ようこそ、保健所情報支援システムへ。~平成28年度地域保健推進事業(全国保健所長会協力事業)~

健康危機管理ニュース

感染症・健康危機管理ニュース

*感染症・健康危機管理ニュース 11月17日 緒方剛
保健所などの関係者に、健康危機に関する新規の国・自治体関連情報及び事例をご紹介しています。
このページの短縮URL http://www.support-hc.com/index.php?go=SrmhVf  

中東呼吸器症候群(MERS)に対する保健所の対応への助言
http://www.phcd.jp/02/kenkyu/chiikihoken/pdf/2017_nakazato_mers.pdf
ジカウイルス感染症、デング熱等蚊媒介感染症に対する保健所の対応への助言
http://www.phcd.jp/02/kenkyu/chiikihoken/pdf/2017_nakazato_jika.pdf
カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症に関する保健所によるリスク評価と対応の目安について (国立感染症研究所/全国保健所長会)
http://www.phcd.jp/02/kenkyu/chiikihoken/pdf/2016_nakazato_cre.pdf
中東呼吸器症候群(MERS)に対する保健所の対応への助言ver.4 
http://www.phcd.jp/02/kenkyu/chiikihoken/pdf/mers_2015_03.pdf
ジカウイルス感染症 http://www.nih.go.jp/niid/ja/id/2358-disease-based/sa/zika-fever/6531-zikara-7-160616.html
http://www.portal.pmnch.org/csr/disease/zika/en/
http://www.cdc.gov/zika/
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000109881.html

11月17日 カルバペネム耐性腸内細菌科細菌(carbapenem-resistant Enterobacteriaceae: CRE)による院内感染事例について (千葉市)
IMP-1型MBL遺伝子の保有株が複数のクラスターにわたっていることから IMP-1型MBL遺伝子を保有するプラスミドの水平伝達が、同じEnterobacter cloacae間で起こった可能性も否定できない。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/id/2389-disease-based/ka/cre/idsc/iasr-in/7673-453d01.html

11月17日 6歳未満児におけるインフルエンザワクチンの有効性 (大阪市立大学)
2回接種の有効率を各シーズンの主流行株別にみると, 2013/14シーズンはA(H1N1)pdm型に対して56%, 2014/15シーズンはA(H3N2)型に対して50%, 2015/16シーズンはA(H1N1)pdm型に対して65%であり, いずれも統計学的に有意であった。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/iasr-sp/2413-related-articles/related-articles-453/7667-453r04.html

11月15日 6歳未満児におけるインフルエンザワクチンの有効性 (食品衛生法改正懇談会取りまとめ)
広域にわたる食中毒事案への対応については、厚生労働省と都道府県等の間及び都道府県等の間の連携や情報共有が一層円滑に行われる必要があり、そのための体制整備を図るべきである。 また、腸管出血性大腸菌やノロウイルス等は、人から人にうつる感染症的な側面もあるため、感染症対策との連携についても、必要な体制整備を検討すべきである。
「健康食品」による健康被害を未然に防止するために、法的措置による規制の強化も含めた実効性のある対策の検討を行うべきである。
現行の営業許可制度について、食中毒リスクに応じたものにする等の合理性のある一定の判断基準を設けた上で、許可の対象を見直すとともに、許可対象事業者以外の事業者を対象とする届出制度を創設し、営業の実態に応じた分かりやすい仕組みを構築する必要がある。
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11131500-Shokuhinanzenbu-Kikakujouhouka/0000184692.pdf

11月9日 国内での野鳥における鳥インフルエンザ発生状況への対応について (環境省)
http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/

11月6日 都市の禽卸売市場からの空気浮遊粒子を通じての鳥インフルエンザ・ウイルスの風下への拡大のリスク評価 (建物と環境/中国広東省CDC)
禽類を収容する地域で検出されたウイルスRNA濃度は1立方メートル当たり4.4 × 10の5乗コピーであり、100メートル風下では1立方メートル当たり2.6 × 10の4乗コピーの高さであった。
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S036013231730495X

11月2日 人における重症デング熱の抗体依存性の増強  (サイエンス誌)
ニカラグアにおける長期間の小児コホートを研究するための複数の統計分析を用いて、重症デング熱のリスクは、事前に存在する狭い範囲の抗デングウイルス抗体価において最も高いことを示した。対照的に、高い抗体価では全ての症候性デング熱から保護されることを観察した。http://science.sciencemag.org/content/early/2017/11/01/science.aan6836.full

10月24日 精神科病院におけるヒトメタニューモウイルスによる成人の集団感染事例 (茨城県土浦保健所)
精神科病院の複数の病棟にまたがり,、一部の症例からHMPV(ヒトメタニューモウイルス)が検出され 、HMPVに起因すると推察されあまり報告が多くない成人での集団感染事例および肺炎症例を経験した。
HMPVのようにウイルス排出期間が約2週間と長いウイルスの場合、症状が軽快しても引き続き感染対策を続ける必要がある。 集団感染が考えられる際の職員等の移動制限についても考慮していくべきであった。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/id/1750-source/respiratory/idsc/iasr-in/7614-452d02.html

【2017/11】

11月9日 島根県の死亡野鳥における高病原性鳥インフルエンザウイルス確定検査陽性 及び緊急調査チームの派遣について (環境省)
島根県松江市において 11月5日に回収されたコブハクチョウ1羽の死亡個 体について、確定検査を鳥取大学において実施したところ、11月9日に高病 原性鳥インフルエンザウイルス(H5N6亜型)が検出されました。
http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/291109shimane_kakutei.pdf

11月2日 鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルスによる感染事例に関するリスクアセスメントと対応  (国立感染症研究所)
冬季を迎え、中国において、昨シーズンと同様に感染者数が急増する可能性がある。そのため、H7N9ウイルスの発生地域へ渡航する際には、生鳥市場への訪問や病鳥との接触を控えるなどの注意喚起は継続すべきである。
発生地域において鳥との接触があり、渡航後に発熱を認めるなどの体調の変化があった場合には、医療機関の受診時に渡航歴を伝えることの啓発が必要である。
限定的なヒト-ヒト感染があることから、国内に入国した感染者から家族内などで二次感染が起こりうる。
第5波ではHPAI(H7N9)ウイルスが生鳥市場の環境や家禽から分離され、このウイルスに罹患した患者も報告された。これまでのところ、HPAI(H7N9)ウイルスの出現でヒトに対する疫学的パターンに変化がみられた証拠はなく、LPAI(H7N9)ウイルスからHPAI(H7N9)ウイルスへの変異により、ヒトでの病原性や感染力に影響を及ぼすという科学的な根拠は認められていない。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/flu-m/flutoppage/2276-flu2013h7n9/a-h7n9-niid/7648-riskassess-171102.html

【2017/10】

10月24日 大阪市における手足口病の流行状況 (大阪市)
23症例中19症例(82.6%)でEVが検出された。検出されたEVの型は, CV-A6(73.7%, 14/19), EV-A71(21.1%, 4/19), エコーウイルス(Echo)type 7(5.3%, 1/19)であった。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/iasr-sp/2412-related-articles/related-articles-452/7603-452r03.html

10月19日 風しんの排除認定に向けた取組について (厚生科学審議会 麻しん・風しんに関する小委員会)
風しんについて、省令、特定感染症予防指針を改正
積極的疫学調査 1例発生したら実施
届出・5 類感染症 全数把握疾患・直ちに報告・患者の氏名、年齢、性別、職業、住所等
遺伝子検査 原則として全例実施
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10601000-Daijinkanboukouseikagakuka-Kouseikagakuka/0000181247.pdf

10月19日 サルモネラ症患者の発生について (山形県)
庄内保健所管内で、相次いでサルモネラ症患者が発生しており、同保健所で食中毒、感染症両面から調査を継続していますが、 現時点で、患者らに共通する食材や喫食行動等は認められず、原因の特定には至っておりません。
https://www.pref.yamagata.jp/ou/kankyoenergy/020071/05/salmonella.html

10月19日 ヒトから分離された高病原性鳥インフルエンザH7N9ウイルスは飛沫感染したフェレットにおいて致死的である (細胞宿主と微生物誌/東大医科研)
ウイルスは呼吸器飛沫を通じてフェレットに伝染し、ニューラミニダーゼに感受性のある変異種は、感染したまたは曝露した動物のいくつかを死に至らしめた。
http://www.cell.com/cell-host-microbe/fulltext/S1931-3128(17)30396-7

10月18日 薬剤耐性ワンヘルス動向調査 年次報告書 2017  (厚生労働省)
大腸菌における第 3 世代セファロスポリン系薬剤及びフルオロキノロン系薬剤への耐性率は増加傾向
日本におけるヒト用抗菌薬の販売量は、内服薬が抗菌薬全体の 9 割を占めており、その内訳では、ペニシリン系の使用比率は少ないが、一方、セファロスポリン系、マクロライド系、キノロン系の使用比率が高い傾向にある。
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000180888.pdf

10月17日 エボラ患者の支持的医療のための根拠に基づくガイドライン (ランセット誌)
http://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(17)31795-6/fulltext

10月13日 最近報告された麻疹患者に関する医療機関への注意喚起  (国立感染症研究所/富山県、宮城県)
平成 29 年 10 月 6~9 日にかけ、富山県、宮城県により麻疹症例が感染可能期間中に国内を広範囲に移動していたことが報道発表されました。https://www.niid.go.jp/niid/images/epi/measles/measles20171013.pdf

10月12日 エボラ予防のための2種類のワクチンのフェーズ2偽薬対照試験  (ニューイングランド医学雑誌)
12か月で、チンパンジーアデノウイルス3・ワクチンの参加者における抗体反応(63.5%)と、組み換え水泡口炎ウイルス・ワクチンの参加者における抗体反応(79.5%)は、偽薬グループの参加者における抗体反応(6.8%、p<0.001)よりも、有意に大きかった。
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1614067

10月12日 エボラ生存者の精液中のエボラRNAの持続  (ニューイングランド医学雑誌)
エボラウイルスRNAは、エボラ治療施設を退院後に、3ヵ月以内に得られた検体では全ての者で、4-6月で得られた検体のある62%で、7-9月に得られた検体のある25%で、10-12月に得られた検体のある15%で、13-15月に得られた検体のある11%で、16-18月に得られた検体のある4%で、19月以後に得られた検体のある0%で、その精液で検出された
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1511410

