ようこそ、保健所情報支援システムへ。~平成28年度地域保健推進事業(全国保健所長会協力事業)~

健康危機管理ニュース

感染症・健康危機管理ニュース

*感染症・健康危機管理ニュース 9月28日 緒方剛
保健所などの関係者に、健康危機に関する新規の国・自治体関連情報及び事例をご紹介しています。
このページの短縮URL http://www.support-hc.com/index.php?

ワクチン未接種のデルタ変異株感染者における短い潜伏期間
https://www.mdpi.com/1660-4601/19/3/1127/htm
日本の茨城における確認時に家庭内接触を通じたウイルス伝播によるデルタ変異型感染症の無症状COVID-19患者の低い割合
https://www.jstage.jst.go.jp/article/ghm/advpub/0/advpub_2021.01116/_article/-char/en
Covid19の配偶者ではない家族接触者における二次感染率
https://www.mdpi.com/1660-4601/18/17/8921
土浦市におけるcovid-19 アウトブレイクの感染源と対応
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jph/68/10/68_21-050/_article
感染経路不明のCOVID-19症例における「診断の長期の遅れ」はその後の倍加時間と逆相関する
https://www.mdpi.com/1660-4601/18/7/3377/html
日本のcovid-19症例における診断の遅れの高い割合
https://www.mdpi.com/1660-4601/17/22/8655/htm
https://www.carenet.com/news/general/carenet/51261
新型コロナにおける疫学・公衆衛生特集号 (国際環境研究公衆衛生雑誌/管理者)
https://www.mdpi.com/journal/ijerph/special_issues/epidemiology_public_healthcare_systems_COVID_19

自治体のコロナウイルス感染症発生状況サイト

厚生労働省通知 
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00332.html
新型コロナウイルス感染症対策本部 https://corona.go.jp/news/
https://corona.go.jp/expert-meeting/
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/taisakusuisin.html
新型インフルエンザ等対策有識者会議 https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/yusikisyakaigi.html
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-kousei_127717.html
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00348.html
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/newpage_00036.html

第6波流行株の潜伏期間調査結果と自宅待機期間に関する考え方

オミクロン変異株BA.1のCOVID-19症例における短い潜伏期間
観察されたオミクロン株の潜伏期間は3.03±1.35日(平均±標準偏差)であった。 対数正規分布においては、5、50、および95パーセンタイル値は1.3日(95%信頼区間1.0–1.6)、2.8日(2.5–3.1)、および5.8日(4.8–7.5)であり、アルファ株(4.94日±2.19、2.1日(1.5–2.7)、4.5日(4.0–5.1)、および9.6日(7.4–13.0)、p <0.001)より短かった。
https://www.mdpi.com/1660-4601/19/7/3889/htm

ニューイングランド医学雑誌 https://www.nejm.org/coronavirus
ランセット誌 https://www.thelancet.com/coronavirus?http://www.support-hc.com/index.php?%E4%BF%9D%E5%81%A5%E6%89%80%E6%83%85%E5%A0%B1%E6%94%AF%E6%8F%B4%E5%B0%82%E7%94%A8%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%88dgcid=kr_pop-up_tlcoronavirus20
検査 https://coronavirus.jhu.edu/testing/international-comparison
ワールドデータ https://ourworldindata.org/grapher/full-list-total-tests-for-covid-19
ワールドメータ https://www.worldometers.info/coronavirus/

9月27日 With コロナの新たな段階への移行に向けた全数届出の見直しについて (厚生労働省)
感染経路が特定できない症例の発生状況の報告について 廃止する。
https://www.mhlw.go.jp/content/000994436.pdf

9月23日 ブースター接種以後の時間によるmRNAワクチン3回接種後の2回接種に対するCOVID-19による入院の率 (米国医学会誌/米国)
入院の率は、ブースター接種以後の時間に基づいて、 50 日未満 (調整オッズ比0.24 95%信頼区間0.18-0.30)、50-100 日 (調整オッズ比0.24、95%信頼区間0.20-0.29) 、101-150日(調整オッズ比0.47、95%信頼区間0.38-0.58)、および150日以上 (調整オッズ0.72、95%信頼区間0.61-0.84) と、異なっていた。
https://jamanetwork.com/journals/jama/fullarticle/2796847

9月22日 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律施行規則の一部を改正する省令の施行について (厚生労働省)
医師が新型コロナウイルス感染症の患者を診断した場合については、当該感染症の患者(65 歳未満のものに限り、妊婦を除く。)について、以下に掲げる医療の提供を要しない場合は発生届出を不要とする。
入院
当該感染症が重症化するおそれがある場合の治療に使用される薬剤若しくは酸素の投与
https://www.mhlw.go.jp/content/000993002.pdf

9月20日 With コロナの新たな段階への移行に向けた全数届出の見直しについて (厚生労働省)
発生届対象外の方を、HER-SYS を使って管理する方法としては、ID 管理情報の保健所独自 ID を活用し、感染区分を「濃厚接触者」として用いることは可能である旨お示ししている。
加えて、この点に関し、現在、HER-SYS を改修し、発生届対象外の方の ID 登録(エクセルインポートでの一括登録も可)、HER-SYS ID 等の SMS 送付と My HER-SYS を用いた健康観察(感染者と同等)、登録年月日で絞り込んだダウンロード機能等を実装し、9月 30 日からの使用開始に向けて準備を進めている。
https://www.mhlw.go.jp/content/000991935.pdf

9月15日 新型コロナウイルス感染後の20歳未満の死亡例に関する積極的疫学調査 (国立感染症研究所)
29例のうち基礎疾患がなかったと考えられた15例について、年齢・年代の内訳は、5歳未満6例(40%)(うち0歳4例)、5歳以上9例(60%)であった。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/2019-ncov/2559-cfeir/11480-20-2022-8-31.html

9月14日 新型コロナワクチンの有効性に関する研究 (長崎大学)
新型コロナワクチンの発症予防における有効性を算出したところ 、16 歳~64 歳においてファイザー社製・モデルナ社製いずれかの新型コロナワクチンについて、2 回接種完了後 181 日以上経過の有効性は 50.6% (95%信頼区間:14.4~71.5%)であった。3 回接種完了後 90 日以内では 75.3% (95%信頼区間:56.9~85.9%)、91 日~180 日では 70.7% (95%信頼区間:51.5~82.3%)、181 日以上経過では 56.8% (95%信頼区間:6.6~80.1%)であった。
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000990109.pdf

9月12日 With コロナの新たな段階への移行に向けた全数届出の見直しについて (厚生労働省)
9 月 26 日から、全数届出の見直しを全国一律で適用する
https://www.mhlw.go.jp/content/000988989.pdf

9月8日 18 歳以上のワクチンの接種および未接種の成人における COVID-19 関連入院 (米国医学会誌/米国)
オミクロン株が優勢であった 2022 年 1 月から 4 月に、入院率は、ブースター接種を受けた者と比べて、ワクチン未接種者において10.5 倍、ブースター接種のない接種者において 2.5 倍、それぞれ高かった。
https://jamanetwork.com/journals/jamainternalmedicine/fullarticle/2796235

9月8日 With コロナに向けた政策の考え方  (新型コロナウイルス感染症対策本部)
新型コロナウイルス感染症の感染症法上の措置について、高齢者・重症化リスクのある者への保健医療の重点化と患者の療養期間の見直しを行うなど、新型コロナウイルス対策の新たな段階に移行する。
全数届出の見直しについては、全国一律に導入することが基本である。https://corona.go.jp/withcorona/pdf/withcorona_policy_20220908.pdf

9月7日 新型コロナウイルス感染症の患者に対する療養期間等の見直しについて (厚生労働省)
現に入院している者 発症日から7日間経過し、かつ、症状軽快後 24 時間経過した場合には8日目から解除を可能とする。ただし、10 日間が経過するまでは、感染リスクが残存することから、 自主的な感染予防行動の徹底をお願いする
無症状患者(無症状病原体保有者) 検体採取日から7日間を経過した場合には8日目に療養解除を可能とする加えて、5日目の検査キットによる検査で陰性を確認した場合には、5日間経過後(6日目)に解除を可能とする。ただし、7日間が経過するまでは、感染リスクが残存することから、 自主的な感染予防行動の徹底をお願いする。
療養期間中の外出自粛について、有症状の場合で症状軽快から 24 時間経過後又は無症状の場合には、 自主的な感染予防行動を徹底することを前提に、食料品等の買い出しなど必要最小限の外出を行うことは差し支えないこと
https://www.mhlw.go.jp/content/000987035.pdf
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000987076.pdf

9月6日 With コロナの新たな段階への移行に向けた療養の考え方の見直しについて (厚生労働省)
9月26日より、全国一律で、療養の考え方を転換し、全数届出を見直すこととします(全数届出の見直し後も、HER-SYS の活用により、届出対象外の方も含めて、感染者の総数は引き続き把握していきます。)。
都道府県において、当該健康フォローアップセンター等について、下記機能を有することを確認すること。
同センターに配置される医師の管理下で、医療機関を受診せず自己検査等で陽性となった者の登録を受け付けること
登録を受け付けた者又は医療機関を受診し、新型コロナと診断された者が申出た場合には、法第 44 条の3に基づく宿泊療養の提供や配食等の支援を行うこと。ただし、自治体において当該支援を行わないこととしている場合は、この限りではない。
医療機関を受診せず登録された者の登録者数を毎日年代別に集計し、設置自治体に報告すること
体調悪化時等に医師等が相談に応じ、必要に応じて、医療機関やオンライン診療等を案内すること
https://www.mhlw.go.jp/content/000986408.pdf

9月1日 新型コロナウイルス感染症による宿泊施設・自宅等療養者に係る療養証明書の取扱い等について (生命保険協会)
My HER-SYS画面での療養証明のより一層の徹底および療養証明書以外に新型コロナウイルスに罹患したことが確認できる代替書類の活用等により、医療従事者や保健所に対して療養証明書の証明を求めずに対応するため、所要の事務構築の検討が行われるように、会員各社へ周知しました。
生命保険各社においては、医療機関や保健所の負担軽減に十分配慮しつつ、いわゆる「みなし入院」による入院給付金の支払対象も含めた取扱い等について、 検討が行われるよう周知しています。
https://www.seiho.or.jp/info/news/2022/20220901.html

【2022/8】

8月31日 0歳から4歳の子供とその家族におけるSARS-CoV-2感染の臨床的およびウイルス学的特徴の評価 (米国医学会誌/米国)
SARS-CoV-2 感染のある0 歳から 17 歳の子供は、成人 (21人中3人) と比べてより無症状の頻度が高く (30人中11人)、0 歳から 4 歳の子供で最も無症状の頻度が高かった(19人中7人)。 最高の検出ウイルス量は、無症候性者と有症状者の間または年齢層で差がなかった。
https://jamanetwork.com/journals/jamanetworkopen/fullarticle/2795801

8月31日 新型コロナウイルス感染症に係る発生届の限定(緊急避難措置)の概要及び必要な手続き等について  (厚生労働省)
新型コロナウイルス感染症について、発生届に関する事務を処理することによって、新型コロナウイルス感染症の患者が良質かつ適切な医療を受けることが困難になるおそれがあると都道府県知事が認める場合であって、かつ、当該都道府県知事が、当該感染症の患者を診断した医師の報告に基づき、日ごとの当該患者の総数及び日ごとの当該患者の年代別の総数を毎日公表する場合には、 当該都道府県において下記の者に発生届を限定する事を可能とする。
高齢者
入院の必要がある者
当該感染症が重症化するおそれがある場合の治療に使用される薬剤(規則附則第2条の2第4項第4号の規定に基づき厚生労働大臣が定める薬剤)若しくは酸素の投与といった医療の提供が必要となるおそれのある者
妊婦
「患者の総数」とは、法第 12 条に基づく発生届の提出の有無にかかわらず、医療機関で新型コロナウイルス感染症と診断された者の総数を指す。また、「年代別の総数」とは、0歳、1~4歳、5~9 歳、10~19 歳、20~29 歳、30~39 歳、40~49 歳、50~59 歳、60~64 歳、65~69 歳、70~79 歳、80~89 歳、90 歳以上の区分」という。)による新型コロナウイルス感染症と診断された者の数を指す。
https://www.mhlw.go.jp/content/000980564.pdf
https://www.mhlw.go.jp/content/000982297.pdf
https://www.mhlw.go.jp/content/000982298.pdf

