ようこそ、保健所情報支援システムへ。~平成28年度地域保健推進事業(全国保健所長会協力事業)~

新型コロナウイルス

新型コロナウイルス

新型コロナウイルス 過去ログ
直近は健康危機管理ニュース

1月25日 武漢市新型肺炎予防管理指揮本部通告 (中国湖北省)
2020年1月26日0時より、認可を経た輸送車、無料車両、および公用車両以外、中心市街区域は自動車禁止の管理を実施する。
http://www.hubei.gov.cn/zhuanti/2020/gzxxgzbd/zxtb/202001/t20200125_2014946.shtml

1月25日 習近平が中共政治局常任委員会会議を主催。新型コロナウイルス感染肺炎流行の予防制御業務を検討 (中国)
会議は、法に依る科学的で秩序ある予防管理が必要であると指摘した。 流行サーベイランス、調査、および早期警告等の業務を適切に行い、切実に早期発見、早期報告、早期隔離、早期治療を行う。 主要な場所、特に農産市場、交易市場、スーパーでの家禽、野生動物の取引の監督と衛生処置の程度を強化し、発生源での予防管理を強化する必要がある。 駅、空港、港湾などの重点的な場所、および車、電車、飛行機などの閉鎖的交通機関に対して、換気、消毒、体温測定などの必要な措置を講じ、一旦疑似症例を発見したら留めて観察する。
http://www.gov.cn/xinwen/2020-01/25/content_5472188.htm

1月24日 武漢市新型肺炎予防管理指揮本部通告 (中国湖北省)
発熱外来の待ち時間が長い、ベッドの手配が間に合わないなどの問題を解決するために、医療業務のため発熱市民の選別、分類を全面的に実行する関連規定を、以下のとおり通告する。
1まず、全員が発熱患者を振り分け調査する。市の各地域が責を負い、全面的に管轄地域の発熱患者を検査し、地域の医療センターに送り、併せて病気に対してスクリーニング、分類する。発熱外来に行く必要がある患者に対しては、各区は統一的に指定発熱外来に送り診察するための車両を手配する。指定された発熱外来は、いかなる理由でも患者を拒否してはならない。発熱外来に行き診察する必要がない患者については、各地域より在宅で観察を実施し、地域が市民在宅で過ごし観察する業務について責を負う。
2発熱患者を分類し調整する。新型コロナウイルス感染が確認または高度に疑われる肺炎患者は、市健康衛生委員会が車両を手配し、指定医療機関に治療のため送る責を負う。疑いがある発熱患者は、発熱外来に留まり、観察のために留め置かれる。発熱状況が比較的軽く、いまだ疑わしいと定められない患者は、各地区が指定地点に連れていき隔離観察する責を負う。新型コロナウイルス感染肺炎ではないと確定した患者は、各地区が在宅観察のために家に送り返す責を負う。
http://www.hubei.gov.cn/zhuanti/2020/gzxxgzbd/zxtb/202001/t20200124_2014779.shtml

1月24日 新型コロナウイルスに関連した肺炎の患者の発生について (厚生労働省)
中華人民共和国湖北省武漢市在住の旅行者であり、1月20日にご本人が医療機関を受診した際に、武漢市の滞在歴の申告があったとして、報告がされたものです。
1月14日から発熱あり。
1月15、17日に医療機関を受診し肺炎の診断はなく、経過観察
1月19日に来日(症状は落ち着いていた)
1月20日に医療機関を受診し、肺炎の診断なく、経過観察
1月22日発熱、咽頭痛が持続するため、医療機関を受診し、肺炎像を認め、東京都内医療機関に転院し、現在入院中。
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_09079.html
1月24日 新型コロナウイルス関連感染症の対応について (厚生科学審議会感染症部会)
武漢市以外に流行が拡大した場合には、その流行地域からの訪日客及び帰国者が入国後に発熱等の症状を認めた際にも、医療機関において行動歴等の詳細 な聞き取りを行い、保健所と連携して疑似症サーベイランス(原因不明の肺炎患者等を把握して検査につなげる制度)を確実に実施
https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000588331.pdf

