげるための 強い対策について 、躊躇なく取り組むべきである 。
クラスターの多様化がみられ、飲食店に限らず、職場、部活やサークル活動など様々な場所での感染が報告されている。
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000776443.pdf

5月5日 全国予防接種実施後のSARS-CoV-2感染およびCOVID-19症例、入院、および死亡に対するmRNA BNT162b2ワクチンの影響と効果:全国サーベランス情報を用いた観察研究 (ランセット誌/イスラエル)
第2回投与後7日以上でのワクチン効果の調整推定値は、SARS-CoV-2感染に対しては95.3%(95%信頼区間 94.9–95.7)であり、無症候性SARS-CoV感染に対して91.5%(90.7–92.2)、 症候性COVID-19感染に対して97.0%(96.7–97.2)、.COVID-19関連入院に対して97.2%(96.8–97.5)、重度・重篤なCOVID-19関連入院に対して97.5%(97.1–97.8)、およびCOVID-19関連死亡に対して96.7%(96.0–97.3)であった。
https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(21)00947-8/fulltext

5月5日 B.1.1.7およびB.1.351変異株に対するBNT162b2Covid-19ワクチンの効果 (ニューイングランド医学誌/カタール)
抗体陰性者のワクチン効果は、B.1.1.7変異株に対して87.0%(95%信頼区間81.8〜90.7)、B.1.351変異株に対して72.1%(95%信頼区間66.4〜76.8)と推定された。
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMc2104974

4月27日 完全に予防接種している場合 (米国CDC)
マスクを着用したり6フィート離れることなく、完全に予防接種した人と一緒に屋内で集まることができる。
https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/vaccines/fully-vaccinated.html

4月27日 直近の感染状況の評価等 (国立感染症研究所)
影響が懸念される変異株(VOC)の割合が、関西(大阪、京都、兵庫)では、8割程度の高い水準が継続しており、従来株から置き換わったと推定される。東京でも4割程度、愛知で6割程度など他の地域でも割合が上昇傾向にあり、今後、全国的に置き換わっていくことが予想される。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov/10335-covid19-ab32th.html
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000774310.pdf

4月26日 SARS-CoV-2の変異株B.1.617系統の検出について (国立感染症研究所)
2021年4月20日、国内の患者から得られた新型コロナウイルス陽性検体から、新型コロナウイルスB.1.617系統が、国内例としては初めて検出された。
国内例はL452R、E484Q変異をともに有していた。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov/2551-lab-2/10326-covid19-43.html

4月23日 初回COVID-19集団予防接種の進展とCOVID-19入院よりの中間結果:全国前向きコホート研究 (ランセット誌/スコットランド)
BNT162b2 mRNAワクチンの初回接種は、接種28〜34日後のCOVID-19入院の減少に対して、91%(95%信頼区間 85〜94)のワクチン効果と関連していた。 ChAdOx1ワクチンに対する同じ時間間隔でのワクチン効果は、88%(95%信頼区間 75–94)であった。
https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(21)00677-2/fulltext

4月23日 医療従事者におけるCOVID-19ワクチンの接種範囲と感染へのBNT162b2mRNAワクチンの効果(SIREN研究):前向き多施設コホート研究 (ランセット誌/英国) 
BNT162b2ワクチンの1回接種は、研究対象において、接種21日後に70%(95%信頼区間 55–85)、2回接種の7日後に85%(74–96)のワクチン効果を示した。
https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(21)00790-X/fulltext

4月23日 濃厚接触が生じやすい職場におけるクラスター発生時の検査について (厚生労働省)
濃厚接触者に限らず、幅広い接触者を対象に検査を行っていただくようお願いいたします。ただし、検査対象者のうち、保健所が濃厚接触者と判断した者以外は、14日間の健康観察の対象外であり、引き続き従事可能であります。
https://www.mhlw.go.jp/content/000772931.pdf

4月23日 新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言 (新型コロナウイルス感染症対策本部)
令和3年4月 25 日から5月 11 日までとする。
東京都、京都府、大阪府及び兵庫県の区域とする。
https://corona.go.jp/expert-meeting/pdf/sidai_r030423.pdf

4月23日 新型コロナウイルス感染症まん延防止等重点措置に関する公示の全部を変更する公示(案)(新型コロナウイルス感染症対策本部)
各区域におけるまん延防止等重点措置を実施すべき期間は次のとおりである。
宮城県については、令和3年4月5日から5月11 日までとする。
沖縄県については、令和3年4月12 日から5月11 日までとする。
埼玉県、千葉県、神奈川県及び愛知県については、令和3年4月20 日から5月11 日までとする。
愛媛県については、令和3年4月25 日から5月11 日までとする。
https://corona.go.jp/expert-meeting/pdf/sidai_r030423.pdf

4月22日 COVID-19感染の有無による妊婦の母親および新生児の罹患率と死亡率 (米国医学会誌)
COVID-19の診断のある女性は、子癇/子癇前症(相対リスク1.76、 95%信頼区間1.27-2.43)、重度の感染症(相対リスク3.38、 95%信頼区間1.63-7.01)、ICU入院(相対リスク5.04、 95%信頼区間3.13-8.10)、母体死亡率(相対リスク22.3、 95%信頼区間2.88-172)、早産(相対リスク1.59、 95%信頼区間1.30-1.94)、医学的適応の早産(相対リスク1.97、 95%信頼区間1.56-2.51)、重症新生児罹患率指数(相対リスク2.66、 95%信頼区間1.69-4.18)、および重症周産期罹患率および死亡率指数(相対リスク2.14、 95%信頼区間、1.66-2.75)の高いリスクがあった。
https://jamanetwork.com/journals/jamapediatrics/fullarticle/2779182?resultClick=1

4月21日 妊娠中の者におけるmRNACovid-19ワクチンの安全性の予備的所見  (ニューイングランド医学誌/米国)
13.9%は流産という結果となり、86.1%は出産という結果となった(主に妊娠後期において接種した者において)。
https://www.nejm.org/doi/10.1056/NEJMoa2104983?url_ver=Z39.88-2003&rfr_id=ori:rid:crossref.org&rfr_dat=cr_pub%20%200pubmed

4月20日  直近の感染状況の評価等 (新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード)
特に、大阪、兵庫では、すでに変異株(VOC)への置き換わりが進み、全世代で多数の感染者が発生している。医療提供体制が非常に厳しい状況であるが、今後も増加が予想される重症者の病床や従事者の確保が最優先で求められる。
東京では、20-50代の感染者増加が中心ではあるが、まん延防止等重点措置の効果はまだ明らかではなく、今後、関西圏のような感染の急速な拡大も発生の可能性があり、それに伴う医療の逼迫・通常の医療への大きな影響が生じることが危惧される。
20-30代を中心とした感染拡大の傾向が全国的に見られている。飲食店に限らず、職場、部活やサークル活動など様々な場所での感染が報告されているが、この世代における感染拡大を抑制し、さらに高齢者層への感染の波及にも警戒が必要。
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000771017.pdf

【2020/4】

4月16日 新型コロナウイルス感染症のPCR 検査等における精度管理マニュアル (厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/content/000770009.pdf

4月16日 新型コロナウイルス感染症まん延防止等重点措置に関する公示の全部を変更する公示(案)(新型コロナウイルス感染症対策本部)
各区域におけるまん延まん延防止等重点措置を実施すべき期間
令和3年4月5日から5月11 日までとする。
防止等重点措置を実施すべき期間は次のとおりである。
宮城県、大阪府及び兵庫県については、令和3年4月5日から5月5日までとする。
京都府及び沖縄県については、令和3年4月 12 日から5月5日までとする。
東京都については、令和3年4月12 日から5月11 日までとする。
埼玉県、千葉県、神奈川県及び愛知県については、令和3年4月20 日から5月11 日までとする。
https://corona.go.jp/expert-meeting/pdf/sidai_r030416.pdf

4月15日 健康な若年成人におけるSARS-CoV-2血清陽性とその後の感染リスク:前向きコホート研究 (ランセット誌呼吸器医学/米国)
189人の血清陽性者において、19人(10%)は6週間の追跡の間にSARS-CoV-2のPCR検査で少なくとも1回陽性であった(1人年当たり1.1例)。これに対して、2247人の血清陰性者のうち1079人(48%)が陽性であった(1人年当たり6.2例)。罹患率比は、0.18(95%信頼区間0.11-0.28)であった。
https://www.thelancet.com/journals/lanres/article/PIIS2213-2600(21)00158-2/fulltext

4月14日 過去に自然感染のある者におけるSARS-CoV-2抗体反応 (ニューイングランド医学誌)
以前に感染した者からの検体(幾何平均値569、95%信頼区間467―670)と以前に感染していない者からの検体(幾何平均値118、95%信頼区間85―152)との間で、中和抗体価における違いを観察した。
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMc2103825

4月14日  直近の感染状況の評価等 (新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード)
首都圏では、東京で増加が継続し、埼玉、神奈川でも増加が見られており、夜間滞留人口の動向、変異株検出割合などからも今後の動きが強く懸念される。緊急事態宣言解除後の関西圏と同様、東京だけにとどまらず、周辺自治体も含め、感染の急速な拡大が生ずる可能性もある。
愛知をはじめ、その他の感染が増加している地域でも、感染状況を注視し、必要な感染抑制のための取組を、速やかに実施していくことが必要。
20-30代を中心とした感染拡大の傾向が全国的に見られている。
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000769241.pdf

4月9日 抗体陰性の医療従事者と比較した抗体陽性のSARS-CoV-2感染率:大規模多施設前向きコホート研究 (ランセット誌/英国)
罹患率は、2020年6月と2021年1月の間で陰性者コホートにおいて10万人日当たり57.3の初回感染と比較して、陽性者コホートにおいて10万人日当たり7.6の再感染でした。調整罹患率比は、PCRで確認された初回感染と比較して、すべての再感染に対して0.159(95%信頼区間0.13–0.19)であった。
https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(21)00675-9/fulltext

4月9日 ChAdOx1nCov-19ワクチン接種後の血栓性血小板減少症 (ニューイングランド医学誌)
11人の患者のうち9人は女性で、中央値年齢は36歳(範囲は22〜49歳)であった。
1つ以上の血栓性発生のある患者のうち、9人は脳静脈血栓症、3人は内臓静脈血栓症、3人は肺塞栓症、4人はその他の血栓症であり、これらの患者のうち6人が死亡した。
発症前にヘパリンを投与された患者はいなかった。PF4-ヘパリンに対する抗体が検査陽性であった28人の患者全てが、ヘパリンと独立したPF4の存在において血小板活性化測定について検査陽性であった。
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2104840?query=RP

4月9日 新型コロナウイルス感染症まん延防止等重点措置に関する公示の全部を変更する公示(案)(新型コロナウイルス感染症対策本部)
まん延防止等重点措置を実施すべき期間
令和3年4月5日から5月 11 日までとする。
宮城県、大阪府及び兵庫県については、令和3年4月5日から5月5日までとする。 京都府及び沖縄県については、令和3年4月 12 日から5月5日までとする。 東京都については、令和3年4月 12 日から5月 11 日までとする。
宮城県、東京都、京都府、大阪府、兵庫県及び沖縄県の区域とする。
https://corona.go.jp/expert-meeting/pdf/sidai_r030409.pdf

4月8日 新型コロナウイルス変異株流行国・地域に滞在歴がある入国者の方々の健康フォローアップ及び SARS-CoV-2 陽性と判定された方の情報及び検体送付の徹底について (厚生労働省)
入院措置を行った者の退院基準については、 従来の「感染症予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律における新型コロナウイルス感染症患者の退院及び就業制限の取扱いについて(一部改正)」に基づき、対応いただくようお願いいたします。なお、宿泊療養及び自宅療養の解除基準も同様とします。
https://www.mhlw.go.jp/content/000767466.pdf

4月7日 医療従事者における軽度COVID-19の8ヵ月後に評価された症状と機能障害 (米国医学会誌)
長期症状が中等度から高度に職業生活を中断したと、血清陰性者の4%と比較して、血清陽性者のうち8%が報告した(相対危険度1.8、95% 信頼区間1.2-2.9)。長期症状が中等度から高度に社会生活を中断したと、血清陰性者の6%と比較して、血清陽性者のうち15%が報告した(相対危険度2.5、95% 信頼区間1.8-3.6)。長期症状が中等度から高度に職業生活を中断したと、血清陰性者の5%と比較して、血清陽性者のうち12%が報告した(相対危険度2.3、95% 信頼区間1.6-3.4)。
http://kiban.pref.ibaraki.jp/MCNS01/mc/a7/html/Home.html

4月7日 直近の感染状況の評価等 (新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード)
関西圏での感染拡大が強く懸念される状況が継続。大阪・兵庫だけでなく、周辺自治体でも感染者数が増加している。首都圏では、1都3県全体では微増傾向だが、 東京では緊急事態宣言 解除後夜間滞留人口が急増した。
クラスターの発生場所は多様化しており、医療機関、福祉施設、学校、職場、飲食店、会食、スポーツ関連などがある。
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000766534.pdf

4月7日 新型コロナウイルス感染症の治療を行う場合の換気設備について (厚生労働省)
換気量(給気量や排気量)の不足が、病院内でのクラスター感染の要因となった可能性が否定できないと考えられ、換気量が設計時に対して減少する要因として、換気設備の老朽化や省エネルギー、省コスト等のための換気量調整が挙げられます 。
https://www.mhlw.go.jp/content/000766517.pdf

4月5日 まん延防止等重点措置区域における高齢者施設等への重点的検査等の実施について (厚生労働省)
高齢者施設等の従事者等に対する検査の頻回実施
まん延防止等重点措置の趣旨を踏まえ、できる限り週に1回程度実施してください。
歓楽街等で陽性者が出た場合の重点的検査
同じ店舗等で働いていた従業者も含め実施するとともに、従業者の行き来がある他店舗等の従業者等についても重点的に実施してください。さらに、歓楽街等で感染拡大の予兆を探知した場合には、探知した内容等に応じ、速やかに重点的な検査を実施してください。
https://www.mhlw.go.jp/content/000765721.pdf

4月2日 完全に予防接種した人々のための旅行についての最新指針 (米国CDC)
完全に予防接種された人々は、国際的な目的地によって要求されない限り、旅行前にCOVID-19検査をすることなしに海外旅行をすることができる
完全に予防接種をされた人々は、州または地方の自治体によって要求されない限り、米国に戻った後に自己隔離する必要はない
完全に予防接種された人々は、米国への飛行機に搭乗する前にCOVID-19検査結果が陰性であり、海外旅行から戻った3〜5日後にCOVID-19検査をしなければならない。
完全に予防接種された人々は、海外旅行中もCOVID-19予防策を続けるべきである
https://www.cdc.gov/media/releases/2021/p0402-travel-guidance-vaccinated-people.html

4月1日 暫定的死亡統計 (米国CDC)
COVID-19は、心疾患、がんに次いで2020年における第3位の死因となった。
https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/70/wr/mm7014e1.htm?s_cid=mm7014e1_w

4月1日 新型コロナウイルス感染症まん延防止等重点措置に関する公示 (新型コロナウイルス感染症対策本部)
まん延防止等重点措置を実施すべき期間 令和3年4月5日から5月5日までとする。ただし、まん延防止等重点措置を実施する必要がなくなったと認められるときは、 速やかにまん延防止等重点措置を集中的に実施する必要がある事態が終了した旨を公示する
まん延防止等重点措置を実施すべき区域 宮城県、大阪府及び兵庫県の区域とする。
まん延防止等重点措置の概要 肺炎の発生頻度が 相当程度高いと認められる 特定の区域が属する都道府県において感染が拡大するおそれがあり、それに伴い医療提供体制・公衆衛生体制に支障が生ずるおそれがある
https://corona.go.jp/expert-meeting/pdf/sidai_r030401.pdf

4月1日 感染対策の適切な実施について (内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室長)
「飛沫を遮ることができる板等の設置」については、アクリル板やポリ塩化ビニール・ポリカーボネート製のシート等の利用が考えられる
「適切な距離の確保」については 同一グループ内の人と人との間隔、及び、他のグループとのテーブル間の距離、を一定以上(目安1~2m)に確保する
「施設の換気」について、居室における二酸化炭素の含有率が二酸化炭素濃度測定器を使用し、室内の二酸化炭素濃度が1000ppmを超えていないかを確認する
https://www.mhlw.go.jp/content/000764742.pdf

4月1日 「新型コロナウイルス感染症の検査体制整備に関する指針」について (厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部)
過去最大時の1日当たり検査需要を算出
感染状況が悪化した場合の一例として、過去の1日当たり新規感染者数の2倍程度の新規感染者となる場合など
人口10 万人当たりの1週間の新規感染者数が15 人以上に該当した地域(保健所等の区域を単位とする)については、高齢者施設等における集中的な定期検査に必要と見込まれる検査需要を盛り込む
https://www.mhlw.go.jp/content/000764740.pdf

【2020/3】

3月31日 直近の感染状況の評価等 (新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード)
関西圏での感染拡大が強く懸念される。先行して緊急事態措置が解除された大阪・兵庫で再拡大が起こり、特に大阪は宣言解除後から夜間滞留人口の増加が続き、20-30代の感染者が増加。多数の感染者数が発生している中で、変異株の報告も増加しており、今後も感染拡大が予想される。
首都圏では、 20時以降の夜間滞留人口が増加し、解除後さらに急増。若年層の感染者の割合も高く、今後の感染急拡大が懸念される。
宮城、山形、沖縄では、若年〜中年層を中心とした感染拡大が見られる。3県とも実効再生産数が1以上を継続しており、今後も感染拡大が続く懸念がある。
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000764145.pdf

3月26日 中和抗体への感染性SARS-CoV-2変異株B.1.1.7およびB.1.351の感受性 (ネイチャー誌医学)
発症後9か月までに集められた回復期58人からの血清は、B.1.1.7およびD614Gを同じように中和した。一方、9か月後に回復期血清は、B.1.351に対して中和力価が平均6分の1に減少し、検体の40%では活性を欠いていた。
https://www.nature.com/articles/s41591-021-01318-5

3月23日 医療従事者における予防接種後のSARS-CoV-2感染 (ニューイングランド医学誌/米国カリフォルニア)
予防接種を受けた医療従事者の中で、379の個人が、予防接種後1日以上でSARS-CoV-2に対して検査陽性であり、これらの者の大多数(71%)は初回接種後最初の2週間以内に検査陽性であった。
これらの所見は、0.05%の陽性率に対応する。
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMc2101927

3月22日 妊娠および授乳女性におけるCOVID-19ワクチンの反応 (米国産婦人科学誌)
ワクチン誘発抗体価は、非妊娠女性と比較して、妊娠女性および授乳女性において同等であった(中央値(四分位) 妊娠5.59 (4.68-5.89)、授乳5.74 (5.06-6.22)中、非妊娠5.62 (4.77-5.98))。
https://www.ajog.org/article/S0002-9378(21)00187-3/fulltext#articleInformation

3月19日 子供との居住とcovid-19感染結果との間の関連: (英国医学雑
誌/英国)
第二波において、65歳以下の成人の間では、いずれかの年齢の子供との居住は、記録されたSARS-CoV-2感染(0〜11歳の子供との居住に対してハザード比1.06、95%信頼区間1.05ー1.08、12〜18歳の子供との居住に対して1.22、1.20―1.24)およびcovid-19関連入院(0〜11歳の子供との居住に対してハザード比1.18、1.06〜1.31、12〜18歳の子供との居住に対して1.26、1.12―1.40)の増加したリスクと関連していた。
https://www.bmj.com/content/372/bmj.n628

3月18日 新型コロナウイルス感染症緊急事態の終了 (基本的対処方針等諮問委員会)
緊急事態措置を実施すべき期間とされている同年3月 21 日をもって、緊急事態が終了する旨を公示する
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/shimon15.pdf

3月17日 400万人のPCR検査者におけるSARS-CoV-2再感染に対する防護の評価:住民観察研究 (ランセット/デンマーク)
繰り返す感染に対する防護は、80.5%(95%信頼区間75.4–84.5)であった。
代替コホート分析において65歳以上の者の間で、繰り返し感染に対する観察された防護は、47.1%(95%信頼区間24.7–62.8)であった。
https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(21)00575-4/fulltext

3月17日 学童におけるSARS-CoV-2血清陽性率のクラスター化と縦断的変化 (英国医学誌/スイス)
高い参加率の130学級の間で、1人の子供も73(56%)学級において血清陽性ではなく、1〜2人の子供が50(38%)学級において血清陽性であり、少なくとも3人の子供が7(5%)学級において血清陽性であった。多レベルロジスティック回帰モデルにおける血清陽性の分散のうち、学級レベルは24%を説明し、学校レベルは8%を説明した。
https://www.bmj.com/content/372/bmj.n616

3月17日 直近の感染状況等の分析と評価 (新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード)
緊急事態宣言の解除がリバウンドを誘発することへの懸念に留意が必要である。
年度末から年度初めの恒例行事(卒業式、歓送迎会、お花見)などに伴う宴会・旅行はなるべく避けていただくように、改めて、効果的なメッセージの発信が必要。また、年度初めに関しては、入社や入学の際に、人の移動・研修を伴うことが多いため、感染拡大につながらないよう留意が必要。併せて、カラオケに関係するクラスターが発生しており、改めてガイドラインの遵守の徹底に向けた働きかけが必要。
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000755144.pdf

3月16日 B.1.351変異株に対するChAdOx1nCoV-19Covid-19ワクチンの効果 (ニューイングランド医学誌)
主要評価項目分析において、軽症中等症のCovid-19が、プラセボ接種者の3.2%およびワクチン接種者の2.5において発症し、効果は21.9%(95%信頼区間-49.9―59.8)であった。Covid-19のある42人のあいだでは39人(92.9%)がB.1.351変異体によって引き起こされ、二次評価項目として分析されたこの変異株に対するワクチン効果は、10.4%(95%信頼区間-76.8―54.8)であった。
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2102214?query=featured_home

3月15日 covid-19入院者におけるcovid後症候群:後ろ向きコホート研究 (英国医学雑誌)
平均140日の追跡で、急性covid-19後に退院した者の3分の1近くは再入院し、10人に1人以上は退院後に死亡し、これらの事象は対照群においてよりもそれぞれ4倍と8倍の率で起こった。呼吸器疾患(P <0.001)、糖尿病(P <0.001)、および心血管疾患(P <0.001)の発生率も、covid-19患者において有意に上昇した。
https://www.bmj.com/content/372/bmj.n693

3月15日 SARS-CoV-2系統B.1.1.7の地域検査症例における増加した死亡率 (ネイチャー誌)
われわれは、B.1.1.7と関連しての61%(95%信頼区間42〜82%)高い死亡の危険性を推定する。
https://www.nature.com/articles/s41586-021-03426-1

