ようこそ、保健所情報支援システムへ。~平成28年度地域保健推進事業(全国保健所長会協力事業)~

健康増進分野

健康増進分野
9月27日 異なる治療的介入の間でのLDLコレステロール低下と心血管リスク減少の関連 (米国医学会雑誌内科学)
LDLコレステロール値の1ミリモル/L(38.7mg/dL)低下当たりの主要血管疾患の相対リスクは、スタチン療法では0.77(95%信頼区間0.71-0.84)、主にLDL受容体発現増加を介して作用する確立した非スタチン介入(食事、胆汁酸吸着剤、空腸バイパス、エゼチミブ)では0.75(95%信頼区間0.66-0.86)であった(群間差p=0.72)。
http://jamanetwork.com/journals/jama/article-abstract/2556125

9月26日 妊娠中の悪心・嘔吐の妊娠損失との関連 (米国医学会雑誌内科学)
悪心(ハザード比0.50、95%信頼区間0.32-0.80)および嘔吐のある悪心調整(ハザード比0.25、95%信頼区間0.12-0.51)のハザード比は、妊娠損失と反対に関連していた。http://jamanetwork.com/journals/jamainternalmedicine/article-abstract/2553283

9月22日 小児の食事へのアレルギー食品の導入時期とアレルギー・自己免疫疾患のリスク (米国医学会雑誌内科学)
5つの試験から、生後4-6ヵ月の早期の卵導入が卵アレルギーの減少と関連があるという中等度に確実性のあるエビデンスが得られた(リスク比0.56、95%信頼区間0.36-0.87)。
http://jama.jamanetwork.com/article.aspx?articleid=2553447

9月16日 アルコール摂取と受胎能力 (英国医学雑誌)
アルコールを摂取しない群と比較して、週に1-3杯、4-7杯、8-13杯、14杯以上のアルコール摂取群に対する調整された受胎能力の比は、それぞれ0.97(95%信頼区間、0.91-1.03)、1.01(0.93-1.10)、1.01(0.87-1.16)、0.82(0.60-1.12)であった。
http://www.bmj.com/content/354/bmj.i4262

9月14日 70歳以上の成人の帯状疱疹分画成分ワクチンの効果 (ニューイングランド医学雑誌) 
帯状疱疹に対するワクチン効果は、89.8% (95% 信頼区間 84.2 - 93.7) であり、70 -79 歳の参加者(90.0%) と80 歳以上の参加者(89.1%)で同様であった。の
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1603800?query=TOC

9月13日 電子タバコの使用と禁煙の試み、禁煙の試みの成功、禁煙薬物療法の利用および禁煙支援の利用における変化の間の関連 (英国医学雑誌)
禁煙の成功率は、喫煙者の電子タバコの率の1%増加毎に0.098%(95%信頼区間 0.064-0.132)増加し、最近禁煙を試みる間に電子タバコの率の1%増加毎に0.058%(0.038-0.078)増加した。
http://www.bmj.com/content/354/bmj.i4645

9月6日 心房細動と心血管疾患・腎疾患および死亡のリスク (英国医学雑誌)
心房細動は、全原因死亡(相対危険度1.46、95%信頼区間1.39-1.54)、心血管死亡(2.03、1.79-2.30)、重大な心血管イベント(1.96、1.53-2.51)、脳卒中(2.42、2.17-2.71)、虚血性脳卒中(2.33、1.84-2.94)、虚血性心疾患(1.61、1.38-1.87)、突然の心臓死(1.88、1.36-2.60)、心不全(4.99、3.04-8.22)、慢性腎疾患(1.64、1.41-1.91)、末梢動脈疾患は(1.31、1.19-1.45)のリスク増加と関連していた。
http://www.bmj.com/content/354/bmj.i4482

9月1日 赤血球輸血後の献血者の年齢・性の輸血者の予後との関連 (米国医学会雑誌内科学)
若年献血者からの赤血球の輸血を受けた者では、40-49.9歳の献血者からの赤血球の輸血を受けた者と比べて、死亡のリスクが増加していた。(17-19.9歳献血者 調整ハザード比1.08、95%信頼区間 1.06-1.10、 20-29.9歳献血者 調整ハザード比1.06、95%信頼区間 1.04-1.09)。
http://jamanetwork.com/journals/jamainternalmedicine/article-abstract/2532790

8月18日 2型糖尿病の中高年における魚貝中ω3脂肪酸摂取と失明の恐れのある網膜症り患 (米国医学会雑誌眼科学)
変数調整後に、基準時に長鎖ω3多価不飽和脂肪酸摂取の推奨を満たしていなかった(1日500mg未満)対象と比較して、推奨を満たしていた(1日500mg以上)対象では、失明の恐れのある糖尿病網膜症発症のリスクの48%の相対的減少がみられた(ハザード比0.52、95%信頼区間0.31-0.88)。
https://archopht.jamanetwork.com/article.aspx?articleid=2543478

8月16日 食事中n3多価不飽和脂肪酸・魚の摂取とうつ (感情障害雑誌) 
魚の摂取とうつとの間の関連を調査した21のデータの分析では、有意なリスクの減少がみられ(相対危険度0.78、95%信頼区間 0.69-0.89)、中程度の不均質があるにもかかわらず線形の量反応関係があった。
http://www.jad-journal.com/article/S0165-0327(16)30754-6/fulltext

8月11日 高齢者の転倒防止を減らすためのトレッドミル訓練への非没入型バーチャルリアリティ要素の追加 (ランセット誌) 
訓練後6か月で転倒率は、トレッドミル+バーチャルリアリティ群では、訓練前(6か月間当たり11.9)に比べて有意に低下する(6か月間当たり6.00(95%信頼区間4.36–8.25))一方、トレッドミル単独群では、有意に低下しなかった(6か月間当たり8.27 (95%信頼区間5.55–12.31))。
http://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(16)31325-3/abstract

8月9日 身体活動と乳がん、大腸がん、糖尿病、虚血性心疾患および虚血性脳卒中のリスク (英国医学雑誌)
不十分な身体活動の者(総活動 週600メッツ・分以下)と比べて、高い身体活動領域の者(週8000メッツ・分以上)のリスク減少は、乳がんでは14%(相対リスク0.863、95%不確定性区間:0.829-0.900)、大腸がんでは21%(0.789、0.735-0.850)、糖尿病では28%(0.722、0.678-0.768)、虚血性心疾患では25%(0.754、0.704-0.809)、虚血性脳卒中では26%(0.736、0.659-0.811)であった。
http://www.bmj.com/content/354/bmj.i3857

8月9日 血圧変動と心血管疾患 (英国医学雑誌)
収縮期血圧の長期変動の増大は、全死因死亡(ハザード比1.15、95%信頼区間1.09-1.22)、心血管疾患死亡(1.18、1.09-1.28)、心血管疾患イベント(1.18、1.07-1.30)、冠動脈心疾患(1.10、1.04-1.16)、脳卒中(1.15、1.04-1.27)のリスクと関連していた。
http://www.bmj.com/content/354/bmj.i4098

8月1日 動物性および植物性蛋白の摂取の全原因および死因別死亡率との関連 (米国医学会雑誌内科学)
主要な生活習慣および食事のリスク要因で補正後、動物性蛋白摂取は高い死亡率と弱く関連し、特に心血管死亡率増加と関連する (10%熱量増加に対するハザード比1.08  95%信頼区間 1.01-1.16)一方、植物性蛋白は死亡率低下と関連していた(3%熱量増加に対するハザード比0.90 95%信頼区間 0.86-0.95)。この関連は、喫煙、大量飲酒、過体重または肥満、身体不活発の1つ以上の不健康な生活習慣のある対象に限られており、これらリスク要因のない者では明らかでなかった。
https://archinte.jamanetwork.com/article.aspx?articleid=2540540

8月1日 BMIの異なる一卵性双生児における心筋梗塞、死亡および糖尿病のリスク (米国医学会雑誌内科学)
低双生児のやせた方の群(平均BMI23.9)における5.2%の心筋梗塞と15.6%の死亡と比べて、双生児の重い方の群(平均BMI25.9)では5.0%の心筋梗塞と13.6%の死亡が発生していた(心筋梗塞と死亡を併合した多変量調整オッズ比0.75 95%信頼区間0.63-0.91)。
http://archinte.jamanetwork.com/article.aspx?articleid=2540539

7月27日 身体活動は座位時間の死亡との不利な関連を減弱・除去できるか (ランセット誌) 
対照群(座位1日4時間未満で身体活動が最高の4分位)と比較して、1日8時間以上座るが身体活動が最高の者では死亡リスクの増加はなかった(ハザード比1.04 95%信頼区間0.99-1.10)。
http://press.thelancet.com/Physicalactivity1.pdf

7月18日 HIV伝播予防のための抗レトロウイルス療法 (ニューイングランド医学雑誌)
早期抗レトロウイルス療法は待機抗レトロウイルス療法よりも、関連するパートナーへの感染の93%低いリスクと関連していた(ハザード比0.07 95%信頼区間0.02-0.22)。
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1600693?af=R&rss=currentIssue

7月16日 アスピリン服用と胆管がんのリスク (肝臓学雑誌) 
アスピリンは胆管がん症例群の24.7%と対照群の44.6%で服用されていた。アスピリン服用は胆管がんの全亜型と有意な逆の関連があり、調整オッズ比は肝内胆管がんで0.35(95%信頼区間0.29-0.42)、肝門部胆管がんで0.34(0.27-0.42)、遠位胆管がんで0.29(0.19-0.44)であった。
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/hep.28529/abstract;jsessionid=16C092324F3F98D77390D04DEEE9574D.f01t03

7月14日 赤肉摂取と末期腎臓病のリスク (米国腎臓病学会雑誌)
赤肉摂取は、量反応関係をもって末期腎臓病のリスクと強く関連した。(最高四分位対最低四分位のハザード比1.40  95%信頼区間 1.15-1.71 傾向検定p<0.001 )
量が最も多かった群では、最も少なかった群に比べて末期腎臓病リスクが40%高いこと
http://jasn.asnjournals.org/content/early/2016/07/13/ASN.2016030248

7月13日 BMIと全原因死亡 (ランセット誌)
全死因死亡は、BMI 20.0-25.0で最低であり(BMI 20.0以上22.5未満 ハザード比1.00 95%信頼区間0.98-1.02、BMI 22.5以上25.0未満 1.00 0.99-1.01)、これよりBMIが低い範囲(BMI 18.5以上20.0未満 ハザード比1.13 1.09-1.17、BMI 15.0以上18.5未満 1.51 1.43-1.59)と過体重の範囲(BMI 25.0以上27.5未満 ハザード比1.07 95%信頼区間1.07-1.08、BMI 27.5以上30.0未満 1.20 1.18-1.22)の両方で、有意に増加した。
グレード1の肥満(BMI 30.0以上35.0未満)におけるハザード比は1.45(95%信頼区間1.41-1.48)、グレード2の肥満(BMI 35.0以上40.0未満)におけるハザード比は1.94(1.87-2.01)、Grade3の肥満(BMI 40.0以上60.0未満)におけるハザード比は2.76(2.60-2.92)であった。
http://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(16)30175-1/abstract

7月13日 喫煙はHTLV-1ウイルスのキャリアにおける成人T細胞白血病/リンパ腫発症のリスク因子である (がんの原因制御誌/長崎大学)
成人T細胞白血病/リンパ腫発症リスクは、1日当たり喫煙本数の増加により有意に増加(20本増加毎ハザード比2.03 95%信頼区間1.13-3.66)した。http://link.springer.com/article/10.1007/s10552-016-0784-8