10月12日 ペスト集団発生 マダガスカル  (WHO)
8月1日から10月12日の間に、全部で57例の死亡(死亡率8.3%)を含む684症例が報告されている。このうち、474例(69.3%)は肺ペスト、156例は腺ペスト、1例はペスト敗血症、54例は不明であった。 http://apps.who.int/iris/bitstream/10665/259239/1/Ext-PlagueMadagascar13102017.pdf

10月4日 ジカウイルスDNAワクチンの安全性と免疫原性 予備的報告  (ニューイングランド医学雑誌/米国)
ワクチン3回接種後にて、結合抗体(ELISA法で測定)が全ての被験者で検出され、ワクチン1ミリグラムと2ミリグラムの投与者において、幾何平均抗体価はそれぞれ1642と2871であった。http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1708120

10月4日 ペストに係る注意喚起について  (厚生労働省)
貴管内医療機関に対して、マダガスカル共和国からの入国者については肺ペストを念頭においた診療を行うよう情報提供をお願いします。また、貴管内で肺ペストを含めた一類感染症に感染した疑いのある患者が発生した場合における感染症指定医療機関への当該患者の搬送や当該患者の検体移送に関する手続等について、今一度、確認をお願いします。

10月2日 エボラ出血熱についてのリスクアセスメント  (国立感染症研究所)
現時点では、西アフリカ及びアフリカ中央部におけるEVD流行は発生しておらず、平成28年付け「西アフリカ諸国におけるエボラ出血熱の流行に関するリスクアセスメント」に記載がある特別な検疫対応までは求められる状況にない。しかし今後も両地域におけるEVDの流行状況に注意を払い、適宜、国内へ輸入されるリスクについて判断していくことが重要である。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/ebola/1094-idsc/7558-ebola-ra20171002.html
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000179569.pdf

【2017/9】

9月28日 ジカウイルスの感染特異的蛋白の一か所の変異が胎児の小頭症に寄与している (サイエンス誌/ 中国科学アカデミー)
ウイルスのポリプロテインにおけるセリンからアスパラギンへの単一の置換が、実質的に人とマウスの両方の神経前駆細胞への感染性を増加させ、マウスの胎児における重大な小頭症の発生と新生児マウスにおけるより高い死亡率の原因となった。
http://science.sciencemag.org/content/early/2017/09/27/science.aam7120

9月28日 環境中のmcr-1を有する細菌の広範な分布 (ユーロサーベイランス誌/ 中国)
mcr-1を有する細菌は、水(71%)、動物の便(51%)、食品(36%)中に普通に検出され、調査された人の対象の28%において安定的な所有を示した。http://eurosurveillance.org/content/10.2807/1560-7917.ES.2017.22.39.17-00206#abstract_content

9月27日  MERSコロナウイルスによる世界的な健康の脅威に対する次の取り組みに各国が合意 (WHO)
ウイルスについてわかっていることを共有し、優先する研究ニーズを確認し、動物と人の健康分野の間の異分野協力を改善し、重大な不一致に取り組むための計画に合意した。
http://www.who.int/emergencies/mers-cov/accelerating-response/en/

9月22日 インフルエンザ治療のためのオセルタミビル・アマンタジン・リレンザ併用抗ウイルス療法 対オセルタミビル単独療法 (ランセット感染症誌)
単独療法の50%に対して、併用療法群の40%の対象が、第3日にウイルスを検出した(平均差10.0%、95%信頼区間0.2-19.8)。
症状継続期間中央値(併用療法4.5日、単独療法4.0日、p=0.21)のようないくつかの臨床的二次評価項目において、利益はなかった。
http://www.thelancet.com/journals/laninf/article/PIIS1473-3099(17)30476-0/fulltext

9月22日 埼玉県内における外国人職業技能集合講習を発端とした風疹広域感染事例  (国立感染症研究所/埼玉県)
5月中旬頃~6月下旬頃までに、埼玉県から4例、沖縄県から3例、 岩手県から2例、他4都道府県からそれぞれ1例の計13例の患者を認めた。11例(85%) がベトナム国籍の実習生であり、 ワクチン接種歴は不明もしくはなかった。
10例は研修所内で感染したと考えられ、 岩手県と沖縄県から報告のあった5例のうち、 3例は企業実習中の感染伝播が考えられ、 2例は実習生から日本人従業員への感染伝播を認めた。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/rubella-m-111/rubella-top/1035-idsc/iasr-in/7533-451d01.html

9月15日 季節性インフルエンザワクチンの供給について  (厚生労働省)
製造予定量や、昨シーズンの使用量を勘案すると、ワクチンを効率的に活用することが例年以上に重要な状況である。
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000177816.pdf

9月14日 結核に対する迅速分子薬剤感受性検査の評価 (ニューイングランド医学雑誌/中国)
DNA塩基配列が参照の標準として用いられたとき、感受性に関連する変異を検出するための研究の検査法の感受性は、イソニアジドに対して98.1% (95%信頼区間94.4-99.6)、 フルオロキノロンに対して95.8% (89.6-98.8)、カナマイシンに対して92.7%(80.1- 98.5)、アミカシンに対して96.8(83.3-99.9)、であり、全ての薬剤に対する特異性は99.6% (95%信頼区間97.9-100)以上であった。
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1614915

9月13日 自然流産の H1N1型2009年パンデミック株を踏含む不活化インフルエンザ・ワクチン接種との関連 (ワクチン誌)
全体の調整オッズ比は、流産前28日間の接種に対して2.0 (95%信頼区間1.13.6) であった。
前シーズンにおいてパンデミック株を含むワクチンを接種した女性においては、1-29日前のワクチン接種に対して7.7 (95%信頼期間2.227.3)であった。
http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0264410X17308666

9月13日 腸管出血性大腸菌感染症・食中毒の予防対策等の啓発の徹底について (厚生労働省)
腸管出血性大腸菌に関し、改めて感染予防策や治療法等について、「溶血性尿毒症症候群の診断・治療ガイドライン」等も参考の上、確認を行うことを医療機関に対し情報提供すること。
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11135000-Shokuhinanzenbu-Kanshianzenka/0000177378.pdf

9月7日 流行性耳下腺炎予防のためのMMRワクチン3回目接種の効果 (ニューイングランド医学雑誌)
発病率は、2回接種した学生群に比べて、3回接種した学生群においてより低かった
(1,000人当たり3回接種6.7対2回接種14.5例、p<0.001)。
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1703309

9月5日 16-26歳女性における9価HPVワクチンの最終的な有効性、免疫原性、安全性分析 (ランセット誌)
HPV 31,、33,、45、52、58に関連する高度異型の子宮頚部、外陰部、膣疾患の罹患率は、9価HPVワクチンでは1万人年あたり0.5症例であり、4価HPVワクチン群では1万人年あたり19.0症例であり、97.4%(95%信頼区間85.0-99.9)の有効性に相当した。
http://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736%2817%2931821-4/fulltext

9月4日 歯科医療機関における院内感染対策の周知について (厚生労働省)
今般、歯科用ハンドピースの滅菌処理が不十分であるなど、歯科医療機関における院内感染対策が不十分である旨の報道があったところである。
各保健所において、歯科診療所の立入検査の際には、重点検査項目として衛生管理を掲げ、院内感染対策が不十分で歯科医療を行う上で公衆衛生上重大な危害が生ずるおそれがある場合については、速やかに当該歯科診療所(歯科医師)に対し更なる指導徹底を行うとともに、当該事例について厚生労働省医政局歯科保健課まで報告するよう、貴管下保健所に通知するようお願いする。
http://wwwhourei.mhlw.go.jp/hourei/doc/tsuchi/T170920G0030.pdf

9月1日 腸管出血性大腸菌による食中毒等の調査及び感染予防対策の啓発について (厚生労働省)
同一遺伝子型のO157(O157VT2株)が多くの患者から広域、散発的に検出されていることが判明しています。
当分の間、O157VT2株が検出された場合には腸管出血性大腸菌曝露状況調査票 を用いた調査を行います。
外食で利用したレストラン等(発症前1週間)
利用したデパート、スーパー、お店等(発症前1週間)
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11130500-Shokuhinanzenbu/0000176274.pdf

【2017/8】

8月31日 成人および小児におけるインフルエンザのワクチン効果 (英国公衆衛生庁)
ワクチン効果は4価弱毒ワクチンを受けた2-17歳児で、A香港型に対して57%であり、B型に対して78.6%であった。
https://www.gov.uk/government/uploads/system/uploads/attachment_data/file/641162/Influenza_vaccine_effectiveness_in_primary_care_1617_final.pdf

8月31日 鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルスによる感染事例に関するリスクアセスメントと対応 (国立感染症研究所)
発生地域へ渡航する際には、生鳥市場への訪問や病鳥との接触を控えるなどの注意喚起は継続すべきである。
限定的なヒト-ヒト感染があることから、国内に入国した感染者から家族内などで二次感染が起こりうる。
持続的なヒト-ヒト感染の可能性は低いと考えられる。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/flu-m/flutoppage/2276-flu2013h7n9/a-h7n9-niid/7490-riskassess-170831.html

8月24日 山口県内で発生した日本紅斑熱のクラスター事例 (山口県宇部健康福祉センター)
3事例はいずれも同一場所での感染であり, この場所はR. japonicaを保有するマダニの棲息地であると考えられた。今回の事例では初発例の情報から, 他の発症者を探知することができた。今後, 発症者への聞き取り調査を詳細に実施することにより, 潜在的患者の掘り起こし, リケッチアを保有するマダニの棲息地の把握が可能になると考えられる。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/id/1025-disease-based/na/jsf/idsc/iasr-in/7479-450d03.htm

8月24日 2016年の長崎県対馬市における日本脳炎患者発生およびその背景に関する疫学調査 (国立感染症研究所/長崎県)
疑い例および可能性例計24の内訳は, 女性が14例(58%), 年齢中央値は73.5歳
発熱(平均38.7℃)以外に, 中枢神経症状が多く認められた。中枢神経症状では, 意識障害が11例(46%)認められた。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/iasr-sp/2410-related-articles/related-articles-450/7463-450r03.html