3月12日 成人におけるCOVID-19の急性症状とうつ病症状との関連 (米国医学会誌オープン)
52.4%は、大うつ病性障害の症状基準を満たした。 完全な調整モデルでは、頭痛の存在は、中等度以上のうつ病症状のより大きい可能性と関連しており(調整オッズ比1.33、95%信頼区間1.10-1.62)、より大きい全体的重症度とも関連していた(ある程度対全くない 調整オッズ比2.5、 95%信頼区間2.04-3.30、非常に対全くない オッズ比5.08、95%信頼区間3.93-6.59)。
https://jamanetwork.com/journals/jamanetworkopen/fullarticle/2777421

3月12日 新型コロナウイルスワクチン接種にともなう 重度の過敏症(アナフィラキシー等)の管理・診断・治療 (日本アレルギー学会)
https://www.jsaweb.jp/modules/about/index.php?content_id=81

3月10日 処置前COVID-19分子検査を受ける患者の間での無症候性感染に関するCOVID-19予防接種の影響 (臨床感染症誌)
予防接種していない患者と比べて、無症候性のSARS-CoV-2感染のリスクは、調整分析において、初回投与後10日以上の者(相対危険度0.21、95%信頼区間0.12-0.37)および2回目投与後0日以上の者(相対危険度 0.20、95%信頼区間0.09-0.44)の間で、より低かった。
https://academic.oup.com/cid/advance-article/doi/10.1093/cid/ciab229/6167855

3月10日 懸念されるSARS-CoV-2変異株202012/1に感染した患者における死亡リスク:対照コホート研究 (英国医学誌)
以前流行した変異株の感染と比較した懸念される202012 / 1感染に関連する死亡ハザード比は、地域においてcovid-19検査陽性患者において1.64(95%信頼区間1.32〜2.04)であった。
https://www.bmj.com/content/372/bmj.n579.short

3月8日 予防接種終了者の暫定的公衆衛生勧告 (米国CDC)
予防接種終了者の可能なこと
マスク着用または身体的距離なしに屋内で他の予防接種終了者を訪問
マスク着用または身体的距離なしに屋内で重症化リスクの低い単一世帯の未接種者を訪問
無症候性なら既知の曝露後の隔離と検査の差し控え
https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/vaccines/fully-vaccinated-guidance.html

3月5日 知的障害者へのCovid-19の壊滅的影響 (ニューイングランド医学誌カタリスト/米国)
確認患者のあいだで、知的障害とCovid-19診断の調整オッズ比は2.584(95%信頼区間2.501–2.669)であった。診断された者のあいだで、知的障害とCovid-19入院の調整オッズ比は2.739(95%信頼区間 2.490–3.014)であった。
https://catalyst.nejm.org/doi/full/10.1056/CAT.21.0051

3月5日 州発令のマスク義務および店内飲食店喫食の許可の郡レベルのCOVID-19の症例と死亡の増加率との関連 (CDC/米国)
マスク義務は、実施後1-20日での1日のCOVID-19症例の増加率の0.5%の減少(p = 0.02)、および実施後21-40、41-60日、61-80日および81-100日でそれぞれ1.1、1.5、1.7および1.8%の減少と、関連していた。
店内飲食店喫食の許可は、制限が解除された後それぞれ41–60、61–80および81–100日での症例の増加において、0.9(p = 0.02)、1.2(p <0.01)、および1.1(p = 0.04)%の増加と関連していた。
https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/70/wr/mm7010e3.htm

3月5日 新型コロナウイルス感染症への対応 (新型コロナウイルス感染症対策本部)
緊急事態宣言が解除された地域等において、無症状者に焦点を当てたPCR検査等(モニタリング検査)を実施
SNS等のデータや行政検査・民間検査機関のデータも活用し、予兆を早期探知、感染再拡大を防止
https://corona.go.jp/expert-meeting/pdf/sidai_r030305.pdf

3月5日 新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言の期間延長(案)(基本的対処方針等諮問委員会)
緊急事態措置を実施すべき期間 令和3年1月8日から3月21日までとする。ただし、緊急事態措置を実施する必要がなくなったと認められるときは、新型インフルエンザ等対策特別措置法第32条第5項の規定に基づき、速やかに緊急事態を解除することとする。
緊急事態措置を実施すべき区域埼玉県、千葉県、東京都 及び神奈川県の区域とする。
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/shimon14.pdf

3月3日 直近の感染状況等の分析と評価 (新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード)
緊急事態措置区域の4都県では、実効再生産数は、0.9程度の水準で、新規感染者数の減少傾向は継続しているものの、減少スピードが鈍化。首都圏では、感染源やクラスターの発生場所が不明な例が多く、夜間の人流の再上昇の動きも見られ
緊急事態宣言の解除がリバウンドを誘発することへの懸念に留意が必要である。特に、首都圏では、他地域と比べると感染者数が多く、感染が継続した場合の他地域への影響も大きい。感染の再拡大を防ぐためには、できるだけ低い水準を長く維持することが必要であり、そのため、地域の感染状況等に応じ、積極的疫学調査を踏まえ、その情報・評価を踏まえた対応などさらに感染を減少させるために必要な取組を行っていくことが必要。
今後、変異株の影響がより大きくなってくることを踏まえ、その影響を抑えるための対応が必要。
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000748315.pdf

3月3日 「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)病原体検査の指針(第 3.1 版)」及び唾液検体の採取方法について  (厚生労働省)
施設等において無症状者に対して幅広く実施する検査の場合であって、医療従事者が常に立ち会うことが困難な場合は、実施する施設等の職員が検体採取に関する注意点を理解した上で確認することhttps://www.mhlw.go.jp/content/000747984.pdf

3月3日 新型コロナウイルス変異株流行国・地域に滞在歴がある入国者の方々の健康フォローアップ及び SARS-CoV-2 陽性と判定された方の情報及び検体送付の徹底について  (厚生労働省)
HER-SYS において変異株であることをチェックできる項目(①変異株 PCR 検査結果・②ゲノム解析結果)が3月5日から追加されます。 入力の程御願いいたします。
https://www.mhlw.go.jp/content/000748513.pdf

【2020/2】

2月25日 緊急事態宣言解除後の地域におけるリバウンド防止策についての提言 (新型コロナウイルス感染症対策分科会)
感染の状況が下げ止まりした都府県は、隠れた感染源を早期に同定するため、「深掘積極的疫学調査」を実施して頂きたい。
国及び都府県は、地域によって感染リスクが高いと思われる集団・場所を中心に、いわゆる「モニタリング検査」として無症状者に焦点を当て、幅広にPCR等検査を実施して頂きたい。
都府県は、「高齢者施設職員に対する定期的な検査」(を着実に実施して頂くとともに、国もその取組を支援して頂きたい。
自治体は、高齢者施設において感染者が一例でも確認された場合には、その施設に対して、感染制御及び業務継続の両面に係る支援が可能な専門の支援チームを迅速に派遣できるようにして頂きたい。https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/bunkakai/ribaundoboushisaku_teigen.pdf

2月24日 全国的集団予防接種環境におけるBNT162b2mRNACovid-19ワクチン (ニューイングランド医学誌/イスラエル)
最初接種後14日から20日および2回目接種後7日以上での研究結果に対する推定ワクチン効果はそれぞれ、記録された感染について46%(95%信頼区間40―51)および92%(95%信頼区間、88―95)、症候性Covid-19について57%(95%信頼区間、50〜63)および94%(95%信頼区間、87―98)、入院について74%(95%信頼区間、56―86)および87%(95%信頼区間、55―100)、重症疾患について62%(95%信頼区間、39―80)および92%(95%信頼区間、75―100)であった。
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2101765

2月24日 4月以降の当面の相談・外来診療体制について (厚生労働省)
相談・外来診療体制については、今後、再び新型コロナウイルスが大きく感染 拡大する局面も見据えて 、その体制を維持すること。 ただし、診療・検査医療機関において、発熱患者等の動向に応じて、対応時間等について適宜、柔軟に調整を行うことは差し支えない 。
https://www.mhlw.go.jp/content/000744491.pdf

2月24日 直近の感染状況の評価等 (新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード)
全国の新規感染者数は、報告日ベースでは、1月中旬以降(発症日ベースでは、1月上旬以降)減少が継続、直近の1週間では10万人あたり約7人となっているが、2月中旬以降減少スピードが鈍化しており、下げ止まる可能性もあり、さらに、リバウンドに留意が必要。
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000744117.pdf

2月23日 症候性感染者からのSARS-CoV-2伝播リスク:集団健診の結果 (ランセット地域保健誌欧州/ルクセンブルグ)
個人ベースSEIRモデルを使ったシミュレーションに基づくと、総予想症例数は、健診がなければ42・9%(90%信頼区間-0.3-96.7)多かった。義務的参加は、さらに39.7%(19.6-59.2)違うという結果になったであろう。
https://www.thelancet.com/journals/lanepe/article/PIIS2666-7762(21)00033-8/fulltext

2月23日 心血管疾患の一次予防のためのアスピリン使用はCOVID-19感染の低い可能性と関連 (欧州生物科学連盟誌)
アスピリンの使用は、非使用者と比べてCOVID-19感染の低い可能性と関連していた(調整オッズ比 0.71(95%信頼区間、0.52〜0.99)。
アスピリン使用者におけるCOVID-19の疾患持続期間(COVID-19 RT-PCR検査結果の最初の陽性と2回目の陰性との間の時間として考察)は、アスピリン非使用者と比べて有意に短かった(19.8±7.8対21.9± 7.9 、p = 0.045)。
https://febs.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/febs.15784

2月19日 確認症例の隔離された学生の接触者における9日目または以後のSARS-CoV-2陽性 (米国医学会誌/米国)
9日目から14日目に検査結果が陰性であるところの、COVID-19確認症例の799人の学生の接触者の間で、1人の学生だけが学校に戻った後に有症状となり、9日目の最初の陰性検査結果の後に、14日目にSARS-CoV-2検査陽性結果であった。この学生からのウイルスは、学生が暴露されたCOVID-19確認症例から分離されたウイルスとは遺伝的に異なっていた。
https://jamanetwork.com/journals/jama/fullarticle/2776857

2月19日 ChAdOx1 nCoV-19(AZD1222)ワクチンの免疫原性と有効性に関する単回量投与と追加量のタイミングの影響 (ランセット誌微生物)
2回の標準量投与を受けた参加者においては、追加投与の間隔が短い者においてより(6週間未満でワクチン効果55.1%、95%信頼区間33.0–69.9)、間隔が長い者において(12週間以上でワクチンの有効性81.3%、95%信頼区間60.3–91.2)、有効性が高かった。
https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(21)00432-3/fulltext

2月18日 退院基準の改定について (新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード)
有症状者であって、人工呼吸器等による治療を行った場合
発症日から15日間経過し、かつ、症状軽快後72時間経過した場合、退院可能とする。 ただし、発症日から20日間経過するまでの間は、適切な感染管理を行う。
症状軽快後24時間経過した後、24時間以上間隔をあけ、2回のPCR検査又は抗原定量検査で陰性を確認できれば、退院可能とする。
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000741776.pdf
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000741775.pdf

2月15日 COVID-19院内死亡率に関連する患者因子と時間的傾向 (ランセット感染症誌/英国)
退院の遅い日付は、死亡の低い可能性と関連していた(0.977、0.976–0.978])。調整後の院内死亡率は、3月第1週における52.2%から5月最終週における16.8%へと、概ね直線的に有意に改善した。
https://www.thelancet.com/journals/lanres/article/PIIS2213-2600(20)30579-8/fulltex

2月15日 今後の新型コロナワクチンの接種について (厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会)
接種勧奨の規定は接種対象者全員に適用 することとしてはどうか。
妊娠中の方については、 慎重に判断することができるよう、 努力義務を適用しないこととしてはどうか。
https://www.mhlw.go.jp/content/10601000/000739081.pdf

2月12日 mRNACOVID-19ワクチン接種後のアナフィラキシーの報告— 2 (米国医学会誌/米国)
アナフィラキシーの症例定義基準(水準1、2、3)を満たすワクチン有害事象報告システムによって受領された66の症例報告を、CDCは特定した。ファイザー-BioNTechワクチンに続く47例は、投与された100万回量当たり4.7例の報告率であり、モデルナワクチンに続く19例は、投与されたた100万回量当たり2.5例の報告率であった。
https://jamanetwork.com/journals/jama/fullarticle/2776557

2月12日 新型コロナワクチンについて (国立感染症研究所)
https://www.niid.go.jp/niid/images/vaccine/corona_vaccine.pdf

2月12日 新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針 (基本的対処方針等諮問委員会)
まん延防止等重点措置の実施の考え方
分科会提言におけるステージⅢ相当の対策が必要な地域の状況になっている等 
都道府県がステージⅡ相当の対策が必要な地域においても、当該都道府県の特定の区域において感染が急速に拡大し、都道府県全域に感染が拡大するおそれがある
感染リスクが高いと指摘されている飲食の場を避ける観点から、都道府県知事が定める期間及び区域において、 飲食店に対する営業時間の短縮の要請を行うこと
業種別ガイドラインを遵守するよう要請を行うこと
営業時間の変更を要請した時間以降、飲食店等にみだりに出入りしないよう、住民に対して要請等を行うこと
都道府県知事が定める期間及び区域で行われる催物(イベント等)について、主催者等に対して、 要件に沿った開催の要請等を行うこと
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/shimon12.pdf

2月11日 隔離の時期 (米国CDC)
COVID-19を有する人と濃厚接触した者。過去3か月以内にCOVID-19を有した者を除く。
過去3か月以内にこの疾患に対する予防接種を完全にされており、症状を示さないならCOVID-19を有する人と濃厚接触した者を隔離する必要はない。
https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/if-you-are-sick/quarantine.html

12月10日 改正後の感染症法に基づく新型コロナウイルス感染症に関する自費検査を提供する者に対する協力要請等について (厚生労働省)
新型コロナウイルス感染症に関する自費検査提供者であって、医療機関でない者においては、検査を提供する前に、 受検希望者に対して、検査結果が陽性であった場合には提携医療機関またはかかりつけ医等の医療機関を受診する旨を誓約させること。その際、受診先として提携医療機関を選択した受検希望者については、自費検査提供者から提携医療機関に対して検査結果に係る個人情報を提供する際には当該個人情報の提供について受検希望者本人から同意を得ること
https://www.mhlw.go.jp/content/000737650.pdf

2月9日 性能を改善しSARS-CoV-2の伝播と曝露を低減させるための布マスクおよび医療用マスクについての適合の最大化(米国CDC)
結び目のない医療用マスクのみでは模擬実験の咳からの粒子の42.0%を阻止し(標準偏差6.70)、布マスクのみでは44.3%を阻止した(標準偏差14.0)ことを、せきの実験からの結果は示した。 医療用マスクを覆う布マスクの組み合わせ(二重マスク)は、咳の粒子の92.5%を阻止した(標準偏差1.9)。
呼気側がマスクせず、受け手側が二重マスクまたは結んでひだを付けた医療用マスクで適合させたとき、受け手側の累積ばく露はそれぞれ83.0%(標準偏差0.15)および64.5%(標準偏差0.03)減少した。呼気側と受け手側の両方に二重マスクまたは結んでひだを付けたマスクで適合させたとき、受け手側の累積ばく露はそれぞれ96.4%(標準偏差0.02)と95.9%(標準偏差0.02)減少した。
https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/70/wr/mm7007e1.htm

2月9日  新型コロナウイルス感染症に係るワクチンの接種について (新型コロナウイルス感染症対策分科会)
まずは①医療従事者等への接種、次に②高齢者、その次に③高齢者以外で基礎疾患を有する者、及び高齢者施設等の従事者への接種をできるようにする。
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/bunkakai/wakuchin_sesyu.pdf

2月8日 SARS-CoV-2 D614Gスパイク変異は、強化されたACE2結合親和性によって侵入効率を増加する (ネイチャー誌コミュニケーション/国立感染症研究所)
Spike遺伝子のD614G変異は、中和抗体感受性を維持する一方、ACE2へのより高い親和性を獲得することにより細胞侵入を増加すると、われわれは結論づける。
https://www.nature.com/articles/s41467-021-21118-2

2月8日 全国都市封鎖の間の保育園における子供と従事者の間のSARS-CoV-2伝播:横断的多施設血清陽性率研究 (ランセット誌思春期保健/フランス)
子供の3.7%(95%信用区間1.3–6.8)と保育園従事者の6.8%(3.2–11.5)がSARS-CoV-2感染があると推定した。比較対照群は、保育園従事者と同様にことが運び、測定の特徴を考慮後血清陽性率5.0%(95%信用区間1.6–9.8)に至った。
https://www.thelancet.com/journals/lanchi/article/PIIS2352-4642(21)00024-9/fulltext

2月5日 抗体保有調査(第2回)速報結果 (厚生労働省)
東京都0.91% 、 大阪府 0.58% 、 宮城県 0.14% 、 愛知県 0.54% 、 福岡県 0.19%
https://www.mhlw.go.jp/content/000734482.pdf

2月4日 クルーズ船ダイヤモンドプリンセスにおけるCOVID-19の機械的伝播モデリングはエアロゾル伝播の重要性を示す (米科学アカデミー紀要)
全シミュレーション期間にわたる感染症例への短距離、長距離および媒介者伝播モードの寄与の平均推定値は、それぞれ35%、35%および30%であった。
https://www.pnas.org/content/118/8/e2015482118

2月4日 高齢者施設の従事者等の検査の徹底について  (厚生労働省)
特定都道府県(緊急事態宣言の対象区域に属する都道府県) においては、感染多数地域における高齢者施設の従事者等の検査の集中的実施計画の策定及び実施をお願いいたします 。
https://www.mhlw.go.jp/content/000734477.pdf

2月3日 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律等の改正について (厚生労働省)
「新型インフルエンザ等感染症」に「新型コロナウイルス感染症」及び「再興型コロナウイルス感染症」を追加すること
病原体を保有していないことが確認されるまでの間又は当該新感染症を公衆にまん延させるおそれがないことが確認されるまでの間、当該者の体温その他の健康状態について報告を求め、又は宿泊施設若しくは当該者の居宅若しくはこれに相当する場所から外出しないこと
正当な理由がある場合を除き応じる義務を規定すること、並びに都道府県知事等による当該感染症の感染の防止に必要な協力に応じる努力義務を規定すること
入院先から逃げた場合又は正当な理由がなく入院措置に応じない場合は50 万円以下の過料に処すものとすること
積極的疫学調査に応ずべき旨の命令を発することができることとし、当該命令に違反した場合には 過料の対象となるものとすること。また、この命令について、必要な最小限度のものでなければならないものとする
https://www.mhlw.go.jp/content/000733827.pdf

2月2日 再発するCOVID-19流行の再興を維持している年齢層 (サイエンス誌/米国)
2020年10月には、20―49歳の個人は再生産数が1を十分上回りSARS-CoV-2伝播の再興を維持している唯一の年齢層であり、また100のCOVID-19感染の少なくとも65は米国では20―49歳の個人から生じているということを、われわれは推定した。
https://science.sciencemag.org/content/early/2021/02/01/science.abe8372

2月2日 rAd26およびrAd5ベクターベースとする異種プライム・ブーストCOVID-19ワクチンの安全性と有効性  (ランセット誌/ロシア)
ワクチンの初回投与から21日後(2回目投与日)から、ワクチン群における0・1%の参加者とプラセボ群における1.3%の参加者が、COVID19があると確認された。
ワクチンの有効性は91.6%(95%CI 85.6–95.2)であった。
https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(21)00234-8/fulltext

2月2日 新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言の期間延長及び区域変更 (基本的対処方針等諮問委員会)
3月7日までとする。ただし、緊急事態措置を実施する必要がなくなったと認められるときは、 速やかに緊急事態を解除することとする。
埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、岐阜県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県及び福岡県の区域とする。
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/shimon11.pdf

2月2日 新型コロナウイルス感染症に係る医療法上の臨時的な取扱いについて (厚生労働省)
感染症患者等でない患者等を受け入れる医療機関(「転院先医療機関」)
において 、 緊急時の対応として、 病室に定員を超過して入院させる場合や、処置室等病室以外の場所に入院させる場合は、医療法施行規則第10条ただし書きの臨時応急の場合に該当する。
https://www.mhlw.go.jp/content/000732330.pdf

2月2日 緊急事態宣言下での対策の徹底・強化についての提言 (新型コロナウイルス感染症対策分科会)
昼夜を問わず、店内での飲食の機会を減らすために、デリバリーやテイクアウトによる営業強化を飲食店に働きかけて頂きたい。
及び都道府県は、大学や高校に対して、部活動・サークル活動における感染リスクの高い活動の制限等についての学生等への注意喚起を徹底するよう再度呼びかけて頂きたい。
保健所の業務負担を増やさないよう配慮しながら、高齢者施設の職員が定期的に検査を受けられるよう支援して頂きたい 。
自費検査施設に対して、精度管理の実施を促すとともに、自費検査で陽性者が出た場合には医療機関の受診に確実につなげることで保健所への届出がなされる仕組みを構築するよう検討して頂きたい 。
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/bunkakai/taisakunotettei_kyouka_teigen.pdf

2月1日 新型コロナウイルス感染症に係るワクチンの迅速な接種のための体制確保に係る医療法上の臨時的な取扱いについて (厚生労働省)
移動健診等施設以外の施設を利用して行われる巡回健診等であって、定期的に反復継続して行われることのないもの又は一定の地点において継続して行われることのないものとする要件は、柔軟に取り扱って差し支えない
診療所の開設に係る許可の申請又は届出は適切な時期に事後的に行うこととして差し支えない
https://www.mhlw.go.jp/content/000731803.pdf

【2020/1】

1月29日 新型コロナウイルスPCR 検査の実施時期について (全国保健所長会協力事業)
発症していない場合には、 ばく露後4 日以上経過してから検体採取することが推奨される
発症後の者に対してはできるだけ早い検査が推奨される。
http://www.phcd.jp/02/t_covid/pdf/20210201.pdf

1月29日 一回接種のヤンセンのCOVID-19ワクチン候補は、フェーズ3のENSEMBLE試験の中間解析において、主要評価項目に適合した (ジョンソン・エンド・ジョンソン)
ワクチン候補は接種28日後に中等度から重度のCOVID-19の予防において米国で72%有効、全体で66%有効
https://www.jnj.com/johnson-johnson-announces-single-shot-janssen-covid-19-vaccine-candidate-met-primary-endpoints-in-interim-analysis-of-its-phase-3-ensemble-trial