1月23日 新型コロナウイルス感染肺炎の予防制御業務に関する通知 (中国湖北省)
隔離対象には、新型コロナウイルス感染肺炎の疑似症例、確定症例、濃厚接触者、疑わしいばく露者が含まれる。
移動人員の管理を強化し、省内の全ての空港、駅、港およびその他の交通ハブは、均しく体温計測点を設置し、全ての入ってくる人員の体温計測検出と完全な健康に関する登録を実施する。
各地で外出会議、旅行、および出張を厳格に控え、大規模イベントの開催を厳格に制限することが必要である。
各医療衛生機関、空港、鉄道、駅、港湾、税関などの部門団体の現場の従事人員、ならびに輸送交通、商店街、飲食店、理髪店など濃厚接触業務対象の従事人員は、必ずマスクの着用およびその他の必要な防護システムを厳格に実行する必要がある。
http://www.hubei.gov.cn/xxgk/gsgg/202001/t20200122_2013895.shtml

1月23日 新型コロナウイルスに関する検査対応について(協力依頼)(厚生労働省)
今般、国立感染症研究所において、新型コロナウイルスの病原体検出のための PCR 用プライマーを作成し、地方衛生研究所への発送を予定しておりますので、各自治体におかれましては、 関係機関への周知等を含め、検査実施への特段のご協力をお願いいたします。
本検査実施に係る費用については、感染症法第 15 条に基づく積極的疫学調査として実施いただいた場合、感染症発生動向調査負担金の対象経費となることを申し添えます
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000587893.pdf

1月23日 新型コロナウイルスに関連した感染症の発生に係る検疫対応について (厚生労働省)
各航空会社に対して、以下の事項について調整の上、対応するようお願いします。
1 中国からの航空便に「機内アナウンス」を実施していただくよう依頼
2 各検疫所で健康カードを印刷し、中国からの航空便に健康カードを搭載して乗客に配布していただけるよう依頼
自己申告があった場合は、以下の事項の対応をお願いします。
咳や発熱等の症状がある者を確認した場合、過去14 日以内の武漢市の滞在歴
の有無、感染患者との接触歴の有無の確認
該当者に対して情報の聴取
健康カードを示しながら、医療機関への受診を勧奨し、医療機関を受診する際は、事前に渡航歴を伝え、サージカルマスクを着用のうえ受診するよう説明
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000588102.pdf

1月23日  新型コロナウイルス(2019-nCoV)集団発生に関する国際保健規制緊急委員会の会合の声明 (WHO) 
人人への感染が発生しており、1.4〜2.5という暫定的R0推定値が提示された。感染拡大がある医療施設で発生した。確認症例のうち、25%が重症であると報告されている。発生源はいまだ不明であり、人人感染の程度はまだ明らかではない。
進展する疫学的状況およびPHEIC(国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態)を宣言するか否かという制限的な二元的性質に直面して、WHOは中間段階の警報発令を許容するより微妙なシステムを考慮すべきである。
https://www.who.int/news-room/detail/23-01-2020-statement-on-the-meeting-of-the-international-health-regulations-(2005)-emergency-committee-regarding-the-outbreak-of-novel-coronavirus-(2019-ncov)

1月23日 武漢のバス、地下鉄、船、長距離旅客輸送は23日から停止運航停止 (人民ネット)
武漢市新型コロナウイルス感染肺炎流行予防管理指揮本部は通告を発布し、2020年1月23日10時から、武漢の市内バス、地下鉄、船、および長距離旅客輸送は、暫時運行営業を停止する。特殊な理由がない場合、市民は武漢を離れてはならず、武漢を離れる経路の空港、駅は暫時閉鎖する。
http://society.people.com.cn/n1/2020/0123/c1008-31560436.html

1月22日 国家衛生健康委員会と関連部門は連携して、全力で新型コロナウイルス感染の肺炎流行に対応 (新華社)
第一に新型コロナウイルス感染肺炎を法定伝染病の2類管理に入れ、1類伝染病の予防管理措置対策を採る。
第三にサーベイランス報告を強化し、1月20日より全国の範囲で新型コロナウイルス感染肺炎症例の日報およびゼロ報告の制度を実行し、国家衛生健康委員会は毎日全国各省の確診症例数をまとめ発布する。
http://www.xinhuanet.com/politics/2020-01/22/c_1125491587.htm
1月22日 新型コロナウイルス感染症の現状の評価と国内のサーベイランス、医療体制整備 (国立感染症研究所 国立国際医療研究センター 国際感染症センター)
軽症例によって国内に新型コロナウイルスが持ち込まれる場面は当然想定しておかなければならない。ただし、軽症例を含め、すべての新型コロナウイルス感染症を検疫所や国内医療機関で探知しようとすることは、検査前確率が十分に高い確証が得られない現状においては、現実的ではない。
感染症法の類型に関する検討:武漢市やそのほかから得られる新型コロナウイル感染症の感染源、感染経路、重症度などの情報を、総合的に勘案して決定する。
市中の集団発生への対応:軽症例による新型コロナウイルスの国内への持ち込みにより、市中において、新型コロナウイルスの集団発生が発生することも想定し、その探知経路とその対応について検討しておく必要がある。
医療機関における集団発生への対応:探知できていない新型コロナウイルス感染症を発端に、同感染症が医療機関内で集団発生することも想定し、その探知経路と対応について検討しておく必要がある。
https://www.niid.go.jp/niid/images/epi/corona/6-200122.pdf