7月12日 娯楽・通勤サイクリング、サイクリングの変化と2型糖尿病リスクとの間の関連 (ブロス誌)
2型糖尿病の多変量調整ハザー比(95%信頼区間)は、週当たり全サイクリングが0分、1–60分、61–150分、151–300分、300分を超えるに対して、それぞれ1、0.87 (0.82-0.93)、0.83 (0.77-0.89)、0.80 (0.74-0.86)、0.80 (0.74-0.87)であった。
http://journals.plos.org/plosmedicine/article?id=10.1371/journal.pmed.1002076

7月12日 HIV陽性パートナーが抗レトロウイルス薬を使用する場合のコンドームなし性交とHIV感染リスク (米国医学会雑誌内科学)
系統学的に関連のある感染は追跡中におこらなかった。カップル内のHIV感染率はゼロであり、信頼区間上限は追跡中の1年当たり0.3%であった。コンドームなし肛門性交の信頼区間上限は追跡中の1年当たり0.7%であった。http://jama.jamanetwork.com/article.aspx?articleid=2533066

7月11日 赤血球輸血後の献血者の年齢・性のレシピエントの生存との関連 (米国医学会雑誌内科学)
若い献血者から赤血球の単位輸血を受けたレシピエントは、40歳代の献血者から赤血球の単位輸血を受けたレシピエントに比べて、死亡リスクが増加した。(17-19.9歳の献血者 調整ハザード比1.08、95%信頼区間 1.06-1.10)女性献血者から赤血球の輸血を受けると、男性献血者から赤血球の輸血を受けた場合に比べて、死亡リスクの8%の統計的有意な増加と関連があった。(調整ハザード比1.08、95%信頼区間 1.06-1.09)
http://archinte.jamanetwork.com/article.aspx?articleid=2532790

7月6日 ウイルス肝炎の世界の疾病負担 (ランセット誌)
ウイルス肝炎は、1990年には世界の主要死因の第10位(95%不確定区間10-12位)であったのに対し、2013年には第7位(7-8位)であった。
http://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(16)30579-7/abstract

7月5日 食事中の特定の脂質の全原因および原因別死亡率との関連 (米国医学会雑誌内科学)
食事中の特定の脂質摂取の5分位の最大と最少を比較した場合、全死亡のハザード比は、飽和脂肪酸では1.08 (95%信頼区間 1.03-1.14)、多価不飽和脂肪酸 (PUFA)では0.81 (95%信頼区間 0.78-0.84)、一価不飽和脂肪酸 (MUFA)では0.89 (95%信頼区間 0.84-0.94)、トランス脂肪酸では1.13 (95%信頼区間 1.07-1.18)であった。
http://archinte.jamanetwork.com/article.aspx?articleid=2530902

7月5日 異なる出生コホート間の遺伝子リスク・スコアのBMIとの関連 (米国医学会雑誌内科学)
白人の対象では、BMIに対するより高い遺伝子リスク・スコアは、1943年以降の出生では1.37(95%信頼区間0.93-1.80)のBMIの違いと関連しており、1924年以前の生まれでは0.17(95%信頼区間 -0.55-0.89)のBMIの違いと関連していた。
http://jama.jamanetwork.com/article.aspx?articleid=2532014

7月4日 プライマリケアにおける自然経過をたどる呼吸器感染に対する抗生剤投与削減の安全性 (英国医学雑誌)
抗菌薬投与の10%削減に対する調整相対危険度の増加は、肺炎に対して12.8%(95%信頼区間7.8-17.5)であり、扁桃周囲膿瘍に対して9.9%(95%信頼区間5.6-14.0)であった。
http://www.bmj.com/content/354/bmj.i3410

6月27日 ω-3多価不飽和脂肪酸のバイオマーカーと冠動脈性心疾患 (米国医学会雑誌)
ω-3バイオマーカーは致死性冠動脈性心疾患の低いリスクと関連しており、相対危険度はALA(αリノレン酸)では0.91 (95%信頼区間 0.84-0.98)、DPA(ドコサペンタエン酸)では0.90 (95%信頼区間 0.85-0.96)、DHA(ドコサヘキサエン酸)0.90 (95%信頼区間 0.84-0.96)であった。
https://archinte.jamanetwork.com/article.aspx?articleid=2530286

6月16日 高ウイルス価の母親におけるB型肝炎母子感染予防のためのテノホビル投与 (英国医学雑誌)
分娩後28週において母子感染の率は、ITT解析(5%対18%、p=0.007)においても、per protocol解析(0%対7%、p=0.01)においても、テノホビル・ジソプロキシル・フマル酸群(TDF)において対照群に比べて、有意に低かった。
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1508660

6月14日 全粒穀物摂取と心血管疾患リスクおよびがん,全死因,死因別の死亡率 (英国医学雑誌)
死亡率の相対危険度は、全がんで0.85 (95%信頼区間 0.80-0.91)、全死因で0.83 (0.77-0.90)、呼吸器疾患で0.78 (0.70-0.87)、糖尿病で0.49 (0.23-1.05)、感染症で0.74 (0.56-0.96)、全ての非心血管・非がん死因で0.78 (0.75-0.82)であった。
http://www.bmj.com/content/353/bmj.i2716

6月14日 高齢者における過体重の期間とがんリスク (欧州疫学雑誌)
過体重のより長い期間は、肥満に関連するがんのり患と有意に関連していた(10年増加当たり全ハザード比1.36、95%信頼区間 1.12-1.60)。また、閉経後の乳がんと大腸がんのリスクも増加させた。
http://link.springer.com/article/10.1007/s10654-016-0169-z

6月13日 家庭の燃料使用と心血管疾患死亡率 (循環器雑誌)
灯油・ディーゼル燃焼による調整10年ハザード比は、全死因に対して1.06(95%信頼区間1.02-1.10)心血管疾患に対して1.11(95%信頼区間1.06-1.17)であった。
http://circ.ahajournals.org/content/133/24/2360

5月31日 女性における片頭痛と心血管疾患のリスク (英国医学雑誌)
片頭痛は、心血管疾患死亡の有意なリスク増加と関連していた(ハザード比1.37、95%信頼区間1.02-1.83)。
http://www.bmj.com/content/353/bmj.i2610

5月24日 大気汚染と冠動脈石灰化の関連 (ランセット誌)
PM2.5が5μg/m3増加する毎に、冠動脈石灰化は4.1アガストン/年(95%信頼区間 1.4-6.8)進展し、NOxが40ppb増加する毎に、冠動脈石灰化は4.8アガストン/年(0.9-8.7)進展した。
http://www.thelancet.com/pdfs/journals/lancet/PIIS0140-6736(16)00378-0.pdf

5月20日 高血圧および非高血圧の者における尿中ナトリウム排泄の心血管イベントとの関連 (ランセット誌)
高血圧のない者では、ナトリウム尿中排泄1日4-5gと比べて、尿中排泄1日7g以上では、一時複合アウトカムのリスクと関連しなかった(ハザード比0.90 95%信頼区間0.76-1.08)。一方、1日3g未満の排泄では有意なリスク増大と関連していた(ハザード比1.26 95%信頼区間1.10-1.45)。
http://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736%2816%2930467-6/abstract

5月19日 75歳以上の高齢者における強化降圧治療対標準降圧治療と心血管疾患 (米国医学会雑誌)
強化治療(収縮期血圧目標140mmHg未満)では標準治療(収縮期血圧目標120mmHg未満)に比べて、一次評価項目(心血管疾患の組み合わせ)においても(ハザード比0.66、95%信頼区間 0.51-0.85)、全原因死亡においても(ハザード比0.67、95%信頼区間 0.49-0.91)、有意に低かった。
http://jama.jamanetwork.com/article.aspx?articleID=2524266

5月17日 じゃがいも摂取と高血圧罹患 (英国医学雑誌)
月1皿未満の摂取と比べて、週4皿以上のランダム効果プールのハザード比は、焼いた、煮た又はつぶしたじゃがいもで1.11 (95%信頼区間 0.96-1.28)、フライド・ポテトで1.17 (1.07-1.27)、ポテト・チップスで0.97 (0.87-1.08)であった。
http://www.bmj.com/content/353/bmj.i2351

5月11日 思春期および成人早期の果物・野菜摂取と乳がんのリスク (英国医学雑誌)
思春の果物摂取は、低い乳がんリスクと関連していた。摂取の最も低い五分位群(中央値1日0.5皿摂取)に対する最も高い五分位群(中央値1日2.9皿摂取)のハザード比は、0.75(95%信頼区間0.62-0.90)であった。
http://www.bmj.com/content/353/bmj.i2343

5月11日 閉経後の女性の5年間のアルコール摂取の変化と乳がんおよび心疾患のリスク (英国医学雑誌)
アルコール摂取が1日当たり1杯または2杯増えた女性は、摂取が一定だった女性に比べて、乳がんの調整後ハザード比はそれぞれ1.13(95%信頼区間1.03-1.23)と1.29(1.07-1.55)であった。冠動脈心疾患についての調整後ハザード比は、それぞれ0.89(0.81-0.97)と0.78(0.64-0.95)であった。
http://www.bmj.com/content/353/bmj.i2314

5月4日 BMIと全死因死亡率 (英国医学雑誌)
非喫煙者ではJ字型の用量反応関係があり、最低の死亡リスクは、非喫煙者ではBMIが23-24で、健康非喫煙者ではBMIが22-23で、非喫煙者を20年以上追跡した研究ではBMI が20-22で、観察された。
http://www.bmj.com/content/353/bmj.i2156

4月18日 冠動脈性心疾患および脳卒中のリスク因子としての孤独と社会的孤立 (心臓誌)
社会的関係が貧困であることは、冠動脈性心疾患発生のリスクの29%増加、脳卒中リスクの32%増加と関連していた。http://heart.bmj.com/content/early/2016/03/15/heartjnl-2015-308790.long?cited-by=yes&legid=heartjnl;heartjnl-2015-308790v1

4月15日 最大咬合力と全死因死亡率 (口腔リハビリテーション雑誌)
最大咬合力の最低三分位群における男性の対象は、最高三分位群の対象と比較して、全死因死亡のリスクが増加していた。この関連は交絡因子の調整後も有意であった(調整ハザード比1.84、95%信頼区間 1.07-3.19)
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/joor.12401/abstract

4月14日 糖尿病のある成人の平均余命と障害のない生存期間 (糖尿病学雑誌)
50歳における障害のない生存期間の糖尿病によって算定される損失は、男では8.2年(95%信頼区6.7-9.7年)、女では9.1年(95%信頼区7.9-10.4年)であった。
http://link.springer.com/article/10.1007%2Fs00125-016-3948-x

4月13日 思春期BMIと成人の心血管疾患死 (ニューイングランド医学雑誌)
多変量調整後の冠動脈性心血管の死亡リスクは、思春期のBMI値5-24パーセンタイルの者よりも、BMI値50-74パーセンタイルの者では、すでに有意に高く(ハザード比1.5、95%信頼区間1.3-1.8)、全心血管疾患を原因とする死亡リスクも同様であった(ハザード比1.3、95%信頼区間1.2 -1.5)。
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1503840

4月12日 伝統的な食事と心疾患についての仮説の再評価 (英国医学雑誌)
飽和脂肪酸をリノール酸に置き換える食事による介入群では、対照群に比べて血清コレステロールの有意な減少があった(ベースラインからの平均変化 -13.8%対-1.0%)。カプラン・マイヤー法では、介入群にとって死亡率への利益はなかった。
http://static.www.bmj.com/content/353/bmj.i1246