8月26日 BNT162b2ワクチン接種とCOVID-19後遺症の報告された罹患率との間の関連(ネイチャー雑誌npjワクチン/イスラエル)
年齢、症状の開始から調査に回答するまでの時間、および基準時の症状で調整後、ワクチンを2回接種した者は、予防接種をしていない者よりも、症状(疲労、頭痛、手足の衰弱、持続的な筋肉痛)のいずれかを報告する可能性がそれぞれ 62%、50%、62%、66%低かった(リスク比 0.38、0.50、0.38、0.34、p < 0.04)。
https://www.nature.com/articles/s41541-022-00526-5

8月17日 新型コロナワクチンの有効性を検討した症例対照研究の暫定報告(第四報):オミクロン株(BA.1/BA.2およびBA.5)流行期における有効性 (国立感染症研究所)
調整オッズ比を元にワクチン有効率を算出したところ、2回接種後5ヶ月以降では35% (95%CI -4-60)、3回接種14日-3ヶ月では65% (95%CI 42-79)、3回接種後3ヶ月以降では54% (95%CI 28-71)であった
https://www.niid.go.jp/niid/ja/2019-ncov/2484-idsc/11405-covid19-999.html

8月11日 5歳から11歳の小児におけるオミクロンに対するBNT162b2ワクチンの効果 (米国医学会誌/シンガポール)
部分的に接種された子供において、ワクチン効果は、すべての SARS-CoV-2 感染に対して 13.6% (95%信頼区間11.7-15.5)、PCR で確認された SARS-CoV-2感染に対して 24.3% (95% 信頼区間19.5-28.9)、およびCovid-19関連入院に対して42.3%(95%信頼区間24.9-55.7)であった。 予防接種を完了した子供において、ワクチン効果は、それぞれ 36.8% (95%信頼区間35.3-38.2)、65.3% (95%信頼区間62.0-68.3)、および 82.7% (95%信頼区間74.8-88.2) であった。
https://www.nejm.org/doi/10.1056/NEJMoa2203209

8月11日 濃厚接触者の指針 (米国CDC) 
健康観察 曝露日の翌日から10日間はマスク着用 6日目に検査
https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/your-health/if-you-were-exposed.html
https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/71/wr/mm7133e1.htm

8月10日 新型コロナウイルス感染症に係る医療機関・保健所からの証明書等の取得に対する配慮に関する要請について  (厚生労働省)
従業員又は生徒等が新型コロナウイルス感染症に感染し、自宅等で療養を開始する際、当該従業員等から、医療機関や保健所が発行する検査の結果を証明する書類を求めないこと。
従業員等が職場や学校等に復帰する場合には、検査陰性の証明書等の提出を求めないこと。
従業員等が保健所から新型コロナウイルス感染症の患者の濃厚接触者と認定され、待機期間が経過した後に、職場又は学校等に復帰する場合には、検査陰性の証明書等の提出を求めないこと。
https://www.mhlw.go.jp/content/000975364.pdf

8月8日 流行の急拡大における新型コロナウイルス感染症対策における緊急提案 (全国保健所長会)
適切な医療提供のために、届出の定義を医療調整が必要な患者(重症者、医学的ハイリスク者、妊婦、高齢者等)に限定すること
発生動向としての感染者数把握は、「全数報告」とは別の方法(定点、重症者数、入院者数など)で、G-MIS の活用など検査機関や医療機関の既存システムから行うこと
http://www.phcd.jp/02/sengen/pdf/20220808_covid.pdf

8月8日 時間経過による思春期の者における有症状および重症の COVID-19 に対するBNT162b2の2回接種 のワクチン効果 (ランセット感染症誌/ブラジル・スコットランド)
ワクチン効果は、両国で第2回接種後27日から低下し始め、オミクロン優勢期には 98 日以上で、ブラジルにおいては5.9%(95%信頼区間2.2–9.4)、スコットランドにおいては50.6% (42.7–57.4) に減少した。
https://www.thelancet.com/journals/laninf/article/PIIS1473-3099(22)00451-0/fulltext?rss=yes

8月6日 COVID-19後の身体症状の持続 (ランセット誌/オランダ)
COVID-19 陽性者の21.4% 対COVID-19 陰性対照者の8.7%で、10の中核症状の少なくとも1つが、COVID-19 診断または症例対照させた時点の90―150 日後に、少なくとも中程度重症度に大きく増加したので、患者の 12.7% においてこれらの症状は COVID-19が原因である可能性があった。
https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(22)01214-4/fulltext

8月4日 オミクロン株の BA.5 系統への置き換わりを見据えた感染拡大に対応するための医療機関・保健所の負担軽減等について (厚生労働省)
(入院が必要な者を除く。)に係る発生届出については、 当面の間、患者・疑似症患者等の診断した者の類型に加えて、まずは以下の項目について記載し、届出を行うことが可能であること。
陽性者の氏名(ふりがなを除く) 性別 生年月日 当該者所在地(市区町村名まで) 電話番号
https://www.mhlw.go.jp/content/000973429.pdf

8月3日 「感染拡大抑制の取り組み」と「柔軟かつ効率的な保健医療体制への移行」についての提言 (専門家有志)
ステップ1
全ての感染者を保健所が特定し外出自粛要請を行うことが不可能なので、ひとりひとりが主体的な感染予防行動を取るように涵養
保健所による濃厚接触者特定が困難なので、一人ひとりの主体的な判断で感染予防行動を取るように涵養
家族等濃厚接触者取り扱い 一般的な行動の自粛の要請(法によらない)
全数届出情報に依存した種々のデータ収集とは異なる、新たなサーベイランスの早急な構築が必要
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000972889.pdf

8月3日 デルタ優勢期およびオミクロン優勢期の有症状SARS-CoV-2感染に対するCOVID-19ワクチンの効果 (臨床感染症誌/国立感染症研究所)
デルタ優勢期において、ワクチン効果は、第2回接種14日―3か月後に88% (95%信頼区間82-93)、第2回接種の3―6 か月後に 87% (95%信頼区間38-97) であった。 オミクロン優性期において、ワクチン効果は、第2回接種から14 日―3 か月後に56%(95%信頼区間37-70)、第2回接種の3―6か月後に52% (95%信頼区間40-62)、第2回接種6か月以上で49% (95%信頼区間34-61)、第3回接種後14日以上で74% (95% 信頼区間62-83)であった。
https://academic.oup.com/cid/advance-article/doi/10.1093/cid/ciac635/6653543

8月1日 「COVID-19からみえる病院感染対策と公衆衛生対策の違い (インフェクションコントロール/管理者)
公衆衛生の場における新型コロナへの感染制御の指導においては、会話時などのマスク着用の徹底と、エアロゾル感染に対する換気、窓開けを、まず強調すべきではないかと考えている。
https://database.medica.co.jp/img_thumb/journal/infoFiles/61.pdf

【2022/7】

7月30日 オミクロン株の BA.5 系統への置き換わりを見据えた感染拡大に対応するための医療機関・保健所の負担軽減等について (厚生労働省)
自己検査結果の登録により発生届が出された場合においても、My HER-SYS が使用出来る場合は、My HER-SYS 上の療養証明が可能であること。
https://www.mhlw.go.jp/content/000971530.pdf

7月27日 成人の日と成人式のSARS-CoV-2伝播のリスクに対する影響 (インフルエンザ等ウイルス誌/国立感染症研究所)
成人の日の相対リスクは、2021 年には 1.27 (95%信頼区間1.02–1.57)、2022 年には 3.22 (95%信頼区間2.68–3.86) と推定した。 成人式の相対リスクも大きく、2022 年には 2.83 (1.81–4.43) と推定した。
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/irv.13027

7月22日 B.1.1.529 系統(オミクロン株)が主流である間の当該株の特徴を踏まえた感染者の発生場所毎の濃厚接触者の特定及び行動制限並びに積極的疫学調査の実施について (厚生労働省)
特定された濃厚接触者の待機期間は、当該感染者の発症日(当該感染者が無症状の場合は検体採取日)又は当該感染者の発症等により住居内で感染対策を講じた日のいずれか遅い方を0日目として、5日間(6日目解除)とするが、2日目及び3日目の抗原定性検査キットを用いた検査で陰性を確認した場合は、社会機能維持者であるか否かに関わらず、3日目から解除を可能とするhttps://www.mhlw.go.jp/content/000968056.pdf

7月20日 第2回接種から 6か月にわたるBNT162b2 および ChAdOx1 covid-19 ワクチンの効果の減弱 (英国医学誌)
COVID-19 関連の入院率と死亡率は、第2回接種後 26 週間までに、未接種の成人よりも接種の成人において大幅に低く、BNT162b2 に対して 80% 以上、ChAdOx1 に対して 75% 以上の推定されたワクチン効果を示した。 23~26週までに、接種された人におけるSARS-CoV-2検査陽性率は、未接種の人と同様かそれ以上であった(調整ハザード、BNT162b2に対して最大1.72(1.11~2.68)、ChAdOx1に対して最大1.86(1.79~1.93) )。
https://www.bmj.com/content/378/bmj-2022-071249

7月15日 SARS-CoV-2オミクロンBA.1およびBA.2/BA.2.12.1亜系統が優勢であった期間中の免疫能のある成人における2、3、および4回のCOVID-19mRNAワクチン接種の効果 (CDC週報)
第3回mRNAワクチン接種に関連するワクチン効果は、第2回ワクチン接種に関連するワクチンよりも高かったが、120日以上では、BA.1期間(中央値= 132日)では85%、BA.2 /BA.2.12.1期間(中央値= 168日)では52%へと、両方の期間で低下した。
第4回mRNAワクチン接種を受ける資格のある50歳以上成人では、BA.2/BA.2.12.1期間中のCOVID-19関連の救急部門受診に対するワクチン効果は、第3回接種後120日以上(間隔中央値=170日)で32%であったが、第4回接種後7日以上(間隔中央値= 28日)で66%に増加した。 COVID-19関連入院に対するワクチン効果は、第3回接種後120日以上では55%であっが、第4回接種後7日以上で80%まで増加した。
https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/71/wr/mm7129e1.htm

7月14日  新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針 (新型インフルエンザ等対策推進会議基本的対処方針分科会)
令和4年1月から2月までに診断された人においては、 死亡する人の割合は、50 歳代以下で 0.01%、60 歳代以上で 1.99%となっている。なお、季節性インフルエンザの国内における致死率は 50 歳代以下で0.01%、60 歳代以上で 0.55%と報告
保健医療体制について、「次の感染拡大に向けた安心確保のための取組の全体像」に基づき整備してきた病床等をしっかりと稼働させることを基本に、引き続き、自治体や医療機関等の支援
エアロゾル感染に対応した屋内の効果的な換気等を行うことを促す。
部活動の大会前や修学旅行 前等において、健康観察表や健康観察アプリ等も活用しながら、日々の健康状態を把握し、何らかの症状がある場合等は検査を行い、陰性を確認https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/taisakusuisin/taisyo/dai28/gijishidai.pdf

7月13日  直近の感染状況等の分析と評価  (新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード)
感染の増加要因と抑制要因について
3回目接種が進んでいるが、3回目接種から一定の期間が経過することに伴い、重症化予防効果に比較し、感染予防効果は、今後減弱が進むことが予想され、留意が必要。
夜間滞留人口について、足元では減少している地域も見られるものの、大都市中心に多くの地域で増加傾向がみられる。
BA.2系統の流行から、BA.5系統等を中心に置き換わりが進んでいる。
気温の上昇により屋内での活動が増える時期であるが、冷房を優先するため換気がされにくい場合もある。
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000964382.pdf

7月12日 COVID-19ワクチンと医療負荷のCOVID-19死亡に対する年齢依存性の影響 (新興感染症誌/感染症研究所・東北大学)
2回接種患者において、死亡に対するワクチン効果は、年齢が60〜69歳の患者で88.6%、70〜79歳の患者で83.9%、80〜89歳の患者で83.5%、90歳以上患者で77.7%であった。
https://wwwnc.cdc.gov/eid/article/28/9/22-0377_article#suggestedcitation