1月22日 新型コロナウイルス感染肺炎予防管理方策 (中国)
http://www.nhc.gov.cn/jkj/s3578/202001/301c8b00efa340ceb97d730a6c6ad36f.shtml

1月22日 新型コロナウイルス(Novel Coronavirus:nCoV)による感染症患者の退院及び退院後の経過観察に関する方針(案)(国立感染症研究所 国立国際医療研究センター)
nCoV 感染症は、感染症法上の類型が定まっておらず、感染症指定医療機関での入院は法令上必須とはされていないが、新興感染症であり、かつ、感染経路に関する情報が十分得られていない現状においては、標準予防策、飛沫予防策、接触予防策、加えて必要時、空気感染対策が、十分に実施できる医療機関での入院が望ましい。
入院適応がないと判断された患者(確定例)については、自宅において十分な感染予防策が実施できることを担保した上で、自宅安静とする。自宅において十分な感染予防策が実施できない場合は、別途保健所との相談となる。
https://www.niid.go.jp/niid/images/epi/corona/200122-1.pdf

1月21日  新型コロナウイルス感染症に対する対応と院内感染対策対応と院内感染対策 (国立感染症研究所 国立国際医療研究センター)
新型コロナウイルス感染症の疑い例の定義
以下のⅠおよびⅡを満たす場合を「疑い例」とする。
Ⅰ 発熱(37.5 度以上)かつ呼吸器症状を有している。
Ⅱ 発症から 2 週間以内に、以下の(ア)、(イ)の曝露歴のいずれかを満たす。
(ア) 武漢市への渡航歴がある。
(イ) 「武漢市への渡航歴があり、発熱かつ呼吸器症状を有する人」との接触歴がある。
新型コロナウイルス感染症の確定例・疑い例に対する感染対策
急性呼吸器感染症患者の診察時には標準予防策、つまり呼吸器症状を呈する患者本人にはサージカルマスクを着用させることを原則とし、医療従事者は、診察する際にサージカルマスクを含めた標準予防策を実施していることを前提とする。
そのうえで、新型コロナウイルス感染症患者の確定例、疑い例を診察する場合、 標準予防策に加え、接触、飛沫予防策を行う。
診察室および入院病床は個室が望ましい。
診察室および入院病床は十分換気する。
患者の気道吸引、気管内挿管の処置などエアロゾル発生手技を実施する際には空気感染の可能性を考慮し N95 マスク、眼の防護具、長袖ガウン、手袋を装着する。
患者の移動は医学的に必要な目的に限定する。
診察に関わらないがこれらの患者と対面する可能性のある職員の感染予防策にも十分配慮する。
https://www.niid.go.jp/niid/images/epi/corona/nCoV_200121-2.pdf

1月21日 2019-nCoV (新型コロナウイルス)感染を疑う患者の 検体採取・輸送マニュアル (国立感染症研究所)
上気道検体のみを用いた場合の検査の感度が低いことが予想されており、重篤もしくは進行性の病態の場合には、再度の検体採取と検査、下気道由来検体の採取を試みることが望ましい。
https://www.niid.go.jp/niid/images/pathol/pdf/2019-nCoV_200121.pdf

1月21日 武漢の医療人員15名が新型コロナウイルス肺炎症例として診断 (人民ネット)
武漢市衛生健康委員会の公式ウェイボの情報によると、現在、武漢市で合計15名の医療人員が新型コロナウイルス感染肺炎症例として診断され、それ以外に1名の疑い症例がある。 16例の患者中、1人は重症、それ以外は病状が安定し、均しくすでに隔離治療されている。
http://society.people.com.cn/n1/2020/0121/c1008-31557569.html