8月22日 腸管出血性大腸菌O157による食中毒患者の発生について (厚生労働省)
腸管出血性大腸菌による感染症法に基づく届出情報や食品による健康被害の苦情等の相談があった場合は、同様製品の喫食状況を調査し、関連性を確認するとともに、必要に応じて食中毒調査を実施すること。

8月21日 急性ジカウイルス感染の精子への影響および体液内ウイルス除去 (ランセット感染症雑誌)
総精子数は、ジカウイルス感染後、7日目の中央値119 × 10の6乗精子 (四分位範囲 22-234)から、30日目の45.2 × 10の6乗(16.5-89.6)および60日目の70×10の6乗 (28.5-81.4)に、それぞれ減少していた。
http://www.thelancet.com/journals/laninf/article/PIIS1473-3099%2817%2930444-9/fulltext

8月21日 食中毒を発生させた施設の行政処分について (埼玉県)
飲食店を食中毒の原因施設と断定した理由
患者6名の便から腸管出血性大腸菌O157が検出されたこと。
患者の主症状及び潜伏期間が、腸管出血性大腸菌O157によるものと一致したこと。
患者の共通食が、原因施設で提供された食品(ポテトサラダ)に限定されること。http://www.pref.saitama.lg.jp/a0001/news/page/2017/0821-05.html
http://www.pref.saitama.lg.jp/a0001/news/page/2017/0822-07.html

8月20日 エボラ生存者と濃厚接触者における障害 (臨床感染症誌)
エボラ生存者にはその接触者より多くの障害がある(調整オッズ比23.52)。
https://academic.oup.com/cid/article/doi/10.1093/cid/cix705/4085646/Disability-among-Ebola-survivors-and-their-close

8月17日 抗菌薬適正使用支援プログラム実践のためのガイダンス (8 学会合同抗微生物薬適正使用推進検討委員会)
適正使用は院内・外来いずれの抗菌薬処方においても重要であるが、今回は院内抗菌薬処方に限定したガイダンスの作成を目指した。
http://www.chemotherapy.or.jp/guideline/kobiseibutuyaku_guidance.pdf

8月15日 ヨーロッパ地域における麻しん患者の報告数が増加しています (厚生労働省)
イタリアの状況 本年8月時点で4,087人の麻しん患者が報告されている(昨年は年間861人)。
ルーマニアの状況 本年8月時点で6,486人の麻しん患者が報告されている(昨年は年間1,969人)。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000174867.html

8月14日 ブラジル成人におけるジカウイルスに関連する神経合併症 (米国医学会雑誌神経内科)
35人のジカウイルス感染陽性患者のうち、27人はギランバレー症候群があり、5人は脳炎、2人は横断性脊髄炎があり、1人は慢性炎症性脱髄性多発神経炎があった。http://jamanetwork.com/journals/jamaneurology/fullarticle/2647256

8月10日 2016-2017シーズンの米国におけるインフルエンザのワクチン効果 (ニューイングランド医学雑誌)
2-17歳の子供で、不活化ワクチンは60%の効果があり(95%信頼区間47-70)、札幌市弱毒生ワクチンでは効果が観察されなかった(ワクチン効果5%、信頼区間-47 -39)。
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1700153

8月8日 ダニ媒介感染症に係る注意喚起 について (札幌市)
患者の年齢等 市内在住、70 歳代、男性
患者のダニ刺咬歴 有り(詳細不明)
患者の症状等 発熱、頭痛、意識障害、脳炎

【2017/7】

7月24日 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に係る注意喚起について (厚生労働省)
発症したネコやイヌの体液等からヒトが感染することも否定できないことからSFTSを含めた動物由来感染症の感染防ぐために、 体調不良の動物等を取り扱う際にはPPE(手袋・防護衣等)により感染予防措置を講じるなどの対策を実施していただくよう注意喚起をお願いします。
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000172201.pdf

7月21日 MERSの世界の概略とリスク評価 (WHO)
21.5%は無症状か軽症であり、48.6%は重症かまたは死亡した。現在までに報告された症例の19.6%は医療従事者であった。
http://www.who.int/emergencies/mers-cov/risk-assessment-july-2017.pdf?ua=1

7月17日 先天性ジカウイルス感染の眼科所見の検診基準 (米国医学会雑誌小児科学)
母親の検体においてPCRでジカウイルス感染が確認された112人の児のうち、24人で眼の異常があった。眼の異常のある10人では小頭症がなく、8人では何らの中枢神経系所見もなかった。
http://jamanetwork.com/journals/jamapediatrics/article-abstract/2636587

7月14日 旅行中に発症し, 原因食品を同定し得なかったボツリヌス症の1例 (奈良市)
食餌性ボツリヌス症が疑われた場合, 感染源・感染経路を特定することが重視される。保健所による摂食歴などの情報収集に加え, 国立感染症研究所や国立医薬品食品衛生研究所を中心とする専門の関係機関との連携が重要になる。今回, 発症前の摂食状況を本人より確認することが困難であったこと, 他府県の自宅を含め様々な場所で食事を摂取もしくは提供されたこともあり, 食餌性ボツリヌス症が疑われたものの原因究明には至らなかった。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/id/1041-disease-based/ha/botukinus/idsc/iasr-in/7386-449d01.html

7月14日  保育所で発生した腸管出血性大腸菌O26:H11による集団感染事例 (南筑後保健福祉環境事務所)
EHEC O26による集団感染事例は, 無症状病原体保有者が50%程度と多いことが知られており 本事例もEHEC O26が検出された56人のうち有症者は18人, 無症状病原体保有者は38名(67.9%)であり, 半数以上が無症状病原体保有者であった。本事例の感染拡大の要因の一つは, 無症状病原体保有者が多かったことが考えられる。無症状病原体保有者は, 菌を排出しているにもかかわらず登園しており, 二次感染が発生したと推察される。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/ehec/1009-idsc/iasr-in/7387-449d02.html

7月11日 B群外膜小胞髄膜炎菌予防接種の淋病への効果 (ランセット誌)
予防接種した者は、対照群に比べて淋病症例群で有意に少なかった(調整オッズ比0.69、95%信頼区間0.61-0.79)。
http://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(17)31449-6/fulltext

7月11日 リスク因子が不明の患者におけるジカウイルス感染 (新興感染症雑誌)
ジカで死亡した親族を世話したこと以外にリスク因子が不明の患者Aで、ジカが発症した。
患者Aへの感染経路は不明であるが、初発例からのヒトヒト接触感染が考えられる。
https://wwwnc.cdc.gov/eid/article/23/8/17-0479_article

7月10日 日本におけるオウム病症例発生状況と妊娠女性におけるオウム病 (国立感染症研究所)
国内外でオウム病に罹患した妊婦の死亡例が報告されていることから、妊婦は感染源となりうる鳥類等への接触を避けるよう配慮するべきである。
妊婦等においてオウム病が疑われた場合には、検査用の検体を採取後、速やかに抗菌薬による治療を行うことが肝要である。地方衛生研究所または保健所に対して、検査の相談、依頼をする。オウム病と診断が確定された場合には、医師は問診や保健所の調査等によって、感染源に関する情報を把握する。また、必要な場合には推定感染源を特定するなどして、感染拡大を防止することも重要である。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/id/1566-disease-based/a/psittacosis/idsc/idwr-sokuhou/7368-psittacosis-20170710.html

7月7日 中東呼吸器症候群(MERS)の国内発生時の対応について (厚生労働省)
情報提供を求める患者の要件
38℃以上の発熱及び咳を伴う急性呼吸器症状を呈し、かつ臨床的又は放射線学的に 肺炎、ARDS 等の肺病変が疑われる者であって、発症前 14 日以内に流行国に おいて、MERS であることが確定した患者との接触歴があるもの又はヒトコブラクダと の濃厚接触歴があるもの
発熱又は急性呼吸器症状を呈する者であって、発症前 14 日 以内に MERS であることが確定した患者を診察、看護若しくは介護していたもの、MERS であることが確定した患者と同居していたもの又は MERS であることが確定した患者の気道分泌液、体液等の 汚染物質に直接触れたもの
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000170505.pdf

7月7日 アニサキスによる食中毒の原因調査について (厚生労働省)
原因と考えられる魚介類について、以下の内容を調査すること。
十分な冷凍工程がなく、原因と考えられる魚介類について
原因と考えられる魚介類の流通経路について
食中毒発生施設における対策について
その他

7月7日 台風第3号及び梅雨前線による大雨等被害関連で注意すべき感染症 (国立感染症研究所)
災害そのものに起因する感染症 レジオネラ症 レプトスピラ症 破傷風
避難所等の集団生活で発生しうる感染症 
急性胃腸炎/急性下痢 急性呼吸器感染症  (麻疹)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/id/2420-disaster/kyusyu-hokubu2017/idsc/7367-typhoon1703-20170707.html

7月5日 大規模災害時の保健医療活動に係る体制の整備について (厚生労働省)
保健医療調整本部は、被災都道府県内で活動を行う保健医療活動チームに対し、保健医療活動に係る指揮又は連絡を行うとともに、当該保健医療活動チームの保健所への派遣の調整を行うこと。
保健所は、 派遣された保健医療活動チームに対し、市町村と連携して、保健医療活動に係る指揮又は連絡を行うとともに、当該保健医療活動チームの避難所等への派遣の調整を行うこと。
保健医療調整本部及び保健所は、保健医療活動チームに対し、当該保健医療活動チームが実施可能な活動の内容、日程、体制、連絡先等の情報を予め保健医療調整本部及び保健所に登録し、保健医療調整本部及び保健所の指揮等に基づき活動を行うよう求めること。
保健所は、今後実施すべき保健医療活動を把握するため、市町村と連携して、 収集した保健医療活動チームの活動の内容及び被害状況、保健医療ニーズ等の整理及び分析を行うこと。
http://www.ajhc.or.jp/siryo/20170809.pdf

7月2日 コンゴ民主共和国におけるエボラ集団発生の終息を宣言 (WHO)
最後に確認されたエボラの患者が検査で二度目に陰性であってから42日(潜伏期間21日の2倍)後に、宣言は出された。
http://www.afro.who.int/en/media-centre/pressreleases/item/9744-who-declares-an-end-to-the-ebola-outbreak-in-the-democratic-republic-of-the-congo.html