1月27日  高い血清陽性率にもかかわらずブラジルのマナウスにおけるCOVID-19の再流行 (ランセット雑誌)
ブラジルのマナウスにおいて、人口の76%(95%C信頼区間67–98)が2020年10月までにSARS-CoV-2に感染していることを、献血者の研究は示した。
この状況において、2021年1月のマナウスにおけるCOVID-19入院数の急激な増加は、予想外であり懸念される。
変異したSARS-CoV-2系統は、以前の感染への応答において生成された免疫を回避するかもしれない。
第2波において循環しているSARS-CoV-2系統は、マナウスにおいて循環している既存の系統よりも、高い固有の伝播性があるかもしれない。
https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(21)00183-5/fulltext

1月27日 退院後4か月のCOVID-19患者における呼吸器および精神身体の後遺症(米国医学会誌オープン/イタリア)
一酸化炭素肺加算機能は、51.6%の患者において推定値の80%未満に、15.5%の患者において60%未満に減少した。
心的外傷後ストレス症状は、計17.2%の患者において報告された。
https://jamanetwork.com/journals/jamanetworkopen/fullarticle/2775643

1月27日 COVID-19患者における疼痛症状:文献評価 (疼痛研究誌)
罹患率は、頭痛が1.7〜33.9%、咽頭痛が0.7〜47.1%、筋肉痛・関節痛が1.5〜61.0%、胸痛が1.6〜17.7%、腹痛が1.9〜14.5%である。
https://www.dovepress.com/pain-symptoms-in-patients-with-coronavirus-disease-covid-19-a-literatu-peer-reviewed-article-JPR

1月26日 COVID-19入院患者における神経障害の前向き研究 (神経内科学/米国)
13.5%は、COVID-19症状の発症から中央値2日において、新しい神経障害を発症した。最も普通の診断は、毒性・代謝性脳症(6.8%)、発作(1.6%)、脳卒中(1.9%)および低酸素・虚血性損傷(1.4%)であった。
https://n.neurology.org/content/96/4/e575

1月22日 無症状であるSARS-CoV-2感染の割合 (内科学紀要)
最高質のエビデンスは、イングランドとスペインの全国を代表する血清調査から来るもので、SARS-CoV-2感染の少なくとも3分の1は無症状であることを示唆する。
https://www.acpjournals.org/doi/10.7326/M20-6976?url_ver=Z39.88-2003&rfr_id=ori:rid:crossref.org&rfr_dat=cr_pub 0pubmed

1月22日 コロナワクチン接種の目的等について  (新型コロナウイルス感染症対策本部)
まずは先行接種として国立病院等において約1万人(最大2万人)の
医療従事者に接種を行い、続けて約370万人の医療従事者に接種
を行う。
https://corona.go.jp/expert-meeting/pdf/sidai_r030122.pdf

1月22日 医療機関・高齢者施設等における無症状者に対する検査方法について  (厚生労働省)
検体プール検査法による検査について、行政検査の対象となるのは、医療機関、高齢者施設等に勤務する者、入院・入所者その他地域の関係者に対して幅広く実施する検査であり、有症状者、濃厚接触者、医師が個別に感染を疑う者等に対して実施するものは、引き続き、検体プール検査法ではなく個別検体を用いた検査を実施してください。
無症状者に対する抗原定性検査の実施要件
医療機関又は高齢者施設等の職員、入院・入所者(新規の入院・入所者を含む。)等に対して幅広く実施する検査であること
特に検体中のウイルス量が少ない場合には、感染していても結果が陰性となる場合があるため、陰性の場合でも感染予防策の継続を徹底すること
https://www.mhlw.go.jp/content/000725744.pdf

1月22日 「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)検体プール検査法の指針」 (厚生労働省)
検体プール検査法の精度について、個別検査と検体プール検査法による検査の結果の比較・評価により、事前に確認すること。
偽陰性をなるべく低く抑える観点からは、プール化検体数5を基本としての実施を推奨する。
我が国における検査陽性率は高いところでは10%を超えるところもあるため、対象集団の選択は陽性率の状況に応じて慎重に考える必要がある。
https://www.mhlw.go.jp/content/000725922.pdf

1月22日 COVID-19病原体検査の指針第3版 (国立感染症研究所 国立国際医療研究センター、全国保健所長会他)
抗原定性検査は、 症状発症から 9 日目以内の症例では確定診断として用いることができる。
https://www.mhlw.go.jp/content/000725966.pdf

1月21日 17の幼稚園から高校3年までの学校におけるCOVID-19症例と伝播 (米国CDC)
学生と教職員で特定された191例のうち、すべて学生のうちである7例(3.7%)のみが、学校内の広がりと関連していた。
https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/70/wr/mm7004e3.htm

1月21日 「GoToTravel」キャンペーンと旅行に関連するCOVID-19症例:記述分析、2020年7月から8月 (臨床医学誌)
キャンペーン期間の観光による罹患率は、6月22日から7月21日の対象期間の約8倍、7月15日から19日の対象期間の2〜3倍であった。
https://www.mdpi.com/2077-0383/10/3/398/htm

1月19日 COVID-19パンデミックの間のICUの患者負荷と需要の死亡率との関連 (米国医学会誌オープン/米国)
増加したCOVID-19ICU需要の期間にICUで治療されたCOVID-19の患者は、低いICU需要の期間(需要25%以下)に治療された患者と比較して、増加した死亡リスクがあった。全原因死亡の調整ハザード比は、COVID-19ICU需要が25%から50%の時に治療された患者に対して0.99(95%信頼区間、0.81-1.22)、COVID-19 ICU需要が50%から75%の時に治療された患者に対して1.19(95%信頼区間、0.95 -1.48)、およびCOVID-19 ICU需要が75%から100%までの時で1.94(95%信頼区間、1.46-2.59)であった。
https://jamanetwork.com/journals/jamanetworkopen/fullarticle/2775236

1月19日 新型コロナウイルス感染症の変異株流行国・地域からの入国者に対する健康観察について (厚生労働省)
国において「新型コロナウイルス感染症特定流行国滞在者健康確認センター」を新たに設置し、1 月20 日から運用を開始することとしました(当面、年度末までの予定)。 検疫所より各管轄保健所に、入国者の名簿は送付させていただくとともに、変異株流行国からの入国者の健康観察は特定流行国センターで行い、有症状者等を認めた場合等において、特定流行国センターから管轄保健所に通知することとします。
https://www.mhlw.go.jp/content/000723236.pdf

1月18日 SARS-CoV-2の家庭内感染および感受性と感染性の危険因子:後向き観察研究 (ランセット誌感染症/武漢)
20歳未満の児童思春期は、60歳以上の成人よりも他人に感染させるようであった。(オッズ比1.58、95%信頼区間1.28–1.95)。無症候性の人は、症候性の症例よりもはるかに他人に感染させないようであった(0.21、0.14–0.31)。症候性の症例は、発症後よりも発症前により他人に感染させるようであった(1.42、1.30–1.55)。
https://www.thelancet.com/journals/laninf/article/PIIS1473-3099(20)30981-6/fulltext#seccestitle10

1月15日 抗原定性検査の実施方法について (厚生科学審議会感染症部会)
抗原定性検査について、発症2日目から発症9日目に加えて、発症初日も確定診断として実施可能としてはどうか。
医療 機関・高齢者施設におけるいわば一斉・定期的な検査について、 抗原定性検査を用いて行政検査として実施してもよいこととしてはどうか 。
無症状者に対する抗原定性検査を実施する際の要件(案)
医療・介護施設の職員又は入院入所者(新規入院入所者を含む。)への実施であること
結果が陽性であった場合は、 PCR 検査等によって確定診断を行うこと
https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000720886.pdf

1月15日 SARS-CoV-2の検出のための唾液と鼻咽頭スワブの核酸増幅検査の比較 系統的評価とメタ分析 (米国医学会誌)
一次分析において、唾液核酸増幅検査の統合感度は83.2%(95%信用区間74.7%-91.4%)であり、統合特異性は99.2%(95%信用区間98.2%-99.8%)であった。 鼻咽頭スワブ核酸増幅検査は、84.8%(95%信用区間76.8%-92.4%)の感度と98.9%(95%信用区間97.4%-99.8%)の特異度があった。
https://jamanetwork.com/journals/jamainternalmedicine/fullarticle/2775397

1月13日 回復期血漿抗体の水準とCovid-19死亡のリスク (ニューイングランド医学誌)
低力価群においてよりも高力価群における30日以内死亡の低いリスクが、投与前に人工呼吸を受けていなかった患者の間で観察され(相対リスク0.66、95%信頼区間0.48―0.91 )、死亡リスクについての効果は、人工呼吸器を受けた患者の間では観察されなかった(相対リスク1.02、 95%信頼区間0.78―1.32)。
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2031893

1月13日 新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言の区域変更  (新型コロナウイルス感染症対策本部)
緊急事態措置を実施すべき区域
栃木県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、岐阜県、愛知県、京都府、
大阪府、兵庫県及び福岡県の区域とする。
https://corona.go.jp/expert-meeting/pdf/sidai_r030113.pdf

1月10日 ブラジルからの帰国者から検出された新型コロナウイルスの新規変異株について (国立感染症研究所)
2021年1月6日、国立感染症研究所は、1月2日にブラジルから到着した渡航者4名から新型コロナウイルスの新規変異株を検出した。
変異株のVOC-202012/01や501Y.V2と同様に、スパイクタンパクの受容体結合部位にN501Y変異を認めるほか、501Y.V2と同様にE484K変異を認める。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov/10107-covid19-33.html

1月8日 退院した患者におけるCOVID-19の6か月の予後:コホート研究 (ランセット誌/中国)
倦怠感または筋力低下(63%)および睡眠障害(26%)は、最も一般的な症状であった。不安またはうつは、患者の23%(1617人中367人)において報告された。
https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(20)32656-8/fulltext

1月8日 英国及び南アフリカ共和国に滞在歴がある入国者の方々の健康フォローアップ及び SARS-CoV-2 陽性と判定された方の情報及び検体送付の徹底について (厚生労働省)
変異株であると疑うに足りる正当な理由のある者(濃厚接触者等)の提出検体
https://www.mhlw.go.jp/content/000717103.pdf

1月7日 COVID-19症状のない人からのSARS-CoV-2伝播 (米国医学会誌オープン/米国)
全ての伝播の59%は無症候性伝播からで、発症前の個人からの35%と発症しない個人からの24%を含む。
https://jamanetwork.com/journals/jamanetworkopen/fullarticle/2774707

1月7日 Covid-19肺炎で入院した患者におけるトシリズマブ (ニューイングランド医学誌)
人工呼吸を受けたまたは28日目までに死亡した患者の累積割合は、トシリズマブ群において12.0%(95%信頼区間8.5ー16.9)であり、プラセボ群において19.3%(95%信頼区間13.3ー27.4)であった(人工呼吸または死亡についてのハザード比0.56、95%信頼区間0.33ー0.97)。
28日目までの何らかの原因による死亡は、トシリズマブ群において患者の10.4%に、プラセボ群において患者の8.6%に起こった(加重差2.0%、95%信頼区間– 5.2ー 7.8)。
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2030340

1月7日 新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言 (新型コロナウイルス感染症対策本部)
区域:東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県
期間:令和3年1月8日から令和3年2月7日まで
不要不急の外出・移動自粛の要請、特に、20時以降の外出自粛を徹底
別途通知する目安を踏まえた規模要件等(人数上限・収容率、飲食を伴わないこと等)を設定し、要件に沿った開催の要請
飲食店に対する営業時間の短縮(20時までとする。ただし、酒類の提供は11時から19時までとする。)
地方創生臨時交付金に設けた「協力要請推進枠」による、飲食店に対して営業時間短縮要請等と協力金の支払いを行う都道府県に対する支援
「出勤者数の7割削減」を目指すことも含め接触機会の低減に向け、在宅勤務(テレワーク)等を強力に推進
事業の継続に必要な場合を除き、20時以降の勤務を抑制
https://corona.go.jp/expert-meeting/pdf/sidai_r030107.pdf

1月6日 ファイザーのBioNTechCOVID-19ワクチンの初回量の接種後のアナフィラキシーを含むアレルギー反応 (米国CDC)
2020年12月14ー23日の間に、ワクチン有害事象報告システムによる監視は、ファイザーのBioNTechCOVID-19ワクチンの報告された1,893,360回の初回量投与後に、21例のアナフィラキシーを検出した(100万投与あたり11.1例)。 これらの71%は、接種から15分以内に起こった。
https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/70/wr/mm7002e1.htm

1月6日 高齢成人における重症Covid-19を予防するための早期の高力価血漿治療 (ニューイングランド医学雑誌)
治療企図集団において、重症呼吸器疾患は、回復期血漿を投与した80人の患者のうち13人(16%)とプラセボを投与した80人の患者のうち25人(31%)において、発症し、相対リスクは48%減少した(相対リスク0.52、95%信頼区間0.29―0.94)。
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2033700

1月5日 嗅覚機能障害の有病率と6か月の回復:1363人のCOVID-19患者の多施設共同研究 (内科学誌)
客観的嗅覚評価は、軽度および中・重度の集団のそれぞれ54.7%および36.6%において、嗅覚低下/無嗅覚を特定した(P = 0.001)。60日と6か月において、無嗅覚/嗅覚低下の患者のそれぞれ15.3%と4.7%は、他覚的に嗅覚を回復しなかった。
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/joim.13209

1月5日 血清陽性率調査を使用したSARS-CoV-2感染、症候性感染、入院および死亡の推定 (米国医学会誌オープン/米国)
米国の人口の推定14.3%(IQR、11.6%-18.5%)は、2020年11月中旬においてSARS-CoV-2に感染していた。
https://jamanetwork.com/journals/jamanetworkopen/fullarticle/2774584

1月5日 緊急事態宣言についての提言 (新型コロナウイルス感染症対策分科会)
東京都を中心とした首都圏
飲食の場を中心に 感染リスクが高い場面を回避する対策
営業時間短縮の時間の前倒しや要請の徹底など
不要不急の外出・移動の自粛、行政機関や大企業を中心としたテレワーク(極力7割)の徹底、イベント開催要件の強化(例えば、収容率50%など)、大学や職場等における飲み会の自粛、飲食テイクアウトの推奨、大学等におけるクラブ活動での感染防止策の徹底など。
国において行うべき環境整備
事業者への支援や罰則、宿泊療養等の根拠規定など、感染対策の実効性を高めるための特措法や感染症法の早期改正
国民が無理なく感染防止策の実施を持続できる社会の構築
感染リスクが高い場所・場面でのアクリル板の設置への財政支援や検査体制の更なる強化など。

【2020/12】

12月30日 mRNA-1273SARS-CoV-2ワクチンの有効性と安全性 (ニューイングランド医学雑誌)
有症状のCovid-19疾患は、プラセボ群における185人の参加者(1000人年あたり56.5、95%信頼区間48.7―65.3)およびmRNA-1273群における11人の参加者(1000人年あたり3.3、95%信頼区間1.7―6.0)で確認され、ワクチン効果は94.1%(95%信頼区間89.3―96.8%)であった。
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2035389

12月28日 自費検査を提供する検査機関一覧  (厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19-jihikensa_00001.html

12月28日 英国及び南アフリカ共和国に滞在歴がある入国者の方々の健康フォローアップ及び SARS-CoV-2 陽性と判定された方の情報及び検体送付の徹底について (厚生労働省)
入院措置を行った者の退院基準については、科学的な知見が得られるまでの当面の間、以下のとおりとするようお願いいたします。
新型コロナウイルス感染症の患者について、法第 26 条において準用される法第 22 条の「症状が消失したこと」とは、37.5 度以上の発熱が 24 時間なく、呼吸器症状が改善傾向であることに加え、24 時間後に核酸増幅法の検査を行い、陰性が確認され、その検査の検体を採取した 24 時間以後に再度検体採取を行い、陰性が確認された場合とする。
無症状病原体保有者については、陽性の確認から 24 時間後に核酸増幅法の検査を行い、陰性が確認され、その検査の検体を採取した 24 時間以後に再度検体採取を行い、陰性が確認された場合とする。
https://www.mhlw.go.jp/content/000713187.pdf

12月26日 新型コロナウイルス感染症(変異株)の患者等の発生について (厚生労働省)
英国からの帰国歴のある新型コロナウイルス感染症の患者及びその濃厚接触者である患者について、国立感染症研究所でゲノム解析を実施したところ、本日、英国において報告された変異した新型コロナウイルス感染症(変異株)が2例検出されました。
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_15796.html

12月25日 更なる病床確保のための新型コロナ患者の入院受入医療機関への緊急支援 (厚生労働省)
重症者病床数×1,500万円 その他病床数×450万円 協力医療機関の疑い患者病床数×450万円
https://www.mhlw.go.jp/content/000712382.pdf

12月25日 新型コロナウイルス感染症の院内感染の早期収束と入院・外来機能への影響の最小化 (新型コロナウイルス感染症対策本部)
https://www.mhlw.go.jp/content/000712411.pdf

12月25日 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き・第 4.1 版 (診療の手引き検討委員会)
https://www.mhlw.go.jp/content/000712383.pdf。

12月25日 感染性の増加が懸念されるSARS-CoV-2新規変異株について (国立感染症研究所)
検体提出、ゲノム分析を行う対象となる者の2週間以内の海外渡航先については、下記の優先順位を考慮する。
感染拡大とVOC-202012/01または501Y.V2の増加に関連性が認められる国・地域 (英国、南アフリカ)
VOC-202012/01または501Y.V2が国内で検出されているが、感染拡大との関連性が明らかではない国 ・地域(デンマーク、オランダ、ベルギー、オーストラリア、アイスランド、イタリア)
VOC-202012/01または501Y.V2が国内で報告されていない国・地域  
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov/10084-covid19-28.html

12月24日 英国に滞在歴がある入国者の方々の健康フォローアップ及びSARS-CoV-2
陽性と判定された方の情報及び検体送付の徹底について (厚生労働省)
対象者名簿をご確認いただき、「過去14 日間の滞在流行国(/地域)」が英国となっている入国者の方々について、健康フォローアップの徹底をお願いいたします。
当面の間、英国に滞在歴のある入国者については、無症状の場合も含め新型コロナウイルス感染症患者及び疑似症患者については、原則感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律第19 条第1項の規定に基づく入院措置を行うこと
https://www.mhlw.go.jp/content/000711510.pdf

12月23日 医療従事者におけるSARS-CoV-2感染の抗体の状況と罹患 (ニューイングランド医学誌)
抗スパイク血清陰性の医療従事者は、計223人がPCR検査陽性であり(有リスク1万日あたり1.09)、100人はスクリーニングの間無症状で123人は有症状であった。一方、抗スパイク血清陽性の医療従事者は、 2人がPCR検査陽性であり(有リスク1万日あたり0.13)、検査時に両方の従事者は無症状であった(調整罹患率比0.11、95%信頼区間0.03―0.44)。
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2034545

12月23日 英国における段階的制限と2度目の封鎖のCOVID-19死亡と入院との関連:モデリング研究 (ランセット感染症誌)
実効再生産数が段階2で2%(95%信用区間0–4)、段階3で10%(6–14)、北アイルランドの学校閉鎖のある厳格な封鎖で35%(30–41)、およびウェールズの学校閉鎖のある厳格な封鎖で44%(37-49)と推定しました。
https://www.thelancet.com/journals/laninf/article/PIIS1473-3099(20)30984-1/fulltext

12月23日 現在直面する3つの課題 (新型コロナウイルス感染症対策分科会)
国とシナリオ3の自治体の皆さんへ
飲食を中心として感染拡大していると考えられるため、飲食店などの営業時間のさらなる短縮の要請を含め会食・飲食による感染拡大リスクを徹底的に抑えることが必要と考えられます。
現在、首都圏が感染者の多くを占めており、また、首都圏では都市部から周辺に感染が染み出してる状況にあります。大都市における感染を抑制しなければ、地方での感染を抑えることは困難です。
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/bunkakai/cyokumen_3tsunokadai.pdf
12月22日 COVID-19パンデミックの間の妊娠における母親および新生児のSARS-CoV-2ウイルス量、経胎盤抗体移行および胎盤病理の評価 (米国医学会誌オープン)
抗SARS-CoV-2抗体の母親から新生児への移行は、抗インフルエンザ血球凝集素A抗体の移行よりも有意に低かった(平均(標準偏差)臍帯母体比:抗受容体結合領域IgG0.72(0.57)、抗ヌクレオカプシド0.74 (0.44)、抗インフルエンザ1.44 (0.80))。
https://jamanetwork.com/journals/jamanetworkopen/fullarticle/2774428

12月22日 COVID-19および回復期におけるSARS-CoV-2スパイクおよびヌクレオカプシド蛋白に対する持続性のあるB細胞メモリーの迅速な生成 (サイエンス誌免疫学)
スパイク受容体結合特異的および領域ヌクレオカプシド蛋白特異的な長寿命メモリーTおよびB(Bmem)細胞は、主にIgM +またはIgG1 +を発現し、150日まで上昇し続けた。
https://immunology.sciencemag.org/content/5/54/eabf8891

12月22日 英国における新規変異株(VUI-202012/01)の検出について (国立感染症研究所)
変異株の監視体制の強化。特に、最近2週間の英国渡航歴ありの陽性者に対する検体提出、ゲノム分析の実施。
英国からの入国者の健康観察。必要に応じ、指定施設での停留(健康観察)や航空便の運行停止も検討。
上記について、英国以外に変異株が検出されている地域に対しても同様の措置を検討すること
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov/10074-covid19-27.html

12月20日 英国において観察された複数のスパイク蛋白変異のあるSARS-CoV-2変異体の急速な増加 (欧州CDC)
この変異体は以前に広がっている変異体よりも有意により伝播しやすく、再生産数(R)が0.4以上増加し、推定感染率が70%まで増加することを、英国における予備的分析は示唆する。
新しい変異体に関連する感染の重症度の増加の兆候は、この時点ではない。
https://www.ecdc.europa.eu/sites/default/files/documents/SARS-CoV-2-variant-multiple-spike-protein-mutations-United-Kingdom.pdf
https://www.gov.uk/government/news/covid-19-sars-cov-2-information-about-the-new-virus-variant
https://www.who.int/csr/don/21-december-2020-sars-cov2-variant-united-kingdom/en/

12月18日 新型コロナウイルス感染症に関する自費検査について (厚生労働省)
医師による診断を伴わない検査を提供する検査機関においては、あらかじめ 提携医療機関を決めておくことを 要請している。
https://www.mhlw.go.jp/content/000707711.pdf

12月17日 レニン-アンジオテンシン系遮断薬とCOVID-19への感受性 (ランセット誌デジタル医療)
COVID-19の診断と、アンジオテンシン変換酵素阻害薬(ACEI)またはアンジオテンシン受容体遮断薬(ARB)単剤療法対カルシウムチャンネル遮断薬(CCB)またはサイアザイド・サイアザイド様利尿薬(THZ)単剤療法(較正ハザード比0.98、95%信頼区間0.84–1.14)あるいは併用療法(1.01、0.90–1.15)への曝露との間に、関連は観察されなかった。
https://www.thelancet.com/journals/landig/article/PIIS2589-7500(20)30289-2/fulltext