1月20日 習近平が新型コロナウイルス感染肺炎流行に対し重要指示 人民の生命の安全と身体の健康を第一とすることを強調 (新華社)
1月20日18時までに、本土内で累計新型コロナウイルス感染肺炎224症例を報告し、うち確認症例217例(武漢市198症例、北京市5症例、広東省14症例)、疑似症例7例(四川省2件、雲南省1件、上海市2件、広西チワン族自治区1例、山東省1例)である。 日本は確認症例1例を通報し、タイは確認症例2例を通報し、韓国は確認症例1例を通報した。
李克強総理は、各関連部門および地方が人民の健康に対して高度に責任ある態度を以て、対応方策を完遂し、予防管理業務に全力を尽くし、早期発見、早期報告、早期隔離、早期治療、集中治療救命措置を実施するよう指示した 。 ウイルスの発生源、感染および伝播機構等の調査解明を加速し、適時に客観的に流行および予防管理業務に関する情報を公開し、科学的に流行および予防の知識を広報する。
http://www.xinhuanet.com//2020-01/20/c_1125486561.htm

1月17日 新型コロナウイルス(Novel Coronavirus : nCoV)の患者の 退院及び退院後の経過観察に関する方針(案) (国立感染症研究所 国立国際医療研究センター)
退院後の回復期患者には、1日に 2 回(朝夕)体温を測り記録するよう協力を求める。37.5℃以上の発熱や呼吸器症 状等の出現が見られた際には、居住地の管轄保健所へ速やかに報告をするように指導する。 回復期患者は、退院後1週間は可能な限り自宅内に居ることとし、他者との接触は最低限に控えるよう協力を求める。 現時点で、経過観察のための受診は退院1週間後に行なうことが勧められる。
https://www.niid.go.jp/niid/images/epi/corona/nCoV_200117-2.pdf

1月25日 1月23日新型コロナウイルス感染症肺炎の流行状況 (中国国家衛生健康委員会)
1月24日24時までに、当委員会は国内29省から累計で新型コロナウイルス感染肺炎1287例の報告を受け、このうち重症237例、死亡41例であった。20省から累計疑似症例1965例の報告があった。
www.nhc.gov.cn/yjb/s7860/202001/a7cf0437d1324aed9cc1b890b8ee29e6.shtm
http://www.chinacdc.cn/jkzt/crb/zl/szkb_11803/jszl_11809/202001/t20200125_211422.html

1月21日 米国において検出された2019年新型コロナウイルスの最初の旅行関連症例 (米国CDC)
患者は最近中国武漢から戻ったが、武漢では2019年12月以来この新型コロナウイルスによる肺炎の集団発生が続いている。
2019-nCoV感染が確認されたワシントンからの患者は、1月15日に武漢から米国に戻った。
https://www.cdc.gov/media/releases/2020/p0121-novel-coronavirus-travel-case.html

1月21日 新型コロナウイルス感染ウイルス性肺炎の状況の報告 (中国武漢市衛生健康委員会)
1月20日24時までに、当市で累計、新型コロナウイルス感染の肺炎258症例を報告し、うちすでに治癒退院25例、死亡6例。現在なおも入院治療227例、そのうち重症51例、重篤12例、均しく武漢市にある指定医療機関で隔離治療を受けている。
http://wjw.wuhan.gov.cn/front/web/showDetail/2020012109085

1月21日 検疫で即時に発見した第一例の中国大陸武漢から流入した重度特殊伝染性肺炎事案 (台湾)
https://www.cdc.gov.tw/Bulletin/Detail/6oHuoqzW9e_onW0AaMEemg?typeid=9

1月20日 新型コロナウイルス 韓国 (WHO)
この症例は35歳女性、中国籍、中国湖北省武漢に住んでいる。https://www.who.int/csr/don/21-january-2020-novel-coronavirus-republic-of-korea-ex-china/en

1月20日 当省第一例の流入した新型コロナウイルス感染肺炎診断症例を国家保健衛生委員会が確認 (広東省)
患者は66歳の男性、現在深せんに居住、2019年12月29日に武漢の親戚を訪問。2020年1月3日に発熱、疲労等の症状出現。1月4日に深せんに戻り受診、1月11日に深せんの指定病院隔離転院治療、市保健所が採用した試薬キットを使用し、新型コロナウイルス核酸陽性。
http://wsjkw.gd.gov.cn/zwyw_yqxx/content/post_2876057.html