【2017/6】

6月30日 ウイルス性出血熱への行政対応の手引き(第二版) (厚生労働省)
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000169699.pdf

6月23日 ライノウイルスが原因と推定された高齢者介護保健施設における呼吸器集団感染事例 (茨城県)
今回検出されたライノウイルスを含むエンテロウイルス属のウイルスはエンベロープを持たないウイルスであり, アルコール消毒薬に抵抗性があると言われている。このため, 呼吸器症状を伴う集団発生事例に対しては, 飛沫感染対策に加え, 環境消毒には次亜塩素酸ナトリウムを用いることも視野に入れる必要性があろう。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/id/981-disease-based/a/entero/idsc/iasr-in/7339-448d02.html

6月23日 ヒアリに刺された場合の留意事項について (厚生労働省)
ヒアリは、極めて攻撃性が強いとされており、刺された際には、アルカロイド毒により、熱感を伴う非常に激しい痛みを覚え、水疱状に腫れ、その後、膿が出ます。
さらに毒に含まれる成分に対してアレルギー反応を引き起こす例があり、局所的、または全身にかゆみを伴う発疹(じんましん)が出現する場合があります。欧米においては、アナフィラキシー症例も報告されています。
https://www.pref.shizuoka.jp/kousei/ko-750/documents/ryuuijikou.pdf
http://www.env.go.jp/nature/intro/4document/files/r_fireant.pdf

6月22日 50歳以上の成人における遺伝子組み型換えインフルエンザ・ワクチンの効果 (ニューイングランド医学雑誌)
インフルエンザ様疾患の率は、4価不活化インフルエンザ・ワクチンより、4価遺伝子組み換え型インフルエンザ・ワクチンで30%(95%信頼区間10-47%)低く、主要非劣性解析および探索的優越性解析のために事前に示された基準を満たしていた。
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1608862

6月21日 ブラジルにおける2015年と2016年のジカウイルス集団発生後の感染に関連する小頭症 (ランセット誌)
多く(70.4%)の症例はジカ感染の第一波の後で北東地域で起こり、最大の月間発生は1万出生当たり49.9症例と推定された。2015年9月から2016年9月のブラジル全域における大きなよく記録されたジカ感染第二波の後、小頭症の発生は第一波ジカ感染の後よりはるかに低かった。
http://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736%2817%2931368-5/fulltext

6月19日 後天性免疫不全症候群及び性感染症に関する特定感染症予防指針の改定について(案) (厚生科学審議会感染症部会)
他の性感染症との同時検査や検査の外部委託等、検査利用機会の拡大を促進する。
近年増加している郵送検査について項目を設け、さらなる検査が必要とされた者の医療機関への結びつけを促す。
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10601000-Daijinkanboukouseikagakuka-Kouseikagakuka/shiryou1_1.pdf

6月19日 風しんの排除認定に向けた取り組み (厚生科学審議会感染症部会)
省令、指針を改正し、麻しんと同じ位置づけとする。
積極的疫学調査 1例発生したら実施
サーベイランス 直ちに報告 患者の氏名、年齢、性別、職業、住所等
遺伝子検査 原則として全例実施
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10601000-Daijinkanboukouseikagakuka-Kouseikagakuka/shiryou2.pdf

6月19日 百日咳に係る届出基準等の改正について(案) (厚生科学審議会感染症部会)
感染症法に基づく5類感染症(全数把握疾患)とする
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10601000-Daijinkanboukouseikagakuka-Kouseikagakuka/shiryou3.pdf

6月16日 耐性菌の感染と定着発生への抗菌剤適正使用の効果 (ランセット感染症誌)
抗菌剤適正使用プログラムは、多剤耐性グラム陰性菌(り患比0.49、95%信頼区間0.350.68)、ESBL産生グラム陰性菌(0.52、0.270.98)、MRSA(0.63、0.450.88)における感染と定着の発生、およびクロストリジウム・ディフィシル(0.68、0.530.88)の罹患を、減少させた。
http://www.thelancet.com/journals/laninf/article/PIIS1473-3099%2817%2930325-0/fulltext

6月16日 「大量調理施設衛生管理マニュアル」の改正について (厚生労働省)
検便検査には、腸管出血性大腸菌の検査を含めることとし、10月から3月までの間には月に1回以上又は必要に応じてノロウイルスの検便検査に努めること。
ノロウイルスの無症状病原体保有者であることが判明した調理従事者等は、検便検査においてノロウイルスを保有していないことが確認されるまでの間、食品に直接触れる調理作業を控えるなど適切な措置をとることが望ましいこと。
ノロウイルスの検便検査の実施に当たっては、調理従事者の健康確認の補完手段とする場合、家族等に感染性胃腸炎が疑われる有症者がいる場合、病原微生物検出情報においてノロウイルスの検出状況が増加している場合などの各食品等事業者の事情に応じ判断すること。
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11130500-Shokuhinanzenbu/0000168026.pdf

6月8日 妊娠中の母親のジカウイルス感染後の妊娠の結果 (CDC)
最近のジカウイルス感染の可能性のある検査所見を有する妊娠の結果による胎児・乳児の5%は、ジカウイルス感染と関連する可能性のある先天異常があった。妊娠第一、第二、第三期に同定されたジカ感染を確認する核酸検査陽性の妊娠において、ジカと関連する可能性のある先天異常を有する胎児・乳児の割合は、それぞれ8%、5%、4%であった。
https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/66/wr/mm6623e1.htm

6月6日 モデル的基本医薬品一覧 (WHO)
アクセス群の抗菌剤は、広い範囲の普通の感染症の治療としていつでも利用できることを、推奨する。
ウオッチ群は、少数の感染症の第一または第二選択治療として推奨される抗菌剤を含む。
三番目のリザーブ群は、 他の全ての治療薬が失敗した最も厳しい状況においてのみ使われる。
http://www.who.int/medicines/publications/essentialmedicines/20th_EML2017.pdf

6月5日 カンピロバクターによる食中毒が発生しました (新潟県)
5月26日に、湧水を飲用した児童及び児童が採水し持ち帰った湧水を飲用した家族166人中43人が、同日から発熱、下痢、腹痛等の症状を呈し、うち12人からカンピロバクターが検出されたことが判明しました。
http://www.pref.niigata.lg.jp/seikatueisei/1356834762468.html

6月2日 中国大陸における5回の流行を通じたヒトにおけるA型鳥インフルエンザH7N9の疫学 (ランセット感染症誌/中国CDC)
中年成人の症例比率は、最初の流行から2016-17年まで、41%から57%へと継続的に増加している。準都市および農村住民の症例比率は、2015-16年(63%)および2016-17年の(61%)の流行において、最初の3回の流行(それぞれ39%、55%、56%)における比率よりも高かった。http://www.thelancet.com/journals/laninf/article/PIIS1473-3099(17)30323-7/fulltext

6月2日 マイアミ・デード郡のジカ指針の改定 (CDC)
マイアミ・デード郡において45日以上、地域における新たに発見されたジカ感染症例も調査中症例もない。
マイアミ・デード郡においてもはやジカに関連する旅行の勧告はない。
https://www.cdc.gov/media/releases/2017/s0602-zika-guidance.html

6月1日 抗微生物薬適正使用の手引き 第一版 (厚生労働省)
感冒に対しては、抗菌薬投与を行わないことを推奨する。
迅速抗原検査又は培養検査でA 群β溶血性連鎖球菌(GAS)が検出されていない急性咽頭炎に対しては、抗菌薬投与を行わないことを推奨する。
急性下痢症に対しては、まずは水分摂取を励行した上で、基本的には対症療法のみ行うことを推奨する。
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000166612.pdf

【2017/5】

5月28日 エボラ コンゴ民主共和国 (WHO)
現在全部で、2人の確定症例、3人の可能性例、14人の疑い例がいる。
集団発生は現時点で、リカティ医療圏域に限られたままである。5月28日現在で101人の接触者が健康観察下にある。
http://apps.who.int/iris/bitstream/10665/255583/1/EbolaDRC-29052017.pdf?ua=1

5月27日 MCR-1産生肺炎桿菌集団発生 (ランセット感染症誌)
6つの分離株はすべて、コリスチン、ポリミキシンB、セフォタキシム、ゲンタマイシンに耐性であり、うち5つの肺炎桿菌分離株は、これに加えて、セフタジジム、セフェピム、アミカシン、ホスホマイシン、シプロフロキサシンに耐性であった。
5つのmcr-1陽性肺炎桿菌は配列型11と同定され、mcr-1陽性大腸菌は配列型156に属していた。
http://www.thelancet.com/journals/laninf/article/PIIS1473-3099(17)30266-9/fulltext

5月24日 幼稚園で発生した細菌性赤痢の集団感染事例 (北九州市)
17症例中14例がZ幼稚園に関連した症例であったが, 給食等飲食物を介した伝播の可能性は低かった。
後半の症例群は運動会後に発生していた。また, 運動会のチーム別では赤組(発症率10%)が白組(発症率0%)に比べて有意に高かった。よって後半の症例群は運動会を契機に感染伝播した可能性が高いと考えられた。後半の症例群の発端者 腹痛および軟便の症状を呈し, 運動会の一部に参加した。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/id/857-disease-based/sa/dysentery/idsc/iasr-in/7278-447d01.html

5月24日 サトウキビジュースが原因と推定された腸管出血性大腸菌O157広域散発食中毒事例について (沖縄県)
症例32例は, 全例サトウキビジュースを摂取していた。一方, 対照38例のうち, 24例はサトウキビジュースを摂取していた。
国立感染症研究所細菌第一部で実施された反復配列多型解析法(MLVA法)では, 本事例株は5つのMLVA typeに分類されたが, 同一MLVA complexであり, 同一由来株であった
https://www.niid.go.jp/niid/ja/iasr-sp/2407-related-articles/related-articles-447/7268-447r04.html