12月16日 直近の感染状況の評価等 (新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード)
全国の新規感染者数は、一度高止まりした後に、直近で増加に転じており、過去最多の水準が続いている。
これまで大きな感染が見られなかった地域で新たに感染拡大や再拡大の動きが見られ、その他の地域も含め全国的に感染が拡大することが懸念される。
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000706191.pdf

12月15日 SARS-CoV-2の家庭内伝播 系統的評価とメタ分析 (米国医学会雑誌)
家庭の二次発病率は、無症候性の発端症例(0.7%、95%信頼区間0%-4.9%)からよりも症候性の指標症例(18.0%;、95%信頼区間14.2%-22.1%)からで、小児への接触(16.8%、95%信頼区間12.3%-21.7%)よりも成人への接触(28.3%、95%信頼区間20.2%-37.1%)で、他の家族のへ接触(17.8%、95%信頼区間、11.7%-24.8%)よりも配偶者への接触(37.8%、95%信頼区間25.8%-50.5%)で、および接触者が3人以上の世帯(22.8%、95%信頼区間13.6%〜33.5%)よりも接触者が1人ある世帯(41.5%; 95%信頼区間、31.7%-51.7%)で、増加した。
https://jamanetwork.com/journals/jamanetworkopen/fullarticle/2774102

12月15日 COVID-19患者における静脈血栓塞栓症の一次予防  (血管疾患紀要/日本)
静脈血栓塞栓症の発生率は0.6%(7/1243)、肺塞栓症の発生率は0.4%(5/1243)であった。https://www.jstage.jst.go.jp/article/avd/advpub/0/advpub_ra.20-00145/_article

12月15日 covid-19および季節性インフルエンザで入院した患者における臨床症状と死亡リスクの比較評価:コホート研究 (英国医学雑誌)
季節性インフルエンザと比較してcovid-19は、死亡(ハザード比4.97、95%信頼区間4.42―5.58)、人工呼吸器使用(4.01、3.53―4.54)、ICU入院(2.41、2.25―2.59)のより高いリスク、および入院期間の3.00(2.20―3.80)日の追加と、関連していた。
https://www.bmj.com/content/371/bmj.m4677

12月15日 2020年3月から8月のCOVID-19パンデミックの間の過剰死亡の推定に関する人口増加と高齢化の影響 (内科学紀要/米国)
人口変化が考慮された後、推定217,900人の過剰死亡が、2020年3月から8月に起こった(173,300人のCOVID-19死亡および44,600人の非COVID-19死亡)。ほとんどの非COVID-19過剰死亡は、4月、7月、8月に起こり、34,900人(78%)が25―64歳の者であった。
https://www.acpjournals.org/doi/10.7326/M20-7385

12月14日 新型コロナウイルス感染症の院内感染によりクラスターが発生した医療機関等への財政的な支援及び医師・看護師等派遣の支援について (厚生労働省)
看護師等の負担軽減の観点から、 民間事業者に消毒・清掃・リネン交換等を委託することが可能です。
派遣される医師・看護師等の処遇にも配慮する観点から、重点医療機関に派遣する場合の補助上限額を引き上げたところです。
https://www.mhlw.go.jp/content/000705178.pdf

12月14日 新型コロナウイルス感染症に関する自費検査に係る調査への協力について (厚⽣労働省)
自費検査を実施する検査機関の情報を オープンデータとし て厚生労働省ホームページにて公表することといたします 。

12月11日 Covid-19の入院成人のためのバリシチニブとレムデシビル (ニューイングランド医学誌)
登録時に高流量酸素または非侵襲的換気を受けている患者は、併用療法で10日および対照で18日の回復までの時間があった(回復の率比1.51、95%信頼区間1.10ー2.08)。
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2031994

12月11日 今後の感染の状況を踏まえた対応についての分科会から政府への提言 (新型コロナウイルス感染症対策分科会)
ステージⅢ相当の対策が必要とされていた地域で、なおかつ、「報告数が高止まりしている地域」
営業時間短縮要請を引き続き推進(必要に応じエリアの拡大や時間短縮の20時への前倒し等を検討。)
感染予防を徹底できない場合における、感染が拡大している地域とそれ以外の地域との社会経済圏域を越えた往来の自粛要請の推進
なお、Go To Travel事業及びGo To Eat事業についても、一時停止。
ステージⅢ相当の対策が必要となる地域
大人数の「忘年会・新年会」は見送り、オンライン忘年会・新年会を検討すること。「成人式」及び「その他年末年始に想定されるイベント」は、主催者はオンラインを活用した形での開催や開催時期、時間の分散化等、在り方について慎重に検討すること。「年末年始の帰省」は、時期の分散のみならず、延期も含め慎重に検討すること。
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/bunkakai/seifu_teigen_18.pdf
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/bunkakai/bounenkai_shinnenkai_seijinshiki_teigen_18.pdf

12月10日 COVID-19患者の全国的標本における院内死亡率と関連するリスク因子 (米国医学会誌オープン/米国)
スタチンの服用(オッズ比0.60、95%信頼区間0.56-0.65)、アンジオテンシン転換酵素阻害薬(オッズ比0.53、 95%信頼区間0.46-0.60)、およびカルシウムチャネル拮抗薬(オッズ比0.73、95%信頼区間0.68-0.79)は、死亡の可能性の減少と関連していた。
https://jamanetwork.com/journals/jamanetworkopen/fullarticle/2773971

12月10日 BNT162b2 mRNACovid-19ワクチンの安全性と有効性 (ニューイングランド医学雑誌)
2回目投与の少なくとも7日後の発症のCovid-19は、BNT162b2を受けることを割り当てられた参加者の間で8例があり、プラセボに割り当てられた参加者の間で162例があった。BNT162b2は、Covid-19予防における効果が95%であった(95%信頼区間 90.3―97.6)。
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2034577

12月10日 直近の感染状況の評価等 (新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード)
市民の皆様にも新年会や忘年会、帰省などで感染拡大を起こさず、静かな年末年始を過ごしていただくなどの協力が必要 であり、そのためのメッセージを発信していくことが求められる。
全体として必ずしも新規感染者数を減少させることに成功しているとは言い難い
12月中旬を目途に感染拡大が沈静化に向かうかどうかを評価し、今後の更なる施策について早急に検討する必要が ある。
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000704456.pdf

12月9日 年末年始における新型コロナウイルス感染症対応に関する保健所体制整備等について (厚⽣労働省)
年末年始期間中は、休暇を取得する職員も多くなると見込まれる中、 保健所に対して多くの相談が寄せられることが想定されます。このため、保健所や地方衛生研究所の体制及び関係機関との連携に支障が生じることがないように、全庁的な即応体制について取り組んでいただきますよう、改めてお願いいたします。
https://www.mhlw.go.jp/content/000703974.pdf

12月8日 一卵性双生児における同時のCOVID-19 (内科学紀要)
双生児1は合併症なしに退院し、問題がなく回復した。
3日間の効果のない非侵襲的換気の後、双生児2はICUに移され、そこで動脈血酸素分圧/吸入気酸素割合が最低値58に達し、挿管され人工呼吸がなされた。
https://www.acpjournals.org/doi/10.7326/L20-1207

12月8日 教育現場におけるSARS-CoV-2の感染と伝播:感染クラスターと集団発生の前向き横断的分析 (ランセット感染症/英国)
SARS-CoV-2 感染は、113人の弧発例、9人の同時感染例と55人のアウトブレイク(2例以上)症例があった。
集団発生における二次症例の中央値は、生徒の発端者において1(四分位 1–2)であり、従事者の発端者において1(1–5)であった。
https://www.thelancet.com/journals/laninf/article/PIIS1473-3099(20)30882-3/fulltext

12月8日 COVID-19 関連⾎栓症アンケート調査結果報告 (厚⽣労働省難治性疾患政策研究事業)
⾎栓症は105 例(1.85%)に発症し、発症部位は、症候性脳梗塞22 例、⼼筋梗塞7 例、深部静脈⾎栓症41 例、肺⾎栓塞栓症29 例、その他の⾎栓症21例であった。
https://ketsuekigyoko.org/news/items/docs/20201208154323.pdf

12月7日 新型コロナウイルス感染症の母親に生まれた新生児に対する同室診療の評価 (米国医学会誌オープン/イタリア)
61人の母親(中央値32歳)から生まれた62人の登録された新生児のうち、1人乳児(1.6%、95%信頼区間0%―8.7%)のみが、出生後検査でSARS-CoV-2感染があると診断された。
登録された新生児の95%は、母乳で育てられた。
https://jamanetwork.com/journals/jamapediatrics/fullarticle/10.1001/jamapediatrics.2020.5086

12月4日 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き・第4版 (厚⽣労働省)
https://www.mhlw.go.jp/content/000668291.pdf

12月3日 covid-19予防接種に対する対象人口の大きさの世界、地域および国の推定:記述的研究 (英国医学雑誌)
特に、ヨーロッパはエッセンシャルワーカー(6300万人、8.9%)と基礎疾患のある人(2億6590万人、37.4%)の高い割合があり、これら2つのカテゴリーは、それぞれ社会的機能の維持と重症のcovid-19の減少において必須である。これに対して東南アジアは、地域の伝播を減少させるための重要な対象である健康成人で最も高い割合(7億7750万、58.9%)がある。
https://www.bmj.com/content/371/bmj.m4704

12月3日 COVID-19で入院した患者におけるメトホルミンと死亡リスク:後ろ向きコホート分析 (ランセット誌健康長寿)
メトホルミンは、コックス比例ハザード(ハザード比 0.785、95%C信頼区間0.650–0.951)および傾向マッチング(オッズ比0.759、95%信頼区間 0.601–0.960)によって、女性における死亡の減少と関連していた。 = 0・021)。 男性における死亡率において、有意な減少はなかった(ハザード比 0.957、95%信頼区間 0.82–1.14、コックス比例ハザードによるp = 0.689)。
https://www.thelancet.com/journals/lanhl/article/PIIS2666-7568(20)30033-7/fulltext

12月3日 学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル~「学校の新しい生活様式」~ (文部科学省)
https://www.mext.go.jp/content/20201203-mxt_kouhou01-000004520_01.pdf

12月3日 子供におけるSARS-CoV-2の症状と伝播 (小児科学)
成人(30%)と子供(28%)の二次感染率は、同様であった。子供からの伝播の可能性がある世帯において、子供から大人への伝播が10人中2人(20%)で発生し、子供から子供への伝播が6人中1人(17%)で発生した可能性がある。
https://pediatrics.aappublications.org/content/early/2020/12/01/peds.2020-027268

12月2日 COVID-19パンデミックの間の国内旅行 (CDC)
もし旅行するのであれば、旅行の1〜3日前にウイルス検査を受けることを考慮しなさい。また、旅行の3〜5日後にウイルス検査を受けるとともに、検査陰性であっても旅行後7日間は不要不急の活動を減らしなさい。もし検査を受けないなら、旅行後10日間は不要不急の活動を減らすことを考慮しなさい。
https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/travelers/travel-during-covid19.html

12月2日 隔離期間 (CDC)
CDCおよび他の科学者は、最終曝露から14日間隔離する現在の勧告を変更することを探求した。
CDCは今回、隔離継続期間の2つの追加的選択を推奨する。地域のウイルス検査の利用可能状況に基づき、検査なく10日目または、検査結果陰性後の7日目に、無症状者は隔離を終了できる。隔離中止後 ばく露後14日まで健康観察、症状があれは直ちに自己隔離し、保健所または医療機関に連絡する必要がある。
https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/if-you-are-sick/quarantine.html

12月2日 英国はファイザー/バイオNテックのCOVID-19ワクチンを認可 (英国)
ファイザー/バイオエヌテックのCOVID-19ワクチンの使用を承認するという、独立した医薬品医療製品規制庁(MHRA)からの勧告を、政府は本日受容した。
ワクチンは来週から全英国で利用できるようになる。
https://www.gov.uk/government/news/uk-authorises-pfizer-biontech-covid-19-vaccine

【2020/11】

11月30日 COVID-19関連多系統炎症症候群のある子供における人種/民族 (米11月30日 COVID-19関連多系統炎症症候群のある子供における人種/民族 (米国医科学会雑誌)
白人の子供と比べて、黒人(罹患率比3.2、95%信頼区間2.0-4.9)およびヒスパニック(罹患率比1.7、 95%信頼区間1.1-2.7)の子供の間での多系統炎症症候群のより高い罹患率と、アジア人または太平洋諸島の子供の間での罹患率に差がないこと(罹患率比0.9; 95%信頼区間0.4-1.7)を、われわれは観察した。
https://jamanetwork.com/journals/jamanetworkopen/fullarticle/2773289
国医科学会雑誌)

11月29日 SARS-CoV-2および他の呼吸器ウイルスの屋外感染:系統的レビュー (感染症誌)
報告された世界的なSARS-CoV-2感染の低い割合は屋外で起こり(<10%)、屋内伝播の確率は屋外と比較して非常に高い(18.7倍、95%信頼区間6.0ー57.9)ことを、5つの特定された研究は見出した。
https://academic.oup.com/jid/advance-article/doi/10.1093/infdis/jiaa742/6009483

11月27日 医療提供体制及び保健所への更なる負担を防ぐための取組 (新型コロナウイルス感染症対策本部)
ステージⅢ相当の対策が必要となる地域の中でも、特に医療提供体制及び保健所機能が厳しい状況にある地域に対し、今後数週間は感染状況がさらに悪化することを前提にして、患者搬送及び医療従事者の派遣等の支援について、政府は自衛隊の活用も含め全国的な支援を早急に検討すること。
必要な感染防止策が行われない場合は、ステージⅢ相当の対策が必要となる地域とそれ以外の地域との間の往来はなるべく控えること。その際には、テレワークなど在宅勤務を積極的に推進すること。
https://corona.go.jp/expert-meeting/pdf/sidai_r021127.pdf

11月27日  新型コロナウイルスワクチンの安全性確保に関する4 学会共同声明 (日本薬剤疫学会、日本疫学会、日本臨床疫学会、日本ワクチン学会)
http://www.jspe.jp/report/pdf/COVID19_jointstatement20201127Japanese.pdf

11月25日 現在の感染拡大を沈静化させるための分科会から政府への提言 (新型コロナウイルス感染症対策分科会)
年末年始を穏やかに過ごすためにも、この3週間に集中して、都道府県は、政府と連携し、ステージⅢ相当の対策が必要となる地域においては早期に強い措置を講じること
酒類を提供する飲食店における営業時間の短縮要請を早急に検討すること。
夜間の遊興や酒類を提供する飲食店の利用の自粛を検討すること。ただし、仕事・授業・受診等、感染拡大リスクの低い活動を制限する必要はないことも併せて呼びかけること。
必要な感染防止策が行われない場合は、ステージⅢ相当の対策が必要となる地域とそれ以外の地域との間の往来はなるべく控えること。その際には、テレワークなど在宅勤務を積極的に推進すること。
Go To Travel事業の一時停止を行うこと。その際、今後の状況に応じて、当該地域からの出発分についても検討すること。また、Go To Eat事業の運用見直しやイベントの開催制限の変更等も検討すること。
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/bunkakai/seifu_teigen_17.pdf

11月24日 大規模な臨床データで訓練・試験された胸部X線写真のCOVID-19を検出するAIアルゴリズム (放射線学)
300の無作為検査画像(134のCOVID-19陽性)について、AIの正確性は、それぞれの放射線医(76%-81%)および5人の放射線医全員の合意(81%)と比較して82%であった。
コンセンサスのROC下面積(AUC)が0.8であるのと比べて、AIのAUCは0.88であった。
https://pubs.rsna.org/doi/10.1148/radiol.2020203511

11月24日 Covid-19の予防のためのヒドロキシクロロキンのクラスター無作為試験 (ニューイングランド医学誌)
加えて、ヒドロキシクロロキンは通常医療よりも、SARS-CoV-2感染のより低い罹患率と関連していなかった(それぞれ18.7%と17.8%)。
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2021801

11月24日 新型コロナウイルス感染症に関する自費検査を実施する検査機関が情報提供すべき事項の周知および協力依頼について (厚生労働省)
あらかじめ 提携医療機関を 決めておき、被検者 本人の同意を得た上で 、検査結果が陽性となった者については、速やかに提携医療機関等に検査結果を連絡し、検査機関または提携医療機関等から被検者本人に対して受診を推奨

11月23日 世界のCOVID-19ワクチンに関する躍進 (オックスフォード大学/アストラゼネカ)
Covid-19の131症例を含むフェーズ3中間分析は、2つの投与量処方からのデータを結合するとき、ワクチン効果が70.4%であることを示す。
2つの異なる投与量処方おいて、ワクチンの有効性は一方で90%、もう一方で62%であった。
https://www.ox.ac.uk/news/2020-11-23-oxford-university-breakthrough-global-covid-19-vaccine

11月21日 日本の感染経路不明のcovid-19症例における長い診断の遅れの高い割合 (環境研究公衆衛生国際雑誌/土浦保健所・藤井寺保健所) 
長い診断の遅れの割合は、ばく露のわかっている症例に対して38%であり、ばく露の不明な症例に対して65%であった。ばく露の不明な症例における長い診断の遅れの割合は、ばく露のわかっている症例における割合より有意に高かった。(オッズ比2.38、95%信頼区間1.354-4.21)
https://www.mdpi.com/1660-4601/17/22/8655/htm

11月20日 WHOはCOVID-19患者にレムデシビルを使用しないよう推奨する (WHO)
レムデシビルが入院患者において生存率やその他の転帰を改善するという根拠が現在ないので、疾患の重症度にかかわらず、入院患者においてレムデシビルの使用をしないようにとの条件付き勧告を、WHOは出した。
https://www.who.int/news-room/feature-stories/detail/who-recommends-against-the-use-of-remdesivir-in-covid-19-patients

11月20日 私たちの考えー分科会から政府への提言― (新型コロナウイルス感染症対策分科会)
ステージⅢに入りつつある都道府県がある。また、その都道府県内の一部の地域では、既にステージⅢ相当の強い対策が必要な状況に達したと考えられる地域も存在する。
この機を逃さず、 短期間(3週間程度)に集中し、 感染リスクが高い状況に焦点を絞る
感染が拡大している自治体では、 酒類の提供を行う飲食店に対し、夜間の営業時間の短縮要請又は休業要請を行って頂きたい。
感染が拡大している地域との間の出入り移動の自粛をなるべくお願いして頂きたい。
感染拡大地域においては、都道府県知事の意見も踏まえ、一部区域の除外を含め、国としてGo To Travel事業の運用のあり方について、早急に検討して頂きたい。
Go To Eat事業については、プレミアム付食事券の新規発行の一時停止及び既に発行された食事券やオンライン飲食予約サイトで付与されたポイントの利用を控える旨の利用者への呼びかけ
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/bunkakai/seifu_teigen_16.pdf

11月20日 COVID-19専門家の意見 (日本医学会連合)
https://www.jmsf.or.jp/uploads/media/2020/11/20201120164715.pdf

11月19日 SARS-CoV-2、SARS-CoVおよびMERS-CoVのウイルス量の変遷、ウイルス排出期間および感染性:系統的評価とメタ分析 (ランセット微生物)
サイクルのしきい値から推測される持続的に高いウイルス量にもかかわらず、疾病9日を過ぎて生きたウイルスを検出した研究はなかった。
https://www.thelancet.com/journals/lanmic/article/PIIS2666-5247(20)30172-5/fulltext

11月19日 救急部門に出現するCOVID-19の高齢患者におけるせん妄 (米国医学会誌)
患者のうち226人(28%)は診察時にせん妄を患っており、せん妄は、全ての出現する症候症状のうち6番目に一般的であった。
https://jamanetwork.com/journals/jamanetworkopen/fullarticle/10.1001/jamanetworkopen.2020.29540

11月19日 高齢者施設等への重点的な検査の徹底について(厚生労働省)
高齢者施設等の入所者又は介護従事者等で発熱等の症状を呈する者については、必ず検査を実施すること。当該検査の結果、陽性が判明した場合には、当該施設の入所者及び従事者の全員に対して原則として検査を実施すること。
https://www.mhlw.go.jp/content/000696766.pdf

11月18日 COVID-19ワクチン候補の第3相試験は全主要有効性評価項目を満たす (ファイザー社)
データの分析は、いずれの場合も、2回目投与7日後に測定された例で、前にSARS-CoV-2感染のない参加者(一次主要対象)、およびまた前にSARS-CoV-2感染のあるおよびない参加者(二次主要対象)において、95%(p <0.0001)のワクチンの有効率を示す。
https://www.pfizer.com/news/hot-topics/albert_bourla_discusses_covid_19_vaccine_efficacy_results

11月16日 COVID-19ワクチン候補は第3相試験の最初の中間分析において主要有効性評価項目を満たす (モデルナ社)
COVID-19に対するワクチン候補であるmRNA-1273の第3相試験のための独立したNIHが任命したデータ安全性評価委員会は、94.5%のワクチン有効性を以て有効性に対する試験規約において事前に特定された統計的基準を満たしたことを、モデルナに通知した。
https://investors.modernatx.com/news-releases/news-release-details/modernas-covid-19-vaccine-candidate-meets-its-primary-efficacy

11月12日 新型コロナ感染症 病院・診療所のプライマリ・ケア 初期診療の手引き (日本プライマリ・ケア連合学会)
https://www.pc-covid19.jp/files/guidance/guidance-3.0.pdf

11月12日 SARS-CoV-2感染症治療のための吸入噴霧インターフェロンベータ1a(SNG001)の安全性と有効性:無作為二重盲検プラセボ対照第2相試験 (ランセット呼吸器医学)
SNG001を投与した患者は、第15日または16日に臨床改善順序尺度(OSCI)でより大きな改善のオッズがあり(オッズ比2.32、95%信頼区間1.07-5.04)、プラセボを投与した患者よりも治療中にOSCIが1(活動制限なし)へ回復する可能性が高かった(ハザード比2.19、95%信頼区間1.03–4.69)。
https://www.thelancet.com/journals/lanres/article/PIIS2213-2600(20)30511-7/fulltext

11月12日 前に陰性結果がありCOVID-19から回復し患者におけるSARS-CoV-2RNA検査結果の評価 (米国医学会)
176の鼻/口腔咽頭検体のうち32(18.2%)は、SARS-CoV-2の総RNAに対して陽性であり、ウイルス量はmLあたりSARS-CoV-2RNAの1.6×101から1.3×104コピーの範囲であった。32検体のうち1つ(3.1%)は、複製可能なSARS-CoV-2RNAを有していた。
https://jamanetwork.com/journals/jama/fullarticle/10.1001/jamainternmed.2020.7570

11月11日 小児のコロナウイルス感染症2019(COVID-19)に関する医学的知見の現状 (日本小児科学会 )
http://www.jpeds.or.jp/modules/activity/index.php?content_id=342