4月6日 除細動の間隔と心停止の結果 (英国医学雑誌)
リスク調整後、間隔が1分を超えて延長した2回目の除細動は、退院までの生存率と関連しなかった。(傾向加重修正リスク比0.89、95%信頼区間0.78-1.01)
http://www.bmj.com/content/353/bmj.i1653

4月2日 心血管疾患のない中程度リスクの者におけるコレステロール低下 (ニューイングランド医学雑誌)
一次複合評価項目(心血管死、非死亡心筋梗塞、非死亡脳卒中)はロスバスタチン群の対象の3.7%、プラセボ群の対象の4.8%で起こった。(ハザード比0.76、95%信頼区間0.64-0.91、P=0.002)。
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1600176?query=featured_cardiology

4月2日 1975 年から2014年の200か国のBMIの動向 (ランセット誌)
世界の年齢調整平均BMI は、男性では1975年の21.7 kg/m2 (95%信用区間 21.3–22.1) から2014年の24.2 (24.0–24.4)に増加し,女性では1975年の22.1 (21.7–22.5)から2014年の24.4 kg/m2 (24.2–24.6)に増加した。
http://www.thelancet.com/pdfs/journals/lancet/PIIS0140-6736%2816%2930054-X.pdf

3月28日 在宅と病院のがん患者の生存期間 (がん誌/がん研究班)
在宅で死亡した患者の生存は病院で死亡した患者の生存よりも、日単位の予後群においても(13日間対9日間)、週単位の予後群においても(36日間対29日間)、有意に長かった。
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/cncr.29844/abstract

3月15日 予防接種拒否とワクチンで防げる疾患の関連 (米国医学会雑誌) 
麻疹症例の半分以上(56.8%)は、麻疹の予防接種歴がなかった。
http://jama.jamanetwork.com/article.aspx?articleid=2503179

3月9日 6歳までのBMI曲線における弟・妹出生の効果 (小児科誌)
生後24-36か月または36-54か月で弟・妹が生まれた小児は、低いBMI曲線を描き、1年生でBMI(zスコア)が有意に低かった。
http://pediatrics.aappublications.org/content/early/2016/03/09/peds.2015-2456

3月8日 身長、BMIと社会経済地位 (英国医学雑誌)
BMIが1標準偏差高いと、男性では世帯年収の210ポンドの低下と関連し(95%信頼区間84-420)、女性では世帯年収の1890ポンド(95%信頼区間1680-2100)低下と関連した。
遺伝学的に決定された身長が1標準偏差(6.3センチ)高いと、正規教育期間を終了する年齢が0.06歳高くなり、専門的職業に従事するオッズが1.12高くなり、世帯年収が1130ポンド高くなった。
http://www.bmj.com/content/352/bmj.i582

3月4日 早期ピーナッツ摂食後のピーナッツ・アレルギーに対する摂食禁止の影響 (ニューイングランド医学雑誌)
(12か月の摂食禁止後の)生後72か月におけるピーナッツ・アレルギーは、早期(生後11か月)の摂食群における有病率(4.8%)よりも、早期の非接触群における有病率(18.6%)が、有意に高かった(P<0.001)。
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1514209

3月3日 アスピリン長期使用の集団全体の影響とがんリスク (米国医学会雑誌腫瘍学)
通常使用しない場合に比べて、通常のアスピリン使用は、低い全がんリスクと関連しており(相対危険度0.97 95%信頼区間0.94-0.99)、それは主として消化管がんの発生が低いことによっていた(相対危険度0.85 95%信頼区間0.80-0.91)。
http://oncology.jamanetwork.com/article.aspx?articleid=2497878

3月1日 婚姻状況の変化と脳卒中 (脳卒中誌/多目的コホート)
脳卒中のリスクの増加が、特に脳出血で、婚姻状況の変化した男女で観察され、重みつきハザード比は男性で1.48(95%信頼区間1.13–1.41)、女性で1.35(95%信頼区間1.09–1.45)であった。
失業している場合には、婚姻状況の変化による脳卒中リスクの増加が女性において増強され、重みつきハザード比は2.98 (95%信頼区間1.66–5.33)であった。
http://stroke.ahajournals.org/content/47/4/991.abstract

2月18日 中年日本人男性における内臓脂肪蓄積、インシュリン抵抗性と抑うつ症状との関連 (プロス・ワン誌/日立病院)
うつスコアの最も低い四分位から最も高い四分位までに対する内臓脂肪領域高値(腹部CTで上の四分位)の調整オッズ比(95%信頼区間)は、それぞれ1 (対照)、1.18 (0.97-1.42)、1.25 (1.02-1.54)、 1.23 (1.01-1.51)であった。
http://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0149436

2月17日 市中肺炎予防における23価肺炎球菌多糖体ワクチンの効果 (ワクチン誌)
23価肺炎球菌ワクチンは全原因肺炎の予防と弱い関連を示し(相対危険度0.87)、特に65歳以上または慢性呼吸器疾患により肺炎のリスクを有する患者を含む対象集団(相対危険度0.72)、40歳以上の成人群(相対危険度0.80)、および日本人(相対危険度0.72)で関連があった。
http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0264410X16001651

2月15日 プロトンポンプ阻害薬と認知症との関連  (米国医学会雑誌神経内科学)
通常プロトンポンプ阻害薬を服用している患者はプロトンポンプ阻害薬を服用していない患者と比較して、認知症発生の有意なリスク増加があった。(ハザード比1.44 (95%信頼区間1.36-1.52)、P<0.001)
http://archneur.jamanetwork.com/article.aspx?articleid=2487379

2月11日 30年にわたる認知症発生 (ニューイングランド医学雑誌)
第1期(1970年代後半-80年代前半)の発生に比べて、第2期(80年代後半-90年代前半)、第3期(90年代後半-2000年代前半)、第4期(00年代後半-10年代前半)の罹患はそれぞれ22%、38%、44%減少した。このリスク減少は、学歴が少なくとも高卒以上の者の間でのみ観察された。(ハザード比0.77)。http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1504327?query=featured_home

2月10日 果物・野菜摂取と高血圧発症 (高血圧誌)
摂取が週4単位以下の対照と比較して、摂取が1日4単位以上の者の高血圧統合ハザード比は、総果物摂取では0.92 (95%信頼区間 0.87–0.97)であり、総野菜摂取では 0.95 (0.86–1.04)であった。
http://hyper.ahajournals.org/content/67/2/288.abstract

2月10日 胃バイパス減量手術の患者年齢と長期の全原因および原因別死亡率との関連  (米国医学会雑誌外科学)
減量手術を行わなかった者に比べて、胃バイパス減量手術を行った後の調整全原因死亡は、35-44歳(ハザード比0.54)、45-54歳(ハザード比0.43)、55-74歳(ハザード比0.50)の患者では有意に低かったが、35歳未満の者では低くなかった(ハザード比1.22)。
http://archsurg.jamanetwork.com/article.aspx?articleid=2486923

2月8日 地域における身体活動と認知症リスクの長期的関連 (欧州疫学雑誌/九大)
潜在的な交絡因子で調整後、身体活動とアルツハイマー病リスクとの関連は有意のままだった(調整オッズ比0.59、95%信頼区間0.41-0.84、p値0.003)。
http://link.springer.com/article/10.1007/s10654-016-0125-y

2月6日 連続する妊娠の間の体重変化と死産および乳児の死亡のリスク (ランセット誌)
妊娠の間でBMIが安定(-1以上1未満の変化)した女性と比べて、妊娠の間でBMIが4以上増えた女性の調整相対危険度は、死産について1.55、乳児死亡について1.29であった。
http://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736%2815%2900990-3/abstract

2月2日 座位の総時間および型の糖尿病およびメタボリック症候群との関連 (欧州糖尿病学会誌)
座位時間の追加一時間当たりオッズ比は、2型糖尿病では1.22(95%信頼区間 1.13–1.32)であり、メタボリック症候群では1.39(95%信頼区間 1.27–1.53)であった。
http://link.springer.com/article/10.1007/s00125-015-3861-8

2月1日 思春期と若年青年期の抑うつ症状と2型糖尿病の発症 (米国疫学雑誌)
思春期(平均16歳)と若年成人期(平均29歳)の両方で高水準の抑うつ症状のあった者は、いずれの時期でも高水準の症状がなかった者と比べて、女性では2型糖尿病を発症するリスクが高かった(オッズ比1.96、95%信頼区間1.23-3.11)。男性では統計的に有意な関連はみられなかった(オッズ比0.46)。
https://aje.oxfordjournals.org/content/183/4/269.abstract

1月30日 21世紀の母乳哺育 (ランセット誌)
母乳哺育のメタ分析では、児童の感染症と不正咬合の予防、知能の増加、およびおそらく過体重と糖尿病の減少を示した。
授乳する女性では、母乳哺育は乳がんを予防し,出産間隔を改善し、また卵巣がんと2型糖尿病も予防するかもしれなかった。
http://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736%2815%2901024-7/abstract

1月28日 食事中のフラボノイド摂取と体重維持 (英国医学雑誌)
体重変化との最も大きな関連は、標準偏差量の1日追加摂取に対して、アントシアニン(10mg追加摂取に対してマイナス0.23ポンド)、フラボノイド・ポリマー(138mg摂取に対してマイナス0.18ポンド)、およびフラボノール(7mg摂取に対してマイナス0.16ポンド)で観察された。
http://www.bmj.com/content/352/bmj.i17

1月26日 26週禁煙におけるニコチン、バレニクリン対組み合わせニコチン置換療法の効果 (米国医学会雑誌)
26週の7日禁煙率は差がなかった(ニコチンパッチ22.8%、バレニクリン23.6%、組み合わせニコチン置換療法26.8%)。
http://jama.jamanetwork.com/article.aspx?articleid=2484340

1月25日 4回の年次検診における便潜血検査の成績 (内科学紀要)
便潜血検査の検診は、検査1年以内に診断された大腸がんの80.4%を検出し、1回目は84.5%、その後の回では73.4%、78.0%であった。
http://annals.org/article.aspx?articleid=2484289

1月18日 糖尿病歴と事故死・自殺 (糖尿病・代謝誌/日本多目的コホート)
糖尿病歴を有する者では、外因死のより高いリスクが観察された(男 リスク比1.4、95%信頼区間1.2-1.8、女性  リスク比1.6、95%信頼区間1.01-2.4)。
http://www.diabet-metabolism.com/article/S1262-3636%2815%2900167-6/fulltext

1月14日 食事の硝酸塩摂取の原発性開放隅角緑内障との関連 (米国医学会雑誌眼科学)
緑の葉菜類の1日0.31単位摂取に比べて、1.45単位以上摂取の多変量比率比(MVRR)は、全ての原発性開放隅角緑内障に対して0.82(95%信頼区間0.69-0.97、傾向検定 P=0.02)であり、傍中心の視野欠損を伴う原発性開放隅角緑内障に対して0.52(95%信頼区間0.29-0.96、傾向検定 P<0.001)であった。
http://archopht.jamanetwork.com/article.aspx?articleid=2480455

1月12日 高齢者における身体活動と冠動脈疾患および脳卒中のリスク (循環器学誌)
時速2マイル未満の歩行速度と比較すると、時速3マイルを超える速度で習慣的に歩いた者は、冠動脈疾患のリスク(0.50)、脳卒中のリスク(0.47)、脳卒中のリスク(0.50)が低かった。
http://circ.ahajournals.org/content/early/2015/11/04/CIRCULATIONAHA.115.018323.abstract