5月24日 焼肉店の利用客における腸管出血性大腸菌O157の集団食中毒事例 (滋賀県)
利用客へ提供する飲用水および調理やサラダとして提供される野菜の洗浄等に利用する水は,、 牛舎横にある堀井戸を水源とする井戸水が利用されていた
厨房内の調理用シンク蛇口から採取した水の残留塩素濃度は0ppmであった。さらに同店調理従事者6名のうち日常的に井戸水を飲用していた4名から, 利用客と同一のPFGEパターンを示すO157が検出された。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/iasr-sp/2407-related-articles/related-articles-447/7270-447r06.html

5月24日 保育施設における腸管出血性大腸菌O26の集団感染事例 (長崎県)
発症状況は発症日やクラス別の発生数はピークがなく、 施設の衛生状況にも特に問題がないため、 食中毒ではなく感染症による感染拡大と推測された。
検便検査結果は、対象となった園児57名, 職員22名, 家族等接触者6名のうち、陽性者は園児12名で(二次感染者)、そのうち有症者は10名であった。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/iasr-sp/2407-related-articles/related-articles-447/7271-447r07.html

5月20日 HIVの治療カスケード (プロスワン誌/日本医療研究開発機構)
推定によると、エイズと共に生きる人の14.4%(3830人)は、2015年末に日本において診断されていなかった。
日本は、 国連エイズ計画/WHOの目標の初めの2つを達成していなかった(HIV陽性の85.6%を診断、うち82.8%を治療、うち99.1%でウイルス抑制)。
http://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371%2Fjournal.pone.01743605月19日 成人および小児における百日咳に関連する咳の臨床的特徴 (胸部疾患誌)
成人患者では、発作性咳嗽と発熱なしは感度が高く(それぞれ93.2%、95%信頼区間83.2-97.4 、 81.8%、95%信頼区間72.2-88.7) 、特異度が低かった(それぞれ20.6%、95%信頼区間14.7-28.1、 18.8%、95%信頼区間8.1-37.9)。一方、咳後嘔吐と笛を吹くような咳発作は 感度が低く (それぞれ32.5%、95%信頼区間24.5-41.6、 29.8%、95%信頼区間8.0-45.2 ) 、特異度が高 かった(それぞれ77.7%、95%信頼区間73.1-81.7、 79.5%、95%信頼区間69.4-86.9 )。
http://journal.publications.chestnet.org/article.aspx?articleid=2628643

5月19日 麻しん患者発生に伴う注意喚起について (宮崎県)
5月16日 バンコクドムアン空港23:45発~5月17日成田空港8:00着
5月17日 羽田空港12:00発~宮崎空港13:40着
http://www.pref.miyazaki.lg.jp/kansensho-taisaku/kenko/hoken/20170519112154.html

5月18日 エボラ コンゴ民主共和国 (WHO)
5月18日現在で、エボラが疑われる29人の症例が報告されている。現在まで3人の死亡が報告され、死亡率10%となった。
少なくとも416人の接触者がリカティ医療圏で登録され、健康観察がされている。
http://apps.who.int/iris/bitstream/10665/255526/1/EbolaDRC-1852017-eng.pdf

5月17日 エボラ コンゴ民主共和国 (WHO)
5月15日と16日の間に、2人の新たな疑い症例が報告された。
約400人の濃厚接触者がリカティ医療圏で登録され、健康観察が行われている。
http://apps.who.int/iris/bitstream/10665/255463/1/EbolaDRC-1652017-eng.pdf

5月16日 エボラ コンゴ民主共和国 (WHO)
5月15日現在で、3人の死亡者(死亡率15.8%)を含めて、エボラが疑われる19人の患者が報告されている。
125人の濃厚接触者が発見され、毎日健康観察が行われている。
http://apps.who.int/iris/bitstream/10665/255419/1/EbolaDRC-1552017-eng.pdf

5月15日 児の予防接種の反応に関する母親由来の抗体と児の予防接種年齢の影響 (米国医学会誌小児科学)
最も大きい影響は不活化ポリオワクチンで観察された。母親の抗体濃度が2倍であると、予防接種後の児の抗体濃度は20-28%低い結果となった。(幾何平均比、I型ワクチン0.80 95%信頼区間0.78-0.83、II型ワクチン0.72 95%信頼区間0.69-0.74、III型ワクチンは0.78 95%信頼区間0.75-0.82)
http://jamanetwork.com/journals/jamapediatrics/article-abstract/2627571

5月12日 コンゴ衛生大臣によるエボラ集団発生発表 (WHO)
4月22日以降リカティ圏域において、3人の死亡を含む9人のエボラ疑い症例が報告されている。
http://www.afro.who.int/en/media-centre/afro-feature/item/9602-ebola-in-drc-en.html
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000164711.html

5月8日 発症後1年のMERSコロナウイルス抗体反応 (新興感染症誌)
軽症患者は、多くは肺炎の所見があったが、6名中4名は抗体価を検出できなかった。
https://wwwnc.cdc.gov/eid/article/23/7/17-0310_article

5月5日 ジカウイルスに感染した人における長期のIgM抗体反応 (CDC)
新たな疫学や検査のデータは、ジカウイルスのIgMが一部の感染者において12週を超えて持続することができることを示している。
以前の検査が陽性でなければ、妊娠各期に少なくとも一度の核酸検査(NAT)実施を考慮する。
https://emergency.cdc.gov/han/han00402.asp

5月1日 妊娠中の抗菌剤使用と自然流産のリスク (カナダ医学会雑誌)
可能性のある交絡因子で調整後、アジスロマイシン (調整オッズ比1.65、95%信頼区間1.342.02)、クラリスロマイシン (2.35、1.902.91)、メトロニダゾール (1.70、1.272.26)、サルファ剤 (2.01、1.362.97)、テトラサイクリン (2.59、1.973.41) 、キノロン (2.72、2.273.27) の使用は、自然流産のリスク増加と関連していた。
http://www.cmaj.ca/content/189/17/E625.full

5月1日 老人ホーム入所者の多剤耐性グラム陰性菌定着率 (米国感染制御雑誌)
多剤耐性グラム陰性菌定着の統合有病率は27%(95%信頼区間15.2%-44.1%)であり、異質性があった(I2 = 98.3)。
http://www.ajicjournal.org/article/S0196-6553(17)30085-8/fulltext

5月1日 黄熱のリスクアセスメント (国立感染症研究所)
Rio de Janeiro市を含むRio de Janeiro州全域、São Paulo市の市街地を除くSão Paulo州全域が黄熱の伝播リスクのある地域に含められ、渡航者等へのワクチン接種が推奨されている
http://www.niid.go.jp/niid/ja/id/1142-disease-based/a/yellow-fever/idsc/7244-yellow-fever-ra-20170501.html

【2017/4】

4月28日 「大量調理施設衛生管理マニュアル」の改正案に関する御意見  (全国保健所長会)
ノロウィルスの検便検査の努力義務化については、以下の課題があると考えます。
・適切な検査間隔等の実効性のある検査体制について、エビデンスが十分確立されていないこと。
・罹患率の低い無症状者に対して検査を行えば、陽性的中率が低いことから多くを偽陽性と判定、不要な就労制限を課す可能性があること。
http://www.phcd.jp/02/kenkyu/chiikihoken/pdf/2017_nakazato_tai.pdf

4月28日 デング熱・チクングニア熱等蚊媒介感染症の対応・対策の手引き (国立感染症研究所)
国立感染症研究所の調査によって、平成28年時点で青森市での定着が確認されたため、北海道を除く本州以南の地域に広く分布することが明らかとなった。しかし、分布の北限と考えられている年平均気温11℃の境界は年により変化するため、これまで定着が確認されていない地域においても年平均気温を参考に蚊の活動を監視することが望ましい。なお、年平均気温は気象庁等のホームページを参照。https://www.niid.go.jp/niid/images/epi/dengue/DENCHIKFClincGuide20170428.pdf

4月28日 麻しん(はしか)患者の発生について (新潟市)
イオンモール新潟南 江南区
4月 21 日(金) 終日4月 22 日(土) 終日4月 23 日(日) 終日
新潟西郵便局 西区 4月 25 日(火) 午後
ウエルシア新潟寺尾店 西区 4月 25 日(火) 午後
ビデオ 1 近江店 中央区 4月 25 日(火) 夕方~深夜 0 時頃
http://www.pref.niigata.lg.jp/HTML_Article/333/59/0428mashinhoudohappyou,0.pdf

4月28日 インドネシアから帰国した麻しん(はしか)患者の発生について (熊本県)
4 月 23 日(日)
1:30 発 5:25 着 Philippine Airlines PR538 (インドネシア空港~マニラ空港)
9:45 発 14:30 着 Philippine Airlines PR426 (マニラ空港~福岡空港)
新幹線(博多駅~新八代駅) 16:15 発 17:05 着 さくら 415 号
http://www.pref.kumamoto.jp/common/UploadFileOutput.ashx?c_id=3&id=19541&sub_id=1&flid=104401

4月25日 最新疫学情報 黄熱 (汎米保健機構)
ブラジルでは2016年12月の流行開始から2017年4月20日までに、372例の死亡を含む2900例の黄熱が報告された。死亡率は確定例において34%である。
http://www2.paho.org/hq/index.php?option=com_docman&task=doc_view&Itemid=270&gid=39639&lang=en4

4月24日 麻しん患者の発生について (金沢市保健所)
患者は、金沢市立小坂小学校の教員で、すでに報道発表されている患者2例と同様、4月7日の同校入学式に出席していました。なお、昨日報道発表した40代女性(金沢市在住)も同校の教員であることを報告します。
http://www4.city.kanazawa.lg.jp/data/open/cnt/3/24298/1/dai3hou.pdf

4月21日 世界肝炎報告 (WHO)
ウイルス肝炎は2015年に134万人の死亡を引き起こしたが、この数は結核により引き起こされた死亡に相当し、HIVにより引き起こされた死亡より多い。
世界で2015年に2億5700万人の人が慢性にB型肝炎ウイルスに感染しながら生活し、7100万人の人が慢性にC型肝炎ウイルスに感染しながら生活している。
http://www.who.int/hepatitis/publications/global-hepatitis-report2017/en/

4月20日 先天性ジカ症候群と推定される子供における心臓超音波所見 (プロス・ワン誌)
103例の心臓超音波検査中15例は、先天性心疾患に相当していた。5例は心房中隔欠損、8例は血行動態上重要でない小さな心尖部筋性心室中隔欠損であり、呼吸困難のある1例は大きな膜様部心室中核欠損であった。
http://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0175065