1月19日 武漢市CDC所長、李剛主任医師記者会見回答 (新華社/中国武漢市)
現在総合的に判断して、今回の流行に対する初期の印象は、新型コロナウイルスの感染力が強くなく、限定的な人人の感染の可能性を排除しないが、持続的な人人感染のリスクは低い。 各予防制御措置の実施実現により、流行は予防管理が可能である。症例中多数は主に軽症である。
http://www.xinhuanet.com/politics/2020-01/19/c_1125480602.htm

1月18日 新型コロナウイルス感染肺炎関連情報 (中国武漢市衛生健康委員会)
臨床症状、疫学、改良された検査試薬キットで検出した新型コロナウイルス核酸陽性結果などに依り総合に研究と判断し、新たに新型コロナウイルス感染肺炎症例17例を認定した。
http://wjw.wuhan.gov.cn/front/web/showDetail/2020011909075

1月17日 新型コロナウイルス感染肺炎の関連報告 (中国武漢市衛生健康委員会)
国、省市の専門家グループによる患者の臨床症状、疫学、検査結果などに対する総合的な研究と判断を経て、当市は4例の新型コロナウイルス感染肺炎症例を追加した。
http://wjw.wuhan.gov.cn/front/web/showDetail/2020011809064

1月17日 新型コロナウイルス感染肺炎の拡大防止業務関連報告 (中国武漢市衛生健康委員会)
タイで最初に診断された患者の濃厚接触者17人は、すべてが医学的観察に入り、そのうち1名に軽度の熱と軽度の咳症状が出現し、治療のために指定病院に移送し、それ以外に異常は見られない。 タイが通報した第2例目患者の同行人員の情報を取得し、その過程の濃厚接触者に対して追跡を行っている。日本が通報した診断患症例者に対して、すでに4名の家族濃厚接触者をつきとめ、皆すでに医学的観察に入っている。
http://wjw.wuhan.gov.cn/front/web/showDetail/2020011809065

1月17日 新型コロナウイルス(Novel Coronavirus:nCoV)に対する積極的疫学調査実施要領(暫定版)(国立感染症研究所)
「濃厚接触者」とは、「患者(確定例)」が発病した日以降に接触した者のうち、次の範囲に該当するものである。
世帯内接触者:「患者(確定例)」と同一住所に居住する者
医療関係者等: 個人防護具を装着しなかった又は正しく着用しないなど、必要な感染予防策なしで、「患者(確定例)」の診察、処置、搬送等に直接係わった医療関係者や搬送担当者
汚染物質の接触者: 「患者(確定例)」由来の体液、分泌物などに、 必要な感染予防策なしで接触した者
その他: 手で触れること又は対面で会話することが可能な距離で、必要な感染予防策なしで、「患者(確定例)」と接触があった者等
事前に「濃厚接触者」に対し、最終曝露から 14 日間、健康状態に注意を払い、37.5℃以上の発熱、または急性呼吸器症状がでた場合、医療機関受診前に、保健所へ連絡するようにお願いする。
「濃厚接触者」については、37.5℃以上の発熱、または急性呼吸器症状がでた場合、検査対象者として扱う。
https://www.niid.go.jp/niid/images/epi/corona/nCoV_200117-3.pdf
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov/2484-idsc/9313-ncov-200117-3.htm