11月11日 新型コロナウイルス感染症に係る行政検査におけるPCR 検査の取扱いについて (厚生労働省)
行政検査におけるPCR 検査の取扱い
「SARS-CoV-2(新型コロナウイルス)核酸検出」については、「SARS-CoV-2(新型コロナウイルス)核酸検出(ウイルス・細菌核酸多項目同時検出(SARS-CoV-2 を含む。)及びSARS-CoV-2・インフルエンザ核酸同時検出を含む。)」と取り扱う。
https://www.mhlw.go.jp/content/000694561.pdf

11月9日 COVID-19ワクチン効果の結果 (ファイザー社)
ワクチンの候補は、最初の中間効果分析において、前にSARS-CoV-2感染の証拠のない参加者において、COVID-19の予防に90%以上の効果があることが、わかった。
https://www.pfizer.com/news/hot-topics/albert_bourla_discusses_covid_19_vaccine_efficacy_results

11月9日 SARS-CoV-2感染後の継続する疲労は一般的であり、初期の感染の重症度に依存しない。 (ブロスワン誌)
128人の参加者のうち半数以上は、最初のCOVID-19症状後中央値10週間で継続する疲労( 52.3%)を報告した。COVID-19の重症度とCOVID-19後の疲労との間に、関連はなかった。
https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0240784

11月9日 介護施設の混雑とCOVID-19感染および死亡率との間の関連 (米国医学会雑誌内科学/カナダ)
混雑指数は、1.3(主に1人室)から4.0(4人室のみ)までの範囲にあった。
地域、施設、および居住者の共変量で調整後、混雑指数は、感染の罹患率(相対危険度 1.73、95%信頼区間1.10-2.72)および死亡率(相対危険度1.69、95信頼区間0.99-2.87)の増加と関連したままであった。
https://jamanetwork.com/journals/jamainternalmedicine/fullarticle/2772335

11月9日 最近の感染状況を踏まえた、より一層の対策強化について (新型コロナウイルス感染症対策分科会)
「早期検知しにくい」クラスター: ①一部の外国人コミュニティや②大学生の課外活動など若年層を中心としたクラスターが挙げられる。
「閉じにくい」クラスター: 接待を伴う飲食店などが挙げられる。
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/bunkakai/seifu_teigen_14.pdf

11月6日 ヒトにおけるSARS-CoV-2に対する既存および新規の液性免疫 (サイエンス誌)
ヒトコロナウイルス反応抗体が実質的にすべての成人に存在するからには、SARS-CoV-2 血清交差反応性がまれであること(5.29%)は、最後のヒトコロナウイルス感染からの時間よりも、ヒトコロナウイルス感染に焦点をあてたランダムなB細胞受容体のレパートリーまたは感染頻度などの、追加的要件を示している。
注目すべきことに、48人のドナーのうち少なくとも21人は、検出可能水準のSARS-CoV-2血清反応IgG抗体を持っていたのに対し、43人の若年者の追加コホートの1人のみがそのような抗体を持っていた。
https://science.sciencemag.org/content/early/2020/11/05/science.abe1107

11月3日 クイックCOVID-19ヒーラーが抗SARS-CoV-2抗体産生を維持 (細胞誌)
ウイルス特異的IgGはほとんどの者で実質的に崩壊したが、異なる集団は、初期の抗体の類似した大きさにもかかわらず、同じ時間枠において安定または増加する抗体水準であった。反応の増加したこれら者は、有症COVID-19疾患から急速に回復し、ウイルス特異的記憶B細胞抗体遺伝子における増加した体細胞変異を与え、以前に活性化されたCD4 +陽性T細胞の持続するより高い頻度があった
https://www.cell.com/cell/fulltext/S0092-8674(20)31458-6?_returnURL=https%3A%2F%2Flinkinghub.elsevier.com%2Fretrieve%2Fpii%2FS0092867420314586%3Fshowall%3Dtrue

11月2日 濃厚接触者におけるSARS-CoV-2血清有病率と伝播危険因子:後ろ向きコホート研究 (ランセット感染症誌)
寝室を共有すること(多変量オッズ比5.38、95%信頼区間1.82–15.84)と、30分以上発端者によって話されていること(7.86、3.86–16.02)が、家庭内接触者のSARS-CoV-2感染と関連していた。家庭外の接触者では、複数の症例への曝露(多変量オッズ比3.92、95%C信頼区間2.07–7.40)、30分以上発端者によって話されていること(2・67、1.21–5.88)、および発端者と車両を共有していること(3.07 、1.55–6.08)が、SARS-CoV-2感染と関連していた。
https://www.thelancet.com/journals/laninf/article/PIIS1473-3099(20)30833-1/fulltext

11月2日 妊娠中に検査確認されたSARS-CoV-2感染後の出生および乳児の転帰(CDC週報)
SARS-CoV-2感染の女性に生まれわかっている在胎週数の乳児のうち、12.9%が早産(37週未満)であり、全国推定値の10.2%より高かった。検査結果のある21.3%の乳児のうち、2.6%はSARS-CoV-2の結果が陽性であり、主に出産時に感染した女性に生まれていた。
https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/69/wr/mm6944e2.htm#contribAff

【2020/10】

10月29日 クラスター対策についての分科会から政府への提言 (新型コロナウイルス感染症対策分科会)
大都市の歓楽街における感染拡大防止対策ワーキンググループの報告に基づく対応の推進(気軽に検査等について相談できる環境づくり等)
モニタリング体制の更なる強化
今までに情報が届かなかった人への情報提供
保健所・医療機関への支援
地方自治体との連携によるクラスター対策のベストプラクティスの収集・共有
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/bunkakai/teigen_13.pdf

10月29日 新型コロナウイルス感染症対策に係る病院の医療提供状況等の把握等について調査項目一部変更のお知らせ(その11)(厚生労働省)
都道府県において指定した「診療・検査医療機関(仮称)」における受診者数等の実績について、G-MIS を利用した報告を開始することに伴い、従来よりお願いしている本調査についても、令和2年11 月2日(月)から一部調査項目を変更することとしました。
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000689681.pdf

10月28日 医療従事者およびその家族におけるCOVID-19の入院リスク:全国連結コホート研究 (英国医学雑誌)
共変数調整モデルにおいて、患者と対面する医療従事者は、患者と対面しない医療従事者と比較して、よりリスクが高く(ハザード比3.30、2.13―5.13)、患者と対面する医療従事者の家族も同様であった(ハザード比1.79、1.10―2.91)。
https://www.bmj.com/content/371/bmj.m3582

10月28日 Covid-19の外来患者におけるSARS-CoV-2中和抗体LY-CoV555 (ニューイングランド医学雑誌)
2800 mgのLY-CoV555を投与した患者について、基準からの減少におけるプラセボとの差は-0.53(95%信頼間-0.98〜-0.08)であり、3.4倍低いウイルス量であった。
Covid-19に関連する入院または救急外来受診した患者の割合は、LY-CoV555群において1.6%であり、プラセボ群おいて6.3%であった。
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2029849

10月28日 抗原検査の実績の集計・公表について (新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード)
医療機関による検査の実績についても、 G MIS により報告(週次)を求めることから、従来公表されていた PCR 検査の実施件数に加え、 抗原検査(定量検査及び簡易キット)の実績(検体採取人数)を公表 することとする。
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000688924.pdf

10月28日 疑似症患者及び陰性の場合のHER SYSの入力について (感染者情報の活用のあり方に関するワーキンググループ)
検査結果が 陰性の場合 については、HER SYS への 入力自体を不要にする こととしてはどうか。
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000676586.pdf

10月26日 ヒトにおけるSARS-CoV-2感染後3ヶ月における縦断的観察と中和抗体反応の低下 (ネイチャー誌微生物学)
発症後8日を超えて検体採取したときに症例の95%以上において血清陽転(IgM、IgA、IgG)と中和抗体反応を示す。
高いピーク感染量の者には発症後60日を超えて1,000を超える中和抗体価を維持するものもいたが、低いピーク感染症のある者は追跡期間内に中和抗体価がベースラインに近付いた。
https://www.nature.com/articles/s41564-020-00813-8

10月23日 航空機内での感染が疑われた新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のクラスター事例 (那覇市保健所)
調査対象141名のうち122名に連絡がとれ、沖縄県を含む7府県に居住する計14名の確定例が確認された
ウイルスゲノム配列と同一もしくは1塩基変異のみ示すことが判明、同一の配列系統である
前後左右2列を超える座席からも確定例を認めた。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov/2502-idsc/iasr-in/9930-488d01.html

10月23日 クラスターの分析に関するヒアリング調査等の結果と今後に向けた検討 (内閣官房)
「7つの場面」飲酒を伴う懇親会 大人数や深夜におよぶ飲食 大人数やマスクなしでの会話 仕事後や休憩時間 集団生活 激しい呼吸を伴う運動 屋外での活動の前後
「7つの場面」は概ね妥当であり、対策を進めていく上で有用であること、感染リスクが低い場面を啓発していくためにも 業種別ガイドラインの更なる改善と普及が必要であること、クラスターに係る情報の収集体制を構築する上では、国が目的に沿った効果的な情報の収集を心がける必要があるとともに 都道府県内での情報の集約化の仕組みを構築していく必要があることが示された。
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/bunkakai/kongo_kento_12_2.pdf

10月23日 新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業実施要領  (厚生労働省)
都道府県においては、 市町村支援・ワクチン流通調整等の広域調整や、接種順位の上位となる医療従事者等への接種の実施体制の確保、専門的相談体制の確保等を行う。
https://www.mhlw.go.jp/content/000687032.pdf

10月22日 成人の中等症covid-19の管理における回復期血漿:非盲検第II相多施設無作為比較試験 (英国医学雑誌/インド)
登録後28日における重症への進行または全原因死亡は、介入群における19%および対照群における18%において発生した(リスク差0.008、95%信頼区間-0.062ー0.078、リスク比1.04、95%信頼区間0.71ー1.54)。
https://www.bmj.com/content/371/bmj.m3939

10月21日 SARS-CoV-2の空気伝播の防止におけるフェイスマスクの有効性 (mスフェア誌/東大医科研)
布マスクにより、マスクなしと比較してウイルス取り込みを約20%―40%減少した。 N95マスクは、調査されたさまざまなマスクの中で最も高い保護効果(約80%―90%減少)があったが、N95マスクが粘着テープで顔に完全に装着されているときでさえ、感染性ウイルスの突破は測定可能であった。これに対してマスクがウイルスを放出するマネキンに装着された時は、布マスクとサージカルマスクは、ウイルス伝播の50%以上を阻止する一方、N95マスクはかなりの保護効果を示した。
https://msphere.asm.org/content/5/5/e00637-20
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/t344/202011/567751.html

10月20日 トシリズマブの早期治療とCOVID-19重篤患者の死亡率との間の関連 (米国医学会誌)
初期の分析において、中央値27(四分位14-37)日の追跡の間に、トシリズマブで治療された患者は、トシリズマブで治療されなかった患者と比較して、より低い死亡リスクであった(ハザード比0.71、95%信頼区間0.56-0.92)。
https://jamanetwork.com/journals/jamainternalmedicine/fullarticle/10.1001/jamainternmed.2020.6252

10月20日 COVID-19入院患者における抗凝固、出血、死亡および病理学 (米国循環器学会誌)
抗凝固療法がないのと比較して、治療的抗凝固療法および予防的AC抗凝固療法は、より低い院内死亡率(それぞれ調整ハザード比0.53、 95%信頼区間0.45ー0.62、および調整ハザード比0.50、95%信頼区間0.45ー0.57)および挿管(それぞれ調整ハザード比0.69、95%信頼区間0.51ー0.94、および調整ハザード比0.72、95%信頼区間0.58ー0.89)と関連していた。
https://www.medrxiv.org/content/10.1101/2020.10.15.20209817v1.full.pdf

10月15日 COVID-19のために再利用された抗ウイルス薬
–暫定的WHO SOLIDARITY試験結果 (WHO SOLIDARITY試験共同体)
死亡率の比率(95%信頼区間、死亡/無作為化数 各薬剤 対対照)は、レムデシビル 率比0.95(0.81-1.11、301/2743 対303 / 2708)、ヒドロキシクロロキン 率比1.19(0.89-1.59、104/947 対84/906)、ロピナビル 率比1.00(0.79-1.25、148/1399 対146/1372)およびインターフェロン 率比1.16(0.96-1.39、243/2050 対216/2050)であった。

10月15日 現在の感染状況に対する分科会から政府への提言 (新型コロナウイルス感染症対策分科会)
これからもクラスターは発生する可能性があるが、感染拡大防止には早期のクラスター対応が有効と分かってきたので、関係者にはクラスターが発生した場合には、早期に適切な対応を行うことを求めたい。
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/bunkakai/seifu_teigen_11.pdf

10月14日 ABO血液型O型におけるSARS-CoV-2感染の減少する有病率 (血液の進歩誌)
ABO血液型は、患者と対照群の間で有意に異なり、O血液型に属しているのは対照群における41.70%(95%信頼区間41.60-41.80)と比べて、患者では38.41%(95%信頼区間37.30-39.50)のみであり、 コントロールでは、COVID-19有病に対する(95%信頼区間0.83-0.91)の相対リスクに相当した。
https://ashpublications.org/bloodadvances/article/4/20/4990/463793/Reduced-prevalence-of-SARS-CoV-2-infection-in-ABO

10月14日 COVID-19発生時の喘息のための入院の動向 (アレルギー臨床免疫学誌)
差分分析において、9ー22週の間の週当たり平均の喘息入院数は、2017ー 2019年と比べて2020年において有意に減少した(78.3対229.9、粗減少率66.0%、調整罹患率比 0.45、95%信頼区間0.37-0.55)。
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2213219820311107

10月14日 新型コロナウイルス感染症を指定感染症として定める等の政令の一部を改正する政令等について (厚生労働省)
感染症法第19 条及び第20 条の入院の勧告・措置の対象を、以下(1)及び(2)の対象者に限定することとする。
(1)65 歳以上の者、呼吸器疾患を有する者その他の厚生労働省令で定める者
臓器等の機能が低下しているおそれがあると認められる者、免疫の機能が低下しているおそれがあると認められる者、妊婦、症状が重度又は中等度であるもの、総合的に勘案して医師が入院させる必要があると認める者、都道府県知事が新型コロナウイルス感染症のまん延を防止するため入院させる必要があると認める者
(2)当該感染症のまん延を防止するため必要な事項として厚生労働省令で定める事項を守ることに同意しない者
指定された期間、指定された内容、方法及び頻度で健康状態を報告すること、 指定された期間、指定された場所から外出しないこと、新型コロナウイルス感染症のまん延を防止するため必要な事項
https://www.mhlw.go.jp/content/000683018.pdf

10月14日 新型コロナウイルス感染症を指定感染症として定める等の政令第三条の規定により感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律施行規則の規定を準用する場合の読替えに関する省令の一部を改正する省令について
医師が新型コロナウイルス感染症の疑似症の患者を診断し、当該患者について入院を要しないと認められる場合について、感染症法第12 条第1項に基づく届出を不要とすること。
https://www.mhlw.go.jp/content/000683020.pdf

10月13日 2020年3月から4月の間のコロナの夜の街クラスター (疫学と感染誌/国立国際医療研究センター)
傾向スコアでマッチング後、夜間生活群におけるPCR検査の陽性割合は、非夜間生活群における陽性割合よりも有意に高かった(夜間生活63.8% 非夜間生活23.0%、P <0.001)。
https://www.cambridge.org/core/journals/epidemiology-and-infection/article/nightlife-clusters-of-coronavirus-disease-in-tokyo-between-march-and-april-2020/DBE7E1ADB261B507B4063CBD211DE781

10月13日 接触確認アプリCOCOAの状況について (新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード)
発熱等の症状がある者に対して、「かかりつけ医等の地域で身近な医療機関の受診」
症状のないものや検査等の相談先に迷う者に対して、各自治体が設置する接触確認アプリ専用相談窓口 各自治体が設置する受診・相談センター等 厚生労働省が設置する接触確認アプリ専用相談窓口
等を案内することとしてはどうか。
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000682607.pdf

10月12日 COVID-19 検査法および結果の考え方 (日本感染症学会)
http://www.kansensho.or.jp/uploads/files/topics/2019ncov/covid19_kensakekka_201012.pdf

10月8日 COVID-19患者におけるSARS-CoV-2スパイク蛋白の受容体結合領域へのヒト抗体反応の持続性と低下 (サイエンス誌免疫学)
抗受容体結合領域のIgG応答は、90日間を通してゆっくり低下し、3人血清陽性者のみがこの期間に再陰性となった。SARS-CoV-2抗受容体結合領域に対するIgG抗体は、抗スパイク中和抗体価と強く相関しており、発症から75日間を超えてほとんどまたは全く減少を示さなかった。
https://immunology.sciencemag.org/content/5/52/eabe0367/tab-pdf

10月8日 Covid-19の治療のためのレムデシビル—最終報告 (ニューイングランド医学雑誌)
回復期間の中央値は、プラセボを投与した患者で15日(95%信頼区間13ー18)であるのと比較して、レムデシビルを投与した患者は、10日(95%信頼区間9ー11)であった(回復率比1.29、95%信頼区間1.12ー1.49)。
死亡率のカプランマイヤー推定は、15日までにレムデシビルで6.7%、プラセボで11.9%であり、29日までにレムデシビルで11.4%、プラセボで15.2%であった(ハザード比0.73、95%信頼区間0.52ー1.03)。
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2007764

10月7日 札幌市・小樽市における新型コロナウイルス感染症の昼カラオケ関連事例における感染リスク因子 (札幌市保健所・小樽市保健所)
滞在時間〔1時間ごとの調整オッズ比aOR1.7、95%信頼区間(95%CI)1.1-2.7〕、歌う(aOR11.2、95%CI 1.2-101.0)、店内でマスク着用なし(aOR3.7、95%CI 1.2-10.9)が有意に症例と関連していた。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov/2488-idsc/iasr-news/9895-488p01.html

10月5日 COVID-19の入院患者におけるロピナビル-リトナビル:無作為対照非盲検プラットフォーム試験 (ランセット誌)
全体として、ロピナビル-リトナビルに割り当てられた23%の患者と通常の治療に割り当てられた22%の患者が、28日以内に死亡した(率比1.03、95%C信頼区間0.91–1.17) https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(20)32013-4/fulltext

10月3日 ヒトの皮膚上のSARS-CoV-2とインフルエンザウイルスの生存:COVID-19における手指衛生の重要性 (臨床感染症誌/京都府立医科大)
SARS-CoV-2およびA型インフルエンザウイルスは、他の表面(ステンレス/ガラス/プラスチック)上より皮膚表面上でより急速に不活化された。 生存時間は、A型インフルエンザウイルスに対してよりもSARS-CoV-2に対して、有意に長かった(9.04時間、95%信頼区間7.96–10.2時間 対1.82時間、1.65–2.00時間)。
https://academic.oup.com/cid/advance-article/doi/10.1093/cid/ciaa1517/5917611

10月2日 「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)病原体検査の指針(第 1 版)」及び鼻腔検体採取における留意点等について (厚生労働省)
抗原定性検査(簡易キット)は、医療機関等に限らず実施可能であり、短時間で結果を確認することができます。こうした特性を踏まえると、抗原定性検査はインフルエンザ流行期における発熱患者等への検査に有効であることから、診療・検査医療機関においては、迅速・スムーズな診断・治療につなげるべく、簡易キットを最大限活用した検査体制の整備をご検討いただきたいと考えております。
鼻孔から2cm 程度スワブを挿入し、挿入後スワブを5回程度回転させ、十分湿らせること。被検者自身が採取する際は、鼻出血が起こりやすい部位である点にも配慮し、医療従事者の管理下で実施すること
https://www.mhlw.go.jp/content/000678570.pdf

【2020/09】

9月30日  重症COVID-19の主要な遺伝的リスク因子はネアンデルタール人から継承 (ネイチャー誌)
ネアンデルタール人から継承し、今日南アジアにおける約50%の人と欧州における約16%の人が持っている約50kbのゲノムセグメントによって、遺伝的リスクが与えられていることを示す。
https://www.nature.com/articles/s41586-020-2818-3_reference.pdf

9月25日  COVID-19におけるエクモ(体外式膜型人工肺)による支援:国際コホート研究 (ランセット誌)
エクモの開始後90日の院内死亡の推定累積発生率は、37.4%(95%信頼区間34.4―40.4)であった。 死亡または退院の最終転帰のある患者において、死亡率は39%であった。
https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(20)32008-0/fulltext

9月25日  透析患者の大規模全国的検体におけるSARS-CoV-2抗体の有病率:横断的研究 (ランセット誌/米国)
SARS-CoV-2の血清有病率は、サンプルで8・0%(95%信頼区間 7.7–8.4)、透析人口へ標準化したとき.3%(8.0–8.6、成人人口へ標準化したとき9.3%(8.8–9.9)であった。
人口10万人あたり血清有病率と症例数を比較して、血清陽性患者の9.2%(8.7–9.8)が診断されていたことがわかった。
https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(20)32009-2/fulltext

9月25日  唾液を使用したSARS-CoV-2に対する無症候者集団検診 (臨床感染症誌/北大)
1,924人を対象としたこの集団検診研究において、鼻咽頭および唾液検体による核酸増幅検査の感度は、それぞれ86%(90%信頼区間:77-93%)および92%(90%信頼区間:83-97%)で、99.9%を超える特異性を有していた。
https://academic.oup.com/cid/advance-article/doi/10.1093/cid/ciaa1388/5911780

9月25日 成人と比較した小児思春期におけるSARS-CoV-2感染への感受性 系統的評価とメタ分析(米国医学会誌小児科学)
成人と比較して小児における感染した接触者であるという統合オッズ比は0.56(95%信頼区間0.37-0.85)であり、実質的な不均一性(I2 = 94.6%)があった。 https://jamanetwork.com/journals/jamapediatrics/fullarticle/2771181

9月25日 新型コロナウイルス感染症の感染症法の運用の見直しについて (厚生科学審議会感染症部会)
感染症法に基づく入院措置の対象について、高齢者や基礎疾患を有する等の重症化リスクの ある者や現に重症である者等の医学的 に入院治療が必要な者とするなど、規定の見直しをしてはどうか。
併せて、感染症のまん延を防止するため都道府県知事等が入院を必要と認める者について、合理的かつ柔軟に入院措置ができるよう、規定を整備してはどうか。
無症状や軽症で入院の必要がないと判断された者も、引き続き、まん延防止のため、宿泊療養(適切な者は自宅療養)を求めることとする。
次の季節性インフルエンザの流行期も見据え 、疑似症患者の届出については、入院症例に限ることとしてはどうか。
https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000675463.pdf