4月20日 弾道ミサイル落下時の行動等について (消防庁)
近くのできるだけ頑丈な建物や地下街などに避難する

4月10日 乳児ボツリヌス症の予防対策に係る再周知について (厚生労働省)
蜂蜜を原因とする乳児ボツリヌス症による死亡事例が発生したことから、貴部(局)におかれましては、改めて、当該通知内容について御了知いただくとともに、 乳児ボツリヌス症の予防対策について、積極的に乳児の保護者等に対し、情報提供に努めていただくようよろしくお願いいたします。

4月10日 インドから帰国した麻しん(はしか)患者の発生について (金沢市)
4月6日 ニューデリー1:15発 → 成田12:15着 
成田空港13:45 発 [成田エクスプレス(26号)]→ 東京駅15:00頃着
東京駅16:24発 [かがやき511号(2号車)] → 金沢駅18:54着
http://www4.city.kanazawa.lg.jp/data/open/cnt/3/24298/1/290410dai1hou.pdf

4月7日 麻しん(はしか)患者の発生について (大阪府)
3月28日(火曜日)日~30日(木曜日)に関西国際空港を利用した方で、麻しん(はしか)の症状を疑われる場合は、速やかに医療機関を受診しましょう
http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/23711/00000000/houdouteikyou.pdf

4月5日 インドネシア(バリ島)から帰国した麻しん(はしか)患者の発生について (茨城県)
勝田整形外科医院に勤務する医療従事者であることが判明いたしました。
当該職員から感染の可能性がある時期(3月27日~3月31日午前中)に当該職員と接触された方は,麻しんに感染する可能性がありますので、当該医療機関の協力を得て、ひたちなか保健所等が接触者の調査を進めております。
http://www.pref.ibaraki.jp/hokenfukushi/yobo/kiki/yobo/kansen/idwr/press/20170405.html

4月4日 先天的にジカウイルスにばく露された米国の全小児のジカウイルスに関連する先天異常と評価 (CDC)
ジカウイルスに関連する先天異常は、最近ジカウイルスに感染した可能性がある検査所見を有する妊娠からの5% (95%信頼区間4%–7%)の胎児・幼児について報告され、その比率は検査で確認されたジカウイルス感染を有する妊娠に限定するとさらに高くなった(10%、95%信頼区間7%–14%)。
https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/66/wr/mm6613e1.htm

4月4日 マレーシア から帰国した 麻しん患者の発生について (奈良県)
クアラルンプール空港~関西空港 3月27日22:20発 28日5:40関空着 MH0052便
http://www.pref.nara.jp/secure/176734/%E3%80%90%E5%A0%B1%E9%81%93%E8%B3%87%E6%96%99%E3%80%91.pdf

4月3日 小児の死亡に対するインフルエンザ予防接種の効果 (小児科学)
ワクチン効果は、リスクの高い疾患を有しない小児では65% (95%確信区間 47%-78%)であるのと比較して、リスクの高い疾患を有する小児では 51% (95%確信区間31%-67%)であった。
http://pediatrics.aappublications.org/content/early/2017/03/30/peds.2016-4244

【2017/3】

3月31日 ジカウイルス感染症のリスクアセスメント (国立感染症研究所)
可能な限り妊婦及び妊娠の可能性がある人の流行地への渡航は控えた方が良いと考える。
ジカウイルス病流行地からの入国者(帰国者を含む)は症状の有無に関わらず、潜伏期を考慮して少なくとも帰国日から2週間程度は特に注意を払って忌避剤の使用など蚊に刺されないための対策を行うことが推奨される。
流行地から帰国した男女は、感染の有無に関わらず、最低6か月間は性行為の際にコンドームを使用するか性行為を控えること 流行地から帰国した妊娠を計画しているカップル或いは、女性は、最低6か月間は妊娠の計画を延期すること が推奨される。また、パートナーが妊娠している場合は、妊娠期間中は、コンドームを使用するか、性行為を控えることが望ましい。
流行地への渡航者にジカウイルス感染症の情報提供及び防蚊対策の徹底をより一層周知することが重要である。
輸血による感染伝播を予防するため、海外からの帰国日から4週間以内の献血を控えることを遵守する。
http://www.nih.go.jp/niid/ja/id/2358-disease-based/sa/zika-fever/7169-zikara-11-170331.html

3月30日 4価HPV予防接種と妊娠の有害事象のリスク (ニューイングランド医学雑誌)
4価HPVワクチンへのばく露は、ばく露がない場合より、先天異常(有病オッズ比1.19、95%信頼区間0.90-1.58)、自然流産(0.71、0.45-1.14)、早産(1.15、0.93-1.42)、低体重出生(1.10、0.85-1.43)、妊娠期間に比較して小さいサイズ(0.86、0.72-1.02)、死産(2.43、0.45-13.21)の有意に高いリスクと関連がなかった。
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1612296?query=featured_home

3月28日 カルバペネム耐性腸内細菌科細菌(CRE)感染症等に係る試験検査の実施について (厚生労働省)
医師から「カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症」の届出があった際には、医療機関等に対し、当該患者の検体又は当該患者から分離された病原体の提出を求める。
医療機関等から提出された検体又は病原体について、耐性遺伝子等の試験検査を実施する。

3月27日 鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルスによる感染事例に関するリスクアセスメントと対応 (国立感染症研究所)
日本国内への患者の流入の可能性も否定できない。
症例の大部分が鳥との接触歴や生鳥市場への訪問歴がある。流行地域へ渡航する際には、それらの場所への訪問を控えること、流行地域への渡航後に発熱を認めるなどの体調の変化があった場合には、医療機関の受診時に渡航歴を伝えること、などの注意喚起が必要である。
http://www.nih.go.jp/niid/ja/flu-m/flutoppage/2276-flu2013h7n9/a-h7n9-niid/7161-riskassess-170327.html

3月25日 千葉県で確認された高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜の遺伝子解析及び高病原性鳥インフルエンザウイルスのNA亜型の確定について (農林水産省)
当該高病原性鳥インフルエンザのウイルスについて、NA亜型が判明し、H5N6亜型であることが確認されました。
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/170325.html

3月25日 宮城県で確認された高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜の遺伝子解析及び高病原性鳥インフルエンザウイルスのNA亜型の確定について (農林水産省)
当該高病原性鳥インフルエンザのウイルスについて、NA亜型が判明し、H5N6亜型であることが確認されました。
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/170325_4.html

3月24日 麻しん患者の発生について (高松市保健所)
患者は、3月13日までインドネシアでの滞在歴のある方で、感染の可能性がある時期に、下記フェリーを利用していたことが判明しました。
宇和島運輸フェリー 3月20日14:00別府発  3月20日16:45八幡浜着

3月24日抗微生物薬適正使用の手引き 第一版(案) (感染症部会薬剤耐性(AMR)に関する小委員会)
感冒に対しては、抗菌薬投与を行わないことを推奨する。
迅速抗原検査又は培養検査でA 群β溶血性連鎖球菌(GAS)が検出されていない急性咽頭炎に対しては、抗菌薬投与を行わないことを推奨する。
急性下痢症に対しては、まずは水分摂取を励行した上で、基本的には対症療法のみ行うことを推奨する。
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10601000-Daijinkanboukouseikagakuka-Kouseikagakuka/0000156500.pdf

3月23日 低価格・熱安定性経口ロタウイルス予防接種の効果 (ニューイングランド医学雑誌)
接種群では重症ロタウイルス胃腸炎は31症例であり、プラセボ群では87症例であり、ワクチン効果は66.7%(95%信頼区間49.9-77.9)であった。
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1609462#t=abstract

3月23日 関西国際空港の麻疹事例の検査結果から得られた知見 (大阪府)
麻疹の感染拡大防止のためには早期診断が重要であるが, 修飾麻疹事例ではウイルスゲノム量が比較的少なく, IgM抗体上昇が明瞭にみられない場合も多い。従って, 今後の診断には麻疹IgMだけでなくIgG抗体価の検出と核酸検査の結果を総合的に判断していく必要性があると考えられた。
http://www.nih.go.jp/niid/ja/iasr-sp/2405-related-articles/related-articles-445/7132-445r02.html

3月22日 先天性ジカ症候群の表現型の範囲 (米国医学遺伝学雑誌)
胎児脳破綻シークエンスに一致する小頭症、頭がい骨の異常、頭皮の剰余という認識できる表現型が、幼児の70%にみられたが、最もしばしばかすかである。
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/ajmg.a.38170/full

3月22日 レジオネラ症の集団発生について (広島県)
計14例のレジオネラ症の発生届があり、調査の結果、いずれの患者も3月初旬から中旬にかけて三原市内の同一の入浴施設を利用していることが判明しました。
施設名 みはらし温泉(日帰り)

3月18日 麻しん患者の発生について (北海道)
患者は新千歳空港内の国際線ターミナルの職員で、3月11日(土)から発熱症状を呈し、17日(金)から千歳保健所管内の医療機関に入院しました。

3月14日 南米から帰国した旅行者の黄熱病 (欧州CDC)
過去8か月間に4例の旅行関連の黄熱病が、南米から帰国した欧州の旅行者の間で確認された。過去27年間に欧州の旅行者の間で4例の旅行関連の黄熱病に対して、これは増加を表している。
http://ecdc.europa.eu/en/publications/Publications/14-03-2017-RRA-Yellow%20fever,%20Flaviviridae-Suriname,%20Southern%20America.pdf

3月14日 アデノウイルス26型と改変ワクチニア・アンカラをベクターとする新たなエボラ・ワクチンへの1年経過時の免疫反応 (米国医学会雑誌)
100%のワクチン接種者がエボラ・ウイルス糖タンパクの特異抗体を保持している
http://jamanetwork.com/journals/jama/article-abstract/2610324

3月13日 加熱せず喫食する乾物等食品によるノロウイルス食中毒予防の徹底について (厚生労働省)
加熱せずにそのまま喫食される乾物や摂取量が少ない食品であっても、ノロウイルスの汚染防止対策が必要であり、小規模施設を含め、これらの食品を取扱う事業者に対し、立ち入り調査の際に、食品取扱者の健康状態の確認等の汚染防止対策に関する指導を行うようよろしくお願いします。