1月17日 中国湖北省武漢市で報告されている原因不明の肺炎に対する対応と院内感染対策 (国立感染症研究所 国立国際医療研究センター)
以下のⅠおよびⅡを満たす場合を「疑い例」とする
Ⅰ 発熱(37.5 度以上)かつ呼吸器症状を有している。
Ⅱ 発症から 2 週間以内に、曝露歴のいずれかを満たす。
(ア) 疑いがある患者と2 メートル以内での接触歴
(イ) 武漢市への渡航歴がある。
(ウ) 渡航歴、発熱かつ呼吸器症状を有する人との接触歴
新型コロナウイルス関連肺炎の疑い例に対する感染対策
標準予防策に加え、接触、飛沫予防策を行う。
診察室および入院病床は個室が望ましい。
診察室および入院病床は十分換気する。
エアロゾル発生手技を実施する際には空気感染の可能性を考慮し N95 マスク、眼の防護具(ゴーグルまたはフェイスシールド)、長袖ガウン、手袋を装着する。
インフルエンザ等の一般的な呼吸器感染症の病原体 について微生物学的な検査を行う。
これらの検索で病原体が陰性である場合、軽症の場合には咳エチケット・手指衛生の指導したうえで経過観察。重症であり疑似症サーベイランスの対象の定義を満たした場合には、当該医療機関を所管する保健所に報告する。 画像検査などで肺炎と診断された場合には、中等症以上と考えられることから、疑似症サーベイランスにおける「重症」の定義に合致しない場合でも同サーベイランスの運用について保健所へ相談する。
https://www.niid.go.jp/niid/images/epi/corona/nCoV_200117.pdf
1月17日 新型コロナウイルス 日本 (WHO)
接触者追跡やその他の疫学的調査が、日本の自治体保健当局によって行われている。
日本政府は、1月16日に政府全体の調整枠組を拡大した。
厚労省は、中国武漢における診断のつかない肺炎の報告以来、診断のつかない重症急性呼吸器疾患のサーベイランスを強化した。
利用できるすべての情報を評価することが、人の間の伝染性および人獣共通感染の波及についての程度を完全に理解するために、重大である。
https://www.who.int/csr/don/17-january-2020-novel-coronavirus-japan-ex-china/en/

1月17日 新型コロナウイルスに関連した肺炎患者の発生に係る注意喚起について  (厚生労働省)
「中華人民共和国湖北省武漢市における非定型肺炎の集団発生に係る注意喚起について」を再度ご確認いただくとともに、疑い患者等への対応に当たっては、「中国湖北省武漢市で報告されている新型コロナウイルス関連肺炎に対する対応と院内感染対策」 及び 「疑似症サーベイランスの運用ガイダンス(第三版)」をご参照いただくよう御了知いただくとともに、管内医療機関への周知につきまして、改めて御協力をお願いします。
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000585555.pdf

1月17日 臨床検体からのWN-Human1配列の検出 (厚生労働省)
https://www.niid.go.jp/niid/images/epi/corona/Method_NIID_20200114_Na.pdf

1月17日 新型コロナウイルス感染肺炎の拡大防止業務関連報告 (中国武漢市衛生健康委員会)
新たに死亡例が1例増加した。 69歳
入院時患者は重度の心筋炎があり、腎機能異常、多臓器機能不全、胸部CTは肺線維性病変と胸水および胸膜肥厚を示し、肺結核、結核性胸膜炎があったと考える 。
http://wjw.wuhan.gov.cn/front/web/showDetail/2020011609057

1月16日 新型コロナウイルス 日本 (WHO)
日本の厚生労働省は本日、中国武漢に旅行した者の新型コロナウイルス(2019-nCoV)の確定症例を、WHOに通知した。
https://www.who.int/csr/don/16-january-2020-novel-coronavirus-japan-ex-china/en/

1月16日 新型コロナウイルスに関連した肺炎の患者の発生について (厚生労働省)
1月14日、神奈川県内の医療機関から管轄の保健所に対して、中華人民共和国湖北省武漢市の滞在歴がある肺炎の患者が報告されました。この方については、1月6日にご本人が医療機関を受診した際に、武漢市の滞在歴の申告があり、その後、原因が明らかでない肺炎等の患者に係る、国立感染症研究所での検査制度(疑似症サーベイランス)に基づき報告されたものです。
当該患者の検体を国立感染症研究所(村山庁舎)で検査したところ、昨日(1月15日)20時45分頃に新型コロナウイルス陽性の結果が得られました。
30代 男性
本人からの報告によれば、武漢市の海鮮市場(華南海鮮城)には立ち寄っていない。
中国において、詳細不明の肺炎患者と濃厚接触の可能性がある。
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08906.html

1月16日 中国湖北省武漢市で報告されている原因不明の肺炎に対する対応と院内感染対策 (国立感染症研究所 国立国際医療研究センター)
華南海鮮城(武汉华南海鲜水产批发市场、1 月 1 日以降、閉鎖中や他の生鮮市場への訪問の有無
画像検査などで肺炎と診断された場合には、中等症以上と考えられることから、疑似症サーベイランスにおける「重症」の定義に合致しない場合でも同サーベイランスの運用について保健所へ相談する。
https://www.niid.go.jp/niid/images/epi/PDF/wuhan_200115.pdf