9月25日 新型コロナウイルス感染症病原体検査の指針の策定 (国立感染症研究所)
抗原定性検査は、ウイルスの抗原を検知し、診断に導く検査であり、PCR検査とともに有症状者の確定診断として用いることができ
検出感度は鼻咽頭ぬぐい液と同等と考えられ、採取手技に左右されない利点もあり、実用的な検体であると考える。
https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000675469.pdf

9月24日 COVID-19を有するおよび有しない重症患者における消化管合併症 (米国医学会誌)
COVID-19のある患者は、COVID-19のない患者と比較して胃腸合併症を発症する可能性が高かった(74%対37%; P <.001;発生率比2.33 [95%CI、1.52-3.63])。
特に、COVID-19の患者は、より多くのトランスアミナーゼ血症(55%対 27%、P <.001)、重度のイレウス(48%vs 22%; P <.001)、重症イレウス(48%対22%、P <.001)、および腸管虚血(4%対 0%、P = .04)を発症した。
https://jamanetwork.com/journals/jama/fullarticle/2771160

9月24日 新型コロナウイルス感染症に係るワクチンの接種について(中間とりまとめ)(新型コロナウイルス感染症対策分科会)
新型コロナウイルス感染症患者に直接医療を提供する施設の医療従事者等(新型コロナウイルス感染症患者の搬送に携わる救急隊員及び積極的な疫学調査等の業務に携わる保健師等を含む。)
高齢者及び基礎疾患を有する者を接種順位の上位に位置付けて接種する。
高齢者及び基礎疾患を有する者や障害を有する者が集団で居住する施設等で従事する者の接種順位について、業務やワクチンの特性等を踏まえ、検討する。
さらに、妊婦の接種順位について、国内外の科学的知見等を踏まえ、検討する。
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/corona_vaccine_1.pdf

9月24日 新型コロナウイルス感染症の感染症法の運用の見直しついて (新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード)
感染症法に基づく入院措置の対象について、高齢者や基礎疾患を有する等の重症化リスクの ある者や現に重症である者等の医学的 に入院治療が必要な者とする など、規定の見直しをしてはどうか。併せて、感染症のまん延を防止するため都道府県知事等が入院を必要と認める者について、合理的かつ柔軟に入院措置ができるよう、規定を整備してはどうか。
次の季節性インフルエンザの流行期も見据え 、疑似症患者の届出については、入院症例に限ることとしてはどうか。
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000675228.pdf

9月22日 無症候および発症前のSARS-CoV-2感染症の発生と伝播可能性:現在の系統的評価とメタ分析(ブロス医学誌)
SARS-CoV-2について検査されてその後追跡された限定された集団の7つの研究では、31%(95%信頼区間26%-37%、予測間隔24%-38%)は無症状のままであった。 二次発症率は、有症状感染の者よりも、無症候感染の者の接触者においてより低かった(相対リスク0.35、95%CI 0.10–1.27)。
https://journals.plos.org/plosmedicine/article?id=10.1371/journal.pmed.1003346

9月18日 COVID-19の広がりに関する温度と湿度の影響:系統的評価 (ブロスワン誌)
寒くて乾燥した状態は、ウイルスの広がりに関する増強要因であった。
https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0238339

9月18日 長時間飛行中の重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2の伝播 (新興感染症誌/ベトナム)
SARS-CoV-2感染が検出された16人のうち、12人(75%)は、唯一の症状のある者(発症率62%)と一緒にビジネスクラスに座っていた乗客であった。 座席の近さは、感染リスクの増加と強く関連していた(リスク比7.3、95%信頼区間 1.2ー46.2)。
https://wwwnc.cdc.gov/eid/article/26/11/20-3299_article

9月18日 入所者と職員の先制的な検査による長期介護施設でのCOVID-19集団発生の予防 (米国CDC週報)
確認症例への対応として施設全体の検査を実施した15の長期介護施設において、入所者および職員(それぞれ28.0%および7.4%)におけるこれ以外の症例の高い有病率が最初の検査で発見され、感染の拡大が最初の症例が確認された時点までにすでに発生していることを示唆した。
https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/69/wr/mm6937a4.htm#contribAff

9月17日 SARS-CoV-2の迅速不活化のためのポビドンヨード鼻消毒剤の生体外試験における有効性 (米国医学会誌耳鼻咽喉科学・頭頚部手術)
各濃度(0.5%、1.25%および2.5%)におけるポビドンヨード鼻消毒薬は、ウイルスの50%細胞培養感染量の3log10より大きい対数減少値によって測定される時、接触の15秒以内にSARS-CoV-2を完全に不活化した。
https://jamanetwork.com/journals/jamaotolaryngology/fullarticle/2770785

9月16日 眼鏡の日常的着用のCOVID-19感染への感受性との関連 (米国医学会誌眼科学)
1日8時間以上眼鏡を着用した全ての者は近視があり、276人の患者のうち16人を含んでいた(5.8%、95%信頼区間3.04%-8.55%)。湖北省における近視の人人の割合は、以前の研究に基づけば31.5%であり、この標本集団において近視のあるCOVID-19患者の割合よりずっと高かった。
https://jamanetwork.com/journals/jamaophthalmology/fullarticle/2770872

9月15日 新型コロナウイルス感染症に関する検査体制の拡充に向けた指針 (厚生労働省)
感染者が多数発生している地域やクラスターが発生している地域においては、その期間、医療機関、高齢者施設等に勤務する者、入院・入所者全員を対象に、いわば一斉・定期的な検査の実施を行うようお願いしたい。
その際、高齢者施設等の入所者は移動が困難な場合もあり、施設や居室内で検体採取を行うことも想定されることから、必要に応じて出張方式で検体採取等を行う等の検査実施の体制づくりも検討していただきたい。
発熱患者等の検査需要については、例年のインフルエンザの流行期と同程度の発熱患者が発生することを想定して、検査数の見通しを作成する必要がある。一定の高齢者や基礎疾患を有する者について、市区町村において本人の希望により検査を行う場合があること
https://www.mhlw.go.jp/content/000672623.pdf

9月11日 イベント開催制限緩和についての分科会から政府への提言 (新型コロナウイルス感染症対策分科会)
ある都道府県で感染の状況がステージⅢ相当以上と判断された場合には、イベントの人数制限を元に戻すことやイベントを中止することを含め、慎重な対応をとって頂きたい。
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/event_suggestion.pdf

9月10日 欧州および北米でのSARS-CoV-2の出現 (サイエンス誌)
迅速な早期介入が、ドイツと米国へのウイルスの早期の侵入を定着することから成功裏に防止したことを、われわれの結果は示唆する。 これとは別に、中国からイタリアとワシントン州の両方へのウイルスの侵入が、最も初期の持続的な欧州と北米の伝播経路の基礎となった。
https://science.sciencemag.org/content/early/2020/09/11/science.abc8169

9月9日 新型コロナウイルス感染症に係る行政検査の委託契約 について (厚生労働省)
全ての項目を入力する必要は必ずしもありません。
まずは、「発生届タブ」の情報と「記録タブ」の「現在のステータス」を確実・正確に入力してください。
https://www.mhlw.go.jp/content/000670176.pdf

9月9日 オクスフォードSARS-CoV-2ワクチン「AZD1222」COVID-19ワクチン試験の一時的中止に関する声明 (アストラゼネカ)
アストラゼネカのオクスフォード・コロナウイルスワクチン「AZD1222」の進行中の無作為比較臨床試験の一部として、標準審査手続きが発動され、英国第III相試験において発生した説明不能の疾患の単一の発生の安全性データを独立委員会が評価できるようにするため、すべての試験にわたり予防接種の自発的休止をすることとなった。
https://www.astrazeneca.com/content/astraz/media-centre/press-releases/2020/statement-on-astrazeneca-oxford-sars-cov-2-vaccine-azd1222-covid-19-vaccine-trials-temporary-pause.html

9月9日 COVID-19で入院した若年成人における臨床転帰 (米国医学会誌/米国)
入院中に21%は集中治療を必要とし、10%は人工呼吸を必要とし2.7%は死亡した。
https://jamanetwork.com/journals/jamainternalmedicine/fullarticle/2770542

9月4日 次のインフルエンザ流行に備えた体制整備について (厚生労働省)
都道府県は、発熱患者等が、帰国者・接触者相談センターを介することなく、かかりつけ医等の地域で身近な医療機関等を相談・受診し、必要に応じて検査を受けられる体制について、本年 10 月中を目途に整備すること。
その際、地域でプライマリケアを担っている診療所等との調整を行い、多くの医療機関で相談・診療・検査を担う体制を構築していくことが重要となるため、必要に応じて、市区町村単位、二次医療圏単位での協議を行うこと。
急に症状が悪化して夜間・休日に受診可能な医療機関を探す方のように、住民が相談する医療機関に迷った場合の相談先として、帰国者・接触者相談センターは「受診・相談センター(仮称)」として、体制を維持・確保すること。
発熱患者等の診療を行った医師は、COVID-19 の検査結果が陽性であった場合には、保健所等と連携し、患者の療養先の決定や移動、自宅療養・宿泊療養の場合の健康管理を支援すること。
https://www.mhlw.go.jp/content/000667888.pdf

9月2日 COVID-19パンデミックの前と間の成人におけるうつ症状の有病率 (米国医学会誌/米国)
うつ症状の有病率は、以前と比較してCOVID-19の間すべての階層で高かった(軽度24.6%、95%信頼区間21.8%-27.7% 対16.2%、95%信頼区間15.1%-17.4%、中程度14.8%、95%信頼区間12.6%-17.4% 対 5.7%、95%信頼区間4.8%-6.9%;、中等度重度7.9%、95%信頼区間6.3%-9.8% 対 2.1%、95%信頼区間1.6%-2.8%、重度5.1%、95%信頼区間3.8%-6.9% 対 0.7%、95%信頼区間0.5%-0.9%)。 COVID-19の間のうつ症状の高いリスクは、低い収入(オッズ比2.37 、95%信頼区間1.26-4.43)、貯蓄が5000ドル未満(オッズ比1.52 、95%信頼区間1.02-2.26)、およびより多くのストレス要因への曝露(オッズ比3.05 、95%信頼区間1.95-4.77)があることと関連していた
https://jamanetwork.com/journals/jamanetworkopen/fullarticle/2770146

9月2日 COVID-19の重症患者におけるコルチコステロイド全身性投与と死亡率との間の関連 メタ分析 (米国医学会誌)
副腎皮質ステロイドに無作為割付された678人の患者の間での222人の死亡と、通常治療またはプラセボに無作為割付された1025人の患者の間での425人の死亡が、あった(統合オッズ比0.66、95%信頼区間0.53-0.82)。
https://jamanetwork.com/journals/jama/fullarticle/2770279

9月2日 指定感染症としての措置・運用のあり方に関するWG 設置要綱 (新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード)
新型コロナウイルス感染症に関する指定感染症としての措置・運用についての現状や課題を整理し、今後のあり方について検討する
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000666935.pdf

9月1日 SARS-CoV-2に対する液性免疫応答 (ニューイングランド医学雑誌/アイスランド)
検査された91.1%が血清陽性であり、2つのpan-Ig測定によって検出された抗ウイルス抗体価はqPCRによる診断後2か月間増加し、研究の残りの期間一定であった。 
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2026116

9月1日  COVID-19患者における化学感覚障害の有病率:系統的レビューとメタ分析 (米国化学会化学神経科学誌)
嗅覚/味覚機能障害の有病率は、高齢、男性および疾患重症度に伴い減少した。 人種は高く有意であった:白人(54.8%)はアジア人(17.7%)よりも3倍の高い化学感覚障害の有病率があった。
https://pubs.acs.org/doi/pdf/10.1021/acschemneuro.0c00460

【2020/08】

8月28日 SARS-CoV-2検出のための唾液または鼻咽頭ぬぐい液検体  (ニューイングランド医学雑誌)
鼻咽頭ぬぐい液検体(ミリリットル当たり平均ログ値4.93、95%信頼区間4.53ー5.33)においてより、唾液検体(ミリリットル当たり平均ログ値5.58、95%信頼区間5.09ー6.07)において、より多くのSARS-CoV-2 RNAコピーを検出した。
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMc2016359?query=C19&cid=DM97750_NEJM_Registered_Users_and_InActive&bid=248109145

8月28日 早期におけるCOVID-19患者は呼気に1時間当たりSARS-CoV-2数百万 (臨床感染症誌)
呼気検体が、最も高い陽性率であり(26.9%)、表面ふき取り検体(5.4%)、空気検体(3.8%)が続いた。
https://academic.oup.com/cid/advance-article/doi/10.1093/cid/ciaa1283/5898624

8月28日 新型コロナウイルス感染症に関する今後の取組 (新型コロナウイルス感染症対策本部)
軽症者や無症状者について宿泊療養(適切な者は自宅療養)での対応を徹底し、医療資源を重症者に重点化していくこととし、こうした方向性の下、季節性インフルエンザの流行期も見据え、感染症法に基づく権限の運用について、政令改正も含め、柔軟に見直しを行っていく。
抗原簡易キットによる検査を大幅に拡充(1日平均20万件程度)するとともに、PCR検査や抗原定量検査の機器の整備を促進し、必要な検査体制を確保する。
感染者が多数発生している地域 においては、その期間、医療機関、高齢者施設等に勤務する者、入院・入所者全員を対象に、いわば一斉・定期的な検査の実施を都道府県等に対して要請する。 必要がある場合には、現に感染が発生した店舗、施設等に限らず、地域の関係者を幅広く検査することが可能であることを明確化し、都道府県等に対して、積極的な検査の実施を要請する。
自治体間、関係学会・団体からの保健師等の専門職の応援派遣スキームを構築する。特に緊急性が高い場合には、都道府県からの連絡を待たずに派遣を調整する。
https://corona.go.jp/expert-meeting/pdf/houkoku_r020828.pdf

8月27日 covid-19で入院した子供と若年者の臨床的特徴:前向き多施設観察コホート研究 (英国医学雑誌/英国)
11%はWHOのMIS-C(covid-19に一時的に関連する児童思春期の多系統炎症性症候群)基準を満たし、最初の患者は3月中旬に症状が出現した。
MIS-Cのある小児は、集中治療を受ける可能性が5倍であった(73%対15%、P <0.001)。
https://www.bmj.com/content/370/bmj.m3249

8月25日 全ゲノム配列決定により確認された系統発生的に別のSARS-コロナウイルス-2株によるCOVID-19再感染 (臨床感染症誌)
2番目の無症候性感染の出来事は、見たところ免疫能力のある患者における1番目の症候性の経験の142日後に起こった。
1番目と2番目の出来事からのウイルスゲノムは、異なるクレード/系統に属している。
https://academic.oup.com/cid/advance-article/doi/10.1093/cid/ciaa1275/5897019

8月24日 COVID-19患者におけるレニン・アンギオテンシン・アルドステロン系阻害薬の効果:28,872人の患者の系統的評価・メタ分析 (最新動脈硬化報告)
どの条件でもレニン・アンギオテンシン・アルドステロン系阻害薬の使用は、死亡・重大イベントのより低いリスクの傾向を示した(オッズ比 0.671、信頼区間 0.435ー1.034)。
https://link.springer.com/article/10.1007/s11883-020-00880-6

8月24日 癌患者におけるCOVID-19の有病率と死亡率および原発腫瘍の型と患者の人口学的特徴の影響:前向きコホート研究 (ランセット誌腫瘍学)
血液悪性腫瘍(白血病、リンパ腫および骨髄腫)の患者は、固形臓器腫瘍の患者と比べてより厳しいCOVID-19経過を示した(オッズ比 1.57、95%信頼区間1.15–2.15)。
https://www.thelancet.com/journals/lanonc/article/PIIS1470-2045(20)30442-3/fulltext

8月24日 大都市の歓楽街に対する迅速な感染拡大防止と中長期的な感染防止を目的とした提言 (新型コロナウイルス感染症対策分科会)
大都市の歓楽街(接待を伴う飲食店のある地域)での感染拡大が確認された際に、周辺地域または全国へ拡大をさせないための早期介入が重要であると考えられた。
関連する業界・地域の関係者(従業員、お客等)が検査を迅速に受けられる体制を構築する。また、検査後の調査・入院等の一連の業務、施設の確保、陽性者のフォローアップ等への支援も同時に必要である。その際、民間等の協力を得たり、手続きの簡素化を図るなど通常の制度の枠を超えた柔軟な体制を構築することもありえる。
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/kanrakugai_kansenboushi.pdf

8月23日 パンデミックに対する戦いにおける行政のもう一つの成果、可能性のある有望なCOVID-19治療としての回復期血漿の緊急使用許可発行。 (米国FDA)
https://www.fda.gov/news-events/press-announcements/fda-issues-emergency-use-authorization-convalescent-plasma-potential-promising-covid-19-treatment

8月22日 COVID-19の死亡率における性差は年齢によって著しく相違 (ランセット誌)
0ー9歳の人に対して女に対する男の比は0・81であった。この比は、40ー49歳群において1.9、50ー59歳群において2.3、60ー69歳群において2.6、80歳以上群においては1.65であった。
https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(20)31748-7/fulltext

8月21日 中程度のCOVID-19患者における11日での臨床状況に関するレンデシビル対標準治療の効果 無作為臨床試験(米国医学会誌)
11日目で、5日間レムデシビル群における患者は、標準治療を受けている者よりも、よりよい臨床状況分布の統計的に有意に高いオッズを有していた(オッズ比1.65、95%信頼区間1.09-2.48)。 10日間レムデシビル群と標準治療群の間の11日目の臨床状況分布には有意差はなかった(ウィルコクソン順位和検定によるP=0.18)。
https://jamanetwork.com/journals/jama/fullarticle/2769871

8月21日 新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)で通知を受けた者に対する行政検査等について (厚生労働省)
新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)で通知を受けた者に対して検査を行う場合は、症状の有無や濃厚接触者に該当するか否かに関わらず、行政検査として取り扱っていただくよう、お願いいたします。
https://www.mhlw.go.jp/content/000661724.pdf

8月21日 新型コロナウイルス感染症のワクチンの接種に関する分科会の現時点での考え方 (新型コロナウイルス感染症対策分科会)
特定の医療従事者、高齢者及び基礎疾患を有する者へのワクチンの接種を優先すべきであり、社会機能維持者に対する特定接種を行うことについては現段階では優先的な課題とはならないのではないかと考えられる。
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/vaccine_kangae.pdf

8月18日 COVID-19制御のための分子的検査戦略の比較:数学的モデリング研究 (ランセット感染症誌)
PCR検査の使用による症状と関係のない医療従事者およびその他のハイリスク群の毎週のスクリーニングは、結果が24時間で利用可能であるならば、発症に続く自己隔離によって達成される減少に加えて、 SARS-CoV-2感染への寄与を23%(95%不確定区間 16–40)減少させると推定される。
https://www.thelancet.com/journals/laninf/article/PIIS1473-3099(20)30630-7/fulltext

8月18日 感染の重症度と炎症反応に対するSARS-CoV-2ゲノムにおける主要な欠失の影響:観察コホート研究 (ランセット誌/シンガポール)
年齢および合併症の存在で調整後、Δ382変異型のみによる感染は、 野生型のみによる感染と比較して、酸素補充療法を必要とする低酸素症の発生の低いオッズと関連していた(調整オッズ比0.07 、95%C信頼区間0.00–0.48)。
https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(20)31757-8/fulltext

8月18日 軽症COVID-19から回復した患者における臨床的特徴の中和抗体値との関連の評価 (米国医学会雑誌/中国)
退院時の中和抗体価は、93人の女性(905、四分位数371-1687)においてよりも、82人の男性(1417、四分位数541-2253)において、有意により高かった(差中央値512、95%信頼区間82-688)。
血漿中和抗体価は、56人の若い患者(459、四分位数225-99)よりも、56人の高齢患者(1537、四分位数877-2427)および63人の中年患者(1291、四分位数504-212)において、有意に高かった。
https://jamanetwork.com/journals/jamainternalmedicine/fullarticle/2769741

8月18日 記者会見 (WHO)
このパンデミックを終わらせ経済を再開する最も早い方法は、ただ一部の国の全国民よりむしろ、どこでも最も高いリスクの住民を防護することにより、始めることである。
https://www.who.int/emergencies/diseases/novel-coronavirus-2019/media-resources/press-briefings

8月18日 新型コロナウイルス感染症に係る行政検査に関するQ&Aについて (厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/content/000660520.pdf

8月14日 無症状または軽症のCOVID-19のある回復期個人における強固なT細胞免疫 (細胞誌)
SARS-CoV-2に特異的なT細胞は、無症状および軽症のCOVID-19の病歴のある抗体陰性の曝露した家族および回復期個人において、検出できた。
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0092867420310084

8月13日 COVID-19患者の濃厚接触者における接触環境と伝播リスク (内科学紀要/中国)
二次発症率は、無症候性の0.3%(信頼区間0.0ー1.0%)から、軽症の3.3%(信頼区間1.8%ー4.8%)、中等症の5.6%(信頼区間4.4%ー6.8%)、重症・重篤例の6.2%(信頼区間3.2%ー9.1%)へと、一次症例の重症度とともに増加した。
https://www.acpjournals.org/doi/10.7326/M20-2671

8月13日 1型および2型糖尿病患者におけるCOVID-19関連死亡の危険因子:住民コホート研究 (ランセット糖尿病内分泌学誌/英国)
2020年の最初の19週における毎週の死亡登録は、1型糖尿病の者において672(50.9%)、2型糖尿病の者において16071(64.3%)だけ、2017ー19年における対応する3年間の週平均を超えた。
https://www.thelancet.com/journals/landia/article/PIIS2213-8587(20)30271-0/fulltext

8月12日 新型コロナウイルス感染症患者重点医療機関 における 新型コロナウイルス感染症疑い患者の取扱い について (厚生労働省)
疑似症の届出が出されている必要があるとともに、重点医療機関の専用病棟において、新型コロナウイルス感染症患者のために用意しているゾーニングとは別に、疑い患者のためのゾーニングを実施する
疑い患者専用の個室を疑い患者ごとに用意するともに、疑い患者ごとに 必要なゾーニング等の感染対策を実施するhttps://www.mhlw.go.jp/content/000658598.pdf

8月11日COVID-19患者におけるスタチンの効果のメタ分析  (米国心臓病学誌)
統合分析は、COVID-19患者においてスタチンの非使用と比較してスタチンの使用により、死亡または重症についての有意な危険性の減少を示した(統合ハザード比0.70、95%信頼区間0.53-0.94)。
https://www.ajconline.org/article/S0002-9149(20)30823-7/fulltext