3月10日 感染症の予防の総合的な推進を図るための基本的な指針の一部改正について (厚生労働省)
新型インフルエンザ等感染症に係る記載を新たに加える。
「指定提出機関制度」についても、提出機関の指定に当たって、定量的な感染症の種類ごとの罹患率等の推定を含めて、感染症の発生の状況及び動向の正確な把握ができるように行うことが重要である旨を新たに加える。
3月9日 麻しん(はしか)患者の発生について (山形県)
3月2日に新幹線を利用して来県された方が、麻しんであることが判明しました。(利用した新幹線は、3月2日つばさ129号 東京駅8時56分発 赤湯駅11時14分着です。)
http://www.pref.yamagata.jp/ou/kenkofukushi/090001/20130425/mashinn_h28.html

3月2日 高用量対通常用量を比較したインフルエンザ予防接種の効果 (感染症雑誌)
H3N2亜型が流行した2012/13シーズンでは、高容量は死亡減少において36.4% (95%信頼区間 9.0–56%) の効果があった。2013/14シーズンでは、2.5% (95%信頼区間 –47-35%)であった。
https://academic.oup.com/jid/article/3058746/Comparative

3月2日 ベトナムから帰国した麻しん患者の発生について (高松市保健所)
2月20日までベトナムに滞在しており、帰国の際、ベトナム航空で関西国際空港着の飛行機を利用していたことが判明しました。

3月1日 ノロウイルスによる食中毒の調査及び注意喚起について (厚生労働省)
ノロウイルスが疑われる食中毒調査を実施する場合は、当該製品及び上記製造者の同様製品の使用、喫食状況を調査し、関連性を確認すること 。
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/kenko/0000393015.html

【2017/2】

2月28日 沖縄県本島北部の河川で発生したレプトスピラ症集団感染事例 (沖縄県)
奥間川は, 病原性レプトスピラの保菌動物であるイノシシやマングース等, 多種類の野生動物が生息する自然豊かな地域に位置する清流として知られている。患者は, 川伝いに上流の滝まで往復し, 合計3時間ほど川に入っていた。
http://www.nih.go.jp/niid/ja/id/1057-disease-based/ra/leptospirosis/idsc/iasr-in/7089-444d02.html

2月28日 長野県木曽郡内での百日咳集団発生事例に関する報告 (木曽保健所)
2012年10月まで行われていた3種混合(DPT)ワクチンの最終接種後4年以降で症例数の増加を認めた
流行探知の難しさが課題となった。これは 全数把握対象疾患でなく小児科定点把握対象疾患であることも理由として考えられた。
http://www.nih.go.jp/niid/ja/iasr-sp/2404-related-articles/related-articles-444/7077-444r02.html

2月28日 立川市立小学校における給食による食中毒 (東京都)
「キザミのり」及び患者7名のふん便並びに1名の吐物から検出したノロウイルスの遺伝子配列検査を実施したところ、一致しました。
http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2017/02/28/11.html

2月27日 新たな抗生剤の研究・発見・開発に導くための薬剤耐性菌の地球的優先度一覧 (WHO)
優先度1 重大
アシネトバクター・バウマニ カルバペネム耐性
緑膿菌 カルバペネム耐性
腸内細菌科細菌 カルバペネム耐性 第三世代セファロスポリン耐性
http://www.who.int/medicines/publications/WHO-PPL-Short_Summary_25Feb-ET_NM_WHO.pdf?ua=1

2月27日 ノロウイルスによる食中毒予防の徹底について (厚生労働省)
感染者が食品の取扱いに従事することによる食中毒も多発していることから、従事者の健康状態の確認を徹底するとともに、体調不良者については食品の取扱いに従事しないよう引き続き指導方よろしくお願いします。

2月24日 食中毒の発生について ~立川市立小学校における給食による食中毒~ (東京都)
多摩立川保健所は、本日、下記の理由により、本件を当該施設が調理・提供した給食を原因とする食中毒と断定した。
患者の共通食は、当該施設で調理・提供した給食の他にはない。
複数の患者のふん便からノロウイルスを検出し、患者の症状が同ウイルスによるものと一致していた。
患者が通学又は通勤する小学校において、感染症を疑う情報がない。
https://www.city.tachikawa.lg.jp/gakkokyushoku/syokutyudoku/genintaiou.html

2月18日 立川市立小学校児童の嘔吐等の症状発生について (立川市)
児童及び教職員835人に嘔吐、腹痛等の症状が発生しています。学校給食共同調理場から当日提供した給食が原因の食中毒である疑いが生じました。https://www.city.tachikawa.lg.jp/gakkokyushoku/0218.html

2月16日 2016-17年の季節性インフルエンザのワクチン効果の暫定的評価 (CDC)
医療機関を受診した急性呼吸器疾患に関連したA型・B型インフルエンザ感染に対する総ワクチン効果は、48% (95%信頼区間 37%–57%)であった。
https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/66/wr/mm6606a3.htm

2月16日 鳥インフルエンザA(H7N9)のヒト症例 (香港)
昨年11月以来419症例が報告された
http://www.info.gov.hk/gia/general/201702/16/P2017021600541.htm

2月14日 体液におけるジカウイルスの持続 (ニュー・イングランド医学雑誌)
ジカウイルスRNAの検出がなくなるまでの中央値および95パーセンタイル値はそれぞれ、血清で14日(95%信頼区間11-17)と54 日(43 -64)、尿で8日(6-10)と39 日(31-47) 、精液で34日(28 -41) と81日(64-98) であった。
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1613108

2月14日 急性脳炎等に係る実態把握について (厚生労働省)
「エンテロウイルス等感染症を含む急性弛緩性麻痺・急性脳炎・脳症の原因究明に資する臨床疫学研究」を実施することとなりました。 病原体が確認されない場合又は地方衛生研究所等での検査が困難と判断された場合には、研究班において詳細な解析を行うことができるので、可能な限り、 研究代表者に情報提供するとともに、①症状・所見等臨床情報、②症状の急性期に採取された臨床検体、③急性期と回復期のペア血清の送付をお願いします。

2月9日 連続的な予防接種と抗原距離仮説 カナダにおけるA(H3N2)流行時のインフルエンザのワクチン効果に対する影響 (感染症雑誌)
前シーズンの予防接種の負の影響は、昨シーズンと今シーズンの予防接種が同一で流行株と異なる2015-16年において顕著であり、統統計的に有意であった。今シーズンのみ予防接種のワクチン効果65%(95%信頼区間25-83%)、昨シーズンおよび今シーズン予防接種のワクチン効果ー33%(95%信頼区間ー78%-1%)。
https://academic.oup.com/jid/article/2979766/Serial

2月10日 鳥インフルエンザA(H7N9)のヒト症例 (香港)
大陸で報告された鳥インフルエンザAのヒト症例数は、2016年11月の6から2016年12月の106へ、2017年1月1日から2017年2月5日の235に大きく増加した。
http://www.info.gov.hk/gia/general/201702/10/P2017021000441.htm

2月9日 鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルスによる感染事例に関するリスクアセスメントと対応 (国立感染症研究所)
限定的なヒト-ヒト感染があることから、国内に入国した感染者から家族内などで二次感染が起こりうる。
症例の大部分が鳥との接触歴や生鳥市場への訪問歴がある。流行地域へ渡航する際には、それらの場所への訪問を控えること、流行地域への渡航後に発熱を認めるなどの体調の変化があった場合には、医療機関の受診時に渡航歴を伝えること、などの注意喚起が必要である。
http://www.nih.go.jp/niid/ja/flu-m/flutoppage/2276-flu2013h7n9/a-h7n9-niid/7061-riskassess-170209.html

2月9日 麻しん(はしか)の集団発生について (三重県)
患者数 10名(初発患者を除く)
http://www.pref.mie.lg.jp/TOPICS/m0014900074.htm

2月8日 インドネシアから帰国した麻しん患者の発生について (広島県)
1月29日 帰国 (ジャカルタ~羽田~広島間に飛行機を利用)
http://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/hcdc/masin.html

2月7日 黄熱のリスクアセスメント (国立感染症研究所)
ワクチン未接種の者が、南アメリカやアフリカのリスク国・地域で蚊にさされることで、黄熱ウイルスに感染し、日本国内で黄熱を発症する可能性がある。
http://www.nih.go.jp/niid/ja/id/1142-disease-based/a/yellow-fever/idsc/7053-yellow-fever-ra-20170207.html

2月6日 佐賀県で確認された高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜の遺伝子解析及び高病原性鳥インフルエンザウイルスのNA亜型の確定について (農林水産省)
NA亜型が判明し、H5N6亜型であることが確認されました。
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/170206.html

【2017/1】

1月28日 御坊保健所管内における食中毒発生について (和歌山県)
御坊市立給食センターが調理した給食を食べた、御坊市及び日高川町の園児、児童、生徒、教職員2,041名のうち719名が、嘔吐、発熱、下痢等の食中毒様症状を呈していた
http://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/031600/consumer/cyudoku/documents/shiryouteikyou.pdf

1月26日 鳥インフルエンザが欧州で広がり続けており、WHOは警戒強化を求める (WHO欧州)
http://www.euro.who.int/en/health-topics/communicable-diseases/influenza/news/news/2017/01/who-calls-for-heightened-vigilance-as-avian-influenza-continues-to-spread-in-europe

1月26日 宮崎県で確認された高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜の遺伝子解析及び高病原性鳥インフルエンザウイルスのNA亜型の確定について (農林水産省)
当該高病原性鳥インフルエンザのウイルスについて、NA亜型が判明し、H5N6亜型であることが確認されました。
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/170126.html

1月24日 クロストリジウム・ディフィシル感染に関する管理の介入の効果 (ランセット感染症誌)
クロストリジウム・ディフィシル感染の減少は、フルオロキノロン耐性分離検体の除去によって推進された(年間罹患率比0.52 95%信頼区間0.48-0.56  対フルオロキノロン感受性分離検体1.02)。
http://www.thelancet.com/journals/laninf/article/PIIS1473-3099(16)30514-X/fulltext