7月6日 長期介護施設居住者におけるオミクロン株に対するcovid-19mRNAワクチンの第4回接種の効果 (英国医学誌/カナダ)
接種後7日以上の第4回接種(95%の者が第4回としてmRNA-1273を接種された)対84日以上前の第3回接種の限界有効性は、感染に対して19%(95%信頼区間12%―26%)、有症状感染に対して31%(20%―41%)、重症の予後に対して40%(24%―52%)であった。

https://www.bmj.com/content/378/bmj-2022-071502

7月6日 予防接種を受けた者において防がれたCOVID-19感染、入院、死亡の推定数 (米国医学会誌/米国)
COVID-19予防接種はおおよそ、18歳以上の接種を受けた成人の間で、2020年12月1日から2021年9月30日までに米国において、2,700万(95%の不確定区間2,200万―3,400万)の感染、160万(95%不確定区間140万―180万)の入院、および23万5千(95%不確定区間17万5千―30万5千))の死亡を防いだと推定された。の死亡。
https://jamanetwork.com/journals/jamanetworkopen/fullarticle/2793913

【2022/6】

6月30日 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律第 12 条第1項及び第 14 条第2項に基づく届出の基準等について(一部改正)
https://www.mhlw.go.jp/content/000958882.pdf
https://www.mhlw.go.jp/content/000958974.pdf

6月29日 5〜11歳の子供におけるオミクロンに対するBNT162b2ワクチンの効果 (ニューイングランド医学誌)
有症状Covid-19に対する推定ワクチン効果は、第1回接種後14〜27日で18%(95%信頼区間 -2〜34)であり、第2回接種後7〜21日で48%(95%信頼区間29〜63)であった。
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2205011

6月22日 母親の予防接種と乳児におけるCovid-19入院のリスク (ニューイングランド医学誌)
6か月未満の乳児におけるCovid-19入院に対する母親のワクチン効果は、全体で52%(95%信頼区間33〜65)、デルタ期間中は80%(95%信頼区間60〜90)、オミクロン期間中は38%(95%信頼区間8〜58)。であった。
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2204399

6月22日  管内における高齢者通所施設における新型コロナウイルスオミクロン株感染事例 (寝屋川市保健所)
初発例となった職員により施設内にウイルスが持ち込まれ, 感染可能期間に勤務したことにより, 同僚や利用者に感染が拡大したと推測された。換気が不十分な室内での活動, 体操や介助における利用者・職員間の身体的な接触, 送迎車内での接触による飛沫感染や接触感染を主たる経路として感染が拡大したと推定された
https://www.niid.go.jp/niid/ja/2019-ncov/2502-idsc/iasr-in/11210-508c03.html

6月20日  効果的かつ負担の少ない医療現場における感染対策について  (新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード/館田他)
病棟全体のゾーニング(専用病棟)を行わなくても COVID-19 患者を受け入れることができる。
過剰な環境消毒の中止
https://www.mhlw.go.jp/content/000953531.pdf

6月15日 有症状オミクロン感染症への以前の感染と予防接種の効果 (ニューイングランド医学誌/カタール)
有症状BA.2感染に対する以前の感染のみの効果は、46.1%(95%信頼区間39.5―51.9)であった。以前の感染がないBNT162b2の2回接種の効果はごくわずかであった(-1.1%、95%信頼区間-7.1―4.6)が、ほぼすべての者が6か月以上前に2回目接種を受けていた。以前の感染がないBNT162b2の3回接種の効果は52.2%(95%CI、48.1から55.9)でした。
https://www.nejm.org/doi/pdf/10.1056/NEJMoa2203965

6月15日 新型コロナウイルス感染症へのこれまでの取組を踏まえた次の感染症危機に向けた中長期的な課題について(案)  (新型コロナウイルス感染症対応に関する有識者会議)
総理が司令塔となって行政各部を指揮命令し一元的に感染症対策を行う体制を強化すること。
行政の縦割りを排し、関係省庁の実働組織が一体的に取り組む体制を構築すること。
有事に招集する職員を平時から明確にしておくなど、平時から有事の円滑な切り替えを実現すること。
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/coronavirus_yushiki/pdf/gijisidai_5-1.pdf

6月9日 SARS-CoV-2に対する自然免疫とハイブリッド免疫の保護と衰退 (ニューイングランド医学誌/イスラエル)
感染から回復した未接種者では、10万人・日率は、4から6か月未満に感染した者の10.5から、1年以上前に感染した者の30.2に増加した。以前の感染後にワクチンを1回接種した者では、調整率は、2か月未満に接種された者では低い(3.7)が、6か月以上前に接種をされた者では11.6に増加した。ワクチンを2回接種した以前に未感染の者では、調整率は、2ヶ月未満に接種した者の21.1から、6か月以上前に接種した者の88.9に増加した。
https://www.nejm.org/doi/10.1056/NEJMoa2118946

6月8日 新型コロナワクチンの有効性に関する研究 (新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード/長崎大)
16 歳~ 64 歳では 、 新型コロナワクチン2回接種完了群において接種完了後早期13 か月であっても 、 有効性は 35.6%(95信頼区間:16.2 -50.6) であったが 、追加接種により 68.7% (95%信頼区間:55.6-77.9) まで上昇した 。
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000948584.pdf

6月8日 “効果的かつ負担の少ない”医療・介護場面における感染対策 (新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード/阿南他)
標準予防策を前提 とし ながら、接触・飛沫・エアロゾル感染対策 および空間の分離を考慮 する。接触感染による伝播は、当初考えられていたよりは低いという報告がある 。
効果的な感染伝播の阻止には、①換気、②距離、③時間、④マスクの視点での感染対策の徹底が求められる。
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000948595.pdf

6月1日 妊娠中のCOVID-19予防接種の乳児におけるSARS-CoV-2感染罹患率との関連 (米国医学会誌/ノルウェー)
妊娠中に予防接種した母親の乳児は、予防接種をしていない母親の乳児と比べて、検査陽性のリスクが低く、オミクロン期間(罹患率1万追跡日あたり7.0対10.9、調整ハザード比、0.67、95%信頼区間0.57-0.79)と比べて、デルタ変異株優勢の期間中のリスク(罹患率1万追跡日あたり1.2対3.0、調整ハザード比、0.29、95%信頼区間0.19-0.46)が低かった。https://jamanetwork.com/journals/jamainternalmedicine/fullarticle/2793109

6月1日 小児における新型コロナウイルス感染症の課題について (新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード/岡部他)
公衆衛生上必要であるなど特別な目的がある場合を除き、無症状である子どもへの検査要求を職場や保育所・学校等が行わない。
子どもの遊びと学びの機会を取り戻すべく改善すべきである。https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000945988.pdf

【2022/5】

5月31日 異種および同種のcovid-19ワクチン処方の効果 (英国医学誌)
3回mRNA処方は、無症状および有症状のcovid-19感染に対して、最も効果的であることがわかった(ワクチン効果96%、95%信頼区間72%―99%)。2回のアデノウイルスベクターワクチンを使用した1つのmRNAワクチンによる3回目接種は、満足のいく88%(59%―97%)のワクチン効果がある。
https://www.bmj.com/content/377/bmj-2022-069989

5月25日 SARS-CoV-2ブレイクスルー感染後の長期COVID (ネイチャー誌)
以前にワクチンを接種されていないSARS-CoV-2感染者と比べて、SARS-CoV-2ブレイクスルー感染者は低い死亡リスク(ハザード比 = 0.66、95%信頼区間0.58―0.74)と急性期後の後遺症罹患(ハザード比 = 0.85、95%信頼区間0.82―0.89)を示した。
https://www.nature.com/articles/s41591-022-01840-0

5月24日 60歳以上の者におけるBNT162b2ワクチンの4回接種対3回接種の短期の相対的効果 (英国医学誌/イスラエル)
感染に対する相対的ワクチン効果は、時間経過で急速に減少し、65.1%(95%信頼区間63.0%―67.1%)で第3週において最大で、10週の追跡期間の末までに22.0%(4.9%から36.1%)に低下した。
重症covid-19に対する第4回接種の相対的効果は、追跡期間を通じて高い水準(72%を超える)に維持された。
https://www.bmj.com/content/377/bmj-2022-071113

5月24日 ワクチン接種および非接種者における伝播と感染性SARS-CoV-2排出動態  (米国医学会誌)
二次伝播は、非ブレイクスルー感染群よりもブレイクスルー感染群の方が、有意に少なかった(7%対26%、P = 0.008)。
初期のゲノムウイルス量は2群間で同等であったが、細胞培養における活性ウイルスは、完全接種者(発症後4日後)と比較して、部分接種者(発症後8日)または非接種者(発症後10日)において著しく長い期間検出された。
https://jamanetwork.com/journals/jamanetworkopen/fullarticle/2792598

5月23日 オミクロン変異株BA.1のCOVID-19症例における短い潜伏期間 (国際環境研究公衆衛生雑誌/管理者、全国保健所長会協力事業)
観察された潜伏期間は3.03±1.35日(平均±標準偏差)であった。 対数正規分布においては、5、50、および95パーセンタイル値は1.3日(95%信頼区間1.0–1.6)、2.8日(2.5–3.1)、および5.8日(4.8–7.5)であり、アルファ株(4.94日±2.19、2.1日(1.5–2.7)、4.5日(4.0–5.1)、および9.6日(7.4–13.0)、p <0.001)より短かった。
https://www.mdpi.com/1660-4601/19/10/6330

5月19日 日常生活における屋外と、小児のマスク着用について (新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード/和田他)
屋外で周囲の人と距離が十分に確保できる であればマスクの着用は、引き続き必要ではないと考えられる
屋外で周囲との距離が十分に確保できない場面でも、周囲で会話が少ないようであれば、 マスク着用は必ずしも必要ないと考えられる
従来の考え方(2歳以上の未就学児については、マスク着用を一律には求めず、無理に着用させない)に戻していくことを考慮する時期
当面は、小児での感染例は続き得ることから、施設内で感染者がでている、または体調不良者が複数いる場合などには、一時的にマスク着用をすることは考えられる
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000940754.pdf
https://www.mhlw.go.jp/content/000941324.pdf
https://www.mhlw.go.jp/content/000942565.pdf

5月13日 オミクロン優勢の間の事前のBNT162b2COVID-19ワクチン接種の小児思春期における有症状SARS-CoV-2感染との関連 (米国医学会誌/米国)
2回接種後2〜4週間で、小児では調整オッズ比は0.40(95%信頼区間0.35-0.45、推定ワクチン効果60.1%、95%信頼区間54.7%-64.8%)であり、思春期ではオッズ比は0.40(95%信頼区間0.29-0.56、推定ワクチン効果59.5%、95%信頼区間、44.3%-70.6%)であった。
2回接種後2か月目では、小児ではオッズ比は0.71(95%信頼区間0.67-0.76、推定ワクチン効果28.9%、95%信頼区間24.5%-33.1%)であり、思春期ではオッズ比は0.83(95%信頼区間0.76-0.92、推定ワクチン効果16.6%、95%信頼区間8.1%-24.3%)であった。
https://jamanetwork.com/journals/jama/fullarticle/2792524

5月5日 SARS-CoV-2オミクロンBA.1およびBA.2サブ変異株からの重症疾患に対するCOVID-19ワクチンの効果 (ユーロサーベイランス誌/スウェーデン)
少なくとも3回接種後のワクチン効果、は研究期間を通して80%を超えたままであった一方、2回接種後のワクチン効果はオミクロンBA.1優越の間の90%(95%信頼区間78–95)からBA.2優越の間の54%(95%信頼区間13–75)に実質的な減少した。
https://www.eurosurveillance.org/content/10.2807/1560-7917.ES.2022.27.18.2200322

5月5日 2020年と2021年におけるCOVID-19パンデミックに関連する1490万人の過剰死亡(WHO)
2020年1月1日と2021年12月31日の間のCOVID-19パンデミックに直接的または間接的に関連する死亡者総数(過剰死亡)は、約1490万人(1330万から1660万の範囲)であった。
https://www.who.int/news/item/05-05-2022-14.9-million-excess-deaths-were-associated-with-the-covid-19-pandemic-in-2020-and-2021