8月7日 新型コロナウイルス感染症の軽症者等に係る自宅療養の実施に関する留意事項の改訂について (厚生労働省)
宿泊療養実施のための宿泊施設の確保を着実に進めていただき、その上で、宿泊施設の受入可能人数の状況を考慮し、また、宿泊療養の対象となる方のご理解を得ることが極めて困難な場合には、対象となる方が外出しないことを前提に、臨時応急的な措置として自宅療養を行うこととなる。(宿泊施設が確保できたときは、速やかに宿泊療養に移行が必要)
解除までの期間、自宅軽症者等に対し、外出せずに自宅療養に専念しもらうため、食事の配達を確実に行うことが必要となる。
https://www.mhlw.go.jp/content/000657890.pdf
https://www.mhlw.go.jp/content/000657891.pdf

8月7日 新型コロナウイルス感染症に関するPCR等の検査体制の更なる強化について (厚生労働省)
大学や医療機関等に配備されているPCR検査機器や抗原定量検査機器の能力を最大限活用できるように、国においても、検査の受託が可能な大学や医療機関等のリストを提供し、検査の需要と供給のマッチングを進めることを予定しているので活用いただきたい。
唾液検査の活用を促進していただきたい。
現に感染が発生した店舗等に限らず、地域の関係者を幅広く検査することが可能であるため、積極的に検査を検討いただきたい。
https://www.mhlw.go.jp/content/000657888.pdf

8月7日 PCR等の検査体制の戦略的強化等について (厚生労働省)
点検作業を経て報告された検査需要(ピーク時)の合計は1日当たり約5.6万件
これに対し、検体採取能力(ピーク時)は約6.1万件、PCR検査(分析)能力(ピーク時)は約7.3万件
https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000657582.pdf

8月7日 今後想定される感染状況と対策について (新型コロナウイルス感染症対策分科会)
ステージⅢの指標
最大確保病床の占有率 1/5以上
人口10万人当たりの全療養者数15人以上
PCR陽性率10%
新規報告数 15人/10万人/週 以上
ガイドラインを遵守していない酒類の提供を行う飲食店の休業要請等。イベント開催の見直し。人が集中する観光地の施設等における入場制限等。接触確認アプリの導入をイベントや企画旅行等の実施に当たって要件化。飲食店における人数制限。
自宅療養の対象となる者の明確化を通じ、宿泊療養により難い場合における、軽症・無症状者で重症化リスクの低い方への自宅療養の適切な実施
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/kongo_soutei_taisaku.pdf

8月6日 SARS-CoV-2ウイルス量はCOVID-19の死亡率を予測 (ランセット呼吸器医学誌)
調整したコックス比例ハザードモデルは、ウイルス量と死亡率の間の有意な独立した関連を生じた (ハザード比1.07 、95%信頼区間 1.03–1.11)、1 mLあたり毎対数変換コピーに対して、ハザードの7%の増加があった。
https://www.thelancet.com/journals/lanres/article/PIIS2213-2600(20)30354-4/fulltext

8月6日 地域治療センターにおけるSARS-CoV-2感染のある無症状および有症状患者の間の臨床経過および分子的ウイルス排出 (米国医学会雑誌内科学)
発症前の患者におけるSARS-CoV-2の検出から発症までの期間の中央値(四分位範囲)は、15(13-20)日であった。
https://jamanetwork.com/journals/jamainternalmedicine/fullarticle/2769235

8月6日 新型コロナウイルス感染症の軽症者等に対する宿泊療養のための宿泊施設確保業務マニュアル等の改訂について (厚生労働省)
宿泊療養の実施に当たり、消毒、清掃、リネン類の取扱いに関しては、専門事業者の団体、医療関連サービスに従事する事業者等と調整することも考えられる。
医師については、オンコール体制で可であるが、今般の対応においては、健康管理、疾病への対応を念頭に、日中は常駐させている例も見られる。
看護師については、夜間はオンコール体制でも可であるが、今般の対応においては、多くの都道府県において夜間も常駐させている。
生活支援では、アメニティの管理などを中心にホテル側が対応している例も見られる。
宿泊療養施設との契約に加え、宿泊療養中の食事に関し、外部の食事提供事業者等と契約し、提供する方法も考えられる。
家族等からの差入、宅配サービスの利用等について、療養上の妨げにならない限りにおいて、容認することも重要となる。
https://www.mhlw.go.jp/content/000657478.pdf
https://www.mhlw.go.jp/content/000657479.pdf

8月5日 新型コロナウイルス感染症の今後の感染拡大を見据えたPCR 等検査体制の更なる拡大・充実のための緊急提言 (日本医師会)
保険適用によるPCR 等検査については、行政検査の委託契約締結が無くとも実施可能であることをあらためて明確化すること。
また、当該検査の実施料、判断料に係る患者一部負担金を公費で措置するこ
と。
http://dl.med.or.jp/dl-med/teireikaiken/20200805_1.pdf
ttps://www.covid19-jma-medical-expert-meeting.jp/topic/3243

8月5日 新型コロナウイルスSARS-CoV-2のゲノム分子疫学調査2 (国立感染症研究所)
6月下旬以降をネットワーク図で分類すると、さらに変異が進んだ特定のゲノムクラスターを確認し、ネットワーク図・右下の離れたクラスター●(赤背景)を基点に全国各地へ拡散していることが分かった。
これらゲノム情報は、欧州系統(3月中旬)から さらに6塩基変異を有しており、1ヶ月間で2塩基変異する変異速度を適用すれば、ちょうど3ヶ月間の期間差となり時系列として符合する。
この3ヶ月間で明確なつなぎ役となる患者やクラスターはいまだ発見されておらず、空白リンクになっている。この長期間、特定の患者として顕在化せず保健所が探知しづらい対象が感染リンクを静かにつないでいた可能性が残る。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/basic-science/467-genome/9787-genome-2020-2.html?hitcount=0

8月4日 軽症新型コロナウイルス患者からの呼吸器検体に対するSARS-CoV-2ウイルス培養およびサブゲノムRNA (新興感染症誌)
重症急性呼吸器症候群のコロナウイルスとサブゲノムRNAは、発症後8日を超えるとまれにしか検出されないことを、見出した。
https://wwwnc.cdc.gov/eid/article/26/11/20-3219_article

8月3日 今冬のインフルエンザとCOVID-19 に備えて (⽇本感染症学会)
原則として、COVID-19 の流⾏がみられる場合には、インフルエンザが強く疑われる場合を除いて、可及的に両⽅の検査を⾏うことを推奨します。
http://www.kansensho.or.jp/uploads/files/guidelines/2008_teigen_influenza_covid19.pdf

8月2日 SARS-CoV-2の同定のための鼻咽頭ぬぐい液と早朝唾液の比較(臨床感染症誌)
SARS-CoV-2の検出率は、鼻咽頭ぬぐい液検査と比較して、唾液において高かった(93.1%対52.5%、p <0.001)。
EおよびRdRp遺伝子に対するCt値は、鼻咽頭ぬぐい液検体と比べて唾液標本において有意に低かった。
https://academic.oup.com/cid/advance-article/doi/10.1093/cid/ciaa1156/5882012

【2020/07】

7月31日 今後想定される感染状況の考え方 (新型コロナウイルス感染症対策分科会)
公衆衛生体制
クラスター対策は重症化リスク対策を考慮して更に重点化。
重症化リスクの高い発症者を優先的に対応。
疫学調査の簡略化。⇒検査時にウイルス量
検査時にウイルス量が多い場合や高齢者等の重症化するリスクが高い方を優先的に入院。(軽症・無症状者で重症化リスクの低い方への自宅療養の開始)
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/kongo_kangaekata.pdf

7月31日 我が国における超過死亡の推定 (国立感染症研究所)
複数の都県において、数人から50~60人程度の超過死亡が2020年4月に観察された。多くの道府県においては、超過死亡は検出されなかった。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/from-idsc/493-guidelines/9748-excess-mortality-20jul.html

7月31日 患者病日とリアルタイムPCR Ct値の相関について (千葉県衛生研究所)
各病日の平均Ct値の最小二乗法による線形近似式はy=0.9578x+20.631, 相関係数は0.9652であった。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/typhi-m/iasr-reference/2523-related-articles/related-articles-485/9765-485r09.html

7月30日 軽度から中等度のCOVID-19患者における上咽頭SARS-CoV-2ウイルス量における年齢と関連する差 (米国医学会雑誌)
年長児童(11.1 、6.3-15.7)と成人(11.0 6.9-17.5)に対して、CT値の同様の中央値(四分位範囲)を見出した。 しかし、年少児童はCT値の中央値(四分位範囲)が有意に低く(6.5 、4.8-12.0)、年少児童は年長児童や成人と比較して、上気道において同等またはそれ以上のウイルス核酸を有していることを示した。
https://jamanetwork.com/journals/jamapediatrics/fullarticle/2768952

7月30日 保健所機能支援策(案) (新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード)
無症候性病原体保有者への原則入院勧告の廃止
積極的疫学調査のクラスター発生防止への重点化
自己採取での唾液検査実施による検査の効率化
各種関連団体からの支援
帰国入国後の健康観察対象者へのCOCOAによる健康観察
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000654498.pdf

7月30日 新型コロナウイルス感染症が発生した場合における情報の公表について (厚生労働省)
当該公表は、場所の名称を公表する場合を含め、関係者の同意を必要とするものではないこと。なお、感染者等に対して不当な差別及び偏見が生じないように、個人情報の保護に留意する必要があること。
感染の要因が、業種別で作成されているガイドラインに掲載しているような感染防止策を適切に講じていなかったことと考えられる場合には、不十分だった対応を具体的に公表することで、感染防止策の徹底につなげていくことができること。
https://www.mhlw.go.jp/content/000652973.pdf

7月29日 州の学校閉鎖とCOVID-19の罹患率および死亡率との間の関連 (米国医学会雑誌/米国)
学校閉鎖は、COVID-19の罹患率(週当たり調整相対変化 -62%、95%信頼区間、-71% ー-49%)と死亡率(週当たり調整相対変化 -58%、95%信頼区間-68% ー-46%)の大幅な減少と関連していた。
最も高い累積罹患率の州に対する-72%(95%信頼区間-79% ー-62%)と比較して、COVID-19の最も低い罹患率の州は、-49%(95%信頼区間-62%〜-33%)の相対変化があった。 https://jamanetwork.com/journals/jama/fullarticle/2769034

7月29日 新型コロナウイルス感染症により亡くなられた方及びその疑いがある方の処置、搬送、葬儀、火葬等に関するガイドライン令 (厚生労働省/経済産業省)
遺体が非透過性納体袋に適切に収容され、かつ適切に管理されていれば、遺体からの感染リスクは極めて低くなります。 遺体を収容・密 閉したら、非透過性納体袋の外側 を消毒します。
また、遺族等の方の心情や遺体識別の観点からは、少なくともお顔の部分が透明な非透過性納体袋の使用を推奨します。そのような
https://www.mhlw.go.jp/content/000653447.pdf

7月27日 COVID-19から最近回復した患者における心血管MRIの結果 (米国医学会雑誌/ドイツ)
心血管MRIは、発症前の状況、重症度、急性疾患の全体経過および最初の診断からの時間と独立して、78人の患者(78%)における心臓合併症と60人の患者(60%)における進行中の心筋炎症を示した。
https://jamanetwork.com/journals/jamacardiology/fullarticle/2768916?guestAccessKey=698ebd4c-5c29-4069-9ef6-8839bcbc07de&utm_source=For_The_Media&utm_medium=referral&utm_campaign=ftm_links&utm_content=tfl&utm_term=072720

7月22日 新型コロナウイルス感染症の軽症者等に係る宿泊療養及び自宅療養の対象並びに自治体における対応に向けた準備について」に関するQ&Aについて (厚生労働省)
不在時の緊急連絡先への連絡をしても連絡がとれず、自宅や実家、勤務先の訪問等の調査活動を行ってもなお、対象者の行方が確認できない場合であって、保健所長が新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防止するために迅速な対応が必要であると認めるときは、最寄りの警察署に相談の上、行方不明者届を行うことも可能です。
https://www.mhlw.go.jp/content/000651755.pdf

7月21日 軽度のCovid-19の患者における抗SARS-CoV-2抗体の急速な減衰  (ニューイングランド医学雑誌/米国)
参加者の年齢と性別、発症から最初の測定までの日数および最初のl対数抗体値を含む線形回帰モデルに基づくと、推定された平均変化(勾配)は、1日当たり-0.0083 対数 ng / ml (範囲 -0.0352ー0.0062)であり、これは観測期間を通じて約36日の半減期に対応している。
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMc2025179

7月21日 SARS-CoV-2に対する血清抗体保有率 (米国医学会雑誌/米国)
検出できるSARS-CoV-2抗体のある者の割合の推定値は、サンフランシスコ湾岸地域の1.0%(4月23日ー27日収集)からニューヨーク市における者の6.9%(3月23日ー4月1日収集)の範囲にあった。 6ー24倍の感染が、COVID-19の症例報告データによるよりも、血清有病率によって、地点あたりで推定された。
https://jamanetwork.com/journals/jamainternalmedicine/fullarticle/2768834

7月17日 Covid-19の入院患者におけるデキサメサゾン—予備的報告  (ニューイングランド医学雑誌/英国)
デキサメサゾン群では通常医療群よりも、死亡率は、侵襲的人工換気を受けている患者(29.3%対41.4%、率比0.64、 95%信頼区間0.51ー0.81)の間および 侵襲的人工換気がなく酸素を受けている患者(23.3%対26.2%、率比0.82、95%信頼区間0.72ー0.94)の間で低かったが、無作為化で呼吸補助を受けていなかった患者(17.8%対14.0%、率比1.19、95%信頼区間0.91ー1.55)の間で低くなかった。
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2021436

7月17日 「新型コロナウイルス感染症 (COVID 19 )診療の手引き (診療の手引き検討委員会)
https://www.mhlw.go.jp/content/000650160.pdf

7月17日 検査体制の基本的な考え・戦略 (新型コロナウイルス感染症対策分科会)
①有症状者(症状のある人)
②無症状者(明らかな症状がない者)
a.感染リスク及び検査前確率が高い場合
b.感染リスク及び検査前確率が低い場合
①と②aについては、感染が拡大した場合に想定される国全体の検査ニーズを、国民に速やかに明らかにする。
②bについては、広く一般に推奨されるわけではないが、想定される課題や留意点を踏まえつつ、社会経済活動の観点から個別の事情などに応じて検査を行うことはあり得る。
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/kensa_senryaku.pdf

7月17日 帰国者・接触者外来等の医療機関等における新型コロナウイルス感染者等情報把握・管理支援システム(HER-SYS)の利用促進について (厚生労働省)
7月末までに、帰国者・接触者外来等、地域外来・検査センター、入院先医療機関、宿泊療養施設等に対するHER-SYS のID 付与手続を行っていただきたいこと。
https://www.mhlw.go.jp/content/000650726.pdf

7月15日 物理的距離の介入とCOVID-19の罹患率:149か国における社会実験 (英国医学雑誌)
他の4つの物理的距離の介入(学校閉鎖、職場閉鎖、大規模集会の制限、移動制限)が実施されている場合、公共交通機関の閉鎖はCOVID-19り患率における追加的減少と関連していなかった(プール化罹患率比 公共交通機関閉鎖有で0.85、0.82ー0.88、n = 72、公共交通機関閉鎖無で0.87、0.84ー0.91、n = 32)。11か国からのデータは、学校閉鎖、職場閉鎖、大規模集会の制限が実施されている場合、同様の全体的効果(プール化罹患率比 0.85、0.81ー0.89)が示唆した。
https://www.bmj.com/content/370/bmj.m2743

7月15日 COVID-19の重篤患者における死亡と関連する要因 (米国医学会雑誌/米国)
死亡に関連する要因は、高齢、男性、肥満、冠状動脈疾患、癌、急性臓器機能不全、および少ないICU病床の病院への入院を含んでいた。
https://jamanetwork.com/journals/jamainternalmedicine/fullarticle/2768602

7月15日 無症状者の唾液を用いたPCR 検査等について (厚生科学審議会感染症部会)
無症状者(空港検疫の対象者、濃厚接触者等)に対して唾液を用いた PCR 検査・ LAMP 法検査・抗原定量検査を活用することを可能とする。
https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000649737.pdf

7月15日 新型コロナウイルス感染症に係る行政検査に関するQ&Aについて (厚生労働省)
当該感染症にかかっていると疑うに足りる正当な理由のある者
特定の地域や集団、組織等において、関連性が明らかでない患者が少なくとも複数発生しているなど、検査前確率が高いと考えられ、かつ、濃厚接触を生じやすいなど、クラスター連鎖が生じやすいと考えられる状況にあると認められる場合における、当該地域や集団、組織等に属する者
医療機関においてPCR検査や抗原検査を行政検査として実施した場合、当該医療機関は、検査の結果を問わず、速やかに、「新型コロナウイルス感染者等情報把握・管理支援システム」(HER SYS )に入力することにより行う必要があります。
https://www.mhlw.go.jp/content/000649455.pdf

7月14日 医療システムにおける全員マスク着用と医療従事者の間のSARS-CoV-2陽性との間の関連(米国医学会雑誌/米国)
介入期間の間、陽性率は14.65%から11.46%に線形に減少し、介入前期間と比べて、加重平均は1日当たり0.49%減少し、正味勾配の変化は1日当たり1.65%(95%信頼区間1.13%-2.15% )大きく減少した。
https://jamanetwork.com/journals/jama/fullarticle/2768533

7月10日 ファビピラビル(アビガン)特定臨床研究の最終報告について (藤田医科大学)
主要評価項目である「6日目まで(遅延投与群が内服を開始するまで)の累積ウイルス消失率」は、通常投与群で66.7%、遅延投与群で56.1%、調整後ハザード比は1.42(95%信頼区間=0.76-2.62、P値=0.269)でした。
https://www.fujita-hu.ac.jp/news/j93sdv0000006eya.html

7月9日 急性COVID-19後の患者における持続的症状 (米国医学会雑誌/イタリア)
患者は、最初のCOVID-19症状の発症の平均60.3日(標準偏差13.6日)後に評価され、 評価の時点では、18人(12.6%)のみがCOVID-19に関連するどの症状も全くない一方、32%は1つまたは2つの症状があり、55%は3つ以上の症状があった。
高い割合の個人がいまだに、疲労(53.1%)、呼吸困難(43.4%)、関節痛(27.3%)および胸痛(21.7%)を報告したことを示している。
https://jamanetwork.com/journals/jama/fullarticle/2768351

7月9日 SARS-CoV-2の伝播:感染予防策に対する影響 (WHO)
SARS-CoV-2の感染は主として、唾液や呼吸器系分泌物のような感染分泌物を介して、または 感染者が咳、くしゃみ、話をしまたは歌う時に放出される呼吸系器の飛沫を介して、感染者との直接、間接、または濃厚接触を通して人々の間で起こることを、現在のエビデンスは示唆している。
屋内の混雑した空間に関連するいくつかの集団発生報告は、たとえば合唱練習の間、レストランまたはフィットネスクラスにおいて、飛沫感染とともに、エアロゾル感染の可能性を示唆した。
https://www.who.int/news-room/commentaries/detail/transmission-of-sars-cov-2-implications-for-infection-prevention-precautions

7月9日 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)医療施設内発生対応チェックリスト (国立感染症研究所)
なお、本チェックリストは自治体(保健所)が医療施設の対応状況を確認することを前提に作成しているが、医療施設が 自施設の対応を自己評価する際にも積極に活用していただきたい
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov/2484-idsc/9735-covid19-21.html

7月9日 新型コロナウイルス感染症の労災補償のための保健所における情報提供等の協力依頼について (厚生労働省)
感染者から労働基準監督署長に対し労災請求がなされた場合には、署長から保健所長あて 情報提供の御依頼をさせていただく場合があります。
署長から情報提供の依頼があった場合には、各保健所において御協力が得られるよう、特段の御配慮方、よろしくお願い申し上げます。
https://www.mhlw.go.jp/content/000647325.pdf

7月8日 SARS-CoV-2の有病率:全国住民血清疫学調査 (ランセット誌/スペイン)
血清有病率は、診療現場の検査によれば5.0%(95%信頼区間4.7–5.4)、免疫学的測定によれば4.6%(4.3–5.0)であり、特異度-感度の範囲は 3.7%(3.3–4.0、両検査陽性)から6.2%(5.8–6.6、一方の検査陽性)で、性別による差はなく、10歳未満の子供において血清有陽性率は低い (診療現場の検査によって3.1%未満)。
血清陽性者の約3分の1は、無症状であり、21.9%(19.1–24.9)から35.8%(33.1–38.5)の範囲にあった。 診療現場の検査と免疫学的測定の両方によって血清陽性であった有症状者の19.5%(16.3–23.2)のみが、以前のPCR検査を報告した。
https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(20)31483-5/fulltext

7月8日 COVID-19の影響を受けた重症重篤患者における抗IL6-受容体トシリズマブ使用の安全性と有効性:比較分析 (感染症誌/イタリア)
トシリズマブの使用は、対照と比較して、より良い全生存率(ハザード比0.499 、95%信頼区間0.262–0.952)と、 主に生化学的、呼吸器および感染性の有害事象によるより長い入院期間(ハザード比1.658 、95%信頼区間1.088–2.524)と関連していた。https://www.journalofinfection.com/article/S0163-4453(20)30467-9/fulltext#%20

7月6日 COVID-19の空気伝播に取り組む時がきた(臨床感染症誌)
多数の国際および国内機関からの現在の指針は、手洗い、社会的距離の維持、および飛沫予防に集中している。 WHOを含むほとんどの公衆衛生機関は、医療現場において実施されているエアロゾル発生操作を除いて、空気伝播を認識していない。
公共の建物、職場環境、学校、病院、老人ホームにおいて特に、十分かつ効果的な換気(きれいな屋外の空気を供給し、空気の循環を最小限にする)を提供すること。
https://academic.oup.com/cid/article/doi/10.1093/cid/ciaa939/5867798

7月6日 新型コロナウイルス感染症対策の現状と課題 (新型コロナウイルス感染症対策分科会)
「今後を見据えた保健所の即応体制の整備に向けた指針」を踏まえ、各都道府県が中心となって、管内の保健所設置市等と連携して、体制強化の具体案の調整・検討を行い、7月上旬には計画を策定。
感染症対策は、感染リスク評価及び事前確率に基づいて行うべきである。具体的には、場所・人を3つのカテゴリーに分け、それぞれに相応しい検査体制を構築する必要がある。
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/corona1.pdf

7月2日 感染症対策のためのデータ収集システムの構築と利活用に関する要望書 (日本疫学会他)
保健所、医療機関、行政機関等の現場の負担を軽減するとともに、各部署の担当者が正確な情報を収集し、タイムリーに共有できるシステムを、現場の声を反映する形で構築すること
https://jeaweb.jp/covid/pronouncement/index.html