1月23日 65歳以上高齢者における肺炎球菌肺炎に対する23価肺炎球菌多糖体ワクチンの血清型別効果 (ランセット感染症誌)
23価肺炎球菌多糖体ワクチンの効果は、全ての肺炎球菌に対して27.4%(95%信頼区間3.2-45.6)、23価肺炎球菌多糖体ワクチンの血清型に対して33.5%(95%信頼区間5.6-53.1)、23価肺炎球菌多糖体ワクチン以外の血清型に対して2.0% (95%信頼区間−78.9-46.3)であった。http://thelancet.com/journals/laninf/article/PIIS1473-3099(17)30049-X/abstract

1月22日 鳥インフルエンザH7N9 (香港)
2017年1月前半に、111例が発見された。
http://www.info.gov.hk/gia/general/201701/22/P2017012000958.htm

1月19日 南アフリカにおける広範囲薬剤耐性結核菌の伝播 (ニューイングランド医学雑誌)
超多剤耐性結核と診断された参加者の69%は、多剤耐性結核の治療を受けたことがなかった。
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1604544

1月17日 中国におけるA型鳥インフルエンザH7N9のヒト感染の急激な増加 (WHO西大洋本部/中国CDC)
90%は生きた鳥へのばく露を報告した。http://ojs.wpro.who.int/ojs/index.php/wpsar/article/view/521/733

1月16日 衛生署は鳥インフルエンザH7N9の2人のヒト症例を緊密に調べている (香港)
2016年11月からこれまでに、131例のH7N9が中国本土当局によって報告された。
http://www.info.gov.hk/gia/general/201701/16/P2017011600609.htm

1月16日 岐阜県で確認された高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜の遺伝子解析及び高病原性鳥インフルエンザウイルスのNA亜型の確定について (農林水産省)
当該高病原性鳥インフルエンザのウイルスについて、NA亜型が判明し、H5N6亜型であることが確認されました。
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/170114_6.html

【2016/12】

12月31日 食中毒の発生について (栃木県)
病院の入院患者及び病院関係者のうち280名が嘔吐や下痢等の食中毒様症状を呈していることが判明した。
本日、県南健康福祉センターは、当該給食施設が提供した食事を原因とする食中毒と断定した。http://www.pref.tochigi.lg.jp/e07/houdou/281231shokuchudoku.html

12月28日 熊本県で確認された高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜の遺伝子解析及び高病原性鳥インフルエンザウイルスのNA亜型の確定について (農林水産省)
高病原性鳥インフルエンザのウイルスについて、NA亜型が判明し、H5N6亜型であることが確認されました。
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/161228.html

12月27日 植物由来製品による健康被害(疑い)について (厚生労働省)
今般、青黛(せいたい)を摂取した潰瘍性大腸炎患者において、肺動脈性肺高血圧症が発現した症例が複数存在することが判明しました。
なお、青黛とは、リュウキュウアイ、ホソバタイセイ等の植物から得られるもので、中国では生薬等として、国内でも染料(藍)や健康食品等として用いられています。
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11130500-Shokuhinanzenbu/0000147453.pdf

12月23日 食中毒発生概況について (茨城県)
熊肉から旋毛虫の虫体が確認されたこと,患者の共通食が当該施設に限られていること,患者の症状が共通しており,旋毛虫症によるものと一致していること等から,水戸保健所は本日,当該施設が提供した熊肉を原因とする食中毒と断定した。
http://www.shoku.pref.ibaraki.jp/cgi/news/data/doc/1482468951_1.pdf
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11130500-Shokuhinanzenbu/0000147009.pdf

12月22日 水泡口性炎ウイルス・ベクターワクチンのでエボラ予防におけるワクチンの有効性と効果 (ランセット)
ランダム化して10日以上経過後にエボラは、ただちに接種した接触者および接触者の接触者ではなかったのに対し、遅れて接種したおよび接種しなかった接触者および接触者の接触者では23例発生した。
http://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736%2816%2932621-6/fulltext

12月21日 本省は5例のH7N9症例を報告 (中国安徽省)
http://www.ahwjw.gov.cn/wjw/xwfb/xwfb/201612/0a00a714221c467b816a99860ab3d2b0.html

12月21日 宮崎県で確認された高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜の遺伝子解析及び高病原性鳥インフルエンザウイルスのNA亜型の確定について (農林水産省)
高病原性鳥インフルエンザのウイルスについて、NA亜型が判明し、H5N6亜型であることが確認されました。
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/161221_6.html

12月21日 感染性胃腸炎の流行状況を踏まえたノロウイルスの一層の感染予防対策の啓発について  (厚生労働省)
感染性胃腸炎患者の報告数は、直近5年間で最も流行した平成24 年のピー ク時に迫る水準となっています(一部の自治体で検出された多くのノロウイルスは過去 に流行した GII.2の変異株であることが判明しています。)
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/dl/161222-01.pdf

12月20日 精液中のジカウイルスRNAの存在と持続 (新興感染症誌)
23人の患者の最初の精液検体のうち、ジカウイルスRNAは13人において高水準で検出され、9人においては検出されなかった。
https://wwwnc.cdc.gov/eid/article/23/4/16-1692_article

12月20日 北海道で確認された高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜の遺伝子解析及び高病原性鳥インフルエンザウイルスのNA亜型の確定について (農林水産省)
高病原性鳥インフルエンザのウイルスについて、NA亜型が判明し、H5N6亜型であることが確認されました。
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/161220_3.html

12月14日 妊娠中にジカウイルスに感染した可能性の検査結果がある女性の胎児と子の先天異常 (米国医学会雑誌)
最近ジカウイルスに感染した可能性のある検査結果がある女性における442の妊娠のうち、ジカウイルスに関連する可能性のある先天異常は、26(6%)の胎児または子に認められた。
http://jamanetwork.com/journals/jama/fullarticle/2593702

12月14日 ジカウイルス感染症のリスクアセスメント (国立感染症研究所)
可能な限り妊婦及び妊娠の可能性がある人の流行地への渡航は控えた方が良いと考える。
ジカウイルス病流行地からの入国者(帰国者を含む)は症状の有無に関わらず、潜伏期を考慮して少なくとも帰国日から2週間程度は特に注意を払って忌避剤の使用など蚊に刺されないための対策を行うことが推奨される。
流行地から帰国した男女は、感染の有無に関わらず、最低6か月間は性行為の際にコンドームを使用するか性行為を控えること 流行地から帰国した妊娠を計画しているカップル或いは、女性は、最低6か月間は妊娠の計画を延期すること が推奨される。また、パートナーが妊娠している場合は、妊娠期間中は、コンドームを使用するか、性行為を控えることが望ましい。
輸血による感染伝播を予防するため、海外からの帰国日から4週間以内の献血を控えることを遵守する。
http://www.nih.go.jp/niid/ja/id/2358-disease-based/sa/zika-fever/6936-zikara-10-161214.html

12月14日 蚊媒介感染症の診療ガイドラインについて (国立感染症研究所)
流行地から帰国した男女は、感染の有無に関わらず、最低6か月間は性行為の際に適切にコンドームを使用するか性行為を控えること
流行地から帰国した妊娠を計画しているカップル或いは、女性は、最低6か月間は妊娠の計画を延期すること
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000146121.pdf

12月13日 妊婦におけるジカウイルス感染 (ニューイングランド医学雑誌)
有害な転帰は全体で、ジカウイルス陽性女性の子では46%、ジカウイルス陰性女性の子供では11.5%であった。
有害な転帰は、女性がジカウイルスに感染した妊娠期にかかわらず気づかれた(母親の妊娠第1期における感染後55%の妊娠に、第2期における感染後52%の妊娠に、第3期における感染後29%の妊娠に、有害転帰があった)。
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1602412

12月10日 韓国における2015年の集団発生でのMERS感染の伝播リスク因子 (臨床感染症誌)
4人以上に感染させた者は3人以下に感染させた者に比べて、隔離前の接触者 (777対78)、隔離前の救急室訪問(100%対35.3%)、ドクター・ショッピング (100%対47.1%)について、高い値を示した。
http://cid.oxfordjournals.org/content/early/2016/12/10/cid.ciw768.short

12月8日 公式臨床医療指針 成人および小児の結核診断 (臨床感染症誌/米国胸部疾患学会/米国感染症学会/CDC)
以下の基準を満たす5歳以上の者において、ツベルクリン検査よりもIGRAを実施することを推奨している。 1 結核に感染した可能性がある 2 発病のリスクが低いか中等度 3 LTBIの検査が正当であると決定される 4 BCG接種歴があるまたはツベルクリン検査判定のために戻ってこない可能性がある
結核感染と発病のリスクが低い人にはIGRA検査を実施しないことを推奨する。
https://www.cdc.gov/tb/publications/guidelines/pdf/cid_ciw694_full.pdf

12月8日 高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)国内発生株の遺伝学的特徴 (農研機構)
青森株及び新潟株には、これまでに報告されている人への感染性に関与すると考えられるアミノ酸変異は認められなかったことから、本ウイルスが直接、人に感染する可能性は低いと考えられます。https://www.naro.affrc.go.jp/publicity_report/press/laboratory/niah-neo/072766.html

12月5日 薬剤耐性(AMR)に関する小委員会で議論する当面の主な課題 (厚生科学審議会感染症部会薬剤耐性(AMR)に関する小委員会)
抗微生物薬適正使用等に関する作業部会
薬剤耐性(AMR)ワンヘルス動向調査検討会
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10601000-Daijinkanboukouseikagakuka-Kouseikagakuka/0000146291.pdf

12月5日 高病原性鳥インフルエンザH5N8の発生 ばく露者の予防・管理 (ユーロサーベイランス誌) 
http://www.eurosurveillance.org/ViewArticle.aspx?ArticleId=22663

12月5日 青森県で確認された高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜の遺伝子解析及び高病原性鳥インフルエンザウイルスのNA亜型の確定について (農林水産省) 
H5N6亜型であることが確認されました。
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/161205_4.html

12月1日 青森県及び新潟県関川村で確認された高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜の遺伝子解析及び高病原性鳥インフルエンザウイルスのNA亜型の確定について (農林水産省) 
遺伝子解析の結果、高病原性鳥インフルエンザの患畜であることが確認されました。また、当該高病原性鳥インフルエンザのウイルスについて、NA亜型が判明し、H5N6亜型であることが確認されました。
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/161201.html

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