【2022/4】

4月28日 SARS-CoV-2感染の毎日の縦断的検体採取は感染性における実質的不均一性を示す (ネイチャー誌微生物学)
感染性ウイルス排出における有意な個人間の多様性は、ウイルス動態における個人レベルの不均一性が「スーパースプレディング」に寄与することを示唆する。
https://www.nature.com/articles/s41564-022-01105-z

4月27日 今後の感染拡大時の対策についての論点 5月の連休後に急速な感染拡大が生じた場合、如何に対処するのか? (新型コロナウイルス感染症対策分科会)
考え方A まん延防止等重点措置等により社会経済活動を制限することで、感染者数の抑制により重点を置く。
考え方B 法に基づく社会経済活動の制限を講じず、人々の自主的な対応を尊重し、教育を含む社会経済活動を維持することにより重点を置く。
考え方① 公衆衛生・医療上の特別な対応を維持し、感染者や濃厚接触者に対する行動制限及び特定の医療機関での隔離・診療で対応し、可能な限り、医療機関や宿泊施設での隔離を行う。
考え方② 公衆衛生・医療上の特別な対応を軽減し、社会の医療資源全体で対応し、治療上入院が必要でない限り、地域の医療機関や在宅での診療を優先する。
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/taisakusuisin/bunkakai/dai16/gijisidai.pdf

4月27日 宿泊療養又は自宅療養を証明する書類について (厚生労働省)
生命保険協会及び日本損害保険協会では、医療従事者や保健所等の方々の事務負担を考慮し、宿泊療養又は自宅療養の期間が 、厚生労働省の療養解除基準に準じた期間(例:無症状であれば7日間、有症状であれば10日間)の範囲内であれば、宿泊療養又は自宅療養の開始日の証明に基づき支払いを行い、宿泊療養又は自宅療養の終了日の証明は求めないような取
り扱いを行うこととなりました 。https://www.mhlw.go.jp/content/000934265.pdf

4月27日 2021 年度新型コロナウイルス感染症に対する血清疫学調査報告 (国立感染症研究所)
抗N抗体陽性者の4割程度が未診断者であり、第3回調査と第4 回調査で未診断者割合は変わらなかった
抗N抗体陽性者もしくは診断歴のある者を既感染者として各調査時点の既感染者割合を算出したところ、第3 回調査の対象者における既感染者割合は2.5%、第4 回調査の対象者における既感染者割合は4.27%であり、いずれの調査においても東京都と大阪府が他の3 県に比べて既感染者割合が高かった。
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000934787.pdf

4月27日 新型コロナワクチンの接種について (厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会)
第二期追加接種
60歳以上の者及び 18 歳以上 60 歳未満の者であって基礎疾患を有するもの
第一期追加接種の完了から 5月 以上の接種間隔をおいて行うこと。
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000934480.pdf

4月22日 懸念されるオミクロン変異株の重症度と有症状疾患に対するブースターワクチンの効果 (ランセット感染症誌/スコットランド)
再感染の可能性があるS遺伝子陰性(オミクロン)症例の割合は、S遺伝子陽性(デルタ)症例の10倍以上であった(7.6%対0.7%、 p <0.0001)。S遺伝子陰性者においては15の入院があり、調整観察対期待入院比は0.32(95%信頼区間 0.19–0.52)であった。
https://www.thelancet.com/journals/laninf/article/PIIS1473-3099(22)00141-4/fulltext

4月20日 コホート研究におけるSARS-CoV-2予防接種と心筋炎  (米国医学会誌/北欧)
16〜24歳の男性においては、調整罹患率比はBNT162b2の2回接種に対して5.31(95%信頼区間、3.68-7.68)、mRNA-1273の2回接種に対して13.83(95%信頼区間、8.08-23.68)であり、過剰発生数は、BNT162b2の2回接種後に接種者10万人当たり5.55(95%信頼区間、3.70-7.39)、mRNA-1273の2回接種後に接種者10万人当たり18.39(9.05-27.72)であった。
https://jamanetwork.com/journals/jamacardiology/fullarticle/2791253

4月13日 第6波における重症化率・致死率について(暫定版)(厚生労働省)
80代 致死率 ワクチン接種歴あり(3回) 1.79% ワクチン 接種歴あり(2回以下) 3.15% ワクチン接種歴なし 6.63%
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000929082.pdf

4月13日 第4回抗体保有調査速報結果 (新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード)
各自治体で抗 N 抗体が陽性であった割合は以下の通りでした。
東京都 5.65%, 大阪府 5.32%, 宮城県 1.49%, 愛知県 3.09%, 福岡県 2.71%
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000928864.pdf

4月8日 2021年11月14日までの世界、地域、および国別の日毎および累積のSARS-CoV-2感染の推定:統計分析 (ランセット誌/英国)
推定33.9(30.8–36.3)億人あるいは世界の人口の43.9%(39.9–46.9)が、1回以上感染していた。
アフリカ地域が最も高い感染率であった(人口100人あたり79.3、69.0–86.4)。
東南アジア、東アジア、オセアニアが最も低い感染率であった(人口100人あたり13.0 、8.4–17.7)。
https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(22)00484-6/fulltext

4月5日 オミクロンに対するBNT162b2第4回接種による予防 (ニューイングランド医学誌/イスラエル)
準ポアソン分析において、第4回接種後第4週における重症Covid-19の調整率は、3回接種群におけるそれよりも3.5倍(95%信頼区間2.7〜4.6)低く、4回接種直後群のそれより2.3倍(95%信頼区間1.7―3.3)低かった。
準ポアソン分析において、第4回接種後第4週における確認された感染の調整率は、3回接種群におけるそれよりも2.0倍(95%信頼区間1.9〜2.1)低く、4回接種直後群のそれより1.8倍(95%信頼区間1.7―1.9)低かった。 ただし、この予防はその後数週間において減弱した。
https://www.nejm.org/doi/10.1056/NEJMoa2201570

4月4日 新型コロナウイルス感染症対応に係る今後の保健所等の体制 について (厚生労働省)
外部委託が可能な業務
発生届の入力 電話相談 健康観察 各種証明書交付 パルスオキシメータ等の配布・回収 食料や生活物資等 の配布
https://www.mhlw.go.jp/content/000925108.pdf

【2022/3】 [#paa15c3]

3月30日 BNT162b2小児および思春期におけるオミクロン変異株に対する防護  (ニューイングランド医学誌)
デルタ優位期間中、12〜18歳の思春期のあいだでは、Covid-19の入院に対するワクチン効果は、接種後2〜22週で93%(95%信頼区間89〜95)であり、23〜44週で92%(95%信頼区間80〜97)であった。オミクロン優位期間中の12〜18歳の思春期(接種後間隔中央値162日)のあいだでは、ワクチン効果は、Covid-19の入院に対して40%(95%信頼区間9〜60)、重症Covid-19に対して79%(95%信頼区間51―91)、非重症Covid-19に対して20%(95%信頼区間-25―49)であった。
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2202826

3月30日 新型コロナワクチンの有効性に関する研究 (新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード/長崎大)
2回接種完了の発症予防におけるワクチンの有効性は42.8%(95%信頼区間:23.6-57.1%)、3回接種完了では68.7%(95%信頼区間:37.1-84.4%)
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000922127.pdf

3月29日 国際線航空機内における機内濃厚接触者の情報提供等について (厚生労働省)
オミクロン株の国内外の感染状況を前提とした対応とすることとし、 検査 陽性者の同行の家族のみを機内濃厚接触者として取り扱うこと
https://www.mhlw.go.jp/content/000921264.pdf

3月24日 デルタ変異株のCOVID-19患者のワクチン未接種の家庭内接触者における二次感染率の増加 (国際環境研究公衆衛生雑誌/管理者、全国保健所長会協力事業)
家庭内二次感染率は、アルファ変異株(21.7%)よりもデルタ変異株の(48.5%)の初発患者の家庭内接触においてより高かった(調整オッズ比 3.34、p = 0.000)。デルタ変異株においては、家庭内二次感染率は、他の関係の接触者(45.5%)よりも初発患者と配偶者関係の家庭内接触者(63.4%)においてより高く(調整オッズ比1.94、p = 0.026)、20〜59歳の初発患者の接触者(52.6%)よりも19歳以下の初発患者の家庭内接触者(33.1%)においてより低かった。(調整オッズ比0.50、p = 0.027)。
https://www.mdpi.com/1660-4601/19/7/3889/htm

3月18日 COVID-19に関連する侵襲的人工呼吸および死亡の予防におけるmRNAワクチンの効果 (CDC週報/米国)
オミクロンの期間に、侵襲的人工呼吸または院内死亡に対するワクチン効果は、2回接種者について79%(95%信頼区間 66%–87%)であり、3回接種者で94%(95%信頼区間 88%–97%)であった。
https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/71/wr/mm7112e1.htm#contribAff

3月18日 新型コロナウイルス感染症まん延防止等重点措置の終了に関する公示(案)(新型インフルエンザ等対策推進会議基本的対処方針分科会)
令和4年3月 21 日をもって、まん延防止等重点措置を集中的に実施する必要がある事態が終了する旨公示する
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/taisakusuisin/taisyo/dai26/gijishidai.pdf

3月17日 新型コロナウイルス感染症(COVID 19 )病原体検査の指針 (全国保健所長会他)
発症9日目以内の有症状者 における 抗原定性検査に唾液 検体を追加
https://www.mhlw.go.jp/content/000914399.pdf

3月16日 SARS-CoV-2オミクロン(B.1.1.529)およびデルタ(B.1.617.2)変異株に関連する入院と死亡のリスクの比較分析:コホート研究 (ランセット誌/英国)
入院に対する調整ハザード比は、10歳未満の者においては1.10(0.85-1.42)であったが、60-69歳では0.25(0.21-0.30)に減少し、それから80歳以上の者では0.47(0.40-0.56)に増加した。
https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(22)00462-7/fulltext

3月16日 オミクロンに対するCovid-19mRNAワクチンの4回目接種の効果 (ニューイングランド医学誌/イスラエル)
何らかのSARS-CoV-2感染に対するワクチン効果は、BNT162b2では30%(95%信頼区間-9〜55)であり、mRNA-1273では11%(95%新来区間-43〜44)であった。
ワクチン効果は、有症状疾患の予防に対してより高いと推定された(BNT162b2で43%、mRNA-1273で31%)
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMc2202542?query=featured_coronavirus

3月16日 B.1.1.529 系統(オミクロン株)が主流である間の当該株の特徴を踏まえた感染者の発生場所毎の濃厚接触者の特定及び行動制限並びに積極的疫学調査の実施について (厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部)
特定された濃厚接触者の待機期間は、当該感染者の発症日又は当該感染者の発症等により住居内で感染対策を講じた日のいずれか遅い方を0日目として、7日間(8日目解除)とするが、4日目及び5日目の抗原定性検査キットを用いた検査で陰性を確認した場合は、社会機能維持者であるか否かに関わらず、5日目から解除を可能とする。
同一世帯内以外の事業所等で感染者と接触があったことのみを理由として、出勤を含む外出を制限する必要がないこと。
https://www.mhlw.go.jp/content/000915686.pdf

3月15日 我が国の全ての死因を含む超過死亡数(2017–2021年の1–12月累積比較) (新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード)
2021年1月から12月までの期間の全ての死因を含む全国の超過死亡数は、過去(2017~2020年)の同期間と比べて、最も大きい規模となっている。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/2019-ncov/2551-cepr/10952-b11529-si.html

3月11日 これまでの感染動向を踏まえた今後の対応の考え方について(案) (新型コロナウイルス感染症対策分科会)
第6波のまん延防止等重点措置終了の考え方
新規陽性者数が微増傾向又は高止まりしていても、病床使用率が低下し、医療への負荷が低下する見込みであれば終了できるのではないか。
病床使用率、重症病床使用率が50%を超えていても、急激な増加が見られず、かつ、新規陽性者数が減少傾向であり、今後、病床使用率、重症病床使用率が減少し、医療への負荷が低下する見込みであれば終了できるのではないか。
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/taisakusuisin/bunkakai/dai14/gijisidai.pdf