7月1日 covid-19に対する血清学的検査の診断精度:系統的評価とメタ分析 (英国医学雑誌)
IgG またはIgMを測定するELISA(酵素結合免疫吸着法)の統合された感度は84.3%(95%信頼区間75.6%ー90.9%)、LFIAは66.0%(49.3%ー79.3%)、CLIAは97.8%(46.2%ー100%)であった。
統合された特異度は、96.6%から99.7%の範囲であった。
https://www.bmj.com/content/370/bmj.m2516

【2020/06】

6月29日 児童および思春期における多系統炎症性症候群 (ニューイングランド医学雑誌/米国)
入院期間の中央値は7日(四分位範囲4ー10)であり、148人の患者(80%)は集中治療を受け、37人(20%)は人工呼吸を受け、90人(48%)は血管作動支援を受け、4人(2%)は死亡した。 冠動脈瘤(zスコア2.5以上)は15人の患者(8%)において記録され、川崎病様の特徴は74人(40%)において記録された。
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2021680

6月29日 回復早期における肺機能に関する新型コロナウイルスの影響 (BMC呼吸器研究誌/中国)
31人の患者(54.3%)は、異常なCT所見があった。異常は、 患者の43人(75.4%)における呼吸機能検査で検出された。
https://respiratory-research.biomedcentral.com/articles/10.1186/s12931-020-01429-6

6月29日 新型コロナウイルス感染症の軽症者等に対する 宿泊療養 のための宿泊施設確保業務 マニュアル等の改訂について (厚生労働省)
新たな「流行シナリオ」では、実態として、重症化しやすい高齢者はすべて入院管理、他の年齢群では30%が入院管理、すなわち、70%は入院以外、宿泊療養等による対応を想定している
フェーズの進展に伴い、入院患者が軽症化し、入院医療から宿泊療養へと移行するケースが増えることも想定される。
・なお、宿泊施設を確保した場合においても、医療スタッフ、事務スタッフの宿泊用の部屋などを確保する
https://www.mhlw.go.jp/content/000644976.pdf

6月26日 新型コロナウイルスに対する消毒方法の有効性評価について最終報告をとりまとめました。 (製品評価技術基盤機構)
次亜塩素酸水は、以下のものを有効と判断しました。
次亜塩素酸水(電解型/非電解型)は有効塩素濃度 35ppm 以上
ジクロロイソシアヌル酸ナトリウムは有効塩素濃度 100ppm 以上
なお、今回の検証結果を踏まえると、次亜塩素酸水の利用に当たっては以下の注意が必要であることが確認されました。
汚れ(有機物:手垢、油脂等)をあらかじめ除去すること
対象物に対して十分な量を使用すること
https://www.nite.go.jp/information/osirase20200626.html

6月25日 欧州の児童思春期のCOVID-19:多国籍多施設コホート研究  (ランセット誌児童思春期保健/英国)
多変量解析におけるICU入院を必要とする有意な危険因子は、1か月未満(オッズ比5.06、95%信頼区間 1.72–14.87)、男性(2.12、1.06–4.21)、既存の合併症(3.27、1.67–6.42)および提示時の下気道感染の症候症状の存在 (10.46、5.16–21.23)であった。
4人の子供が死亡した(致死率0.69%、95%CI 0.20–1.82)。 研究終了時に、残りの578人は生存しており、25人(4%)のみがいまだ有症状または呼吸補助を必要としていた。
https://www.thelancet.com/journals/lanchi/article/PIIS2352-4642(20)30177-2/fulltext

6月25日 COVID-19患者の神経学的および神経精神医学的合併症  (ランセット誌精神医学/英国)
精神状態が変化した 23人(59%)の患者は、届け出た精神科医または神経精神科医によって分類されたものとしての精神医学診断によって、臨床症例定義を満たし、これらの21人(92%)は新たな診断であった。 神経精神障害のある患者23人のうち10人(43%)は新たに発症した精神病であり、6人(26%)は(認知症に類似する)神経認知症候群であり、4人(17%)は感情障害であった。
https://www.thelancet.com/journals/lanpsy/article/PIIS2215-0366(20)30287-X/fulltext

6月25日 検査料の点数の取扱いについて (厚生労働省)
SARS-CoV-2抗原検出は、 薬事承認又は認証を得ているものにより、COVID-19 の患者であることが疑われる者に対しCOVID-19 の診断を目的として行った場合に限り 算定する。ただし、感染症の発生の状況、動向及び原因を明らかにするための積極的疫学調査を目的として実施した場合は算定できない。
https://www.mhlw.go.jp/content/000643763.pdf

6月24日 重症COVID-19患者におけるトシリズマブ:後ろ向きコホート研究 (ランセット誌リウマチ学)
性、年齢、参加施設、症状期間、SOFAスコアで調整後、トシリズマブ治療は、人工呼吸器または死亡のリスクの低下と関連していた(調整ハザード比0.61、95%信頼区間 0.40–0.92 )。
https://www.thelancet.com/journals/lanrhe/article/PIIS2665-9913(20)30173-9/fulltext

6月19日 新型コロナウイルス感染症(COVID-19) (国立感染症研究所)
症例の性別は、男性9,466例、女性7,798例(男女比1.2:1)であり、男性に多かった。
年齢の中央値は49歳(範囲0〜104)であった。
報告の最も多かった日は4月9日(655例)、発症の最も多かった日は、4月1日(432例:発症日の判明している症例のみ)であった。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov/2487-idsc/idwr-topic/9688-idwrc-2023.html

6月19日 今後を見据えた保健所の即応体制の整備に向けた指針 (厚生労働省)
保健所業務に必要な人員数(技術系人材、事務系人材)を、(0) マネジメント・情報管理、(1) 相談対応/受診調整、(2) 検査実施、(3) 入院・宿泊療養・自宅療養の調整、(4) 積極的疫学調査、(5) 健康観察等、(6) その他事務 の主な業務ごとに算定。
https://www.mhlw.go.jp/content/000641920.pdf

6月19日 今後を見据えた新型コロナウイルス感染症の医療提供体制整備について (厚生労働省)
生産年齢人口群中心モデル(都会型) 高齢者群中心モデル(地方型)
社会への協力要請前の実効再生産数は1.7を基本とすること。
社会への協力要請の推計上のタイミングの検討に当たっては、基準日から3日目を基本とすること。
https://www.mhlw.go.jp/content/000641692.pdf
https://www.mhlw.go.jp/content/000641701.pdf

6月18日 COVID-19における味覚嗅覚障害の有病率 (米国医学会誌耳鼻咽喉科学・頭頚部手術)
イタリア語の鼻腔評価検査22は、味覚または嗅覚低下を伴う116人の患者(56.9%)、味覚低下(中央値5、範囲2-5)のある113人(55.4%)、および嗅覚低下(中央値5、範囲1-5)のある85人(41.7%)を特定した 。82人の患者(40.2%)は両方を報告した。
https://jamanetwork.com/journals/jamaotolaryngology/fullarticle/2767510

6月18日 無症候性SARS-CoV-2感染の臨床的および免疫学的評価 (ネイチャー医学誌)
有症候患者の96.8%(30/31)と62.2%( 23/37)と比べて、無症候者のうち93.3%(28/30)と81.1%(30/37)は、、回復期初期において、それぞれIgGと中和抗体価における減少があった。回復期初期に、 無症候者の40%は血清陰性となり、有症候群の12.9%はIgGが陰性となった。
https://www.nature.com/articles/s41591-020-0965-6

6月18日 新型コロナウイルス感染症患者の急変及び死亡時の連絡について (厚生労働省)
新型コロナウイルス感染症の陽性者であって、入院中や療養中に亡くなっ
た方については、厳密な死因を問わず、「死亡者数」として全数を公表するようお願いいたします。
https://www.mhlw.go.jp/content/000641629.pdf

6月17日 呼吸不全のある重症Covid-19のゲノム全体の関連研究 (ニューイングランド医学雑誌)
遺伝子座9q34.2の関連信号は、ABO血液型遺伝子座と一致した。 このコホートでは、血液型特異的分析により、他の血液型においてよりも血液型Aにおけるより高いリスク(オッズ比1.45、95%信頼区間1.20ー1.75)と、他の血液型と比較して血液型Oにおける保護効果(オッズ比0.65、 95%信頼区間0.53ー0.79)を示した。
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2020283?query=featured_home

6月16日 低価格のデキサメタゾンは、COVID-19の重症呼吸器合併症のある入院患者において、死亡を最大3分の1減らす (オックスフォード大)
デキサメタゾンは、薬を投与した場合の死亡率は、人工呼吸患者において3分の1(率比0.65、95%信頼区間0.48-0.88)、他の酸素のみ吸入患者において5分の1(率比0.80、95%信頼区間0.67-0.96)、死亡を減らした。
https://www.recoverytrial.net/news/low-cost-dexamethasone-reduces-death-by-up-to-one-third-in-hospitalised-patients-with-severe-respiratory-complications-of-covid-19

6月16日 「SARS CoV 2 抗原検出用キットの活用に関するガイドライン 」の改定について (厚生労働省)
新型コロナウイルス感染症を疑う症状発症後2日目から9日目以内の者(発症日を1日目とする)については、抗原検出用キットで陰性となった場合は追加の検査を必須とはしないhttps://www.mhlw.go.jp/content/000640353.pdf
https://www.mhlw.go.jp/content/000640554.pdf

6月16日 抗体保有調査結果 (厚生労働省)
2種の検査試薬の両方で陽性が確認されたものを「陽性」としています。
各自治体の抗体保有率は、東京都0.10%、大阪府0.17%、宮城県は0.03%でした。
https://www.mhlw.go.jp/content/000640287.pdf

6月16日 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き (厚生労働行政推進調査事業)https://www.mhlw.go.jp/content/000641267.pdf

6月15日 第一波を乗り越えて、いま私たちに求められる理解と行動 (日本感染症学会・日本環境感染学会)
会話や発声による感染伝播のリスクが明らかになりました。
無症状感染者を介して水面下で感染が広がるリスクがあります。
http://www.kansensho.or.jp/uploads/files/topics/2019ncov/covid19_rikai_200615.pdf

6月12日 無症候性SARS-CoV-2感染の自然史 (ニューイングランド医学雑誌/藤田医科大学)
COVID-19 の臨床症候と症状がその後、最初の陽性PCR検査後に中央値4日(四分位範囲3ー5日、範囲3ー7日)で 、無症候の96人のうち11人で発現し、無症候性というよりは発症前であるということを意味した。
最初の陽性PCR検査と最初の2つの連続した陰性PCR検査の間の日数の中央値は、9日(四分位範囲6ー11日、範囲3ー21日)であり、 最初の陽性PCR検査の8日後と15日後に感染が解消した者の累積割合は、それぞれ48%と90%であった。
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMc2013020?query=C19&cid=DM93591_NEJM_Registered_Users_and_InActive&bid=212223059

6月12日 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律における新型コロナウイルス感染症患者の退院及び就業制限の取扱いについて(厚生労働省)
① 発症日から10日間経過し、かつ、症状軽快後72時間経過した場合
② 発症日から10日間経過以前に症状軽快した場合に、 症状軽快後24時間経過した後に核酸増幅法の検査を行い、陰性が確認され、その検査の検体を採取した24時間以後に再度検体採取を行い、陰性が確認された場合
無症状病原体保有者について
③ 発症日から10日間経過した場合
④ 発症日から6日間経過した後に核酸増幅法の検査を行い、陰性が確認され、その検査の検体を採取した24時間以後に再度検体採取を行い、陰性が確認された場合
https://www.mhlw.go.jp/content/000639691.pdf
https://www.mhlw.go.jp/content/000639691.pdf

6月11日 COVID-19の潜在的広がりと季節性を推定するための温度、湿度および緯度の分析 (米国医学会誌)
3月10日においてかなりの地域での広がりがある8都市は、概ね北緯30°から50°の回廊上の狭い帯に位置していた。 それらは一貫して、低比湿(3ー6 g / kg)および低絶対湿度(4ー7 g / 立方m)と併合した5ー11°Cの平均気温からなり、類似した気象パターンを有していた。
https://jamanetwork.com/journals/jamanetworkopen/fullarticle/2767010

6月11日 ジュネーブにおける抗SARS-CoV-2 IgG抗体の血清保有率:住民対象研究 (ランセット誌/スイス)
最初の週には、血清保有率4・8%を推定した。推定値は、2週目で8.5%へ、3週目で10.9%へ、第4週で6.6%、第5週で10.8%へ増加した。 5ー9歳の者(相対リスク 0・32、95%信頼区間 0.11–0.63)および65歳以上の者(相対リスク0.50、0.28–0.78)では、 20ー49歳の者よりも、血清陽性になるリスクが有意に低かった。
https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(20)31304-0/fulltext

6月10日 SARS-CoV-2および他のヒトコロナウイルスにおけるゲノムの病原性決定因子 (米国科学協会会報)
統合された比較ゲノム学と機械学習技術を用いて、より低い病原性のコロナウイルスから、SARS-CoV-2およびSARSとMERSという2つの以前の致死的コロナウイルスアウトブレイクの背後にあるウイルスを区別する主要なゲノムの特徴を同定する。これらの特徴は、ヌクレオカプシド蛋白の核局在化シグナルの増強とスパイク糖タンパク質における異なる挿入物を含み、これらのコロナウイルスの高い致死率および動物からヒトへの宿主の切り替えに関連しているようである。
https://www.pnas.org/content/early/2020/06/09/2008176117

6月10日 地域におけるコロナウイルスのクラスター (新興感染症誌/日本)
可能性のある初発症例-患者の間で最高頻度に観察された年齢層は、20-29歳(27%)および30-39歳(23%)であった。
決定された伝播日のある16の可能性のある初発症例-患者のうち、伝播は5人(31%)の症例-患者で発症の前日に発生し、発症4人(25%)の症例-患者で同じ日に発生した。
https://wwwnc.cdc.gov/eid/article/26/9/20-2272_article

6月9日 抗体検査結果速報値等について (ソフトバンク)
医療従事者 1.79% 、ソフトバンク等 0.23%
出口戦略ソフトモデル 全社員への抗体検査の徹底 2種類の抗体検査+唾液PCR検査 過去と現在を比較
https://www.youtube.com/watch?v=O6ivx0qndFQ&feature=youtu.be

6月8日 確認されたSARS-CoV-2感染で入院した妊婦の特徴と転帰:全国住民対象コホート研究 (英国医学雑誌/英国)
266人(62%)の女性は、出産したか妊娠を喪失し、うち 196人(73%)が予定時期に出産した。 入院した41人(10%)の女性は、呼吸補助を必要とし、5人(1%)の女性が死亡した。 265人の乳児のうち12人(5%)は、SARS-CoV-2 RNAに対して検査陽性であり、そのうち6人は出生後最初の12時間以内に陽性であった。
https://www.bmj.com/content/369/bmj.m2107

6月8日 新型コロナウイルス感染症対策に係る学校等における感染症発生状況の把握について (日本救急医学会・日本臨床救急医学会・日本感染症学会・日本呼吸器学会)
マスク着用により、 身体に負担がかかりますので、適宜マスクをはずし休憩することも大切です 。 ただし感染対策上重要ですので ,はずす際はフィジカルディスタンシングに配慮し、 周囲環境等に十分に注意を払って下さい 。また口渇感に依らず頻回に水分も摂取しましょう。
https://www.jaam.jp/info/2020/files/info-2020601.pdf

6月5日 COVID-19を有することが確認または疑われた妊婦のケアに関する勧告 (米国医学会誌)
COVID-19が確認された母親の新生児から一時的分離を検討すること。
一時的分離が選ばれる場合、母乳で育てる意思のある母親は、手指および乳房の衛生を練習し、母乳を搾乳すべきである。
分離が選ばれない場合、物理的距離および母親によるフェイスマスク使用のような、感染のリスクを減らすために他の手段を用いること。
出産時にCOVID-19が確認された母親に生まれた新生児は、COVID-19が疑われるとみなされ、健康な新生児から隔離されるべきである。
https://jamanetwork.com/journals/jama/fullarticle/2767060

6月5日 COVID-19を背景とするマスクの使用に関する助言 (WHO)
広範な伝播が疑われ、物理的距離、接触者追跡、適切な検査・隔離、疑い・確認症例への医療のような他の封じ込め措置を実施する能力がないか限られている地域。
食料品店、職場、懇親会、大規模集会、学校、教会、モスクを含む閉鎖された場所などの公共の場にいる一般住民。
感染源管理の潜在的な利益、非医療用マスク
https://www.who.int/publications/i/item/advice-on-the-use-of-masks-in-the-community-during-home-care-and-in-healthcare-settings-in-the-context-of-the-novel-coronavirus-(2019-ncov)-outbreak

6月4日 SARS-CoV-2に関連する小児炎症性多系統症候群(PIMS)、疫学研究 (ユーロサーベイランス誌/フランス)
新型コロナウイルスのPIMSの症例においては、川崎病様疾患と心筋炎が最も有病率の高い臨床的特徴であり、それぞれ症例の61%と70%と関連していた。
https://www.eurosurveillance.org/content/10.2807/1560-7917.ES.2020.25.22.2001010

6月4日 学校における消毒の方法等について (文部科学省)
次亜塩素酸水は、「次亜塩素酸ナトリウム」とは異なるものであり、新型コロナウイルスに対する有効性についてはまだ十分確認されていません。
次亜塩素酸水の噴霧器の使用については、その有効性及び安全性は明確になっているとは言えず、学校には健康面において様々な配慮を要する児童生徒等がいることから、児童生徒等がいる空間で使用しないでください。
https://www.mext.go.jp/content/20200604-mxt_kouhou01-000004520_1.pdf

6月3日 無症候性SARS-CoV-2感染の有症率:ナラティブ評価  (内科学紀要)
無症候の者は、SARS-CoV-2感染の約40%から45%を占めているようであり、おそらく14日間より長い延長された期間に他人にウイルスを伝播することができる。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32491919/

6月3日 小児病院の2019年コロナウイルス病患者(COVID-19)における疫学、臨床的特徴および重症度 (米国医学会誌小児科学)
肥満は、2歳以上の子供において人工呼吸と有意に関連していた(67%対25人中20%)。 リンパ球減少症は入院時に一般的に観察されたが(72%)、重症の有無の間で有意な差はなかった。重症患者では、入院時にCRP(中央値8.978 mg / dL対0.64 mg / dL)とプロカルシトニンレベル(中央値、0.31 ng / mL対0.17 ng / mL)が、また入院中には最大値のインターロイキン6、フェリチンおよびDダイマー有意に高かった。
https://jamanetwork.com/journals/jamapediatrics/fullarticle/276692

6月2日 「新型コロナウイルス感染症に関するPCR等の検査体制の強化 に向けた指針 」について (厚生労働省)
検査が必要な者に、より迅速・スムーズに検査を行う
濃厚接触者の検査など感染拡大 防止対策を強化
患者・入所者や医療従事者等を守るため、院内・施設内の感染対策を強化
ピーク時における新規感染者数とそれに対応した検査数の見通しを作成
その際、 PCR等検査数に占める陽性確定例数の割合
帰国者・接触者相談センターにおける相談体制については、全庁的な協力体制のもと、 必要な人員体制を確保するとともに、外部委託
地域の診療所等から直接患者を紹介できる地域外来・検査センターの設置等
必要な検体採取体制をあらかじめ確保
保健所や地方衛生研究所のほか、民間検査機関、大学、医療機関等も積極的に活用して、地域全体で必要な検査(分析)体制を確保
抗原検査 については、現在、陰性反応の場合には、PCRによる確定診断が必要となっているが、さらに最適な使用方法について検討を進めている
https://www.mhlw.go.jp/content/000636113.pdf

6月2日 職域のための新型コロナウイルス感染症対策ガイド (日本渡航医学会・日本産業衛生学会)
https://plaza.umin.ac.jp/jstah/pdf/corona02.pdf

6月2日 名古屋市における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行の評価:検査数・陽性数・陽性率および検査対象の層別化の重要性 (国立感染症研究所/名古屋市)
「医師判断」に限定した場合においては、3月上旬までは、検査数、陽性者数、陽性率のいずれも増加したが、その後、検査数が増加したにもかかわらず、陽性者数は減少した(陽性率は減少)。https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov/2488-idsc/iasr-news/9646-485p01.html

6月2日 2019-nCoV (新型コロナウイルス)感染を疑う患者の検体採取・輸送マニュアル  (国立感染症研究所)
おおよそ発症から9 日間程度は、唾液でのウイルス検出率も比較的高いことが報告されています(鼻咽頭ぬぐい液陽性の患者の唾液検体85~93%前後で陽性)。加えて、発症後10 日目以降の唾液については、ウイルス量が低下することが知られており推奨されません。
https://www.niid.go.jp/niid/images/pathol/pdf/2019-nCoV_200602.pdf

6月2日 新型コロナウイルス感染症に係る行政検査の取扱いについて (厚生労働省)
PCR 検査(唾液)のみを行う場合
医療従事者の十分な感染対策を行うなどの適切な感染対策が講じられていること。
標準予防策に加えて、飛沫予防策及び接触予防策を実施すること。
採取された唾液検体を回収する際には、サージカルマスク及び手袋を着用すること。
https://www.mhlw.go.jp/content/000636384.pdf

6月2日 新型コロナウイルス感染症の軽症者等の宿泊療養マニュアル (厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/content/000636388.pdf 
https://www.mhlw.go.jp/content/000636390.pdf

【2020/05】

5月30日  今後を見据えた新型コロナウイルス感染症の医療提供体制整備における当面の対応について (厚生労働省)
「ピーク時に新型コロナウイルス感染症患者が利用する病床として、各都道府県が医療機関と調整を行い、確保している病床」については、今後、再び感染が大きく拡大する局面も見据えて、その維持及び確保の取組(医療機関や関係者との調整等)を引き続き進めること。
一部の病床については、クラスターの発生等の突発的な患者の増加が起こりうることを踏まえて常に空床としておくなど、「いつでも即時受入れ可能な病床」として医療機関と調整を行い、確保しておくこと。
宿泊療養施設についても、施設の確保や施設運営に必要な医療従事者・職員の確保等、立ち上げには一定の時間を要すること等を勘案し、当分の間、各都道府県で一定数を維持・確保すること。
https://www.mhlw.go.jp/content/000635521.pdf

5月29日 周術期の新型コロナウイルス感染のある手術を受けている患者の死亡と肺合併症:国際コホート研究 (ランセット誌)
30日死亡率は23.8%であった。
調整された分析では、30日死亡率は、男性(オッズ比1.75、95%信頼区間1.28–2.40)、70歳未満に対する70歳以上(2.30、1.65–3.22)、米国麻酔学会のグレード1―2に対するグレード3―5(2.35、1.57–3.53)、良性に対する悪性の産科診断(1.55、1.01–2.39)、選択的に対する緊急手術(1.67、1.06–2.6)、および小手術に対する大手術(1.52、1.01–2.31)と関連していた。
https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/

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