1月11日 砂糖入り飲料摂取は内臓脂肪組織の変化と関連している (循環器学誌)
内臓脂肪組織の体積は、砂糖入り飲料の非摂取者から毎日摂取者になるにつれ、月1杯未満では658立方cm、月1杯以上週1杯未満では649立方cm、週1杯以上日1杯未満では707立方cm、毎日1杯以上では852立方cm、増加した。
http://circ.ahajournals.org/content/early/2016/01/06/CIRCULATIONAHA.115.018704

1月6日 母親の経口避妊薬使用と先天異常のリスク (英国医学雑誌)
対照群(妊娠前3か月より前に使用)と比較して、重大な先天異常の有病の増加は、妊娠直前(0-3か月)に使用した女性(有病オッズ比0.98、95%信頼区間0.93-1.03)においても、妊娠後(0-3か月)に使用した女性(有病オッズ比0.95、95%信頼区間0.84-1.08)においても、経口避妊薬曝露によっては認められなかった。
http://www.bmj.com/content/352/bmj.h6712

1月6日 加糖飲料への消費税によるメキシコの商店における飲料の購入 (英国医学雑誌)
2014年に課税されなかったと仮定した場合に比べて、課税飲料の購入は平均6%(1日1人当たり-12mL)減少し、減少速度が増加して2014年12月までに12%減少した。
https://www.carenet.com/news/journal/carenet/41313

12月23日 心血管疾患と死亡の予防のための降圧 (ランセット誌)
収縮期血圧の10 mmHg縮減により、全原因死亡が有意に13%(相対危険度0.87、95%信頼区間0.84–0.91) 減少した。
http://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736%2815%2901225-8/abstract

12月17日 卵巣がん検診と死亡 (ランセット誌)
事前罹患例を除外しての、卵巣がんによる死亡の指定された解析では、多モード検診(CA125でのリスク評価による経腟超音波検査)と検診なしとの間で、死亡率に有意の差があった(p=0.021)。
http://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(15)01224-6/fulltext

12月14日 生涯の喫煙曝露と不妊および自然閉経年齢との関連 (喫煙管理誌)
間接喫煙曝露が最高段階の非喫煙女性は、不妊の調整オッズ比が1.18(95%信頼区間1.02-1.35)、早期閉経の調整オッズ比が1.18(95%信頼区間1.06-1.31)であった。
http://tobaccocontrol.bmj.com/content/early/2015/11/19/tobaccocontrol-2015-052510

12月10日 流行地域集団における疥癬管理のための集団薬物治療 (ニューイングランド医学雑誌)
有病率は標準治療群(ペルメトリン患者・接触者治療群)では49%減少し、ペルメトリン集団治療群では62%減少し、イベルメクチン集団治療群では94%減少した。
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1500987?af=R&rss=currentIssue

12月9日 幸福そのものは直接に死亡率に影響を与えるか (ランセット誌)
自己評価の健康、疾病治療、社会人口学的および生活習慣の因子で調整後、不幸は全原因(0.98)、虚血性心疾患(0.97)、癌(0.98)による死亡率と関連しなかった。
http://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736%2815%2901087-9/fulltext

12月8日 卵アレルギー児における弱毒生インフルエンザ予防接種の安全性 (英国医学雑誌)
全身性アレルギー反応は起こらなかった(95%信頼区間上限値 0.47%)。
http://www.bmj.com/content/351/bmj.h6291

12月8日 大腸がん検診受診の社会経済的格差を縮減するための根拠に基づく戦略の効果 (ランセット誌)
試験4(検診案内を繰り返すバナーの付いた強化された再度の案内状)では、有意な作用が社会経済的格差との間で見られ、最も恵まれない五分位の群(補正後オッズ比1.11、95%信頼区間1.04-1.20)では最も恵まれた五分位の群(1.00、0.94-1.06)よりも強い効果があった。
http://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736%2815%2901154-X/abstract

12月3日 HIV-1感染高リスク男性のオン・デマンド曝露前予防 (ニューイングランド医学雑誌)
テノホビル・エントリシタビン群では2人のHIV-1感染が、プラセボ群では14人の感染が起こり、86%の相対的減少(95%信頼区間 40-98%,P=0.002)であった。
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1506273?query=featured_home

12月2日 虚血性心疾患の死亡率と米国の微小粒子大気汚染の汚染源関連成分への曝露 (環境保健展望誌)
PM2.5による虚血性心疾患のハザード比は、PM2.5総体では1マイクログラム/立方メートルに対して1.05(95%信頼区間 1.02-1.08)であるのに対し、石炭燃焼のPM2.5では1マイクログラム/立方メートルに対して1.01であり、リスクは約5倍であった。
http://ehp.niehs.nih.gov/15-09777/

11月26日 強化血圧管理と標準血圧管理の無作為試験(SPRINT試験) (ニューイングランド医学雑誌)
糖尿病のない高血圧において、標準療法(収縮期血圧降圧目標140mmHg未満)に比べて強化療法(降圧目標120mmHg未満)では、一次評価項目群(心血管疾患)の発症が有意に低かった(年間1.65%対2.19%、ハザード比0.75)。
低血圧、失神、電解質異常、腎障害・腎不全による深刻な副作用の率は、標準療法より強化療法において有意に高かった。
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1511939?query=featured_homeあたり

11月24日 出産の曜日と産科的予後の関連 (英国医学雑誌)
周産期死亡率は週末の出産では1000人当たり7.3であり、週日より1000人当たり0.9高かった。
http://static.www.bmj.com/content/351/bmj.h5774

11月16日 母親のインフルエンザH1N1に対する予防接種と子の死亡 (英国医学雑誌)
一般集団対照群と比較して、妊娠時予防接種群の調整ハザード比は、死産では0.88、新生児死亡では0.82、その後の死亡では0.78であった。
http://www.bmj.com/content/351/bmj.h5585

11月16日 コーヒー摂取と全死亡率および死因別死亡率の関連 (循環器雑誌)
非喫煙者に限定すると、コーヒーを飲用しない者と比較して、死亡のハザード比は、1日に1杯以下で0.94、1.1~3杯で0.92、3.1~5杯で0.85、5杯を超えると0.88であった。
http://circ.ahajournals.org/content/early/2015/11/10/CIRCULATIONAHA.115.017341.full.pdf

11月11日 2型糖尿病の3年間発症を予測するリスク・スコア開発 (プロス・ワン誌/国立国際医療研究センター)
年齢、性、BMI、腹囲、高血圧、喫煙を含む非侵襲的モデルによるAUC(ROC曲線下面積)は0.717 であった。空腹時血糖とHbA1cを追加した侵襲的モデルでは、AUCは0.893に増加した。
http://kaigyoi.blogspot.jp/2015/11/23.html

11月10日 正常体重の腹部肥満 全死亡および心血管死亡の影響 (内科学紀要誌)
BMI正常でウエスト・ヒップ比では腹部肥満の男性は、BMIが正常で腹部肥満のない者に比べて、全死亡リスクが大きく(ハザード比1.87)、BMIが過体重で腹部肥満のない者またはBMIが肥満で腹部肥満のない者に比べて、死亡リスクが2倍であった(ハザード比2.24と2.42)。
http://annals.org/article.aspx?articleid=2468805

11月3日 病院で診断された小児の百日咳感染とてんかんの長期リスク (米国医学会雑誌)
10歳におけるてんかんの累積罹患率は、百日咳患者では1.7%であり、マッチした対照コホートでは0.9%であった。対応する調整全ハザード比は1.7(95%信頼区間1.3-2.1)であった。
http://jama.jamanetwork.com/article.aspx?articleID=2467554

11月2日 犬および農場の動物への早期の曝露と小児喘息のリスク (米国医学会小児科誌)
生後1年間の犬への曝露は、学齢期児童の喘息リスク減少と関連していた(オッズ比0.87)。
農場の動物への曝露は、学齢期児童と就学前児童の喘息リスク減少とそれぞれ関連していた。(オッズ比0.48とハザード比0.69)だった。
http://archpedi.jamanetwork.com/article.aspx?articleid=2467334

10月28日 高齢者におけるインフルエンザ・ワクチンの効果についてのスタチンの影響 (感染症誌)
インフルエンザA(H1N1)、A(H3N2)、B株への HI幾何平均抗体価を比較すると、長期のスタチン治療を受けていない対象に比べて長期のスタチン治療を受けている対象では、それぞれ38% (95%信頼区間 27%–50%)、 67% (95%信頼区間 54%–80%)、 38% (95%信頼区間 28%–29%) 低かった。
http://jid.oxfordjournals.org/content/early/2015/10/15/infdis.jiv456.full

10月26日 、国際がん研究機関 (IARC)の論文が赤肉と加工肉の摂取を評価する (WHO)
1日に食べられる加工肉50グラム毎に大腸がんのリスクが18%増加すると、専門家は結論を下した。
http://www.iarc.fr/en/media-centre/pr/2015/pdfs/pr240_E.pdf

10月21日 間接喫煙と日本の子供における乳歯のう歯の発症 (英国医学雑誌/京大)
家族に喫煙者がいない群と比較して、家族に喫煙がある群における傾向スコアで調整したう歯のリスクのハザード比は、タバコの煙への曝露の証拠がない群では1.46であり、タバコの煙への曝露群では2.14であった。
http://static.www.bmj.com/content/351/bmj.h5397

10月20日 職業被ばくによるがんリスク (英国医学雑誌)
白血病を除く全てのがんによる推定死亡率は、10年遅れて、累積線量で1グレイ当たり48%増加した。
0-100ミリグレイの線量範囲における推定された関連は、全線量範囲で得られた関連と、精密さは劣るが、同様であった。
http://www.bmj.com/content/351/bmj.h5359

10月12日 個人用防護具を脱ぐ間の医療従事者の汚染 (米国医学会雑誌内科学)
手袋とガウンを脱ぐ模擬実験で、蛍光ローションによる皮膚または衣服の汚染は46.0%に起こった。
http://archinte.jamanetwork.com/article.aspx?articleid=2457400

10月9日 座位行動と全原因死亡 (国際疫学誌)
5つの座位指標のいずれも死亡リスクの間で関連は観察されなかった。
http://ije.oxfordjournals.org/content/early/2015/10/09/ije.dyv191

10月5日 福島の18歳以下住民の超音波による甲状腺がん検査 (疫学誌)
福島県の対象地区と比較した甲状腺がんのオッズ比は2.6であった。
http://journals.lww.com/epidem/Abstract/publishahead/Thyroid_Cancer_Detection_by_Ultrasound_Among.99115.aspx#

9月30日 喫煙と反対の因果関係が心血管疾患における肥満パラドックスを造る (肥満誌)
対照群を正常体重を維持する者に限定すると、パラドックスは消失した。分析をさらに非喫煙者に限定すると、死亡リスクは過体重・肥満群において有意に高くなった。(ハザード比1.51)
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/oby.21239/full

9月29日 カルシウム摂取と骨折のリスク (英国医学雑誌)
食事中のカルシウムでは、ほとんどの研究がカルシウム摂取と骨折の間に関連がないことを報告していた。牛乳と乳製品のカルシウムでも、ほとんどの研究で関連がないことを報告していた。
カルシウムのサプリが骨折を予防するという根拠は弱く、一貫していなかった。
http://www.bmj.com/content/351/bmj.h4580