3月9日 SARS-CoV-2オミクロン感染に対するmRNAブースター接種の効果 (ニューイングランド医学誌/カタール)
2回接種の効果と比べて、有症状オミクロン感染に対するブースターの効果は、49.4%(95%信頼区間47.1〜51.6)であった。 2回接種の効果と比べて、オミクロン感染によるCovid-19関連の入院および死亡に対するブースターの効果は76.5%(95%信頼区間55.9〜87.5)であった。
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2200797

3月9日 オミクロン・デルタ・アルファSARS-CoV-2変異株からのcovid-19の臨床的重症度およびmRNAワクチンの効果:前向き観察研究 (英国医学誌/米国)
covid-19関連入院を予防するためのmRNAワクチンの効果は、アルファ変異株に対する2回の接種で85%(95%信頼区間82%ー88%)、デルタ変異株に対する2回の接種で85%(83%ー87%)、デルタ変異株に対する3回の接種で94%(92%ー95%)、オミクロン変異株に対する2回の接種で65%(51%ー75%)、オミクロン変異株に対する3回の接種で86%(77%ー91%)であった。
https://www.bmj.com/content/376/bmj-2021-069761.short

3月9日 確認時に家庭内接触を通じたウイルス伝播によるデルタ変異型感染症の無症状COVID-19患者の低い割合  (国際保健医療誌/管理者)
確認時の無症状のCOVID-19患者の割合、L452R変異株に感染した患者と野生型株に感染した患者との間で比較され、それぞれ14.2%と28.8%であった(相対リスク、0.49、95%信頼区間0.35-0.70)。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/ghm/advpub/0/advpub_2021.01116/_article/-char/en

3月9日 2022 年1月に診断されたCOVID-19 新規陽性者の20 日致死率/オミクロン株の家族濃厚接触者における二次感染率 (新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード/全国保健所長会協力事業)
20 日致死率は、40 歳代0.0228%、50 歳代0.0178%、60 歳代0.124%、70 歳代0.579%、80 歳代2.13%、90 歳以上3.43%
オミクロン株の家族濃厚接触者全体の二次感染率は33%でした。ワクチンを2 回以上接種している家族の二次感染率は29%であり、1 回も接種していない家族の42%と比較して低かったです(調整オッズ比0.76)。
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000910723.pdf

3月4日 新型コロナウイルス感染症まん延防止等重点措置に関する公示の全部を変更する公示(案)(新型インフルエンザ等対策推進会議基本的対処方針分科会)
令和4年1月 21 日から3月 21 日までとする。
まん延防止等重点措置を実施すべき区域
北海道、青森県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、石川県、岐阜県、静岡県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、香川県及び熊本県の区域とする。
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/taisakusuisin/taisyo/dai25/gijishidai.pdf

3月2日 オミクロン(B.1.1.529)変異株に対するCovid-19ワクチンの効果 (ニューイングランド医学誌)
BNT162b2の2回接種者においては、ワクチン効果は、BNT162b2ブースター接種後2〜4週間で67.2%(95%信頼区間、66.5〜67.8)に増加し、10週以上で45.7%(95%信頼区間、44.7〜46.7)に減少した。
BNT162b2の2回接種後、mRNA-1273ブースター接種は、2〜4週間でワクチン効果を73.9%(95%信頼区間、73.1〜74.6)に増加させ、ワクチン有効性は、5〜9週間で64.4%(95%CI、62.6〜66.1)に減少した。
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2119451

3月2日 日本の医療データベースから算出された季節性インフルエンザの重症化率 (新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード)
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000906106.pdf

【2022/2】

2月24日 オミクロン株感染蔓延期における「濃厚接触者」に関する作戦転換 (新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード/阿南他)
オミクロン株に対し、濃厚接触者を特定した封じ込めは不可能
3次感染以降の連鎖はもはや止められない
家庭の場合は限られた人数の集団なので、3次4次以降の感染連鎖は生じにくい 家庭内濃厚接触者への行動制限の依頼は有効だが流行極期では全体に占める効果は限定的
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000901902.pdf

2月18日 医療従事者である濃厚接触者に対する外出自粛要請への対応について  (厚生労働省)
医療に従事することは不要不急の外出に当たらないとして外出自粛要請を行うことも可能
他の医療従事者による代替が困難な医療従事者であること。
新型コロナウイルスワクチンを2回接種済みで、2回目の接種後 14 日間経過。
無症状であり、毎日業務前に核酸検出検査又は抗原定量検査(やむを得ない場合は、抗原定性検査キット)により検査を行い陰性が確認されていること。
https://www.mhlw.go.jp/content/000899482.pdf

2月18日 新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処⽅針 (新型コロナウイルス感染症対策本部)
保健所による積極的疫学調査については、医療機関や⾼齢者施設等、特に重症化リスクが⾼い⽅々が⼊院・⼊所している施設におけるクラスター事例に重点化する。
⼊院後4⽇⽬以降の時点で中等症Ⅱ以上の悪化が認められないオミクロン株の患者について、地域の実情に応じ、医療機関から宿泊療養・⾃宅療養への療養場所の変更や早期退院患者を受け⼊れる医療機関への転院について検討することを医療機関に対し推奨する。その際、陰性証明を求めないこととする。
https://corona.go.jp/expert-meeting/pdf/kihon_r_20220218.pdf

2月18日 新型コロナウイルス感染症まん延防止等重点措置に関する公示の全部を変更する公示(案)(新型インフルエンザ等対策推進会議基本的対処方針分科会)
まん延防止等重点措置を実施すべき期間
令和4年1月9日から3月6日までとする。
まん延防止等重点措置を実施すべき区域
北海道、青森県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、石川県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、京都府、大阪府、兵庫県、和歌山県、岡山県、広島県、香川県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、宮崎県及び鹿児島県の区域とする。
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/taisakusuisin/taisyo/dai24/gijishidai.pdf

2月16日 Covid-19予防接種および以前の感染後のSARS-CoV-2に対する防護(ニューイングランド医学誌)
長期間隔でBNT162b2ワクチンを接種した以前に感染していない対象の間で、調整ワクチン効果は、2回目接種14日から73日後の85%(95%信頼区間72―92)から、2回目接種後中央値201日(四分位範囲197―205)で51%(95%信頼区間22―69)に減少した。
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2118691

2月16日 Covid-19からの回復後のBNT162b2ワクチンの効果 (ニューイングランド医学誌)
再感染は、ワクチン接種患者10万人日あたり2.46例、および未接種患者10万人日あたり10.21例で、発生した。ワクチン効果は、16〜64歳の患者では82%(95%信頼区間80〜84)で、65歳以上の患者では60%(95%信頼区間36〜76)であると推定された。
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2119497

2月16日 直近の感染状況の評価等 (新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード)
学校・幼稚園・保育所等においては、新型コロナウイルス感染陽性者や濃厚接触者が多くの地域で増加している。自治体による教職員や保育士などに対する積極的なワクチンの接種促進が必要。また、分散登校やリモート授業などの組み合わせによる教育機会の確保や社会機能維持にも配慮する必要がある 。あわせて、家庭内における感染対策を徹底することも求められる。
介護福祉施設においては、入所者及び従事者に対するワクチンの追加接種を進めるとともに、 従業者等へは積極的な検査を実施することも必要。また、施設等における感染管理や医療に関して外部からの支援が重要。
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000898593.pdf

2月15日 新型コロナワクチンの有効性を検討した症例対照研究の暫定報告 (国立感染症研究所)
未接種者を参照項とする調整オッズ比は、2回接種後0-2ヶ月で0.29 (95%信頼区間(95%CI)0.13-0.64)、2回接種後2-4ヶ月で0.46 (95%CI 0.30-0.71)、2回接種後4-6ヶ月で0.51 (95%CI 0.35-0.75)、2回接種後6ヶ月以降で0.47 (95%CI 0.26-0.84)、3回接種後で0.19 (95%CI 0.06-0.59)であった。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/2019-ncov/2484-idsc/10966-covid19-71.html

2月9日 第 6 波における有症状の家庭内濃厚接触者の検査陽性率 (新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード/管理者)
107 名のうち発熱の記載のあった対象者 75 名においては、陽性者は 73 名であった(陽性率 97%)。107 名のうち発熱の記載のない対象者 32 名においては、陽性者は 22 名であった(陽性率 69%)。
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000895936.pdf

2月9日 新型コロナウイルス感染症対応に係る保健所等による健康観察等について (厚生労働省)
保健所による積極的疫学調査については、医療機関や高齢者施設等、特に重症化リスク が 高い方々が入院・入所している施設(「ハイリスク施設」という。)におけるクラスター事例に重点化する 。https://www.mhlw.go.jp/content/000895948.pdf

2月7日 COVID-19の長期的心血管予後 (ネイチャー誌医学)
感染後最初の30日を超えて、COVID-19患者は、脳血管障害、不整脈、虚血性および非虚血性心疾患、心膜炎、心筋炎、心不全および血栓塞栓性疾患を含むいくつかの範ちゅうにまたがる心血管疾患り患の高いリスクを、われわれは示す。これらのリスクと負荷は、感染の急性期に入院しなかった者の間でも明らかで、急性期の医療状況に応じて段階的な様式で増加した。
https://www.nature.com/articles/s41591-022-01689-3

2月4日 SARS-CoV-2検査陽性または陰性後31日から150日での20歳未満および20歳以上の者の間での選択された新しい症状・状態の有病率 (米国医学会誌)
息切れは、陽性対陰性検査結果のある20歳以上の非入院患者の間でよりよくみられた(有病率比1.09 、99%信頼区間1.05-1.13)。
20歳以上の入院患者の間では、新たな倦怠感(有病率比1.35 、99%信頼区間1.27-1.44)および2型糖尿病(有病率比2.03 、99%信頼区間1.87-2.19)の有病率は、陽性対陰性検査結果のある者においてより高かった。
https://jamanetwork.com/journals/jamanetworkopen/fullarticle/2788641

2月4日 オミクロン株の特徴を踏まえた感染防止策について (新型コロナウイルス感染症対策分科会)
飛沫や換気の悪い場所におけるエアロゾルによる感染が多く、これに対応した対策が重要となる。
子どもが感染しやすくなっており、学校等での感染に加え、家庭に持ち帰り、家庭内で感染が拡大する事例が見られる。
高齢者を中心に基礎疾患のある者において、オミクロン株への感染が契機となって基礎疾患が増悪する事例が多い。
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/taisakusuisin/bunkakai/dai12/gijisidai_4.pdf

2月2日 新型コロナウイルス感染症の感染急拡大が確認された場合の対応について (厚生労働省)
当該検査陽性者の発症等により住居内で感染対策を講じた日のいずれか遅い方を0日目として、7日間(8日目解除)とする。ただし、当該同居家族等の中で別の家族が発症した場合は、改めてその発症日を0日目として起算する。また、当該検査陽性者が診断時点で無症状病原体保有者であり、その後発症した場合は、その発症日を0日目として起算する。
https://www.mhlw.go.jp/content/000892312.pdf

【2022/1】

1月28日 デルタおよびオミクロン変異株の出現期間中のブースター接種有無がある未接種および接種完了成人のCOVID-19罹患率および死亡率 (米国CDC/米国)
2021年に、接種完了者と比較した未接種者の平均週年齢標準化症例罹患率比は、デルタ前の13.9からデルタ出現時の8.7、デルタ優勢期の5.1に減少した。
2021年12月にオミクロン変異株が出現したとき、症例罹患率比は、2021年10月から11月と比べて、追加接種者で4.9に、追加接種のない者で2.8に減少した。
https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/71/wr/mm7104e2.htm

1月28日 新型コロナウイルス感染症の感染急拡大が確認された場合の対応について (厚生労働省)
今般、科学的知見や専門家の意見を踏まえ、濃厚接触者の待機期間について、 原則、7日間で8日目に解除  社会機能維持者の方は、2日にわたる検査を組み合わせることで、5日目に解除 という取扱いといたします。
ただし、10 日間を経過するまでは、検温などご自身による健康状態の確認等を行っていただくようお願いいたします。
https://www.mhlw.go.jp/content/000889667.pdf