1月15日 新型コロナウイルス感染肺炎の病状応答 (中国武漢市衛生健康委員会)
現在確診した41症例中、家族集積性であるものを発見した。夫婦二人が発症し、夫が先に発症したが、華南海鮮卸売市場の従業人員であった。妻は華南海鮮卸売市場の曝露歴があることを否定した。
http://wjw.wuhan.gov.cn/front/web/showDetail/2020011509040

1月14日 新型コロナウイルス タイ (WHO)
患者は2020年1月5日に発症する前に、定期的な武漢の地元の市場への訪問歴を報告した。 しかし、彼女は、症例の多くが発見された華南海鮮市場への訪問を報告しなかった。
https://www.who.int/csr/don/14-january-2020-novel-coronavirus-thailand-ex-china/en/

1月14日 新型コロナウイルス感染肺炎の状況の報告 (中国武漢市衛生健康委員会)
タイは、武漢市から来た新型コロナウイルス感染肺炎症例を診断したことを通報した。 現在この症例はタイで隔離され入院治療しており、その帰国の濃厚接触者について追跡と医学的観察を展開している。
http://wjw.wuhan.gov.cn/front/web/showDetail/2020011409039

1月13日 タイにおける新型コロナウイルスに関する声明 (WHO)
症例は中国武漢からの旅行者であり、1月8日にタイ政府職員によって同定され、その日に入院した。 タイ関係者によると、疾患から回復しつつある。
https://www.who.int/news-room/detail/13-01-2020-who-statement-on-novel-coronavirus-in-thailand

1月13日 新型コロナウイルス感染肺炎の状況の報告 (中国武漢市衛生健康委員会)
これまでに、当市は累計で、新型コロナウイルス感染の肺炎41症例を報告し、うちすでに治癒退院7例、重症6例、死亡1例、残りの患者は病状が安定している。 患者は均しく武漢市の指定医療機関において隔離治療を受けている。累計で追跡中の濃厚接触者は763人、すでに76人の医学的観察を解除し、なお687人の医学的観察を受け、濃厚接触者中に関連症例は見つかっていない。
http://wjw.wuhan.gov.cn/front/web/showDetail/2020011309038

1月11日 中国は武漢から新たに発見されたコロナウイルスの遺伝子配列を公開 (全インフルエンザ情報共有国際機構)
https://www.gisaid.org/#menuehoch
http://virological.org/t/initial-genome-release-of-novel-coronavirus/319

1月11日 原因不明のウイルス性肺炎の状況の報告 (中国武漢市衛生健康委員会)
初期の診断では、新型コロナウイルス感染の肺炎41症例があり、うちすでに退院2例、重症4例、死亡1例、残りの患者は病状が安定している。濃厚接触者は全部で739人、うち医療人員419人であり、均しく医学的観察を受け、関連する症例は見つかっていない。
http://wjw.wuhan.gov.cn/front/web/showDetail/2020011109035
http://wjw.wuhan.gov.cn/front/web/showDetail/2020011109036

1月10日 中国湖北省武漢市で報告されている原因不明の肺炎に対する対応と院内感染対策 (国立感染症研究所 国立国際医療研究センター)
以下の 全てを満たす場合を「疑い例」とする。
発熱(37.5 度以上)かつ呼吸器症状を有している。
以下の曝露歴のいずれかを満たす。 発症から 2 週間以内に武漢市内を訪問した。武漢の原因不明肺炎の患者、またはその疑いがある患者と 2 メートル以内での接触歴がある。
急性呼吸器感染症患者の診察時には標準予防策、つまり呼吸器症状を呈する患者本人には必ずサージカルマスクを着用させ、医療従事者は、診察する際にサージカルマスクを含めた標準予防策を実施していることを前提とする。そのうえで、 曝露歴のある患者を診察する場合、 診察室および入院病床は個室が望ましい。 患者の気道吸引、気管内挿管の処置などエアロゾル発生手技を実施する際には空気感染の可能性を考慮し N95 マスクを装着する。 患者の移動は医学的に必要な目的に限定し、移動させる場合には患者にサージカ ルマスクを装着させる。
まずはインフルエンザ等の一般的な呼吸器感染症の病原体による感染症を考慮し、これらについて微生物学的な検査を行う。  検索で病原体が陰性である場合、軽症の場合には咳エチケット・手指衛生の指導をしたうえで経過観察。重症であり疑似症サーベイランスの対象の定義を満たした場合には、当該医療機関を所管する保健所に報告する。
https://www.niid.go.jp/niid/images/epi/PDF/wuhan_200110.pdf