9月29日 がん検診のあり方に関する検討会 (がん検診のあり方に関する検討会)
乳がん検診項目に関する提言 マンモグラフィによる検診を原則とする。 超音波検査については、 引き続き検証していく必要がある。 2年に1度とする。
胃がん検診項目に関する提言 胃部エックス線検査又は胃内視鏡検査とする。 ペプシノゲン検査及びヘリコバクター・ピロリ抗体検査については、 引き続き検証を行っていく必要がある。 2年に1度とする。
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10901000-Kenkoukyoku-Soumuka/0000098765.pdf

9月18日 血管内カテーテル感染予防のためのクロルヘキシジン・アルコール対ポビドンヨード・アルコールによる皮膚消毒 (ランセット誌)
クロルヘキシジン・アルコール(カテーテル1000日当たり0.28)は、ポビドンヨード・アルコール (カテーテル1000日当たり1.77) に比べて、カテーテル関連感染の低い発生と関連していた(ハザード比0.15)。
http://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736%2815%2900244-5/abstract

9月16日 運動能力及び筋力と血管疾患及び不整脈のリスク (英国医学雑誌)
高い運動能力と高い筋力の組み合わせの者は低い運動能力と低い筋力の組み合わせの者に比べて、血管イベントのハザード比0.67、不整脈のハザード比0.92と関連していた。
http://www.bmj.com/content/351/bmj.h4543

9月15日 前立腺がんリスクに関するカロチンとリコピンの効果 (プロス・ワン誌)
食事のアルファ・カロチン摂取とリコピン摂取は全て、前立腺がんリスクの減少と関連していた。(相対危険度 アルファ・カロチン摂取 0.87、リコピン摂取 0.86)
http://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0137427

9月14日 心血管リスクの高い女性における地中海食と浸潤性乳がんのリスク (米国医学会雑誌)
対照群に対する多変量調整のハザード比は、低酸度オリーブオイルを加えた地中海食群では0.32(95%信頼区間0.13-0.79)であり、ナッツを加えた地中海食群では0.59(95%信頼区間0.26-1.35)であった。
http://archinte.jamanetwork.com/article.aspx?articleid=2434738

9月14日 妊娠間隔と自閉症スペクトラムのリスク (小児科誌)
妊娠間隔1年未満または6年以上の後に出生した子供は、妊娠間隔3以上4年未満の後に出生した子供に比較して、2-3倍に増加した自閉症スペクトラムのリスクを有していた。
http://pediatrics.aappublications.org/content/early/2015/09/08/peds.2015-1099.abstract

9月14日 小児期における住宅での殺虫剤への曝露とがん (小児科誌)
室内の住宅用殺虫剤への小児期の曝露は、小児白血病(オッズ比1.47)または小児のリンパ腫(オッズ比1.43)のリスクの有意な増加と関連していることがわかった。
http://pediatrics.aappublications.org/content/early/2015/09/08/peds.2015-0006.abstract

9月14日 中高年日本人の花粉症と全原因死亡 (臨床と実験のアレルギー誌)
花粉症は低い全原因死亡(ハザード比0.57)と新生物死亡(ハザード比0.48)と有意に関連していた。
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/cea.12638/full

9月1日 小児における3価不活化インフルエンザ・ワクチンの効果 (プロス・ワン誌/慶応大学)
A型、A 型(H1N1)パンデミック09、B型に対するワクチン効果は、それぞれ63%、77% 、26%であった。
http://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0136539

8月26日 糖尿病患者の喫煙と総死亡及び心血管イベントとの関連 (循環器誌)
喫煙と関連するプール解析の調整相対危険度(95%信頼区間)は、全死亡では1.55 (1.46-1.64)、心血管死亡では1.49 (1.29-1.71)であった。
非喫煙者に比較して、以前に喫煙した禁煙者では全死亡(1.19 95%信頼区間1.11-1.28)、心血管死亡(1.15; 1.00-1.32)のリスクが穏やかに上昇していた。
https://circ.ahajournals.org/content/early/2015/08/26/CIRCULATIONAHA.115.017926.abstract

8月25日 砂糖入り飲料に関連する世界、地域、国別の疾病負荷推定 (循環器誌)
砂糖入り飲料による死亡の割合は、65歳を超える日本人の1%未満から45歳未満のメキシコ人の30%まで及んでいる。
http://circ.ahajournals.org/content/early/2015/06/25/CIRCULATIONAHA.114.010636.abstract

8月19日 長時間労働と冠動脈心疾患および脳卒中のリスク (ランセット誌)
標準労働時間(週35−40時間)に比べて長い労働時間(週55時間以上)は、冠動脈心疾患発生のリスク増加(相対危険度1.13) および脳卒中発生のリスク増加(相対危険度1.33)と関連していた。
http://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736%2815%2960295-1/abstract

8月19日 ピロリ菌治療の比較した効果と副作用 ネットワーク・メタ解析  (英国医学雑誌)
良好に機能した治療 プロトンポンプ阻害薬と三種の抗菌薬(アモキシシリン、メトロニダゾールなど)を一緒に投与する7日間4剤併用療法など
http://www.bmj.com/content/351/bmj.h4052

8月18日 少量から中等量のアルコール摂取とがんのリスク (英国医学雑誌)
女性では、アルコール摂取1日5~14.9gでも、特に乳がんによって、アルコールに関連するがんのリスク増加と関連(相対危険度1.13)していた。
http://www.bmj.com/content/351/bmj.h4238

8月12日 飽和脂肪酸およびトランス不飽和脂肪酸摂取と全死因死亡率、心血管疾患および2型糖尿病のリスク (英国医学雑誌)
飽和脂肪酸は全死因死亡率、心血管疾患死亡または2型糖尿病と関連していなかった
総トランス脂肪酸摂取は、全死因死亡(相対危険度1.34)、心血管疾患死亡(1.28)および総心血管疾患(1.21)と関連していた。
反芻動物由来ではない工業的トランス脂肪酸は、心血管疾患死亡(1.18)および心血管疾患(1.42)と関連していた。
http://www.bmj.com/content/351/bmj.h3978

8月12日 統合失調症有病率の推定値における差異の評価 (BMC精神医学誌)
生涯有病率の中央推定値は0.48%であった。
http://www.biomedcentral.com/1471-244X/15/193/

8月4日 香辛料入り料理摂食と全体および死因別の死亡率 (英国医学雑誌)
香辛料入り料理を週1回未満摂取した者と比べての死亡の調整ハザード比は、香辛料入り料理を週に1-2日、3-5日、6-7日摂取した者では、それぞれ0.90、0.86 、0.86 であった。
香辛料入り料理摂食と死亡との負の関連は、がん、虚血性疾患及び呼吸器疾患による死亡においても観察された。
http://www.bmj.com/content/351/bmj.h3942

7月28日 前立腺がん検査における年齢補正PSA値 (プロス・ワン誌)
フリーPSA値21%以下との組合せで最適のがん特異性を有するPSAカットオフ値は、49歳以下と50−59歳で1.75 ng/ml、60−69歳で2.25 ng/ml、70歳以上で 3.25 ng/ml。
13−14名において1名の生検が避けられる (number needed to screen  13.3)
http://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0134134

7月28日 世界の慢性B型肝炎有病率の概算 (ランセット誌)
HBs抗原陽性は世界で3.61%であり、アフリカ地域諸国(8.83%)と西太平洋地域諸国(5.26%)で最も高かった。
http://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736%2815%2961412-X/abstract

7月28日 病院において手指衛生を推進する介入の比較的有効性 (英国医学雑誌)
2つの無作為化比較試験のメタ分析は、WHO-5の目標設定の追加が(手指衛生)遵守の改善と関連していることを示した。
http://www.bmj.com/content/351/bmj.h3728

7月24日 間接喫煙と脳卒中 (米国予防医学雑誌)
全ての脳卒中リスクは副流煙曝露者の間で30%増加していた。
http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0749379715001981

7月22日 日本人成人の喫煙・禁煙と2型糖尿病のリスク (プロス・ワン誌/国立国際医療研究センター)
多変量調整した糖尿病のハザード比は、非喫煙者で1、過去の喫煙者で1.16、現在の喫煙者で1.34であった。
喫煙したことのない者に比べて、禁煙5年未満、5-9年、10年以上の過去の喫煙者は、1.36、1.23、1.02という糖尿病のハザード比を示した。
http://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0132166

7月22日 地域在住の75-85歳女性における転倒による外傷予防に関する2年間の平衡訓練の有効性 (英国医学雑誌)
傷害のある転倒は、介入群では305回、対照群では397回であった(ハザード比0.81)。
介入群の女性は対照群女性に比べて、全ての運動検査において、有意により良好に遂行した。
http://www.bmj.com/content/351/bmj.h3830

7月21日 出生体重及びその後の生活の不健康な生活習慣と2型糖尿病予測 (英国医学雑誌)
多変量調整の相対危険度は、低出生体重1kgあたり1.45、不健康な生活習慣要因(BMI、喫煙、運動、飲酒、食事指数)の1つあたり2.10であった。
http://www.bmj.com/content/351/bmj.h3672

7月21日 糖添加飲料、人口甘味飲料、果汁の消費と2型糖尿病発生 (英国医学雑誌)
糖添加飲料の消費は、肥満症の調整前後で、1日1サービング当たり18%と13%、 2型糖尿病の発生増加と関連していた
人工甘味添加は、肥満症の調整前後で、1日1サービング当たり25%と8%
果汁は、肥満症の調整前後で、1日1サービング当たり5% と7%
http://www.bmj.com/content/351/bmj.h3576

7月7日 心・代謝系の多数疾患罹患の死亡率との関係 (米国医学会雑誌)
60歳において、糖尿病、脳卒中、心筋梗塞のうち、いずれか2疾患の病歴は12年間の平均余命短縮と関連し、3疾患全ての病歴は15年間の平均余命短縮と関連していた。
http://jama.jamanetwork.com/article.aspx?articleid=2382980&resultClick=3

7月7日 微小脳病変と脳卒中の発症および死亡 (米国医学会雑誌)
MRIで病変なしに比較して、3ミリ未満の病変のみでは、脳卒中のリスクは3倍(ハザード比3.47)であり、脳卒中関連死亡のリスクは3倍(ハザード比3.05)であった。
http://annals.org/article.aspx?articleid=2381647

7月2日 喫煙は精神疾患を起こすか (ランセット精神医学誌)
前向き研究では、非喫煙者に対する連日喫煙者における新たな精神疾患の全体の相対リスクを2.18と計算した。
http://www.thelancet.com/pdfs/journals/lanpsy/PIIS2215-0366%2815%2900152-2.pdf

6月30日 経口組み換えピロリ菌ワクチンの有効性、安全性と免疫原性(ランセット誌)
ワクチン効果は71.8%
http://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736%2815%2960310-5/abstract

6月21日 線量をモニターされた労働者における電離放射線と白血病・リンパ腫による死亡リスク (ランセット血液学誌)
追加線量は極めて低かった(平均年間1.1グレイ)。過剰な白血病死亡の相対リスクは、1グレイ当たり2.96であった。
http://www.thelancet.com/journals/lanhae/article/PIIS2352-3026%2815%2900094-0/abstract

6月16日 大腸がん検診の腺腫発見率の変動と障害の便益・費用 (米国医学会雑誌)
非検診患者で大腸がん死亡の生涯リスクは、1000当たり13.4であった。
検診群で大腸がん生涯死亡率は、低い大腸がん発見率から高い発見率になるにつれて減少した(第1五分群では5.7 対 第5五分位群では2.3)。
http://jama.jamanetwork.com/article.aspx?articleid=2320316