1月27日 親の予防接種を通してのSARS-CoV-2感染からの子供の間接的保護 (サイエンス誌)
初期および後期にそれぞれ、1人の接種を受けた親がいることは26.0%および20.8%のリスク減少と関連し、2人の接種を受けた親は71.7%および58.1%のリスク減少と関連していることを、見出した。
https://www.science.org/doi/10.1126/science.abm3087

1月25日 新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処⽅針 (新型コロナウイルス感染症対策本部)
基本的な感染対策(「三つの密」の回避、人と人との距離の確保、マスク(不織布マスクを推奨。)の着用、手洗い等の手指衛生、換気等)が重要である。
https://corona.go.jp/expert-meeting/pdf/kihon_r_20220125.pdf

1月24日 新型コロナウイルス感染症の感染急拡大時の外来診療の対応 について (厚生労働省)
発熱等の症状がある場合でも、重症化リスクが低いと考えられる方については、医療機関の受診前に、 抗原定性 検査キット等で自ら検査していただいた上で受診することを呼びかけること。この場合に、 医師の判断で、 受診時に再度の検査を行うことなく、本人が提示する検査結果を用いて確定診断を行って差し支えない。
同居家族などの感染者の濃厚接触者が有症状となった場合には、医師の判断により検査を行わなくとも、 臨床症状で診断すること
https://www.mhlw.go.jp/content/000886501.pdf

1月21日 mRNACOVID-19ワクチン3回接種とSARS-CoV-2オミクロン変異株およびデルタ変異株による有症状感染との間の関連 (米国医学会誌)
3回接種の未接種に対する調整オッズ比は、オミクロンで0.33(95%信頼区間0.31-0.35)であり、デルタで0.065(95%信頼区間0.059-0.071)であった。 3回接種の2回接種に対する調整オッズ比は、オミクロンで0.34(95%信頼区間0.32-0.36)あり、デルタで0.16(95%信頼区間0.14-0.17)であった。
https://jamanetwork.com/journals/jama/fullarticle/2788485

1月20日 ワクチン未接種のデルタ変異株感染者における短い潜伏期間 (国際環境研究公衆衛生雑誌/管理者、全国保健所長会協力事業)
対数正規分布を適合すると、推定平均潜伏期間は、デルタ3.7日株(95%信用区間3.4–4.0)、非デルタ株で5.0日(95%C信用区間4.5–5.6)であった。 潜伏期間の推定97.5%点は、デルタで6.9日(95%C信用区間5.9–8.0)日であり、非デルタ株で10.4日(95%C信用区間8.6–12.7)であった。
https://www.mdpi.com/1660-4601/19/3/1127/htm

1月19日 SARS-CoV-2オミクロン変異体の臨床的重症度の早期評価:データ連結研究 (ランセット誌/南アフリカ)
入院に関連する因子で調整後、S遺伝子非検出感染者はS遺伝子非検出感染者よりも有意に入院の確率が低かった(2.4対12.8%、調整オッズ比率0.2、95%C信頼区間0.1–0.3)。 疾患重症度に関連する因子で調整後、重症の確率は、S遺伝子非検出入院者とS遺伝子非検出入院者の間で同様であった(21%対40%、調整オッズ比0.7、95%信頼区間0.3–1.4)。
https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(22)00017-4/fulltext

1月19日 新型コロナウイルス感染症まん延防止等重点措置に関する公示(案)(新型インフルエンザ等対策推進会議基本的対処方針分科会)
まん延防止等重点措置を実施すべき期間 令和4年1月9日から2月13 日までとする
まん延防止等重点措置を実施すべき区域 群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、岐阜県、愛知県、三重県、広島県、山口県、香川県、長崎県、熊本県、宮崎県及び沖縄県の区域とする。
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/taisakusuisin/taisyo/dai20/gijishidai.pdf

1月18日 小児における現在のSARS-CoV-2感染の診断のための迅速実地検査の診断精度:系統レビューとメタ分析 (英国医学誌根拠に基づく医学/ドイツ)
有症小児では、プール診断感度は71.8%(95%信頼区間 63.6%ー78.8%)であり、プール診断特異度は98.7%(95%信頼区間 96.6%ー99.5%)であった。 無症状児童におけるプール診断感度は56.2%(95%信頼区間 47.6%ー64.4%)であり、プール診断特異度は98.6%(95%信頼区間 97.3%ー99.3%)であった。
https://ebm.bmj.com/content/early/2022/01/04/bmjebm-2021-111828

1月14日 思春期の重篤COVID-19に対するBNT162b2ワクチンの効果  (ニューイングランド医学誌/米国)
12-18歳のCovid-19入院に対するBNT162b2ワクチンの総効果は94%であった(95%信頼区間90―96)。効果は、検査陰性対照で95%(95%信頼区間91―97)、症状陰性対照で94%(95%信頼区間89―96)であった。
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2117995

1月14日 B.1.1.529 系統(オミクロン株)の感染が確認された患者等に係る入退院及び濃厚接触者並びに公表等の取扱いについて  (厚生労働省)
濃厚接触者の待機期間については、現時点までに得られたB.1.1.529 系統(オミクロン株)の潜伏期間に関する科学的知見に基づき、 最終曝露日(陽性者との接触等)から 10 日間とします。
ただし、地域における社会機能の維持のために必要な場合には、自治体の判断により、社会機能維持者に限り、10 日を待たずに検査が陰性であった場合でも待機を解除する取扱を実施できることとします。
https://www.mhlw.go.jp/content/000881572.pdf

1月12日 Covid-19ワクチンによる軽症および重症に対する防護の期間 ニューイングランド医学誌/英国)
接種20週以後において、ワクチン効果は、予防より入院に対して減少が少なく、ChAdOx1-Sワクチンでは80.0%(95%信頼区間76.8〜82.7)、BNT162b2ワクチンでは91.7%(95%信頼区間、90.2〜93.0)であり、死亡はそれぞれ84.8%(95%信頼区間76.2〜90.3)と91.9%(95%信頼区間88.5〜94.3)であった。
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2115481

1月12日 病室におけるSARS-CoV-2の環境汚染はウイルス培養技術を使用するとまれである (臨床感染症誌)
SARS-CoV-2による汚染は、RT-PCR検査を通じて表面の5.5%(19/347)で、細胞培養を通じて表面の0.3%(1/347)で、見出された。
https://academic.oup.com/cid/advance-article/doi/10.1093/cid/ciac023/6505265

1月7日 新型コロナウイルス感染症まん延防止等重点措置に関する公示(案)(新型インフルエンザ等対策推進会議基本的対処方針分科会)
まん延防止等重点措置を実施すべき期間 令和4年1月9日から1月31 日までとする。
まん延防止等重点措置を実施すべき区域 広島県、山口県及び沖縄県の区域とする。
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/taisakusuisin/taisyo/dai19/gijishidai.pdf

1月6日 直近の感染状況の評価等 (新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード)
地域で感染が急拡大することにより、特に医療機関、介護福祉施設では、職員とその家族の感染や、濃厚接触による職場離脱の可能性が高い。同様のことは保健所を含む自治体や交通機関などすべての社会機能維持に関わる職場でも起こりうる。このような事態に備えるための業務継続計画点検である。また、職場ではテレワークの活用も求められる。
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000877225.pdf

1月6日 新型コロナウイルス感染症の感染急拡大が確認された場合の対応について (厚生労働省)
自宅等の療養体制が整った自治体における感染急拡大時の対応について
B.1.1.529 系統(オミクロン株)の患者等について、デルタ株等と同様、症状に応じて、宿泊療養・自宅療養とすることとして差し支えないこと。
B.1.1.529 系統(オミクロン株)の患者等の濃厚接触者について、デルタ株等と同様、自宅等に滞在することとして差し支えないこと。
https://www.mhlw.go.jp/content/000876462.pdf

1月5日アルファおよびデルタ変異株の伝播についてのCovid-19予防接種の効果 (ニューイングランド医学誌)
デルタ変異株伝播におけるワクチンに関連した減少は、アルファ変株における減少よりも小さく、BNT162b2ワクチン2回接種後のデルタ変異株の伝播における減少(未接種との比較調整率比0.50、95%信頼区間0.39〜0.65)は、ChAdOx1 nCoV-19ワクチン2回接種後(調整率比0.76、95%信頼区間0.70〜0.82)より大きかった。
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2116597
WHO https://www.who.int/emergencies/diseases/novel-coronavirus-2019/situation-reports/

【2021/12】

12月31日 SARS-CoV-2の変異株B.1.1.529系統(オミクロン株)について (国立感染症研究所)
国内の積極的疫学調査による結果に基づくと、同居の濃厚接触者において観察期間を7日とし、その期間を経過した者を対象とした場合、二次感染率は中央値22%(四分位範囲:0-100%)であった(11事例(対象者:計37名))。また、推定曝露日が得られた感染例(n=11)における潜伏期間の中央値は3日(四分位範囲:2.5-4日)、であった。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/2019-ncov/2551-cepr/10876-sars-cov-2-b-1-1-529.html

12月30日 以前の波と比較したCOVID-19オミクロンの波の期間の入院患者の特徴と結果 (米国医学会誌/南アフリカ)
酸素治療を必要とする患者の割合は有意に減少し(第4波17.6%対第3波74%、P <.001)、機械的人工呼吸を受けている割合も同様であった。 集中治療室への入院は、第3波において29.9%に対し第4波で18.5%であった(P <.001)。
https://jamanetwork.com/journals/jama/fullarticle/2787776

12月29日 地域または病院で管理された患者における急性covid-19後遺症のGP受診率:住民研究 (英国医学誌/英国)
絶対的割合では、地域における患者のcovid-19診断後4週間以上の最も一般的な影響は、関節痛(2.5%)、不安(1.2%)、および非ステロイド性抗炎症剤の処方(1.2%)あった。
https://www.bmj.com/content/375/bmj-2021-065834

12月28日 年末年始における新型コロナウイルス感染症対応方針についての提案 (新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード)
現行では、オミクロン株感染者全員の入院による隔離を実施しているが、従来株と同様に重症度に応じて入院適応を判断し、自宅療養者に対しては、オンライン診療等できめ細かく健康観察する。
現行では、オミクロン株感染者の退院基準として 2 回 PCR 検査陰性を求めているが、発症後 10 日間経過での退院を可能とする。
現行では、オミクロン株感染者の濃厚接触者に対し、宿泊施設での健康観察を求めているが、宿泊施設の確保状況により自宅での健康観察の併用も可能とする。
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000875174.pdf

12月27日 一般住民に対しての推奨される隔離および自宅隔離期間の更新・短縮 (CDC)
検査陽性者は5日間隔離すべきであり、その時点で無症状なら、5日間マスクを続けることができるなら隔離を解除してよい。
ワクチン未接種をまたは第2回mRNA接種から6か月以上で追加接種されていない接触者に対して、CDCは現在、5日間の自宅隔離とその後の5日間の厳密なマスク使用を推奨している。 または、5日間の自宅隔離ができない場合は、接触者は、被ばく後10日間、他の人のまわりにいるときは常によく適合したマスクを着用することが不可欠である。
https://www.cdc.gov/media/releases/2021/s1227-isolation-quarantine-guidance.html

12月22日 小売の場所で検査された者における有症状SARS-CoV-2感染に対する罹患率と推定ワクチン効果 (米国医学会誌感染症/米国)
mRNAワクチンを2回接種した者におけるSARS-CoV-2感染に対する調整ワクチン効果推定値は、2週間後にピークに達し(mRNA-1273 96.3%、95%信頼区間95.6%-96.9%、BNT162b2 92.4%、95%信頼区間91.7%-93.1%)、それぞれ2〜3か月で78.6%(95%信頼区間86.2%-87.4%)および78.6%(95%信頼区間78.0%-79.2%)多変量解析において6か月後、74.2%(95%信頼区間、71.6%-76.6%)および66%(95%信頼区間、64.2%-68.0%)に徐々に低下した。
https://jamanetwork.com/journals/jamanetworkopen/fullarticle/2787363