1月10日 疑似症サーベイランスの運用ガイダンス(第三版) (国立感染症研究所)
半年以内の海外渡航歴がある場合、基礎疾患がない場合、急激に悪化する場合、既知の疫学情報あるいは病態に合致しない場合などは、公衆衛生上の意義が大きい可能性が想定されるため、必ずしも、届出定義を確実に満たすことが確認できていない段階での届出について、円滑な報告に向けて管轄保健所と協議を行う。
国立感染症研究所に検査を依頼するのかを含めて検討を行う。なお、疑似症サーベイランスにおける国立感染症研究所への検査依頼の窓口は、国立感染症研究所感染病理部である。
検体採取の際は、採取に係るリスクを考慮したうえで、適切な感染対策を実施することを厳守する。
https://www.niid.go.jp/niid/images/epi/PDF/gijisyo-gildeline-200110.pdf

1月9日 武漢の原因不明のウイルス肺炎の病原体同定が初期の進展 (新華社/中国病原検査初期評価チーム)
2020年1月7日21時までに、実験室は新型コロナウイルスを検出し、ウイルスの全ゲノム配列を取得し、核酸検出法によって合わせて新型コロナウイルス陽性結果15例を検出した。1例の陽性患者検体から当該ウイルスを分離し、電子顕微鏡下で典型的なコロナウイルスの形態を示した。
http://www.xinhuanet.com//politics/2020-01/09/c_1125438971.htm

1月9日 中国・武漢における肺炎症例クラスターに関する声明 (WHO)
中国当局は、武漢における肺炎の入院患者で確認された新型コロナウイルスの予備的な決定を行った。 中国の研究者は、1つの陽性患者検体からの分離株を使用して、ウイルスの遺伝子配列決定を行った。 短期間における新しいウイルスの予備的な同定は、注目すべき成果であり、新たなアウトブレイクを管理する中国の向上した能力を示す。
https://www.who.int/china/news/detail/09-01-2020-who-statement-regarding-cluster-of-pneumonia-cases-in-wuhan-china

1月6日 中華人民共和国湖北省武漢市における非定型肺炎の集団発生に係る注意喚起について (厚生労働省)
疑似症定点医療機関において、武漢市に滞在歴がある原因不明の肺炎患者を診察した際には、感染症発生動向調査における疑似症サーベイランスに基づき、国立感染症研究所(National Institute of Infectious Diseases)で検査を行うことが可能
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000582709.pdf

1月5日 現在の当市の肺炎の疫学状況の報告について (中国武漢市)
原因不明のウイルス性肺炎と診断した59症例を発見し、うち7例は重症
現在全症例は武漢市の医療体制において隔離治療を受け入れ、死亡例はない。すでに163名の濃厚接触者の追跡と医学的観察を実施
すでにインフルエンザ、鳥インフルエンザ、アデノウイルス感染、SARS、MERS等の一般的呼吸器疾患を除外した
http://wjw.wuhan.gov.cn/front/web/showDetail/2020010509020

1月3日 現在の当市の肺炎の疫学状況の報告について (中国武漢市)
原因不明のウイルス性肺炎と診断した44症例を発見し、うち11例は重症
現在全症例は武漢市の医療体制において隔離治療を受け入れ、すでに121名の濃厚接触者の追跡と医学的観察を実施
疫学調査により、症例の一部は華南海鮮城の経営者であることが示された
病原体同定(核酸検出とウイルス分離培養を含む)と病因遡り調査が進行中であり、すでにインフルエンザ、鳥インフルエンザ、アデノウイルス感染等の一般的呼吸器疾患を除外した
http://wjw.wuhan.gov.cn/front/web/showDetail/2020010309017

1月1日 現在の当市の肺炎の疫学状況の報告について (中国武漢市)
現在すでに27症例が発見され、うち7例は重症
現在全症例はすでに隔離治療しており、濃厚接触者の追跡調査と医学的観察が正に進行中であり、華南海鮮城の衛生調査と環境衛生処理が進行中である。
http://wjw.wuhan.gov.cn/front/web/showDetail/2019123108989

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