6月11日 院外心停止における迅速な心肺蘇生 (ニューイングランド医学雑誌)
傾向スコアで調整した場合、救急隊到着前の蘇生は30日生存率の増加と関連していた(オッズ比2.15)。
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1405796?query=featured_home

6月7日 世界の疾病負担研究 (ランセット誌)
障害調整生存年数の割合は、世界的に1990年における21.1%から2013年における31.2%に増加した。
http://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736%2815%2960692-4/abstract

6月5日糖入り甘味飲料・ダイエット炭酸飲料と脂肪肝 (肝臓病学雑誌)
脂肪肝のオッズ比は糖入り甘味飲料摂取に対して、月1単位-週1単位で1、週1単位-日1単位で1.32、日1単位以上で1.61であった。
http://www.journal-of-hepatology.eu/article/S0168-8278%2815%2900240-8/abstract

6月4日 2型糖尿病の血糖コントロールと心血管障害の追跡 (ニューイングランド医学雑誌)
中央値9.8年の追跡で、強化療法群では標準治療群よりも、重大心血管イベントのリスクは有意に低く(ハザード比0.83)、千人年当たり8.6イベントの絶対リスク減少があったが、心血管死亡率を減少させなかった。
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1414266?query=featured_home

6月3日 乳がん検診 (ニューイングランド医学雑誌/IARCワーキング・グループ)
検診を受けた50-69歳女性は、乳がんによる死亡リスクが約40%減少した。
検診を受けた70-74歳女性でも、乳がんによる死亡リスク減少が一貫して観察された。
40-44歳女性、45-49歳女性では、リスク減少は全般的にあまり顕著ではなかった。 
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMsr1504363?query=featured_home

6月2日 思春期の仲間のいじめと成人早期のうつ病への影響 (英国医学雑誌)
13歳でいじめられなかった子供に比べて、仲間にしばしばいじめられた子供は、うつ病のオッズが2倍以上に増加(調整オッズ比2.32)していた。
http://www.bmj.com/content/350/bmj.h2469

5月21日 電子タバコにおける成分分析の手法の開発に関する研究 (たばこの健康影響評価専門委員会)
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10601000-Daijinkanboukouseikagakuka-Kouseikagakuka/0000086464_1.pdf

5月20日 高い気温及び低い気温による死亡リスク (ランセット誌)
気温に帰せられる死亡は、高温による(0.42%)より低温により(7.29%)より多く生じていた。
http://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736%2814%2962114-0/abstract

5月19日 高齢者における脂質降下薬による一次予防と血管イベントの長期リスク (英国医学雑誌)
血管イベント歴のない者で、脂質降下薬使用者は、非使用者に比べて、卒中のリスクが減少していた(ハザード比0.66)
脂質降下薬使用と冠血管心疾患との間に、関連は認められなかった 
http://www.bmj.com/content/350/bmj.h2335

5月13日 握力の予後における意義 (ランセット誌)
握力は全原因死亡率、心血管死亡率、非心血管死亡率、心筋梗塞、卒中と逆に関連していた
http://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736%2814%2962000-6/fulltext

5月12日 「がんの年齢調整死亡率(75歳未満)の20%減少」の達成見込みについて (国立がん研究センター)
全体目標は85%の達成度(死亡率17%減)
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10904750-Kenkoukyoku-Gantaisakukenkouzoushinka/0000086248.pdf

5月11日 出生時の父親の年齢と成人の血液悪性腫瘍のリスク (米国疫学雑誌)
一人っ子では、出生時の父親の年齢が25歳未満に比べて35歳以上のハザード比は1.63であり、線形の量反応関係が示唆された。
http://aje.oxfordjournals.org/content/early/2015/05/07/aje.kwu487.abstract?sid=c08b8ee4-852c-457c-ae97-bc37d6d68626

5月5日 2型糖尿病における肥満の矛盾 (内科学紀要)
基準時に心血管疾患がない2型糖尿病患者で、標準体重の死亡リスクに比べて、過体重(BMI25-29.9)であることは低い死亡リスクと関連している一方、肥満患者(BMI>30)は同じくらいの死亡リスクであった。
http://annals.org/article.aspx?articleid=2288519

5月5日 クロストリジウム・ディフィシル感染の再発予防のための毒素非産生クロストリジウム・ディフィシル株M3の芽胞投与 (米国医学会雑誌)
治療により出現した重篤な有害事象は、プラセボを服用した患者の7%と毒素非産生株を服用した3%で報告された。
クロストリジウム・ディフィシル感染の再発は、プラセボ患者の30%と毒素非産生株投与患者の11%で起こった(オッズ比0.28)。
http://jama.jamanetwork.com/article.aspx?articleid=2281703

4月29日 禁煙と2型糖尿病患者の血糖コントロールとの関連 (ランセット糖尿病・内分泌学誌)
HbA1cは禁煙1年以内で0.21%上昇した。HbA1cは禁煙継続の間に減少し、3年後に喫煙継続者に相当する値になった。
http://www.thelancet.com/journals/landia/article/PIIS2213-8587%2815%2900082-0/abstract

4月28日 高齢者におけるアジュバントを用いた帯状疱疹サブユニット・ワクチンの効果 (ニューイングランド医学雑誌)
帯状疱疹に対する全体のワクチン効果は97.2%(95%信頼区間 93.7%-99.0%)であった
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1501184

4月20日 高齢者の心血管のイベントおよびに死亡に関する喫煙と禁煙の影響 (英国医学雑誌)
喫煙状況の心血管死亡率との関連のランダム効果モデルのメタ分析では、非喫煙者と比較して、現在の喫煙者ではハザード比は2.07、以前の喫煙者ではハザード比は1.37であった。
http://www.bmj.com/content/350/bmj.h1551

4月20日 有効性評価に基づく胃がん検診ガイドライン 2014年度版 (国立がん研究センター)
胃内視鏡検査 対策型検診・任意型検診としての実施を勧めます。検診対象は50歳以上が望ましく、検診間隔は2~3年とすることが可能です。
http://canscreen.ncc.go.jp/pdf/iganguide150331.pdf
http://www.ncc.go.jp/jp/information/press_release_20150420.html

4月16日 大腸がん検診が有益である期間 (英国医学雑誌)
絶対危険度の0.001の低下(1,000の軟性S状鏡結腸検診により1例の大腸がん関連死亡を予防)を観察するのに、9.4年かかった
http://www.bmj.com/content/350/bmj.h1662

4月14日 2型糖尿病検診 (内科学紀要)
糖尿病検診は追跡10年後の死亡率を改善しなかった
http://annals.org/article.aspx?articleid=2246121

4月14日 母親の糖尿病の子の自閉症との関係 (米国医学会雑誌)
母親の元来存在した2型糖尿病は子の自閉症スペクトラム障害のリスクと有意に関連してはいなかったが、妊娠26週以前に診断された妊娠糖尿病は有意に関連していた(ハザード比1.42)
https://jama.jamanetwork.com/article.aspx?articleid=2247143&utm_content=sidebar-previous&utm_term=icymi&utm_source=Silverchair%20Information%20Systems&utm_medium=email&utm_campaign=MASTER:JAMALatestIssueTOCNotification04/21/2015#Abstract

4月8日 トリソミーの非侵襲的検査のためのセルフリーDNA分析 (ニューイングランド医学雑誌)
21トリソミーは標準スクリーニング群では78.9%検出されたのに対して,セルフリーDNA検査群では100%検出された。
偽陽性率はセルフリーDNA群では0.06%であり、標準スクリーニング群では5.4%であった。
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1407349?query=featured_home&

4月7日 BRCA1・BRCA2変異の型および部位と乳がん・卵巣がんリスクとの関連 (米国医学会雑誌)
BRCA1変異キャリアでは、46%の女性が乳がんと、12%が卵巣がんと、5%が乳がんと卵巣がんと、37%ががんがないと診断された。BRCA2変異キャリアでは、52%、6%、2%、40%であった
http://jama.jamanetwork.com/article.aspx?articleid=2214084

4月1日 男性の卵摂取と2型糖尿病リスク (米国臨床栄養学雑誌)
卵摂取が最大4分位の者は最小の者に対して、2型糖尿病発症リスクが38%低かった
http://ajcn.nutrition.org/content/early/2015/04/01/ajcn.114.104109.abstract

3月24日 大気汚染への短期ばく露と卒中 (英国医学雑誌)
ガス状および粒子状(PM)大気汚染物質は、卒中による入院および死亡と明白かつ時間的に密接な関連がある。
http://www.bmj.com/content/350/bmj.h1295?etoc=

3月19日 成人肺炎球菌肺炎に対する多糖体結合型ワクチン (ニューイングランド医学雑誌)
高齢者でPCV13ワクチンはワクチン株肺炎球菌の市中肺炎と侵襲性肺炎球菌感染症を予防することに効果があったが、全原因による市中肺炎を予防することに効果がなかった
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1408544

3月17日 遺伝子変異によるアスピリン・非ステロイド抗炎症薬使用と大腸がんリスクとの関連 (米国医学会雑誌)
アスピリン・非ステロイド抗炎症薬使用は、rs2965667(一塩基多型)TT型の人では大腸がんのリスク低下(オッズ比0.66)と関連しており、TA型またはAA型の人ではリスク上昇と関連していた
http://jama.jamanetwork.com/article.aspx?articleid=2203800#Abstract

3月15日 高血圧成人の卒中一次予防における葉酸治療の効果 (米国医学会雑誌)
エナラプリル単独群(3.4%)に比べて、エナラプリル・葉酸併用群では初回卒中リスクの有意な減少(2.7%)があった
http://jama.jamanetwork.com/article.aspx?articleid=2205876

3月12日 バレニクリンと関連する神経精神系の有害事象リスク (英国医学雑誌)
このメタ分析で、バレニクリン(禁煙補助薬)による自殺・自殺企図、自殺念慮、うつ、死亡のリスク増加の根拠は見いだせなかった
http://www.bmj.com/content/350/bmj.h1109

3月11日 日本人のコーヒー摂取と死亡率の関連 (米国臨床栄養学雑誌)
コーヒーを飲まない者に比べてのコーヒーを摂取する者の総死亡のハザード比は、一日1杯未満で0.91、1-2杯で0.85、3-4杯で0.76、5杯以上で0.85である。
http://ajcn.nutrition.org/content/early/2015/03/11/ajcn.114.104273.abstract

3月10日 アルデヒド脱水素酵素2の東アジアの変異は冠動脈れん縮性狭心症と関連している (循環器誌)
多変量ロジスティック回帰分析では、アルデヒド脱水素酵素2*2遺伝子型と喫煙は、冠動脈れん縮性狭心症と有意に関連していた
http://circ.ahajournals.org/content/131/19/1665.abstract

3月5日 E型肝炎ワクチンの長期効果 (ニューイングランド医学雑誌)
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1406011?af=R&rss=currentIssue

3月4日 ピーナッツ・アレルギーのリスクを有する小児のピーナッツ摂取の無作為試験 (ニューイングランド医学雑誌)
皮膚プリックテストが最初に陰性であった治療意図群の幼児の間では、年齢60か月でのピーナッツ・アレルギー有病率は、ピーナッツ回避群では13.7%であり、摂取群では1.9%であった。
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1414850