12月21日 SARS-CoV-2オミクロン変異株の臨床重症度の早期の評価 (南アフリカ/未査読)
以前のデルタ感染と比較して、重症疾患に関連する要因で調整後、S遺伝子標的不検出感染者は重症疾患の率が低かった(調整オッズ比0.3、95%信頼区間 0.2-0.6)。
https://www.medrxiv.org/content/10.1101/2021.12.21.21268116v1

12月17日 オミクロンの増加、人口分布および免疫回避 (ロンドン大学)
アストラゼネカ2回後2週間以上、ファイザー2回後2週間以上、アストラゼネカ3回後2週間以上、ファイザー3回後2週間以上の接種状況に対して、デルタと比較してオミクロンのリスクが有意に増加すし、ハザード比はそれぞけ1.86(95%信頼区間CI:1.67-2.08)、2.68(95%信頼区間2.54-2.83)、4.32(95%信頼区間3.84-4.85)、4.07(95%信頼区間3.66-4.51)であることを見出した。
https://www.imperial.ac.uk/mrc-global-infectious-disease-analysis/covid-19/report-49-Omicron/

12月15日 SARS-CoV-2デルタ、ミューの他の新興変異体に対するmRNA-1273の効果:検査陰性症例対照研究 (英国医学誌) 
デルタ変異株感染に対するワクチン効果は、ワクチン接種後14〜60日の94.1%(90.5%〜96.3%)から接種後151〜180日の80.0%(70.2%〜86.6%)へ低下した。
デルタ感染に対するワクチン効果は、18-64歳の者(87.9%、85.5%―89.9%)よりも65歳以上の者(75.2%、59.6%―84.8%)において、低かった。
https://www.bmj.com/content/375/bmj-2021-068848

12月14日 COVID-19予防接種またはSARS-CoV-2感染と関連する心筋炎、心膜炎および心不整脈のリスク (ネイチャー誌医学)
1回目接種後28日間において、ChAdOx1、BNT162b2およびmRNA-1273ワクチンを接種された100万人あたりそれぞれ、追加の2(95%信頼区間0―3)、1(95%信頼区間 0―2)、6(95%信頼区間 2―8)の心筋炎発症、およびmRNA-1273の2回目接種後28日間において接種された100万人あたりの追加の10(95%信頼区間 7―11)の心筋炎発症を推定した。これは、SARS-CoV-2陽性検査後28日間における100万人あたりの追加の40(95%信頼区間 38―41)の心筋炎発症と比較された。
https://www.nature.com/articles/s41591-021-01630-0

12月9日 オミクロンは広がるが、南アフリカにおいては重症例は低いままである (WHOアフリカ)
11月14日から12月4日までの全南アフリカにわたる入院を調べたデータにより、ICUの占有率は6.3%のみであることがわかった。同国が7月にデルタ変異株と関連するピークに直面していた同一期間と比較して、これは非常に低い。
https://www.afro.who.int/news/omicron-spreads-severe-cases-remain-low-south-africa

12月8日 年齢層にわたるBNT162b2ブースターによるCovid-19に対する保護 (ニューイングランド医学誌/イスラエル)
確認された感染率は、非ブースター群においてよりもブースター群(12日以上前に接種)において、約10倍低く(5つの年齢層において9.0〜17.2の範囲)、早期ブースター群(3-7日前に接種)においてよりもブースター群において、4.91―10.8倍低かった。
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2115926

12月7日 SARS-CoV-2オミクロンは、ファイザーBNT162b2で誘発された中和抗体の広範なしかし不完全な逃避があり、感染にはACE2を必要する (アフリカ健康研究所/南アフリカ・査読前)
感染点数の50%減少に必要な血漿希釈の逆数の幾何平均値は、オミクロンに対して32であり、41分の1の低下であった。
https://www.ahri.org/wp-content/uploads/2021/12/MEDRXIV-2021-267417v1-Sigal.pdf

12月4日 ツワネ地区オミクロン変異株患者の輪郭-初期の特徴 (南アフリカ医学研究協議会)
第二病棟の42人の患者のうち13人が、酸素補給に依存しており、そのうち9人(21%)が症状、臨床徴候、胸部X線および炎症マーカーの組み合わせに基づいてCOVID-19肺炎と診断されている。
最近2週間において、入院の80%以上が50歳未満であった。
https://www.samrc.ac.za/news/tshwane-district-omicron-variant-patient-profile-early-features

12月2日 脅威の評価要約:懸念のあるSARS-CoV-2B.1.1変異株(オミクロン)の出現と拡大の影響 (欧州CDC)
オミクロンは、今後数か月以内に欧州連合/ 欧州経済領域において全SARS-CoV-2感染の半分以上を引き起こす可能性があるという兆候がある。
https://www.ecdc.europa.eu/en/news-events/updated-threat-assessment-brief-sars-cov-2-variant-omicron

12月2日  新型コロナウイルス感染症の積極的疫学調査 におけるゲノム解析及び変異株PCR 検査について(厚生労働省)
L452R 変異株PCR 検査で陰性を確認することにより、 B.1.1.529 系統(オミクロン株) の可能性のある検 体を検出することといたします。
https://www.mhlw.go.jp/content/000861972.pdf

12月1日 退役軍人におけるBNT162b2とmRNA-1273ワクチンの効果の比較 (ニューイングランド医学誌/米国)
mRNA-1273と比較したBNT162b2の千人当たり過剰事象数は、記録された感染は1.23(95%信頼区間0.72〜1.81)、有症状Covid-19は0.44(95%信頼区間0.25〜0.70)、Covid-19入院は0.55(95信頼区間、0.36〜0.83)%、Covid-19ICU入院は0.10(95%信頼区間、(95%CI、0.00〜0.26)、Covid-19死亡は0.02(95%CI、-0.06〜0.12)であった
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2115463

【2021/11】

11月29日 新型コロナウイルス感染症患者に対する積極的疫学調査実施要領  (国立感染症研究所)
ワクチン接種を受けた者の感染予防に関する免疫状態の評価については、国際的に知見の集積段階であり、厳密には困難。このため、必要な回数のワクチン接種を受けた者であっても、現時点では、原則的に濃厚接触者としての対応の変更は行わない。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/2019-ncov/2559-cfeir/10800-covid19-02.html

11月26日 大規模屋内ライブ(SPRING)の間のSARS-CoV-2の感染予防:非劣性無作為対照試験  (ランセット感染症誌/フランス)
7日目のRT-PCRは、3917人の(3日以内抗原検査陰性、マスク着用、十分な換気)参加者のうち8人(観察罹患率0.20%、95%信頼区間 0.09―0.40)および1947年の非参加者のうち3人(0.15%、0.03–0.45、絶対差95%信頼区間 −0.26%―0.28%)で陽性であり、主要評価項目の非劣性基準を満たす所見であった。
https://www.thelancet.com/journals/laninf/article/PIIS1473-3099(21)00673-3/fulltext

11月26日 脅威の評価要約:懸念のあるSARS-CoV-2B.1.1変異株(オミクロン)の出現と拡大の影響 (欧州CDC)
変異は、スパイク蛋白における30の変化、3つの小欠損、および1つの小挿入で特徴づけられ、15は受容体結合領域にある。
https://www.ecdc.europa.eu/en/publications-data/threat-assessment-brief-emergence-sars-cov-2-variant-b.1.1.529

11月26日 オミクロン(B.1.1.529)の分類:懸念されるSARS-CoV-2変異株 (WHO)
「SARS-CoV-2ウイルス進化に関する技術助言班」は、この変異株が懸念される変異株として指定されるべきであることをWHOに助言し、WHOはB.1.1.529を懸念される変異株として指定し、オミクロンと名付けた。
https://www.who.int/news/item/26-11-2021-classification-of-omicron-(b.1.1.529)-sars-cov-2-variant-of-concern

11月25日 BNT162b2ワクチンからの経過時間とSARS-CoV-2感染のリスク:検査陰性デザイン研究 (英国医学誌)
ワクチン接種以後90日以上の時間間隔における感染に対する調整オッズ比は、90日未満における対照値と比較して、有意に増加しており、90―119日に対して2.37(95%信頼区間1.67―3.36)、120―149日に対して2.66(1.94―3.66)、150―179日に対して2.82(2.07―3.84)、180日以上に対して2.82(2.07―3.85)であった(各30日間隔についてP <0.001)。
https://www.bmj.com/content/375/bmj-2021-067873

11月24日 初回感染と比較したSARS-CoV-2再感染の重症度 (ニューイングランド医学誌)
再感染での重症の比率は、一次感染でのそれの0.12倍(95%信頼区間0.03―0.31)であった。重篤な疾患の症例は再感染ではなく、初回感染では28例があり、オッズ比が0.00(95%信頼区間0.00―0.64)であった。
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMc2108120

11月19日 直近の感染状況の評価等 (新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード)
全国の新規感染者数(報告日別)は、今週先週比が 0.68 と 減少が継し、直近の1週間では10万人あたり約0.6と 、昨年の夏以降で最も低い水準が続いている。また、新規感染者数の減少に伴い、療養者数、重症者数や死亡者数も減少が続いている。
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000858736.pdf

11月19日 新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針 (新型コロナウイルス感染症対策本部決定)
緊急事態措置区域における取組等
酒類又はカラオケ設備を提供する飲食店等に対して休業要請を行うとともに、上記以外の飲食店(宅配・テイクアウトを除く。)に対して、営業時間の短縮(20 時までとする。)の要請を行うものとする。ただし、都道府県知事の判断により、認証店において 21 時までの営業(酒類提供も可能)もできることとするほか、 ワクチン・検査パッケージ制度を適用した場合には、収容率の上限を 50%としつつ、カラオケ設備を提供できることとする。
飲食店等及び飲食店等の利用者に対し、同一グループの同一テーブルでの5人以上の会食を避けるよう要請するものとし、認証店におけるワクチン・検査パッケージ制度を適用した会食については、同一グループの同一テーブルでの5人以上の会食も可能とする
https://corona.go.jp/expert-meeting/pdf/kihon_r_031119.pdf

11月16日 ワクチン・検査パッケージ制度要綱(案)(新型コロナウイルス感染症対策分科会)
「飲食」については、第三者認証制度の適用事業者における利用者の人数制限を緩和し、制限なしとする。
「イベント」については、感染防止安全計画を策定し都道府県の確認を受けたイベントの収容人数の上限を緩和し、収容定員までとする。
「移動」については、不要不急の都道府県をまたぐ人の移動について、自粛要請の対象に含めないこととする。
事業者は、予防接種済証等により、利用者が2回接種を完了していること、2回目接種日から14 日以上経過していることを確認する。予防接種済証等を撮影した画像や写し等の確認でも可。
その際には、別途、身分証明書等により本人確認も行う。
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/taisakusuisin/bunkakai/dai11/gijisidai.pdf

11月12日 次の感染拡大に向けた安心確保のための取組の全体像 (新型コロナウイルス感染症対策本部)
都道府県が、健康上の理由等によりワクチン接種を受けられない者を対象として、経済社会活動を行う際の検査を来年3月末まで予約不要、無料とできるよう支援を行う。
あわせて、感染拡大の傾向が見られる場合に、都道府県の判断により、ワクチン接種者を含め感染の不安がある無症状者に対し、検査を無料とできるよう支援を行う。
https://corona.go.jp/expert-meeting/pdf/kihon_r_031112_2.pdf

11月9日 5〜11歳の小児におけるBNT162b2Covid-19ワクチンの評価 (ニューイングランド医学誌)
2回目接種後1か月後で、5〜11歳と16〜25歳におけるSARS-CoV-2中和力価との幾何平均比は1.04(95%信頼区間0.93〜1.18)であり、事前に定められた免疫原性成功基準を満たす比(両側95%信頼区間の下限> 0.67、幾何平均比点推定値≥0.8)であった。
2回目接種後7日以上に発症したCovid-19は、3人のBNT162b2ワクチン被接種者および16人のプラセボ被接種者において報告されました(ワクチン効果90.7%、95%信頼区間67.7〜98.3)。
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2116298

11月8日 新たなレベル分類の考え方 (新型コロナウイルス感染症対策分科会)
今回の5つのレベル分類の考え⽅は、感染の状況を引き続き注視するが、医療逼迫の状況により重点を置いたものであり、都道府県ごとに感染の状況や医療逼迫の状況等を評価するためのものである。
各レベルで必要な対策を機動的に講じるタイミングについては、各都道府県が“予測ツール”及びこれまで⽤いてきた様々な指標の双⽅を⽤いて総合的に判断する必要がある。
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/taisakusuisin/bunkakai/dai10/newlevel_bunrui.pdf