3月2日 菜食と大腸がんリスク (米国医学会雑誌)
菜食主義者と非菜食主義者の調整ハザード比は全大腸がんにたいして0.78であった。魚介菜食主義者では0.57であった
http://archinte.jamanetwork.com/article.aspx?articleid=2174939&resultClick=3

3月2日 ナッツ・ピーナッツ摂取と総死亡及び死因別死亡の関係の前方視的評価 (米国医学会雑誌)
ナッツ摂取は総死亡と負の関連があり、摂取の最高五分位群と最低五分位群の調整ハザード比は、米国(低社会経済集団)コホートでは0.79、上海コホートでは0.83であった。
http://archinte.jamanetwork.com/article.aspx?articleid=2173094#Abstract

2月25日 睡眠時間と脳卒中リスク (神経内科学誌)
長時間睡眠は脳卒中リスクの増加(ハザード比 1.46)と有意に関連していた
http://www.neurology.org/content/early/2015/02/25/WNL.0000000000001371.abstract

2月24日 飲料水のフッ化物レベルは甲状腺機能低下症の有病率と関連しているか (疫学・地域保健雑誌)
飲料水中の高いフッ化物レベルは、甲状腺機能低下症の予測有病率に有効に寄与している
http://jech.bmj.com/content/early/2015/02/09/jech-2014-204971

2月23日 手洗いと食器洗浄機における小児のアレルギー (小児科学雑誌)
食器を手洗いする家庭では小児のアレルギー疾患は食器洗浄機を使用する家庭の小児より少なかった
http://pediatrics.aappublications.org/content/135/3/e590.full

2月23日 サウナ入浴と心血管及び全死因の死亡率との関係 (米国医学会雑誌)
週1回サウナ浴の男性に比較して、心突然死のハザード比は週2-3回のサウナ浴では0.78、 週4-7回のサウナ浴では0.37であった
http://archinte.jamanetwork.com/article.aspx?articleid=2130724

2月19日 日本人の低炭水化物食と2型糖尿病リスク (プロス・ワン誌)
高蛋白・脂質の低炭水化物食は、女性において2型糖尿病のリスク低下と有意に関連していた
http://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0118377

2月12日 喫煙と死亡率 確立された原因を超過 (ニューイングランド医学雑誌)
現在の喫煙者の超過死亡の約17%は確立された21疾患以外との関連によるものであった。これらは現在の喫煙と腎不全、腸虚血、高血圧性心疾患、感染症、各種呼吸器疾患、乳がんと前立腺がんによる死亡との関連を含んでいた。
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMsa1407211

2月10日 年齢によるアルコール消費と全死因死亡率 (英国医学雑誌)
適正飲酒による死亡率減少効果は因子調整により減弱する
飲酒歴のある非飲酒者を除外することにより、この効果はさらに減弱する
http://www.bmj.com/content/350/bmj.h384

2月10日 ジョギングの量と死亡率 (米国循環器協会雑誌)
軽度、中程度、強度に分けると、死亡率の最も低いハザード比は軽度にジョギングする者に見られ、その次は中度にジョギングする者であった
http://content.onlinejacc.org/article.aspx?articleID=2108914

2月5日 南日本の市中肺炎発症に関連する因子 (国際老年医学・老人学雑誌)
肺炎患者では低アルブミン血症とBMI低値が多い一方、自ら外出可能な者の割合と季節性インフルエンザ・ワクチン接種率は肺炎患者で低かった
https://www.carenet.com/news/general/carenet/39480

1月29日 成人インフルエンザのオセルタミビル治療 無作為化比較試験のメタアナリシス (ランセット誌)
症状軽減のための時間は21%短く、中央値はオセルタミビルで97.5時間、プラセボで122.7時間であった
http://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736%2814%2962449-1/fulltext

1月27日 クロルヘキシジン清拭と院内感染 (米国医学会雑誌)
毎日のクロルヘキシジン清拭は、中心静脈カテーテル関連血流感染、カテーテル関連尿路感染、人工呼吸器関連肺炎、クロストリジウム・ディフィシル感染を含む院内感染を減らさなかった
http://jama.jamanetwork.com/article.aspx?articleid=2091544

1月27日 閉経後の体重変化と骨折発生率 (英国医学雑誌)
体重安定に比べて、体重減少は股関節・上肢・体幹の高い骨折発生率と関連し、体重増加は上下肢の高い骨折率と関連していた
http://www.bmj.com/content/350/bmj.h25

1月20日 肺炎による入院と心血管疾患発症の関連 (米国医学会雑誌)
肺炎後の心血管疾患のハザードは、最初の30日で4.07、31日と90日の間で2.94、91日と1年の間で2.10であった
http://jama.jamanetwork.com/article.aspx?articleid=2091304

1月19日 高齢者の摂取塩分、死亡率と心血管疾患リスク (米国医学会雑誌 内科学)
10年間の死亡率は、1日2300mgのナトリウム(注 食塩5.85g)を摂取するグループに比べて、1500mgから2300mgを摂取するグループで有意に低いとは言えなかった
http://archinte.jamanetwork.com/article.aspx?articleid=2091399

1月15日 職業と食道の腺癌・扁平上皮癌のリスク (国際がん雑誌)
男性ではがんリスクの増加が、ウェイター、調理員・司厨員、船員、様々な建設労働者、食品従事者、運転手で観察された
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/ijc.29409/abstract

1月13日 長時間労働とアルコール飲用 系統的レビューとメタアナリシス (英国医学雑誌)
新たに始まった危険なアルコール飲用のオッズ比は、前向きデータの分析において1.12であった。
http://www.bmj.com/content/350/bmj.g7772

1月8日 子供における四価デング・ワクチンの効果 (ニューイングランド医学雑誌)
ワクチン効果は、パープロトコール(計画適合)解析では60.8%、ITT(治療意図)解析では64.7%であった。入院に対するワクチン効果は80.3%であった。
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1411037

1月2日 2型糖尿病とがん 観察研究のメタアナリシスの包括的レビュー (英国医学雑誌)
研究された関連の少数のみが強固なエビデンスを有していた。があると認められたのは、乳がん、肝内胆管がん、大腸がん、子宮内膜がんの4つが関連を保っていた
http://www.bmj.com/content/350/bmj.g7607

12月24日 禁煙のシスチン対ニコチンの比較 (ニューイングランド医学雑誌)
継続禁煙へのシスチンの効果は1週、2月、6月で、ニコチン置換療法のそれよりも優越性があった。
6月の自己申告の副反応は、ニコチン置換療法を受けている集団よりもシスチン集団でより頻回に起こった。
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1407764

12月18日 HDLコレステロール流出能と付随する心血管疾患 (ニューイングランド医学雑誌)
ベースラインHDLコレステロール値は心血管疾患と関連していなかった。
コレステロール流出能の最も高い四分位群と最も低い四分位群を比較すると、心血管疾患の67%の減少があった。
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1409065

12月17日 動脈硬化リスク要因を有する60歳以上の日本の患者における心血管疾患の一次予防のための低用量アスピリン (米国医学会雑誌)
心血管死亡および非致死的脳卒中・心筋梗塞の複合的結果のリスクを有意に減少させなかった
http://jama.jamanetwork.com/article.aspx?articleid=1936801

12月2日 有効性評価に基づく胃がん検診ガイドライン2014年版・ドラフト (「有効性評価に基づく胃がん検診ガイドライン」作成委員会)
胃内視鏡検査(証拠のレベル2+、推奨グレードB) 対策型検診・任意型検診としての実施を推奨する。検診対象は50歳以上が望ましく、検診間隔は2~3年とすることができる。
ペプシノゲンとヘリコバクター・ピロリ抗体の併用法(証拠のレベル3、推奨グレードI) 対策型検診としての実施は推奨しない。
http://canscreen.ncc.go.jp/pdf/igan_draft141202.pdf

11月24日 一次救命処置と二次救命処置により治療された院外心停止後の結果 (米国医学会雑誌)
一次救命処置を受けた院外心停止患者は二次救命処置を受けた患者に比べて、退院時生存及び90日間生存がより高く、神経機能障害がより少ないようであった
http://archinte.jamanetwork.com/article.aspx?articleid=1939373

11月6日 肺がん検診治験におけるCT検診の費用効果 (ニューイングランド医学雑誌)
低線量CT検診の費用効果比は、生存年当たり52,000ドル、質調整生存年あたり81,000ドルであった
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1312547

10月31日 経口避妊薬使用と死亡率 (英国医学雑誌)
全死因死亡率は使用歴により有意に異ならなかった
使用は暴力・事故による死亡と乳がん死亡の増加と関連している一方、卵巣がん死亡は少なかった
http://www.bmj.com/content/349/bmj.g6356

10月28日 牛乳摂取と死亡および骨折のリスク (英国医学雑誌)
女性では、牛乳毎日3杯以上摂取では1杯未満摂取に比べて、調整死亡率1.93であった
女性のミルク一杯追加摂取で、骨折リスクの減少は認められなかった
http://www.bmj.com/content/349/bmj.g6015

10月26日 食品フラボノールによる歯状回機能強化は高齢者の認知機能を改善 (ネイチャー神経科学)
無作為化比較試験において、ココア高含有食を摂取した50-69歳の健康人では、磁気共鳴機能画像法および認知機能検査による評価において、帯状回機能が強化
http://www.nature.com/neuro/journal/vaop/ncurrent/full/nn.3850.html

10月1日 バイオマーカー、無症候病態と心血管疾患発症の関連 (循環器誌)
心血管健康スコアと心血管疾患発生の負の相関は、部分的にその心血管バイオマーカーと無症候病態への影響によると考えられる
http://circ.ahajournals.org/content/early/2014/10/01/CIRCULATIONAHA.114.009273.abstract

9月16日 子宮頸部HPVのための尿中HPV検査の正確性 (英国医学雑誌)
いずれかのHPVの尿中検出は、感度87%、特異度94%であった
http://www.bmj.com/content/349/bmj.g5264

9月2日 低炭水化物と低脂肪のダイエット効果 (内科学紀要誌)
低炭水化物食は低脂肪食よりも体重減少と心血管リスク因子の縮減のために効果的であった
http://annals.org/article.aspx?articleid=1900694

8月28日 腺腫切除後の大腸がん長期予後 (ニューイングランド医学雑誌)
高いリスク腺腫切除後の大腸がん死亡比(1.16)は高く、低リスク腺腫切除後の大腸がん死亡比(0.75)は低かった。
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1315870

8月14日 尿中ナトリウム・カリウム排泄と血圧との関連 (ニューイングランド医学雑誌)
ナトリウム・カリウム摂取と血圧との関連は線形ではなく、高ナトリウム食摂取者、高血圧患者、高齢者で、最も顕著であった。
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1311989?query=featured_home

8月14日 BMIと22種のがんのリスク (ランセット誌)
BMIの5毎の上昇は、子宮、胆囊、腎、子宮頸部、甲状腺の癌と白血病のリスクと、概ね直線的に関連していた。
http://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736%2814%2960892-8/fulltext

8月12日 潜在性結核の治療 (内科学紀要誌)
オッズ比はイソニアジド6か月で0.64、リファンピシン3-4か月で0.41、リファペンチン-イソニアジドで0.61、リファンピシン-イソニアジド3-4か月で0.52で、プラセボより効果があった。
http://annals.org/article.aspx?articleid=1895308

8月5日 小児の結核感染へのBCG予防接種の効果 (英国医学雑誌)
感染予防効果は19%
活動性結核への進展に関する情報を有する研究に限ると、感染予防は27%、活動性結核予防は71%であった
http://www.bmj.com/content/349/bmj.g4643

7月29日 果物・野菜の摂取と死亡率 (英国医学雑誌)
全死亡リスクがそれ以上減少しない、果物・野菜が1日約5サービングの閾値がある
http://www.bmj.com/content/349/bmj.g4490

7月21日 アルコールと心血管疾患 (高血圧誌)
室内温度は冬季において屋外温度よりも、血圧とより強い関連を示す
http://journals.lww.com/jhypertension/Abstract/2014/08000/Stronger_association_of_indoor_temperature_than.8.aspx

7月16日 妊婦への百日咳予防接種の効果 (ランセット誌)
3か月未満の乳児で大きく減少した
http://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736%2814%2960686-3/abstract

7月10日 アルコールと心血管疾患 (英国医学雑誌)
アルコール脱水素酵素1Bの変異(rs1229984のA-alleleキャリア)では、アルコール消費量少なく、冠血管疾患のオッズ比が低い
http://www.bmj.com/content/349/bmj.g4164

7月9日 バレニクリン・ニコチン代替併用療法のバレニクリン単独と比較した禁煙効果 (米国医学会雑誌)
併用療法は12週(オッズ比1.85)および24週(オッズ比1.98)におけるより高い禁煙継続率と関連していた。
http://jama.jamanetwork.com/article.aspx?articleid=1886188#Abstract

7月7日 慢性閉塞性肺疾患(COPD)発生率と関連する体格測定値と身体活動 (カナダ医学会誌)
腹囲径はCOPDと正の関連があり、臀囲(ヒップ)径および身体活動はCOPDと負の関連がある。
http://www.cmaj.ca/content/early/2014/07/07/cmaj.140025

6月11日食品 蛋白摂取と脳卒中リスクの量的分析 (神経学)
少量摂取と比較した多量摂取の脳卒中相対危険度は0.8であった
http://www.neurology.org/content/early/2014/06/11/WNL.0000000000000551.short

6月10日 皮膚の母斑と乳がんの関連 (プロス医学誌)
母斑のない女性に比べて、15以上母斑のある女性の乳がんの調整相対危険度は1.35であった。
母斑のある閉経後女性では、血漿ホルモン値が高かった。
http://www.plosmedicine.org/article/info%3Adoi%2F10.1371%2Fjournal.pmed.1001659#abstract1

6月10日 若年成人の食物タンパク源と乳がんり患 (英国医学雑誌)
より多い赤肉摂食は乳がんのリスク因子であるかもしれない
http://www.bmj.com/content/348/bmj.g3437

6月2日 BMIと脳卒中による死亡  肥満のパラドックスは存在しない(アメリカ医学会雑誌)
正常体重、過体重、肥満の患者の間で、最初の一月に脳卒中による死亡のリスクの差はない。
BMIの大きい患者では、脳卒中は有意に若い年齢で発生する。
http://archneur.jamanetwork.com/article.aspx?articleid=1875832

5月28日 晩年のシニカルな不信感と認知症リスクと死亡率 (神経学)
最も高い程度のシニカルな不信感を有する者は、交絡因子調整後で認知症の高いリスクを有する
http://www.neurology.org/content/early/2014/05/28/WNL.0000000000000528.short?sid=721b4254-b369-4b4b-972c-75fd2a188f8b

5月20日 ピロリ菌無症状感染者の胃がん予防のための除菌 (英国医学雑誌)
除菌による胃がん発生の相対危険度は0.66、95%信頼区間0.45-0.95
http://www.bmj.com/content/348/bmj.g3174

5月12日 レスペラトロール濃度と高齢地域住民の死亡率 (JAMA内科学)
高齢地域住民において、尿中レスベラトロール濃度は炎症マーカーまたは死亡率と関連がなかった。
http://archinte.jamanetwork.com/article.aspx?articleid=1868537

4月29日 中年の運動能力と13年間の生存 (英国医学雑誌)
53歳における握力、いす起立速度、起立平衡時間という運動能力の低い水準または能力測定不能は高い死亡率と関連している。
http://www.bmj.com/content/348/bmj.g2219

4月23日 15-ヒドロキシプロスタグランティン脱水素酵素発現と関係したアスピリンと大腸がんのリスク (サイエンス トランスレーショナル医学)
アズピリン常用は高い15PDGH発現と関係して起こる大腸がんの低い罹患と関連しているが、正常大腸粘膜の低い15PDGH発現とでは関連しない
http://stm.sciencemag.org/content/6/233/233re2

4月10日 成人と小児におけるインフルエンザへのオセルタミビル (英国医学雑誌)
予防投与でオセルタミビルは有症状インフルエンザを減少させた
http://www.bmj.com/content/348/bmj.g2545?ijkey=7678fa847ad111dfc07b26ad309a4813c945106c&keytype2=tf_ipsecsha&linkType=ABST&journalCode=bmj&resid=348/apr09_2/g2545&atom=/bmj/348/bmj.g2630.atom

3月31日 果物・野菜摂取と死亡率 英国調査 (疫学と地域保健誌)
野菜は果物より死亡率減少とより強い関連がある
http://jech.bmj.com/content/early/2014/03/03/jech-2013-203500.abstract

3月28日 前立腺がん検診の利害についての60歳時の血中PSA値の影響 (英国医学雑誌)
PSA値2ng/mL以上の高リスク男性を検診することの利益は大きい一方、60歳時に1ng/mL未満の男性にとっては、検診は死亡率低下のない過剰診断に至るだろう。
http://www.bmj.com/content/348/bmj.g2296

3月19日 大腸がん健診のための多標的便DNA検査 (ニューイングランド医学雑誌)
大腸がんの感度92%、特異度86%
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1311194?query=featured_home

3月18日 食事、血中、補充の脂肪酸と冠血管疾患リスクの関連 (内科学アナルズ)
多価不飽和脂肪酸の多量摂取と総飽和脂肪酸の少量摂取を奨励する指針を現在のエビデンスは明確には支持しない。
http://annals.org/article.aspx?articleid=1846638

3月12日 局所インテグレース阻害薬による膣SHIV感染からのマカクザルの曝露後予防 (サイエンス トランスレーショナル医学)
ウイルス曝露直前か曝露後三時間以内に実施された場合予防する
http://stm.sciencemag.org/content/6/227/227ra35

2月24日 配偶者死別後の心血管イベントのリスク増加 (米国医学会雑誌)
配偶者死後30日以内において心筋梗塞・脳卒中の相対危険度2.2
http://archinte.jamanetwork.com/article.aspx?articleID=1832196

2月20日 閉経前と閉経後女性の大豆イソフラボン摂取と乳がんリスクの関連 (プロス・ワン誌)
大豆大豆イソフラボン摂取はアジアの国で閉経前および閉経後の女性の乳がんリスクを下げることができる
http://www.plosone.org/article/info%3Adoi%2F10.1371%2Fjournal.pone.0089288

2月13日 23価肺炎球菌多糖体ワクチンの60歳以上一般住民の市中肺炎に対する効果 (臨床感染症雑誌)
全対象に対する効果はなかったように思われるが、接種後5年以内では効果があった
http://cid.oxfordjournals.org/content/early/2014/02/13/cid.ciu002.short?rss=1

2月11日 無作為乳がん健診の罹患率・死亡率の25年間追跡 (英国医学雑誌)
40-59歳の毎年のマンモグラフィーは理学的検査または通常医療に比べて、アジュバント治療が利用できる場合、乳がん死亡率を減少させなかった。
http://www.bmj.com/content/348/bmj.g366

2月6日 糖過剰摂取と心血管死亡  (米国医学会雑誌)
添加糖消費と心血管死亡リスク増加に有意な関連を観察
http://archinte.jamanetwork.com/article.aspx?articleid=1819573

1月16日 HPV検査陰性女性の予防効果の長期的継続 (英国医学雑誌)
HPV検診で検査陰性の女性における頸部上皮内高度異形成の低い長期リスクは、このような女性の5年間隔の検診を支持した
http://www.bmj.com/content/348/bmj.g130

1月16日 ダイエット飲料消費とカロリー摂取 (米国公衆衛生雑誌) 
過体重・肥満成人においては、健常体重成人よりダイエット飲料を飲用し、糖加飲料よりダイエット飲料を引用する者でより多くの固形食品カロリーを所費する
http://ajph.aphapublications.org/doi/abs/10.2105/AJPH.2013.301556

12月19日 食物繊維摂取と心血管疾患のリスク (英国医学雑誌) 
食物繊維摂取が多いことは心血管疾患及び冠動脈性心疾患のリスク低下と関連している
http://www.bmj.com/content/347/bmj.f6879

12月19日 受動喫煙は非喫煙者のCOPDリスクの増大と関連 (チェスト誌)
http://journal.publications.chestnet.org/article.aspx?articleID=1791024

12月17日 毎日のスタチンは医者いらず、ことわざ比較評価モデル研究 (英国医学雑誌) 
50歳以上の成人で1日1錠のスタチン服用と1日1個のリンゴで血管疾患死亡率は同様の減少
http://www.bmj.com/content/347/bmj.f7267

12月9日 大気汚染長期曝露の死亡率への影響 (ランセット誌)
PM2.5曝露に対するハザード比は、欧州の年平均上限値25μg/m3未満の汚染濃度への曝露者に限定しても、有意に上昇
http://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(13)62158-3/abstract

11月20日 ナッツ接種と総・原因別死亡率の関連 (ニューイングランド医学雑誌)
ナッツ摂取量は死亡率と逆相関http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1307352
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/hotnews/nejm/201312/533864.html

11月8日 浸潤子宮頸がん予防へのHPVスクリーニングの有効性 (ランセット誌) 
細胞診より60-70%大きい防護を与える
http://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(13)62218-7/abstract

11月8日 FDAはトランス脂肪酸を規制対象とする (FDA) 
http://www.fda.gov/ForConsumers/ConsumerUpdates/ucm372915.htm

10月23日 合併症患者のインフルエンザワクチンと循環器への効果の関連 (米国医学会雑誌) 
http://jama.jamanetwork.com/article.aspx?articleid=1758749
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/hotnews/jama/201311/533419.html

10月3日 米国の咽頭痛成人への抗生剤処方 (JAMA内科) 
抗生剤が必要な患者は10%のみであるが、アメリカでは60%に処方されている
http://archinte.jamanetwork.com/article.aspx?articleid=1745694

10月2日 東・南アジアにおけるBMIと心血管死亡率の関連 (英国医学雑誌) 
東アジアでは、BMI高値・低値とも冠血管心疾患・脳卒中のリスク上昇
http://www.bmj.com/content/347/bmj.f5446

9月27日 有効性評価に基づく乳がん検診ガイドライン ドラフト (厚生労働科学研究) 
マンモグラフィ単独法(40~49 歳):推奨グレードB
http://canscreen.ncc.go.jp/pdf/nyugan_draft130925.pdf

9月19日 内視鏡検査後の大腸がん長期発症・死亡率 (ニューイングランド医学雑誌) 
毎年スクリーニング30年間追跡の相対リスク0.68
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1300720

9月19日 大腸がんスクリーニング長期死亡率 (ニューイングランド医学雑誌)
大腸癌死亡のハザード比は大腸内視鏡検査スクリーニングを受けた後では0.32
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1301969

7月31日 有効性評価に基づく胃がん検診ガイドライン ドラフト (厚生労働科学研究)
胃内視鏡:推奨グレード I
http://canscreen.ncc.go.jp/pdf/igan_draft130730.pdf

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