11月6日 日本におけるワクチン接種率の仮定による将来のCOVID-19流行の試算 (国際保健誌/京都大学)
低接種率の場合(12ー39歳、40ー59歳、60歳以上の人でそれぞれ45%、60%、80%)は、2020年に観察された修正された生活習慣が維持され、ワクチンが非常に効果的であっても、厳格な対策を定期的に実施する必要があります。厳格な措置の定期的な実施を必要とする 。
https://jogh.org/simulation-of-future-covid-19-epidemic-by-vaccination-coverage-scenarios-in-japan/

11月4日 mRNAワクチン接種とCOVID-19入院および疾患重症度との間の関連 (米国医学会誌/米国)
COVID-19による入院は、予防接種の低い可能性と有意に関連しており(接種症例15.8%、対照54.8%、調整済みオッズ比0.15、95%信頼区間0.13-0.18)、配列分析されたSARS-CoV-2アルファ(8.7% 対51.7%、調整オッズ比0.10、95%信頼区間0.06-0.16)およびデルタ変異株(21.9%対 61.8%、調整オッズ比0.14、95%信頼区間0.10-0.21)を含んでいた。
COVID-19で入院した患者において、28日目までの死亡または侵襲的人工呼吸は、予防接種の低い可能性と関連していた(12.0%対24.7%、調整オッズ比0.33、95%信頼区間0.19-0.58)。
https://jamanetwork.com/journals/jama/fullarticle/2786039

11月1日 以前のSARS-CoV-2感染のmRNAワクチン接種後のブレイクスルー感染リスクとの関連  (米国医学会誌/カタール)
BNT162b2ワクチン接種者における累積感染率は、120日間の追跡において、以前に感染した人で0.15%(95%信頼区間0.12%-0.18%)、以前に感染していない人で0.83%(95%信頼区間0.79%-0.87%)と推定された。 フォローアップ(以前の感染によるブレイクスルー感染の調整ハザード比0.18、95%信頼区間0.15-0.21)。
https://jamanetwork.com/journals/jama/fullarticle/2785918

【2021/10】

10月29日 重篤な転帰を予防するためのBNT162b2mRNA COVID-19ワクチンの3回目接種の効果:観察研究 (ランセット感染症誌/イスラエル)
3回目を受けた後少なくとも7日で評価されたワクチン効果は、少なくとも5か月前に2回のみ受けたことと比較して、入院に対して93%(2回接種での231回対3回接種での29回、95%信頼区間88– 97)、重症に対して92%(157 対17回、82–97)、COVID-19関連死に対して81%(44 対7、59–97)であると推定された。
https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(21)02249-2/fulltext

10月29日 英国のワクチン接種者と非接種者におけるSARS-CoV-2デルタ(B.1.617.2)変異株の地域感染とウイルス量動態 (ランセット感染症誌/英国)
デルタ株に曝露された家族接触者の二次感染率は、非接種者における38%(95%信頼区間24–53)と比較して、接種完了者では25%(18–33)であった。
接種完了者に曝露された家族接触者の二次感染率は、非接種者に曝露された家族接触者と同様であった(接種者25%、95%信頼区間15–35 対 非接種者23%、15–31)。
https://www.thelancet.com/journals/laninf/article/PIIS1473-3099(21)00648-4/fulltext

10月27日 BNT162b2ワクチン接種後の免疫の減衰  (ニューイングランド医学誌/イスラエル)
60歳以上の者では、7月11日から31日の感染率は、2021年1月に接種を完了した者においては2か月後の3月に接種を完了した者よりも、高かった。 (率比1.6、95%信頼区間1.3―2.0)。 40〜59歳の者では、2月に接種を完了した者における感染の率比は2か月後の4月にと比較して、1.7(95%信頼区間1.4―2.1)であった。
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2114228?query=recirc_mostViewed_railB_article

10月27日 コールセンターにおけるCOVID-19クラスター事例:気流調査に基づく予防策の検討 (国立感染症研究所)
温湿度・CO2濃度計で測定した各室のCO2濃度は, 測定期間平均で823-901ppm, 最高値は1,147-1,335ppmであり, 1,000ppmを超えていた。
夜間はCO2濃度が高く推移し, 8時過ぎにさらに高くなる。
1人当たり換気量は34-74(m3/hp)。窓開け換気(WV)によって14(m3/hp)以上増加した。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/2019-ncov/2502-idsc/iasr-in/10726-500c02.html

10月26日 自己報告の高リスクのアレルギー歴のCOVID-19予防接種後のアレルギー症状との関連 (米国医学会誌内科)
調整されたモデルにおいて、高リスクのアレルギー病歴は、アレルギー反応のリスク増加と関連しており(調整相対リスク2.46、95%信頼区間1.92-3.16)、じんましん(調整相対リスク3.81 、95%信頼区間2.33-6.22)および血管浮腫(調整相対リスク4.36、95%信頼区間2.52-7.54)のリスクが最も高かった。
https://jamanetwork.com/journals/jamanetworkopen/fullarticle/2785466

10月21日 両半球にわたる異なるCOVID-19パンデミックの波における気候の特徴
一時的な関連を検出するように企図された統計手法を使って、COVID-19について、大きな空間規模での温度と絶対湿度の両方の強く一貫した負の効果をわれわれは示した。
強い疾病の反応が最初の2つの波において確認され、季節性インフルエンザについて以前に記述されたものと同様の温度と絶対湿度に対する明確な範囲を示唆した。
https://www.nature.com/articles/s43588-021-00136-6

10月20日 思春期におけるデルタ変異体に対するBNT162b2ワクチンの効果(ニューイングランド医学誌/イスラエル) 
記録されたSARS-CoV-2感染に対する推定ワクチン効果は、1回目後接種14日から20日で59%(95%信頼区間52―65)、1回目接種後21日から27日で66%(95%信頼区間59―72)、2回目接種後7日から21日で90%(95%信頼区間88―92)であった。 有症状Covid-19に対する推定ワクチン効果は、1回目後接種後14〜20日で57%(95%信頼区間39〜71)、1回目後接種後21〜27日で82%(95%信頼区間73〜91)、投与量、および2回目接種後7〜21日目で93%(95%信頼区間88〜97)であった。
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMc2114290

10月20日 デルタ変異株による死亡に対するBNT162b2およびChAdOx1nCoV-19ワクチンの効果 (ニューイングランド医学誌/英国) 
全体で、2回目接種後14日以上でデルタ変異株による死亡に対するワクチン効果は、BNT162b2に対して90%(95%信頼区間83〜94)であり、ChAdOx1 nCoV-19に対して91%(95%信頼区間86〜94)であった。
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMc2113864

10月20日 遺伝子検査における Ct 値活用の方向性について (新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード)
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000845991.pdf

10月11日 免疫のない者におけるCOVID-19感染のリスクとその家族におけるCOVID-19免疫との間の関連 (米国医学会誌内科)
免疫のある家族が1人いる免疫のない家庭は、COVID-19にかかるリスクが45%から61%低かった(ハザード比0.39-0.55、95%信頼区間0.37-0.61)。リスクの低下は、2人の免疫のある家族のいる家庭において75%から86%(ハザード比0.14-0.25、95%信頼区間0.11-0.27)に、3人の免疫のある家族のいる家庭において91%から94%(ハザード比0.06-0.09、95%信頼区間0.04-0.10)に、および4人の免疫のある家族のいる家庭において97%(ハザード比0.03、信頼区間0.02-0.05、P <.001)に増加した。
https://jamanetwork.com/journals/jamainternalmedicine/fullarticle/2785141

10月6日 Covid-19に対するBNT162b2mRNAワクチン接種後の心筋炎 (ニューイングランド医学誌/イスラエル)
1回目接種と2回目接種の間の全リスク差は、10万人あたり1.76(95%信頼区間1.33〜2.19)であり、年齢16歳から19歳までの男性接種者で最大の差(差 10万人あたり13.73、 95%信頼区間8.11―19.46)があった。
接種完了者における2回目接種後30日の率比は、非接種者と比較して、2.35(95%信頼区間1.10〜5.02)であった。率比はやはり16歳から19歳までの男性接種者で最も高く(8.96、95%信頼区間4.50―17.83)、6637人に1人の比であった。
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2109730

10月6日 SARS-CoV-2感染に対するBNT162b2ワクチン防御の減弱 (ニューイングランド医学誌/カタール)
ワクチン効果は、1回目接種後第3週において36.8%(95%信頼区間[33.2〜40.2)に増加し、2回目接種後の最初の月において77.5%(95%信頼区間76.4〜78.6)でピークに達した。その後効果は徐々に低下し、4か月後に加速し、2回目接種後5〜7か月において約20%に達した。
Covid-19の重症・重篤・死亡例に対する効果は、1回目接種後第3週までに急速に66.1%(95%信頼区間56.8〜73.5)に増加し、第2回接種後最初の2か月において96%以上に達した。 効果は、6か月間概ねこの水準で持続した。
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2114114

10月6日 新型コロナワクチンを接種していない者における新型コロナウイルス感染の社会活動・行動リスクを検討した症例対照研究 (国立感染症研究所)
大人数や長時間におよぶ飲食では、2.37 (1.46-3.82)と高いオッズ比を示した。
飲酒の有無においては、調整オッズ比が飲酒のない会食のみ参加で1.06 (0.67-1.67)、飲酒のある会食・飲み会参加で2.18 (1.52-3.14)であった。会食・飲み会の場所においては、調整オッズ比が自宅のみでの会食・飲み会参加で2.10 (1.03-4.28)、レストラン・バー・居酒屋での会食・飲み会参加で1.55 (1.08-2.21)、路上や公園での会食・飲み会参加ありで2.34 (0.86-6.37)であった。会食・飲み会の時間帯においては、調整オッズ比が昼のみの参加で0.73 (0.41-1.31)、夕方・夜にも参加で2.12 (1.49-3.02)であった。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/2019-ncov/2484-idsc/10692-covid19-59.html

10月6日 直近の感染状況の評価等  (新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード)
全国の新規感染者数(報告日別)は減少が継続。直近の1週間では 10 万人あたり約7となっており、今回の感染拡大前の水準まで減少している。
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000840262.pdf

10月5日 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)病原体検査の指針(第4.1 版) (厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/content/000839391.pdf

10月4日 大規模統合医療システムにおける6か月までのmRNABNT162b2 COVID-19ワクチンの効果 (ランセット誌/米国)
配列解析された感染において、デルタ変異体の感染に対するワクチン効果は、ワクチン接種完了後最初の1月の間は高かった(93%、95%信頼区間85–97)が、4か月後は53%(39–65)に低下した。
全年齢におけるデルタ変異体感染の入院に対するワクチン効果は、6か月まで全体的に高かった(93%、95%信頼区間 84–96)。
https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(21)02183-8/fulltext

10月3日 沖縄への2時間の国内線飛行中のSARS-CoV-2伝播  (インフルエンザおよび他の呼吸器ウイルス/沖縄市保健所)
感染に対する危険因子は、マスクを使用しないこと(調整オッズ比7.29、95%信頼区間、1.86-28.6)、部分的マスク使用(調整オッズ比3.0、95%信頼区間0.83-10.8)、および初発患者から2列以内に座っている(調整オッズ比7.47、95%信頼区間2.06-27.2)が含まれた。
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/irv.12913

10月1日 今後の感染拡大に備えた新型コロナウイルス感染症に係る保健所体制の整備等について (厚生労働省)
感染拡大に伴う、全庁的支援を含む保健所の体制・人員確保の方法について計画を定めておく。
なお、体制強化開始の目安として、人口 10 万人あたりの1週間の陽性者数の合計が 15 人を上回る場合、陽性者への連絡の遅延(遅くとも陽性判明の翌日までに連絡できない場合)が生じないこと
積極的疫学調査の遅延(遅くとも発生届受理から翌々日までに積極的疫学調査ができない場合)が生じないこと
https://www.mhlw.go.jp/content/000838791.pdf

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